ハッカー少女の知りたい好奇心   作:アッシュクフォルダー

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第三話 コミュニケーションの練習

花海陽菜が教室に入ると、

今日も、えむちゃんが、陽菜に対して朝の挨拶をした。

 

「おっはよー!陽菜ちゃん!」

 

「おはよう」

 

「あっ、喋ってくれた!わんだほーいだよ!」

 

「…」

 

「おはよう、花海さん」

 

「おはよう…望月さん」

 

「挨拶するなんて、珍しいね、何かあったの?」

 

「…」

 

陽菜は、照れた表情をして、

こう言った。

 

「えむが」

 

と、花海陽菜が望月穂波に対して、鳳えむの事を話した。

 

「それでか…」

 

「うんっ!あたしね、みんなと、仲良くなりたいと

思っているんだ!」

 

「えむちゃんらしいね」

 

「うんっ!だから、みんなで、わんだほーい

って、したいんだ!」

 

「それも、楽しそうね」

 

「陽菜ちゃんは、特技とか、無い?

 

「プログラミングやハッキングだ」

 

「ぷろぐらみんぐ?はっきんぐ?」

 

「言ってみたら、パソコンの操作みたいなのかな?」

 

「うん…」

 

「陽菜ちゃん、ちょっとずつだけど、

喋ってくれてるみたい!」

 

「うん…」

 

「じゃあ、コミュニケーションの練習でもする?」

 

「わかった、えむちゃん、穂波ちゃんで、よければ…」

 

「でも、どうしたら、いいんだろう?」

 

「あっ、私、志歩ちゃんに、呼ばれたんだった!

また、後でね!」

 

「うん!じゃあ、また、後でね!」

 

穂波は、えむと陽菜と別れた。

 

 

「…」

 

「じゃあ、陽菜ちゃん!

コミュニケーションの練習しよ!」

 

「…」

 

ニコッと、陽菜はぎこちない笑顔を、えむに見せるのだった。

であるにもかかわらず、

 

「とっても、いい笑顔!あたしまで、癒されそう!」

 

「そう…かな?」

 

「そうだよ!陽菜ちゃんの笑顔って、

すっごく、素敵で可愛いよ!」

 

「ありがとう…」

 

「じゃあ、この本を読みながら、

ネットで調べて、コミュニケーションの練習しよ!」

 

「そうだね」

 

こうして、えむは陽菜に、対して、

コミュニケーションの練習をするのだった。

 

「どうかな?」

 

「…」

 

「参考になった?」

 

「うん…あのね…」

 

「どうかしたの?」

 

「口で伝えるの苦手だが、

えむと、一緒だったら、

大切な気持ちが…伝えることが出来るかもな」

 

「うんっ!その意気だよ!陽菜ちゃん!」

 

「…」

 

陽菜は、強く頷いた。

 

 

「じゃあ、一緒に神山高校に行かない?」

 

「…」

 

陽菜は首を傾げた。

 

「友達がいるんだ!行こっ!」

 

「…」

 

陽菜は頷く。

 

えむが陽菜の手を握って、

そして、場所は変わって、都立、神山高校に

陽菜とえむが、やって来た。

 

「おーい!寧々ちゃんいる?」

 

「えむ、また、来たの?この子誰なの?」

 

「あたしのクラスメイトの、花海陽菜ちゃんだよ!

とっても、仲良しなんだ!」

 

「うん…」

 

「そ、そうなの?

よろしく、私は草薙寧々」

 

「じゃあ、三人で、どっかに、行かない?」

 

「なぜ、私と?」

 

「…」

 

「陽菜…さんは、えむと本当に仲いいの?」

 

「うん」

 

「ふーん」

 

三人で、どこかに行く計画を立てるのだった。

 

 

 

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