代役を探すのに、スタッフが困っていた。
最後のシーンで活躍する、ライブステージのキャストの一人であり、
最後のシーンで、ダンスと歌をする様だが…?
「わたし!やります!代役!やらせてください!」
と、みのりが言いだす!
「えっ?花里さんが!?」
「わたし、ショーの経験はありませんけど、
歌とダンスの経験はあります!毎日!本当に毎日やっています!
現役の…アイドルです!」
「あ…!」
「もちろん、その人程の能力は無いかもしれませんが…
でも!時間ギリギリまで、練習とチャレンジがやりたいです!
どうか、お願いします!」
と、みのりがスタッフに頭を下げる。
「みのり…」
「スタッフさんと、寧々ちゃんと陽菜ちゃんのステージですから!
中止にさせたくないです!
だって、せっかく、今までこの日の為に練習してきたからです!」
「わたしからも、お願いします!」
「お願いします…!」
と、陽菜と寧々の主演ステージを開催するのに、
みのりも含めて、三人で頭を下げた。
スタッフは上の人も同じ気持ちだから、
やっても良いと言ってくれた。
「花里さんなら役をきっと全うできます!」
条件として、本番20分前まで、
ダンスの練習出来たて、覚えられたら、ステージに出られる様だ!
「よかった!」
「ありがとう。花里さん」
「うん!待ってくれることになっちゃったけど…
みんな、わかってくれるよ!」
「そうだな」
「このステージ!みんなで成功させようね!」
「うん」
「あぁ」
「じゃあ、わたし、練習してくるから、気合入れて頑張るぞ~!」
と、みのりが練習部屋へと向かった。
「やっぱりすごいな…花里さん。
あんな風に飛び出していくなんて…」
「素敵…キラキラとはこういう事か」
「花海さん?」
「その…みのりはとっても、キラキラしていた。
私はそう感じる」
「うん。そうだよ。陽菜ちゃん。それじゃあ…
わたし達も、花里さんの支えになるように、
頑張らないと!」
「あぁ」
みのりの練習に、寧々と陽菜も観ていた。
「ここから、歌のパート!」
「あ、その分、歌う時がブレやすいから気を付けてね!
腹式呼吸を意識した方が良いと思う!」
「ありがとうっ!寧々ちゃん!」
本番20分前。
「はぁ…はぁ…はぁ…い、今のでどうでしょうか!スタッフさん!」
どうにか、20分前まで、練習が終わり、
ステージに出ることが決まった!
「よかったぁ!やったね!陽菜ちゃん!寧々ちゃん!」
「あぁ」
「うん。わたしも本当によかった…!」
こうして、この後の陽菜と寧々の主演の、プライダルステージは成功を収めた!
「やったよ!陽菜ちゃん!寧々ちゃん!」
「良かったな」
「一時はどうなると思っていたよ…」
「これも、陽菜ちゃんと寧々ちゃんがいるから、成功できたと思う!」
「そうなのか?」
「きっと、そうだよ!」
と、みのりが、寧々と陽菜にお礼を言った。