とある、公園にて。
穂波、雫、こはね、まふゆ、夢葉、陽菜が集まっていた。
「人がいないし、大丈夫みたいだよ」
「何だか、ドキドキしちゃったわ」
すると、ルカ達の声がする。
4人のルカが勢揃いした。
「これは…!ルカが沢山いる…!」
「摩訶不思議だな…!」
と、陽菜と夢葉が感心する。
(こんにちはー!ルカだよー!)
(やっと、出て来られたね!)
(ウズウズしていたわね)
すると、まふゆが…
「当たり前かもしれないけど、みんな、イメージや雰囲気が違うね」
「はい。それぞれのセカイに、別のルカさんがいるのは、
わかっていたとは思っていましたけど…」
「ふふっ、すごく不思議な感じだね」
(えぇ、本当にまさか、他のセカイの私に会えるなんてね…
そして、こうして、話せる日が来るなんて…思わなかったわ)
(ふふ、そうね。今日はみんなに会える日を楽しみにしていたの。
ミク達も、他のセカイの自分達と会っているみたいだし)
(私もよ。こんな面白い機会。絶対に逃せないね。
ねぇ、まふゆ?)
「ルカ。あんまり困らせないでね?」
(おっと?そっちの私はイタズラやからかいが好きだったりして?)
(どうかしら?でも、仲良くなるにも少しのスパイスは必要だと思わない?)
(スパイス?)
(えぇ、ちょっとした、トラブルだったり、アクシデントだったり、
ビックリするような出来事が起きたりとね。
そういうことから、水面から波紋が広がって、
想像もしなかったようなキレイな模様が出来るでしょう?)
(え?うーん、そうかも?)
(ふふっ、面白い考え方をする私なのね。もっと、色々な事を聞かせて欲しいわ)
(私はいつでも大歓迎よ)
(そう言えば、みんな、カフェでお話ししていたけど、
さっきまで、トラブルがあったみたいだけど…?
途中で何かあったかしら?)
「あ…そうなんです。実は…」
その後、穂波が説明した。
(こっそり撮影…そんなことがあったのね)
「はい。朝比奈先輩が気付いてくれましたから、
大事にはならなかったですが…」
(勝手に人の事を撮るなんて、酷いな!
声をかけてくれたらいいのに!)
(みんな、大変だったわね…)
(それにしても、面白い巡り合わせね。
盗み撮りを止めてくれた子が、想いの持ち主なのね)
「そうだね。確証は持てないが、そう感じるな…」
「これぞ、巡り合いと運命!そして、お告げ!」
「そうなのかな…?」
と、こはねが困っていた。
しかし、まふゆが…
「今思うと、欠片の記憶の中で聞いた声とそっくりだったな…」
(こんな自分、嫌いだ!って感じだったわね)
(あまり、穏やかでは無さそうね)
「一体、何があったのかしら?」
(今のままだと、詳しい状況はわからないわね…)
「はい。一応連絡先は交換させてもらったんですど…
どこから話したらいいのか、わからなくて…」
(ただ、想いの欠片がみんなの前に現れたのは、
偶然じゃない気がする)
「どういうこと?」
(もしかしたら、想いの欠片がみんなのことを必要としていて、
セカイがそれに応えたかもしれない)
「想いの欠片が…?」
「そんな事があるのですか?」
(ハッキリはわからないわ。でも…
みんながセカイに呼ばれた時でも、
欠片が迷い込んだ時でも、何か意味があるんだと思うの)
「意味…」
すると、雫が言いだす。
「あ、そう言えば…あの想いの欠片の記憶を見た時、
ルカちゃんが何か言いだしていたわ」
「確かに…何か、私たちに伝えたいような感じでしたね」
「ルカさんに、もう一度話を聞きたいな」
「そうだね。問題はあのセカイの行き方がわからないことかな?」
しかし、ニーゴのルカが…
(あら、簡単じゃないかしら?
それぞれのセカイであの木に触れたら良いと思わないかしら?)
「え?」
(だって、今までの状況を見る限り、あの木に触れたから、
間違いないと思うわ)
(確かに、そうかもしれないけど…)
(でもでも、別のセカイに飛ばされたり、
変な夢を見たりしているんだよ?ホントに大丈夫かな…?)
(違うセカイに飛べたのなら、それを利用するしかないじゃないかしら?
少なくとも、今よりは状況が進展するはずよ?)
「わかった。やってみよう」
その後、6人は大きな木があるセカイに無事にやって来て、
そこで、ルカと無事に再開するのだった。
一体、どうなる!?