ハッカー少女の知りたい好奇心   作:アッシュクフォルダー

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第二十八話 パジャマで女子会

日曜日。鳳家で、パジャマパーティーにして女子会をすることになった。

今は午前10時である。

 

鳳えむが、草薙寧々と富樫夢葉、小岩井よつば、花海陽菜を、お出迎えした。

 

「みんなっ!いらっしゃい!みんなー!わんだほーい!」

 

「おーう!えむ!わんだほーいだな!」

 

「わんだほーいだね!」

 

「えむはテンション高いな…」

 

「?」

 

と、陽菜の頭は相変わらず疑問符を浮かべていた。

 

「ねぇねぇ!ご飯食べない?

みんなでアイスクリームを食べようよ!

おねえちゃんが用意しているって!」

 

「アイスか!よつばはアイス好きだぞ!」

 

「わ、私も好きだよ!」

 

「陽菜。行こっか」

 

「あぁ」

 

4人は玄関に入り、そのまま、キッチンへと向かった。

 

そこの机には、美味しそうなアイスがあり、

えむの姉である、鳳ひなたが用意してくれたのだ。

 

「みんな!いらっしゃい!アイスクリーム!

用意したわよ!」

 

「わーい!ありがとう!お姉ちゃん!」

 

「じゃあ、人数分に分けるから、待っててね」

 

「はーい!」

 

アイスを、それぞれ、一人ずつ、えむの姉がよそって、

メロン、オレンジ、レモンのアイスクリームを食べた。

 

「それじゃあ…いただきます!」

 

「いただきます!」

 

と、6人は(いただきます)の挨拶をして、アイスクリームを食べた。

 

アイスクリームを食べ終わった後…

 

えむがアニメのDVDを持って来た。

 

「ねぇねぇ!みんなで、メルル観ない?」

 

「星くずうぃっちメルルか!よつば!観たいぞ!」

 

「アニメか…私はアニメは観ないな…」

 

「陽菜ちゃん!そうなの?」

 

「あぁ、生まれてこの方、アニメは一度も観たことが無い」

 

「じゃあじゃあ、観ようよ!みんなで!

映像が見られる部屋で!」

 

「あれって、映画館みたいだよね…小規模の」

 

「あたしは、普段、それで観ているよ?」

 

「すげー!おじょうさまだー!」

 

「おねえちゃんも観る?」

 

「私も観たいけど、後片付けしないといけないし…」

 

「あっ!あたしも手伝うよ!」

 

「よつばもだ!」

 

「私も!」

 

と、人数も結構いたので、キッチンは四人に任せておいて、

寧々と陽菜は、机をウエットティッシュで拭いていた。

 

そして、六人で映像を観るルームへと向かった。

 

メルルの鑑賞を数話程した。

 

(星くずうぃっちメルル!はっじまるよー!)

 

えむとよつば、夢葉が、OPを歌っていた。

 

「隕石よりも…」

 

「キラッ!」

 

と、ポーズを決めていた。

 

アニメ鑑賞の後、えむの部屋で、

えむ、夢葉、陽菜、よつば、寧々が、色々な事で遊んだり、

絵を描いたり、オセロをしたり、トランプをしたり、すごろくまでした。

 

えむの姉が、布団を持って来たが、三つしかなかった。

 

「ごめんね!四つしか無くて…」

 

「じゃあ、あたし、寧々ちゃんと一緒に寝る!」

 

「えっ?私と!?」

 

「よつばは、夢葉と寝るぞ!」

 

「私もよつばと寝たい!」

 

「私は大丈夫だ」

 

こうして、えむと寧々はシングルベッドで一緒の布団。

 

よつばと夢葉は一緒の布団。

 

陽菜だけ、一人の布団で寝た。

 

陽菜は眠れなかったのか、ベランダで夜風に当たっていた。

 

「陽菜」

 

「寧々」

 

「まだ起きてるの?寝た方が良いよ」

 

「イマイチ、寝れなくてな…」

 

「私もわかるよ。えむに抱き着かれて寝ていたから…」

 

「これが、楽しさであり、嬉しさなのか?」

 

「えっ?」

 

「いや、何でもない」

 

「そうだよ。きっと」

 

「そうなのか?」

 

「うん。そうだよ」

 

と、陽菜は首を傾げていたが、

内心は楽しさと嬉しさを覚えつつあった。

 

 

 

 

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