ハッカー少女の知りたい好奇心   作:アッシュクフォルダー

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第二話 どうしたら喋ってくれるの?

後日、鳳えむと望月穂波は、B組のクラスに来ていた。

 

「ねぇねぇ、穂波ちゃん、どうしたら、いいと思う?」

 

「うーん、陽菜ちゃんの心を開かせるには…」

 

「どうしたら、いいんだろう?」

 

「…」

 

すると、陽菜がえむと穂波を見ていた。

 

「難しいね」

 

「うーん…あっ、いいこと、思いついた!」

 

「えむちゃん、何か思いついたの?」

 

「積極的に、話しかけてみる!」

 

「それで、大丈夫なの?」

 

「でも、やりたいとは、思っているし、

陽菜ちゃんも、嫌がっていないみたいだし。

やってみないと!」

 

「う、うん…」

 

「よーし!無口で人見知りの、陽菜ちゃんの、

コミュニケーションの練習をさせよう!」

 

「それで、大丈夫なのかな…?」

 

「大丈夫だよ!根気よく、話しかければ、

きっと、上手くいくよ!」

 

「わ、わかった、応援しているね、えむちゃん」

 

「うんっ!」

 

 

 

後日、えむは、陽菜に、話しかけてきた。

 

「おはよう!陽菜ちゃん!」

 

「…」

 

「陽菜ちゃん、元気かな?」

 

「…」

 

「ねぇねぇ」

 

「…」

 

「やっぱり、難しいな」

 

「ハッキング…チェッカー…」

 

(あっ、喋ってくれた!

でも、ハッキングとか、チェッカーとか、何だろう?)

 

「エクスプロイトデータベース…」

 

(よくわからないけど、喋ってはくれてるみたい!)

 

と、えむは思っていた。

 

「ねぇねぇ、陽菜ちゃん!」

 

「?」

 

と、陽菜は、首を傾げた。

 

「陽菜ちゃん!今日も、わんだほーい!

な、一日になるといいね!」

 

すると、陽菜は真顔で首を傾げた。

 

「あっ!反応してくれた!

あっ、そろそろ、授業いかないと!」

 

「…」

 

 

放課後になり、えむは陽菜に話しかけた。

 

「陽菜ちゃん!今日も、一緒に帰ろう!」

 

「…」

 

「よーし!一緒に帰るぞー!」

 

「…」

 

 

帰り道の時になった。

 

「陽菜ちゃん!陽菜ちゃん!学校生活は、楽しい?」

 

陽菜は、少しだけ頷く。

 

「あたしは、楽しいと思っているの!

もう、わんだほーいって、感じに楽しんでいるんだ!」

 

陽菜は首を傾げた。

 

「陽菜ちゃんって、何て言うか…シーンって、なっているけど、

でも、よく見ると、大人っぽいし!

神秘的で、カワイイと、思うけどなー」

 

「…」

 

「陽菜ちゃん?」

 

「?」

 

「陽菜ちゃんっ!」

 

と、えむは、陽菜に抱き着いた!

 

「!」

 

「えへへー陽菜ちゃんって、抱き着くと、

気持ちいいねー!」

 

と、えむは、陽菜に対して、スキンシップしてきた!」

 

「や、やめて…」

 

えむは、スキンシップをやめた。

 

「やっと、喋ってくれた!

どうして、喋ってくれないの?」

 

「…」

 

「喋ってくれたら、とっても、わんだほーいだよ!」

 

「わんだほーい…?」

 

「そうだよ!明日も、わんだほーいな、

一日が、待っているから、またね!バイバイ!」

 

「…?」

 

えむと陽菜は別れた。

陽菜の頭には疑問符が浮かべられていた。

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