無事テストは終わりましたが、ネタ集めのためにドラクエのアプリをプレイしていたところ、DQMSLが何故か起動することができず、使用していない連携のパスワードすらも何故か無効になるということが起きました。
かなり時間を費やしていたので、完全に心が折れ、傷心からドラクエの小説であるこの作品から目を逸らしていました。
なんとか心を持ち直したので、また投稿していきます。
フレンド申請をしてくれた方、特にチームにまで誘ってくださったMEI(Acg)さん、本当にすみません。
「まさかお風呂場に、しかもボディーソープになっているなんて思いもしなかったからね。見つけ出すのに少し時間がかかってしまったよ」
『ァ、アークさんんん!!!!』
コガラシくんの力が荒ぶっている。何か激しい感情に襲われているようだね。
「あ〜…ごめんね。コガラシくんだとはわかっているんだけど、流石に心を読むとかはできないんだ」
『そ…そうなんすか。でも、気づいてもらえただけでも…本当に…本当に!』
「まあ積もる話はあるだろうけど、まずはここから離れようか」
『うす!……あれ!?そういや皆が入って……』
む?少々コガラシくんが焦ったような気配…ああ、みんなのことかな?
「先に説明しておくと、私はいま姿を消す ステルス というじゅも…術と、気配を消す レムオル という術を使用している。まりょ……霊力を流し込んだことでコガラシくんもみんなに気付かれないはずだ」
『そうなんすか!便利な術を知ってるんすねぇ』
「さて、早めに出てしまおう。この術には時間制限があるからね……長くいすぎると術が解けてしまう」
『了解っす!』
私はコガラシくんを持ちながら外と隔てている柵へと歩みを進めた。わざわざ外履きにしていたせいで少し床が汚れてしまっているな、反省。
『……あれ?なんで柵の方に…』
「コガラシくんが考えていることは気配でわかりやすいなぁ。少しはそのあたりの技術も磨いておかないと、そういったことに敏感な相手とでくわしたら苦戦するよ?」
『え……俺の考えていることがわかるんすか!?』
「なんとなくだけどね。表情と態度、気配や魂はその人の心をよく映すから」
『へー……ん?魂…?』
おっと、ちょっと変なことを言ってしまったかな。とりあえず話を戻して誤魔化すか。
「さて、なんで柵に向かっているかだが、まあ簡単なことさ。突然誰もいないのに扉が開いたらおかしいだろう?そっと行っても、狭霧さん辺りは騙せる気がしない」
『あーたしかに。狭霧のヤツ、細かい所まで気を回すから気づきそうっすね』
「そうだね。さあ、乗り越えようか」
柵に手をかけたその時、風呂場の扉が開き仲居さんが入ってきた。
「皆さんお湯加減いかがですか〜?」
「仲居さん!こゆずちゃんは大丈夫でした?」
「ええ。すぐにまた寝てしまいましたよ〜」
「あらら、寝てしまったのか。なら、コガラシくんを元に戻す方法も探っておかないと…」
『え、いや大丈夫っすよ!こゆずが起きたら解いてもらえば……』
「そうはいかないよ。確かにそれでもいいかもだが、せっかくの休みを潰して欲しくはないからね」
『アークさん…!』
「仲居さぁん!今日もお風呂ピカピカよぉ。いつもお掃除ありがとぉ〜」
「いえ!今日はコガラシくんがしてくれたんですよ。食費の減額の代わりに時々手伝ってもらってるんです」
「あら、そうだったのぉ!」
「へぇ、コガラシくんはそこまで切羽詰まっているのかい?なんならお小遣いあげようか」
『いやいや、いいっすよ!もう高校生ですし、バイトとか行ってますから!』
そういえば、コガラシくんはバイトをかけ持ちして働きまくっていたな……それでも食費を払えないってことは、何か事情があるのかな?……これ以上踏み込むのは野暮か。
「コガラシくん…いい方ですよね。素直で、一生懸命で、ちょっとぶっきらぼうなところもありますけど、彼の仕事には誠意が感じられるんです。そんな彼だから、皆さんとも仲良くなれたんでしょうね」
「わ…私は特に仲良くなったわけでは……でもまあ、悪い男ではなさそうですね」
「はい!コガラシさんにはいつもよくしてもらってます〜!」
「夜々も嫌いじゃない。ご飯美味しいし」
「かわいいアシちゃんゲットできて大助かりよぉ〜」
『っ!!!』
「コガラシくん。気持ちはわかるが、今は我慢だ。キミの強い気持ちで霊力がこゆずちゃんの術を強引に解くなんてことにでもなったら、それこそマズイぞ。ここは耐えるんだ」
『っ……うす』
霊力を荒ぶらせるコガラシくんをなんとかなだめて柵を登っていく。その間にもみんなの話は進んでいった。
「ふふ。はじめは男性の方で…しかも霊能力者ということで、どうなることかと少々心配していましたが……コガラシくんみたいな方でよかったですね、皆さん」
「…ええ」
「はい!」
「う」
「そうねぇ」
『……俺だって嫌いじゃねーよ……みんなのこと少しずつわかってきたとこなんだよ……!やっぱ俺、ゆらぎ荘のボディーソープとして生きるのは、そんなの御免だ!』
「……任せなさい。みんなも協力してくれるはずだよ」
『うす!……俺はこれからも、冬空コガラシとして…!!』
「んん……はれ?なんらかはふだじゅつをつかってゆかわんじがすゆ…。ん〜…またねぼけてつかっひゃったのかな……といとこ」
「なっ!?」
『へっ!?』
突然コガラシくんが輝き始めた。輝きは強くなり続け、一際大きく光ると爆発が起こる。
ぼうんっ!
「ぐっ!……あっ」
「お、おおっ!?」
急に元に戻ったコガラシくんが私の手から離れ、床へと落ちた。煙が晴れ始め、全員の視線がコガラシくんへと向く。
「ああ、私の術の効果が及ばない範囲に……」
「も…戻れた!?元に戻れたのか俺…!?」
「……っ!?こ…コガラシくん!?」
「あ、仲居さん!そうっす!冬空コガラシっす!うれしいっす!俺ちゃんと……」
「コガラシさん!?」
ああ、ここが風呂場ということも忘れて、お風呂に入りに外に出てきた仲居さんの肩を掴んで詰め寄っている。傍から見たら完全に事案ですねはい。
まあ、そんなことをすればみんなも自然とコガラシくんがいることに気づくわけで……。
「冬空コガラシ、貴様またしても━━ッッ!」
「おお狭霧!俺がわかるんだな!?」
「は…?貴様何を…!?」
「コガラシちゃんたら、案外大胆なんだからぁ」
「なっ何か事情があるんですよねコガラシさん!?」
「コガラシ…一緒に入る?」
「みんなも…!よかった…俺…俺は本当に…!俺は元に戻ったぞぉぉぉ!!」
「とっとにかく一旦出てくれませんかコガラシくん!」
「天誅ッ!!」
「ギャーッ!?」
ああもう、めちゃくちゃだよ……とりあえず私は戻ろうかな。ご飯を温め直してみんなが上がるのを待つか。
「……あれ?アークさん!?」
「は…?」
あれ、仲居さんにバレてる。あっ!まさかもう呪文の効果がきれたのか!?そんなバカな!?
結局、この後コガラシくんと共に事情を説明してなんとか理解してもらうことが出来た。その際に狭霧さんからクナイを飛ばされたが……かんがえてみれば狭霧さんに攻撃されたのは初めての体験だったな。
思わぬ波乱がありつつも、みんなの絆がより一層高まったのだった。
今回は会話多めでしたね。口調や性格が頭から抜けていたり、書く技術が完全に訛ってます…リハビリで他の作品の方も更新していこうかな…。
本当に更新が遅れてしまいすみませんでした。
また最低週一間隔で投稿していきます。
DQMSLはまた1からやっていきます……。
次の番外編どれがいい?(締め切りは11/5まで)
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戦闘回
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日常回(魔界)
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