大きな木がある、不思議なセカイ。
花海陽菜は、富樫夢葉と小豆沢こはね、朝比奈まふゆ、
日野森雫、望月穂波と出会っていた。
「ここは、どこだ?」
「わ、私、本当に未知なるセカイに来た!」
「どうして、みんながここに!?」
「わ、わたしにも、何が何だか…」
「突然、木が光ったら、ここにきて…」
すると、別の方の声がした。
「驚いたわ」
「今の声…」
「セカイが繋がると、こんなことが起きるのね」
「ルカ?」
「ルカさん…?けど、いつもと雰囲気が違うような…」
「もしかして、みんな、私のことが見えているの?」
「は、はい」
「これが、魔術の力!」
「摩訶不思議と言うべきか…こんなのは初めてだ…」
「そう…」
「普段なら、みんなには私の姿は見えないし、
声も聞こえないはずだけど、今までにないことが起きているのは、
間違いないみたいね」
「今までにないこと…」
「よければ、私と一緒に状況を整理してみない?
少しは落ち着くかもしれないし」
その後
「えっと、つまり、ここにいる、みんなは、
それぞれのセカイがあって…
それが、何かのきっかけで、繋がったかもしれないって、
感じですか?」
「えぇ、あくまでも想像だけど、
穂波ちゃん達、Leo/needのみんな、
雫ちゃん達、モアモアジャンプのみんな、
こはねちゃん達、Vivid Bad SQUADのみんな、
陽菜ちゃんと夢葉ちゃんが協力している、
ワンダーランズショウタイムのみんな、
まふゆちゃん達、25時、ナイトコードでのみんな、
そして、それぞれのセカイにいる、私達、
全員の想いが重なって、このセカイはできているから」
「全員の想いが重なったセカイ…」
こはねがこう言いだす。
「私、前にもここに来たような気がします。
この木が、もっと小さかった頃に…」
「そうなの?」
「うん。はっきりと覚えている訳じゃないけど…
一歌ちゃんに、みのりちゃん、司さんに宵崎さんも、
一緒にいた気がするんだ」
「まぁ…みのりちゃん達が?」
「はい。でも、どうして、今まで思い出せなかっただろう…?」
「そうね。生まれたばかりのセカイは、色々と不安定だから。
来ることが出来ても、記憶に残しておくことは、
出来なかったかもしれないわね」
「そうだったんですね…」
すると、雫が何かを感じていた。
「どうしたの?日野森さん」
「あ、もしかしたら、気のせいかもしれないけど、
今、一瞬、木の根元が光ったような気がするの」
「根本?あ…」
「これは、想いの欠片でしょうか…?
だいぶ、色が濁っているみたいだけど…」
「濁っている…魔力が満ちている!?」
「そうなのか?」
「そうじゃないと思うけど。けれど、
これは、みんなの欠片ではなさそうね。
推測だけど、このセカイの外から、
流れ着いたと思われるわ」
「外、から?」
「想いは、お互いに共鳴するの。
だから、似たような想いに引き寄せられる時もある。
この想いの欠片も、そうやって、ここに引き寄せられたんじゃないかしら」
「共鳴って?」
すると、白く光り出す。
すると、目を覚ましたら謎の空間にやって来た。
一体、何がどうやっている!?