訳あって、陽菜と寧々がプライダルショーに出る事になって…!
「さて!ここが、ショーの準備室です!
みんな!見えるかな?」
「あの人たちは?白い羽を付けているが?」
「あの衣装を着ている人たちは天使の役なんだ」
「天使?」
「うん。結婚式の天使の役って言われても、
よくわからないよね。簡単に内容を説明してもいい?」
「頼む」
と、陽菜が言いだす。
「うんうんっ!ぜひ、お願いします!」
「今日のステージ、ハッピーウエディングショーは、
王道スタイルの結婚式で、幸せをいっぱいにする!
って、内容テーマになっているんだ」
「そうなのか?」
陽菜は人手不足の中、飛び入り参加していた為か、
内容は理解できていない状態である。
「わたしが演じる、主人公の少女は、
結婚式はやらないくていい!って、思って、
でも、そこに様々な結婚式をつかさどる天使がやって来て…
少女は色々な結婚式を見て、少しずつ気持ちを変えていくんだ」
「へぇ~!もしかして、色々な結婚式って、
今日見た、水族館の結婚式や、美術館の結婚式とか!」
「そうだよ。それで最後、ライブステージの結婚式を見た、
少女は大事なことを、思い出すの」
「大事なこと?」
「その少女が愛する人と出会った時の事だよ」
「寧々だったら、愛する人…えむのことか?」
と、陽菜が言いだす。
「なんか、えむって言われても違うけど…」
「寧々ちゃんって、えむちゃんとお付き合いしているの?」
「半は強制的に…」
「じゃあ、寧々ちゃんは、えむちゃんとケッコンするの!?」
「う、うん…台本にも似たようなことが書かれてあって…」
「えっ!?運命だよ!」
「少女は、ある同い年位の少女のアイドルに一目惚れして、
ファンになって、同じ学校で再会して結ばれたの。
そのことを思い出した少女は、
ライブステージで結婚式を挙げる事になっていたの」
「アイドルと結婚!?私!遥ちゃんとケッコンなんて、
恐れ多くて…!ケッコンしたら、毎日、生きていけないよ~!
遥ちゃんの匂いを嗅ぎながら、一緒に暮らすんだよ!」
「結婚というのは、盲目になってしまうのか?」
と、陽菜が質問する。
「う、うん…えっと…ショーの内容は、こんな感じかな?」
そして、みんなでショーの練習をしていた。
イメージとしては、結婚式の楽しさの様だ。
「みのりには、好きな人はいるのか?」
「えっ?わたし?うーん…は、遥ちゃん!」
練習中、スタッフがやって来た。
どうやら、キャストの一人が転倒したようで…!
何か不穏な空気が流れつつあった。