謎の空間に、ルカ、こはね、雫、まふゆ、
穂波、陽菜、夢葉が、吸い込まれた。
「みんな、大丈夫!?」
「わ、私は何とかなっている…」
「えぇ、けど、今の光は何だったのかしら…」
「あれっ?ここは…?」
「もしかして、欠片のセカイ?空間に吸い込まれたみたいだわ」
「あの子が想いの欠片の持ち主かもしれない」
と、人影があるが、それを見た直後、
空間が黒くなった。さっきまで、白く光っていたが…
「けど、あの欠片は…」
と、ルカが消えそうになっていた。
「ルカさん、今なんて…」
「消えかけてる…!?」
「お願い。あの子を助けてあげて…!」
と、ルカが突然、消えてしまった。
夢葉と陽菜は、元の世界に戻った。
「これは…今のは、夢じゃない!?」
「現実にも不可思議な事が本当にあったんだ…
魔術は不滅なり!」
数日後、まふゆ、雫、穂波、こはね、夢葉、陽菜が
とあるカフェで集まった。
「みんな、今日は集まってくれて、ありがとう。
この前は、色々あって、きちんと話せなかったけど、
もう一度、みんなで話したいなって、思っているの」
「こちらこそ、今日はよろしくお願いします」
「まさか、こんな近くに、セカイを知っている人がいるなんて、
ビックリしたな」
「これが魂の共鳴!やはり、持つ者は惹かれあう!」
「…持つ者が出会う。本当にそうだったんだな」
「そうですよね。何て言うか、ちょっと嬉しいです。
今まで、セカイのことを話せたのは、
ミクちゃん達か、チームの皆くらいしかいなかったので…」
「うん。わたしも…誰かに話しても、信じてもらえないような気がしたから…」
「そうね。でも、この前、見たあの空間は何だったかしら?」
「想いの欠片の記憶だっけ?
持ち主は、あそこにいた子なんだろうと思うけど…」
「何だか、苦しそうでしたね…」
「うん」
「そう言えば、あの時、ルカちゃんが何か言いかけていたような…」
「そうだったな。何か言いだしそうになっていたような…」
そんな時、隣が騒がしい。
話を聞けば聞く程、無視できない状態になっていた。
まふゆが対処した。
「朝比奈先輩。今の人達って…」
「何か、胸騒ぎがするが、気のせいだろうか…?」
「予感がする…!」
「たぶん、私達をコッソリ撮影しようとしていたと思う」
「えっ!?」
すると、ある少女がやって来て、謝罪した。
「あの…すみませんでした…
私達、学校の動画同好会で、人を映さない約束で、
カフェの店内を撮影していましたけど、
けど、同じ同好会の子が急にアイドルがいるって、
急に騒いで…後で友達に自慢したいって、
動画を撮ろうとしていて…」
「芸能人…日野森さんか望月さんの事?」
「そうだったのね。事情は分かりました。
さっきは、止めてくれて、ありがとうございました」
「い、いえ…私の話は、全く聞いてもらえなかったし…」
「声をあげてくれたおかげで、私達も気が付いたので…」
「えぇ、本当にありがとう」
「あ…その…少しでも役に立てたら、よかったです。
じゃあ、私はこれで…」
すると、こはねが
「あれっ?そのスマホケース」
「まぁ、可愛いケースね。映画のフィルム柄かしら?」
「あ、そうなんです。個人の作家さんの手作りで、ひとめぼれして…」
「そうなのですね…あっ、同じようなものを見たことあるような…!」
「どうかしましたか?」
「い、いえ、何でも無いです」
この少女、どこかで出会ったような…?
と、陽菜と夢葉も感じていた。