ハッカー少女の知りたい好奇心   作:アッシュクフォルダー

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第二十四話 絵本の読み聞かせ会

ファミリーレストランである人物に出会った。

神代類である。

 

「なるほど。絵本の読み聞かせに簡単な演出を付けたいと」

 

「はい。突然、こんな相談をしてしまって、すみません…

草薙さんと相談して、花海さんともしようと思っていて、

声以外の演技が出来たらなって思っていて…」

 

「参加する子達も多いから、何か出来る事は全てやりたいって、

思っていて」

 

「お任せあれ。僕で良ければ喜んで協力するよ。

読み聞かせの演出は滅多にないからね」

 

「あ、ありがとうございます…!」

 

「派手な事はしないでね?」

 

「あぁ。わかっているよ。話の内容も穏やかだから、

それに合った演出をするよ」

 

「体育館のステージにスクリーンを下ろす予定で…」

 

「ふむ、ということは、ある程度の広さが確保できるか…」

 

と、類が考え出す。

 

「白雪姫が産まれる時、雪を降らせるのはどうかな?」

 

「雪?」

 

「あぁ。微調整も出来るから、どうだい?」

 

「良いと思う。みんな喜びそう」

 

「絵本の中の出来事を表現したり、再現出来たら、

楽しそう!」

 

「じゃあ、演出プランに採用しよう」

 

「後は…赤ずきんとかだったら、森を歩くシーンに、

虫や動物の鳴き声を流すのもアリだよ?」

 

「ワクワクするな…」

 

と、陽菜が関心を示した。

 

「花海さんは絵本を読んだことがあるかい?」

 

「読んだことは無い…」

 

「だったら、初めての経験だから、

とびっきり素晴らしいのを、彼女にも用意しないとね」

 

「ありがとう」

 

と、類が様々な演出を提案した。

 

「どれも、凄そうだな…」

 

と、陽菜がパフェを食べながら、キラキラと目を輝かせた。

 

朗読会のリハーサルにて。

穂波と寧々が読み聞かせをする様だ。

 

それを、咲希と陽菜とよつばと夢葉と一歌、志歩が聞くのだった。

 

「わーい!ほなちゃんとねねちゃんのよみきかせだ~!」

 

「えむも参加したかったみたいだけど、忙しくて、

またいつか!って、言っていたし」

 

「よーし!よつばが、えむのために、何かしなければ!」

 

「撮ってもいいから」

 

「よーし!よつばがカメラ係だぞ!」

 

「頼むぞ。よつば」

 

そして、赤ずきん、白雪姫、シンデレラ、かぐや姫の、

4冊を続けて、読み聞かせをしていた。

 

「いよいよ、明日、本番だな!」

 

「そうだな」

 

「みんな!今日はありがとう!明日が楽しみだよ!」

 

「うん。私たちも協力するから」

 

すると、咲希が何か気が付いたようで…

 

「陽菜ちゃん、絵本、持っているけど?」

 

「あぁ」

 

「ヘンデルとグレーテルだね」

 

「これが、絵本だな」

 

「うん。陽菜は、あの時から、ずっと絵本に夢中で…」

 

「そうだったんだ…」

 

陽菜自身は朗読会を楽しみにしている模様。

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