ハッカー少女の知りたい好奇心   作:アッシュクフォルダー

25 / 30
第二十五話 陽菜は絵本に夢中になる。

絵本の朗読会の後、えむからの勧めもあってか、

陽菜は絶賛、絵本に夢中である。

 

友達と一緒に絵本を読んでいた。

 

「これは、興味深い。今まで絵本は一度も読んだことが無いが、

ここまで、空想と想像を働かせるとはな…!」

 

「陽菜ちゃんは、どの絵本が好き?」

 

「いや、好き嫌いの問題ではないが、どの絵本も興味深い」

 

「じゃあ、よつばが絵本を読ませてやる!」

 

「頑張れ!頑張れ!よつばちゃん!」

 

と、えむがよつばを応援した。

 

「よつばに任せろ!ドーンッて構えてろ!」

 

「よくわからないが、頼りになりそうだな」

 

と、陽菜が言いだした。

 

よつばは、赤ずきん、白雪姫、シンデレラを、

陽菜やえむの為に読み聞かせた。

 

「タメになるな…!」

 

「うんっ!あたしも絵本がだーい好き!」

 

「グリム童話やイソップ童話など、色々あるみたいだな…

原作を読んでみたくなったな…実は怖い表現が多用していると、

研究していたら、そのように結果が出たらしい」

 

「えっ?本当は、この童話、怖いの!?」

 

「あぁ。そうみたい」

 

陽菜は、赤ずきん、白雪姫、シンデレラの原作が、

こういう話だと、資料をえむとよつばに見せた。

 

なお、資料は勝手ながら、お手製。紙に印刷している。

 

「よつばには、わからないが…怖い!怖すぎる!」

 

「うんっ!なんか、ギョェってして、オドオドして、

ギスギスーッってして、ゾゾッってしている!」

 

「そうなのか?やはり、絵本や童話は奥が深いな…!」

 

「陽菜ちゃん!みんなで絵本を作ろうよ!

夢葉ちゃんや寧々ちゃんを呼ぼう!」

 

「おーっ!」

 

夢葉と寧々を呼んだ後…!

 

「絵本を作る!?」

 

「面白そう…!」

 

「で、でも、どうやって…」

 

「うーん、あっ、桃太郎と浦島太郎と金太郎が、

鬼と仲直りしたり、和解したり!

シンデレラや白雪姫が、赤ずきんと出会ったりするのは、どうかな?」

 

「なんかすごそう…!」

 

二つの作品が出来そうだった。

 

桃太郎、浦島太郎、金太郎。鬼と和解する。

 

白雪姫とシンデレラと赤ずきん。

 

という、童話を勝手に空想し、想像しながら書いていた。

 

「桃太郎と浦島太郎と金太郎が、鬼ヶ島で交渉して、話し合いをして、

仲直りさせて、和解すると…!」

 

「それで、赤鬼達と青鬼達が対立して、

和解派と過激派が、生まれた」

 

「どうして、鬼さん同士で争うのかな…?」

 

「でも、和解するのがオチでしょう?」

 

「でも!何だか楽しそうかも!」

 

と、後は類が台本を書いてくれた様だ。

 

「これは…!」

 

「よつば達の想像をはるかに超える脚本だな!」

 

「よーし!次のステージはこれだっ!」

 

「ホントにやるの…シンデレラと赤ずきんと白雪姫のクロスオーバー…」

 

本当にやるだろうか…?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。