2択目が圧倒的票差により選ばれました。
無能とかゴミとか言われてますが、皆さんは好きなようですね。私もこの神様は大好きです。
それとも、記憶ありの帝王様の戦闘が見たかったのでしょうか?
今回、私的には番外編1より薄いかなぁと。やはり、自分で展開を考えるのは難しい……というより、納得出来てない。
もしかしたら、後に編集でところどころ変えてしまうかも…。
私は、いま困惑している。
「やれやれ。ちょっと散歩をしていたらヘンな所に来てしまったようだ」
私は魔界での仕事を一段落させ、異世界への旅行を明日に控えていた。早めに寝ておこう、そう思って自室で眠りについたはずだ。
「ふむ、魔物……魔族がいるということは、まったく知らぬ世界に来たというわけでもないか」
ここは……この塔はなんだ?まさかまた、寝てる間に別世界の扉でもくぐったか?いや、それはまだいい。問題は、なぜ貴様が私の前にいるのかだ。
「我が名はマスタードラゴン。まあ、知らないだろうとは思うがな。たまにはこうして、ハネをのばすのも良いモノだ」
知っているわバカチン!そも、気づかないものなのか!?この妖魔の姿では会ったことはないが、貴様とは死闘を繰り広げたはずなんだがなぁ!?
「ならば、ここはひとつ。ウデだめしというのはいかがかな?」
……は?
「もちろんムリにとは言わん。勝てれば褒美は出すが、どうかな?」
……私に…いや我に気づかず、あまつさえウデだめしだと…?勝てれば褒美は出す……だと?
「……やろうではないか」
「おお、やる気があって良いぞ。それでは、軽く遊んでやるとしよう!」
ハハハ、なるほど?今度は軽く……遊んでやる…ときたか。
「遊ぶ必要は無い。遠慮は無用、貴様の本気で来るがいい」
「ほう……この私と本気で手合わせ願いたいと、そう申すのか?神威を感じられぬはずもあるまい?」
「無論だ。貴様のその高い鼻をへし折ってやりたくなってな」
「ほほう……私の神威を感じてなお、そこまで豪語するか。よほど自信があると見えるな……面白い」
眼前の白銀の龍神が、はばたき宙へと移った。その目には絶対の自信と我への
「よかろう。ならば、望みどおり手加減はせぬ!覚悟するがよい!」
マスタードラゴンは口に魔力を集め、空色の極太光線を放つ。それは私ごと塔の壁を突き抜け、地形を変えるほどの爆発を起こした。
「ぬ……大人げなかったか?いや、あそこまでの大口を叩いたのだ。これで本気を出さなければ彼奴への侮辱ともなろう……それにしても、口ほどにも……っ!?」
塔が傾く。マスタードラゴンは空へと逃れ、倒れゆく塔を驚きの眼差しで見届けた。
光線の威力の余波か?いや違う、斬られたのだ。根本近くが斜めに割れていることから斬撃を飛ばしたのだろう。
マスタードラゴンは光線の着弾地点へと視線を向け……目を疑った。
「ば、バカな!?なぜ貴様がここに……そうか、先程の魔族か!おのれ、また私の前に現れるとは忌々しい!」
「グゴゴゴゴ……この姿になってようやく気づくとは、貴様も衰えたか?」
「ほざけ!よもや、封印をも破るとはな……地獄の帝王エスターク!!」
封印は破ってはいないのだが……神のせいだよ。文句はあの世にいるアイツに言ってくれ。
「しかし、貴様をここで倒せば魔物どもの勢いも削がれるだろう。今度こそ滅びるがいい!」
「グゴゴゴゴ……やってみせよ」
ーバギムーチョッ!!
ー地獄の竜巻ッ!!
真空の刃による巨大な竜巻と紫色をした地獄の竜巻が相殺する。それを合図に我とマスタードラゴンは次々と攻撃を放った。
ー天空竜のキバッ!!
ー刃砕く一閃ッ!!
敵の状態をリセットする龍神のキバと、敵の武器を砕き薙ぎ払う一閃が激突する。
ージゴデインッ!!
ードルマドンッ!!
聖なる雷撃呪文と闇の雷撃呪文が辺りを焼き尽くす。
ーグランブレスッ!!
ーじごくのごうかッ!!
最高クラスの威力を誇る新緑色のブレスと、地獄にて燃え盛る業火が凄まじい爆発を起こす。
やはりトロッコに20年も捕まっていたとはいえ、力はさほど衰えてはおらぬようだな。
互いのブレスが巻き起こした爆煙を突っ切り、マスタードラゴンが我に体当たりを仕掛けてきた。が、それは前回の戦いで既にみている。
体を左側にずらすことで避け、掬い上げるように右手の大剣で切り上げた。
マスタードラゴンは上空へと打ち上げられたが、すぐさま体勢を立て直すと黄金の魔力を練り上げ巨大な槌を形成した。
ー天からの神撃ッ!!
マスタードラゴンが咆哮すると槌が高速で我へと迫る。我は進化を促す禁呪の魔力を体から放出し、剣に暴走した魔力を纏わせた。
ー進化の結末ッ!!
ー帝王の怒りッ!!
紫のオーラを纏った無数のどす黒い魔力のトゲが槌をくい止め、赤い双剣の叩きつけによって槌は完全に破壊された。
しかし、その間にマスタードラゴンは我の目前へと迫っていた。その爪に真空の刃を纏い、目にも止まらぬ速さで我へと突き立てた。
ー奥義爪嵐撃ッ!!
「グ…ゴ…!」
龍神の爪は容赦なく我の肉体を破壊していく。しかし、集中して周りのことが見えておらぬようだな!
ー大氷炎の斬滅剣ッ!!
双剣に灼熱の炎と凍てつく冷気を纏わせ、両側から挟み込むようにマスタードラゴンを打ちつけた。
「グォッ!?」
そのまま地面に叩きつけると、氷炎を纏う双剣の連撃を叩き込みマスタードラゴンを地中へと押し込んでいく。
「ぐ…ぬぬ…おのれぇえっ!!!」
マスタードラゴンが吠える。我は上空に魔力を感じ、すぐさまその場を離れた。
次の瞬間、空から無数の光線が降り注ぎ、我が立っていた場所を塵ひとつ残さず消滅させた。
「貴様ァ、エスタークッ!!許さぬ、絶対に許さぬぞぉ!!」
「……頭に血が上りすぎだ。これではつまらぬ…一度頭を冷やせ」
「グォォオオオッ!!」
マスタードラゴンは暴走した魔力を放出した。天候が変わり、落雷が次々と落ち大地を破壊していく。まったく、貴様がそのようなことをすればこの世界は不毛の地となってしまうだろうに。
一度叩きのめし、元の世界にバシルーラで強制転移させてやるか。
そんな我の思いなど露知らず、マスタードラゴンは自然をも操る魔力を解き放ち我へと抜けた。
ー天地雷鳴ッ!!
我の頭上から、巨大な蒼雷が降り注ぐ。我は魔法陣を展開し迎え撃った。
ージゴスパークッ!!
魔法陣から地獄の雷が放たれ、蒼雷を打ち消していく。我は未だこちらへと雷撃をとばす龍神を一瞥し、ため息を吐いた。
「グォォオオオッ!!」
「昔からそうだ。貴様は余裕というものを知らぬ……だからその権能を使うことにも気付かぬ。怒りに呑まれてはデスピサロと同じではないか…」
マスタードラゴンは周囲に黄金色の結晶生物を生み出し、それらが生成した魔力と自身の魔力を口内に集中させていく。
その魔力量は前回とは比べ物にならないほど増大している。なるほど、貴様も鍛錬は怠ってはいなかったというわけか。
「ならば、我も本気を出さねばな!!」
ー真・完全覚醒
内に眠る力を解放し、斬撃・呪文を1度だけ跳ね返すバリアを纏う覚醒。しかし、やつの攻撃は跳ね返すことはできぬ。あれはおそらく、体技系の技だろう。しかし、これにより我の目は赤く染まり、真の力を使うことが出来る。
「むぅん!」
双剣に氷炎を纏わせ、カンカンカンと打ち付け合う。そこに一気に魔力を流し込めば……紫色の巨剣の完成だ。
「さあ、これをもって決着としよう。思えば、貴様とは停戦条約を交わしてはいなかったな。これを機に、歩み寄る努力もするといい!」
「ォォオオオオッ!!!」
ー白天の崩落ッ!!!
マスタードラゴンの顎に溜まった黄金の魔力が、極太光線となり放たれる。
我は両手に握った1本の魔剣をマスタードラゴンへと振り下ろした。
ー天上天下断獄斬ッ!!!
技がぶつかり合う。そういえば、前回はこれで敗北したのだったな。だが、我は進化を繰り返し力を増している。怒りで我を忘れた貴様など恐るるに足らず!!
「グヌ……ガァアッ!」
「散歩でここへ来たのだったか……貴様も災難だな。元の世界で、改めて再びまみえようぞ!」
光線を押し返し、魔剣がマスタードラゴンを地へと叩きつける。流れ出た魔力が大地に浸透し爆ぜた。
「グォォオオオッ!!!?」
「……今か」
ーバシルーラッ!
敵を強制瞬間移動させる呪文、バシルーラを唱えた。行先は天空城、やつの居城だ。
「いずれそちらに出向く。その際にじっくりと話し合おうではないか」
こちらは貴様の失態も抑えている。貴様の気に入りそうな事もな。交渉のカードはある……あとはやつがどう出るかだな。
こうして、宿敵との再戦は我が勝ち星を上げたのだった。
戦闘の舞台…キャラバンハートなのをわかった方はいるのでしょうか…。
いかがでしたでしょうか?
戦闘描写が番外編1より簡単だったかな…。
マスタードラゴンが超雑な扱いになってる気がします。ごめんねプサンさん…。
ここでの真・完全覚醒は、スーパーライトの真・完全覚醒とバトルロードの真化を合わせてます。
さすがに、スーパーライトの効果だけだと覚醒って何よ?と言えるぐらい効果も大して強くないので……お許しを。
次の番外編どれがいい?(締め切りは11/5まで)
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戦闘回
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日常回(魔界)
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ギャグ回