ハッカー少女の知りたい好奇心   作:アッシュクフォルダー

6 / 30
第六話 水族館に行こう

鳳えむは、花海陽菜の手を急に握った。

 

「陽菜ちゃん!デートしよ!」

 

「…うん」

 

「だって、あたし、陽菜ちゃんとデートに行きたいの!」

 

「…」

 

「陽菜ちゃんは、どこに行きたい?」

 

「どこでも良いが…」

 

「陽菜ちゃん!一緒に、水族館に行こ!

イルカさんと、遊ぼう!」

 

「イルカ…さん?」

 

「うんっ!一緒に、お世話するんだ!」

 

「出来るのか?」

 

「出来るよ!一緒に行こー!」

 

 

こうして、二人は水族館に行くことになった。

 

 

二人は、水族館の入り口で待ち合わせをしていた。

 

「陽菜ちゃん!」

 

「お待たせ」

 

「陽菜ちゃん、すっごく、似合っているよ!

何て言うか…オトナだね!」

 

「そ、そうかな?」

 

「あっ、もう一人来るから!」

 

「えっ?」

 

「ど、どうも…」

 

「寧々ちゃんだよ!あたしの友達なの!」

 

「この前、会ったと思うけど、草薙寧々です…よろしく」

 

「花海陽菜です…」

 

「じゃあ、三人で一緒に行こー!」

 

「う、うん…」

 

「大丈夫かな?この面々で…」

 

「私もちょっとだけ、不安…」

 

 

えむ、寧々、陽菜の三人は、水族館の入口を通って、

クラゲの展示コーナーにやって来た。

 

「みてみて!クラゲさんが、いるよ!すごいね!」

 

「クラゲだけで、はしゃぎすぎ、えむ」

 

「えむちゃん、実は私、初めて来たの、水族館」

 

「ふぇっ?そうなの?」

 

「そうだったんだ…」

 

「長い間、外出してなかったから…

こうやって、友達と遊ぶのは、初めてで…」

 

「そ、そうなんだ…」

 

「じゃあ、陽菜ちゃん、

今日は、初めて記念日だね!」

 

「初めて記念日?」

 

と、陽菜は首を傾げた。

 

「なにそれ」

 

「だって、今日は、陽菜ちゃんが初めて、

友達と一緒に、お出掛けした、記念日だもん!」

 

「そうなんだね」

 

「寧々ちゃん、陽菜ちゃんって、すごいんだよ!

なんかさ、パソコンが、得意なんだって!」

 

「へぇ~じゃあ、プログラミングが出来るとか?」

 

「うん、すっごく、得意だよ」

 

「ねぇ、二人とも、イルカショーもうすぐ、始まるけど?」

 

「あっ、早く観に行かないと!」

 

「遅れちゃう…」

 

 

三人でイルカショーを観に行った。

 

「あっ、寧々ちゃん!陽菜ちゃん!

みてみて、イルカさんがいるよ!」

 

「はいはい、それは、わかってるから」

 

「イルカを見るのも、初めて…」

 

「何もかも初めてって…

この子、どんな家庭環境だったの?」

 

と、寧々は疑問に思うのだった。

 

「話すと長くなるが」

 

「う、うん…」

 

「私は元々、他の人より計算能力や数学に優れていたらしい。

プログラミングは父の影響で、やり始めた」

 

「そっかー」

 

「そうだったんだ…」

 

その後、三人で、イルカショーを楽しんだ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。