日曜日。鳳家で、パジャマパーティーにして女子会をすることになった。
今は午前10時である。
鳳えむが、草薙寧々と富樫夢葉、小岩井よつば、花海陽菜を、お出迎えした。
「みんなっ!いらっしゃい!みんなー!わんだほーい!」
「おーう!えむ!わんだほーいだな!」
「わんだほーいだね!」
「えむはテンション高いな…」
「?」
と、陽菜の頭は相変わらず疑問符を浮かべていた。
「ねぇねぇ!ご飯食べない?
みんなでアイスクリームを食べようよ!
おねえちゃんが用意しているって!」
「アイスか!よつばはアイス好きだぞ!」
「わ、私も好きだよ!」
「陽菜。行こっか」
「あぁ」
4人は玄関に入り、そのまま、キッチンへと向かった。
そこの机には、美味しそうなアイスがあり、
えむの姉である、鳳ひなたが用意してくれたのだ。
「みんな!いらっしゃい!アイスクリーム!
用意したわよ!」
「わーい!ありがとう!お姉ちゃん!」
「じゃあ、人数分に分けるから、待っててね」
「はーい!」
アイスを、それぞれ、一人ずつ、えむの姉がよそって、
メロン、オレンジ、レモンのアイスクリームを食べた。
「それじゃあ…いただきます!」
「いただきます!」
と、6人は(いただきます)の挨拶をして、アイスクリームを食べた。
アイスクリームを食べ終わった後…
えむがアニメのDVDを持って来た。
「ねぇねぇ!みんなで、メルル観ない?」
「星くずうぃっちメルルか!よつば!観たいぞ!」
「アニメか…私はアニメは観ないな…」
「陽菜ちゃん!そうなの?」
「あぁ、生まれてこの方、アニメは一度も観たことが無い」
「じゃあじゃあ、観ようよ!みんなで!
映像が見られる部屋で!」
「あれって、映画館みたいだよね…小規模の」
「あたしは、普段、それで観ているよ?」
「すげー!おじょうさまだー!」
「おねえちゃんも観る?」
「私も観たいけど、後片付けしないといけないし…」
「あっ!あたしも手伝うよ!」
「よつばもだ!」
「私も!」
と、人数も結構いたので、キッチンは四人に任せておいて、
寧々と陽菜は、机をウエットティッシュで拭いていた。
そして、六人で映像を観るルームへと向かった。
メルルの鑑賞を数話程した。
(星くずうぃっちメルル!はっじまるよー!)
えむとよつば、夢葉が、OPを歌っていた。
「隕石よりも…」
「キラッ!」
と、ポーズを決めていた。
アニメ鑑賞の後、えむの部屋で、
えむ、夢葉、陽菜、よつば、寧々が、色々な事で遊んだり、
絵を描いたり、オセロをしたり、トランプをしたり、すごろくまでした。
えむの姉が、布団を持って来たが、三つしかなかった。
「ごめんね!四つしか無くて…」
「じゃあ、あたし、寧々ちゃんと一緒に寝る!」
「えっ?私と!?」
「よつばは、夢葉と寝るぞ!」
「私もよつばと寝たい!」
「私は大丈夫だ」
こうして、えむと寧々はシングルベッドで一緒の布団。
よつばと夢葉は一緒の布団。
陽菜だけ、一人の布団で寝た。
陽菜は眠れなかったのか、ベランダで夜風に当たっていた。
「陽菜」
「寧々」
「まだ起きてるの?寝た方が良いよ」
「イマイチ、寝れなくてな…」
「私もわかるよ。えむに抱き着かれて寝ていたから…」
「これが、楽しさであり、嬉しさなのか?」
「えっ?」
「いや、何でもない」
「そうだよ。きっと」
「そうなのか?」
「うん。そうだよ」
と、陽菜は首を傾げていたが、
内心は楽しさと嬉しさを覚えつつあった。