花海陽菜の家に鳳えむが、やって来た。
というもの、実を言うと体育祭の事で、
相談することがあるためとか、
秘密の特訓をするとか、あれこれ、話すことが沢山あるみたい…
「お泊り会~♪お泊り会~♪
お泊り会は、楽しいな~♪
体育祭も楽しいな~♪」
「…」
「陽菜ちゃん!特訓、お疲れ様!」
「えむは凄いな。
ダンスから、体操とか、ストレッチとか、
教えてくれて、ありがとう」
「どうしたしまして!」
花海家の玄関前にて…
「陽菜ちゃんの家で、お泊り会だよ!
それに、秘密の特訓を陽菜ちゃんの家でも出来るんだよ!」
「それは、いいが…私と母と二人で暮らしている」
「お父さんは?」
「別居している。プログラミングの仕事で忙しいからな。
それで、単身赴任で母と私で暮らしている」
「そうなんだー」
「どこかで、寂しい気持ちでいっぱいだ。
えむが、いたから、私は一人じゃないって思った」
「陽菜ちゃん!」
「…?」
えむは陽菜をギュッと、優しく抱きしめた。
「大丈夫、陽菜ちゃんは、一人じゃないよ…
だって、あたしがいるんだもん!
だから…陽菜ちゃん…これからも、
ずっと…ずーっと!一緒だよ!」
「うんっ!ありがとう、えむ」
「どうしたしましてっ!」
「じゃあ、上がって…
お母さん、夜遅いから、先にご飯食べておこうね」
「うんっ!」
二人でキッチンに移動した。
「ねぇねぇ、陽菜ちゃん!
お料理しよう!」
「出来るの?」
「やってみないと分からないじゃん!」
「そうは、言われても、食材が無いから…
レトルト食品しかないんだ」
「作ってくれないの?」
「時々、作ってくれるよ、
仕事が提示で上がる場合があってね、
その時に、夕飯作ってくれるんだ」
「へぇ~じゃあ、いつか、いつか料理作ろう!」
「何を作るの?」
「うーん、クッキーとか!カレーライスとか!
後は…たこ焼きとか!」
「ジャンルがバラバラ…でも、楽しそう」
「うんっ!いつか、一緒に作ろうね!」
「うん…」
二人でレトルトカレーを食べた。
「レトルトカレーって、こんなに、美味しいんだね!」
「私も美味しいと思う、でも、お母さんの手料理が一番」
「ねぇ、陽菜ちゃん!一緒にお風呂に入ろう!」
「いいけど?」
「やったー!わーい!洗いっこだー!」
えむと陽菜はお風呂に入った。
「えへへ!気持ちいいね!」
「そうだね、気持ちいいかも…」
二人で湯船に浸かった…
「陽菜ちゃんって、お肌がツルツル~
サラサラ~って、しているね!」
「そ、そうなのか?」
「いわゆる、美肌だ!手入れしていないの?」
「別にしていないが…」
「それでも凄い!」
体を乾かした後、二人で一緒に
シングルベッドで寝ていた。
「陽菜ちゃん!今日も一日楽しかったね」
「私も楽しかった」
「来週の体育祭、絶対に成功させようね」
「うん、それまでに、運動神経、
少しだけ、よくしないと…」
「無理しないでね?」
「うん、わかった」
「じゃあ!おやすみ!」
「うん、おやすみ!」
ギュッ
「?」
「陽菜ちゃんって、やっぱり、柔らかーい!」
「ビックリするな…いきなり、抱き着かれたら…」
「えへへ、だって、気持ちいいんだもん!」
その後、えむは陽菜のほっぺに優しくキスをして、
眠りについた。