ポテトは武器だった…?   作:アサルトゲーマー

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ごりおしポテト

 

 アイテム屋の朝は早い。

 日の登る頃には朝食を済ませ、水瓶から水を汲んで顔や体を洗い、在庫とおつりのチェック。

 日が完全に登れば扉を解放し暖簾を掛け、必要であれば接客、そうでなければ物知り顔でレジ前に待機。暇があれば金の勘定。

 昼と夕方の客が途切れるタイミングで清掃をし、日が沈めば暖簾をしまう。この時駆け込みの客が居れば割り増し料金で対応。

 戸締りを終えれば在庫と収入のチェック、それから夕食の準備だ。

 

 店番なんて簡単だろと考えていたが別にそうでもないし、なんか在庫の確認とかめっちゃ骨折れる。寂れてるから来る人いねーんじゃねーかとか考えてたけど、意外と人来るし。あれか、老舗旅館みたいな。

 最近は飯まで作らせられてるし給料も雀の涙。しんどみの鎌足。

 

「俺アイテム屋やめてポテトで生きていこうと思う」

「どしたのイスケ。新手のギャグ?とうとう狂っちゃった?」

 

 いたって真面目である、茶化すのはやめていただきたい。

 で、どうやって生きてくって?とメスガキ。ふふふ、俺の未来のビジョンに恐れおののくが良い!

 

「まずポテト貯金を切り崩して屋台を購入する」

「ああ、あのレジ横のスペースで売ってた」

「んでポテトフライを売り歩く」

「ふんふん」

「がっぽがっぽ大儲け!以上だ!」

「は?」 

 

 心底呆れましたと言わんばかりのメスガキフェイス。この計画に穴があるとでも言うのか。

 

「穴だらけの計画に言いたいことはいっぱいあるけど……あのね、まず店開くのって営業許可証ってのが必要なの。知ってる?」

「初耳だなぁ」

「でしょーね。んでこれって結構難しいテストを9割正解しないと買えないの。バカのイスケが合格するわけ無いじゃん」

「やって見なきゃわかんないじゃん」

「そこまで言うなら受けてみれば?過去問あるから貸してあげるし、もし合格点とれたらなんでも言う事聞いてあげるわよ」

 

 フハハ言ったな?

 こちとら現代社会で高等教育受けた転移者じゃい!吠え面かかせてやるぜ!!

 

 

 

 

 できませんでした。

 

「ちくしょう…なんで…なんで…」

「あーもー泣かない」

 

 な、泣いてなんかないやい。どーせ緩いファンタジー世界だからテストもゆるゆるだなんて油断して当たったら、ガチガチな法律やら衛生やらの問題が出てきてボロボロだった事なんて全然悔しくないやい。

 

「ほら、算術だけは満点なんだから誇っていいわよ。ね、だから泣き止みなさいって」

「それもそうだな」

「急に落ち着かないで」

 

 うわあ単純、なんて呆れられたが考えてみれば当然の結果だった。だって俺こっちの世界来てから法律の勉強なんてこれっぽちもしてないもんな…。

 そうと決まればまずは法律の勉強だ!

 

「ちなみに私はテスト合格してるわよ」

「勉強教えてくださいメスガキ先生!!!!!!!」

「……あのね、私の名前はスガキなんだけど」

「メスガキ先生!!!!!!!!!!!」

「あーはいはい、メスガキ先生が教えてあげるから叫ばない」

 

 勉強の目処がついたら次は屋台だ。幸いにしてここは発展中の交易街、大工の需要は山ほどあるので職人もいっぱい居る。

 

「ねえイスケ、あんた大工にコネは?」

「無いけど」

「そうよね」

 

 知ってた、と呆れた顔のメスガキ。コネは無いがそれの何が問題なんだ?

 

「あのね、大工も暇じゃないの。他の仕事放り出して知らない人の屋台なんか作ってくれるわけ無いでしょ」

「言われてみれば」

 

 確かにそうだよな。いきなり別の仕事差し込まれたら大工さんも困っちゃうよな…。

 

「で、最後にがっぽがっぽ大儲け、って所なんだけど」

「そこは、こう、俺の超パワーでね?」

「料理の腕は超パワーって呼ばないのよ」

 

 流石に右手からポテト無限に出せます、とは言えないんだよなぁ。

 どうにかして言いくるめられないもんかな、と頭を捻っているとドアベルが鳴る。お客さんの入店だ。

 

「あ、いらっしゃーい」

 

 メスガキは眉間にしわが寄った顔から見事なスマイルへ。なんという切り替えの早さだろうか。

 一応愛想よくしてないとメスガキからパンチ貰うので、俺もにっこりスマイルをお客さんに向ける。

 

「ってなんだベイクとリンゴか」

「やあイスケ」

「こんにちは、イスケさん」

 

 現れたのは魔王ハンターのベイクと、デーモンキラーのリンゴだ。いつか見た時より装備がよくなっている。

 さて今回は遊びに来たのか、それとも仕事か。椅子を勧めながらそう問いかけると、二人は気まずそうに視線を逸らした。

 

「あの~ですね。実は私たち、先立つものが無くって…」

「それで仕事ならイスケの所かな~っと…」

 

 仕事、仕事かあ。でもレベル上げは暫くはいいかなって感じだし、他に用事なんて…。あ。

 

「じゃあ俺の屋台作るの手伝ってくれ」

「屋台?」

「そ、ポテトを売り歩く屋台」

 

 渡りに船だな!と考えてるとメスガキが俺の脇腹をつつく。止めろよくすぐったくて笑っちゃうだろ。

 

「イスケ、ホントにやるつもり?」

「マジのマジで始めるつもり」

「大丈夫かなぁ…」

 

 へーきでしょ。成功するにしても失敗するにしても、まずは屋台が無けりゃ話にならん。

 で、どうだろう。できれば大工にコネとかあってくれたらいいんだけど。

 

「コネはありませんけど、図面なら引けますよ」

「家と馬車なら作った経験あるよ」

「わお。想像してたよりすごい」

「何でこの人たち金欠なの……?」

 

 頭を抱えるメスガキを放置しお金の相談。あの機能が欲しい、それはいらない、材料費はこんくらい…。と話を詰める。 

 そしてそれを箇条書きにするリンゴ。その顔は段々と難しいものになっていく。

 

「あの…自動で動く必要あります?」

「歩くの面倒じゃん」

「ではこの、1680万色で光るというのは…?」

「目立つためには光った方がいいでしょ」

「厨房の中身スカスカなんですけど…」

「そこは俺の超パワーで」

 

 メスガキと向かい合うような姿で頭を抱えるリンゴ。あれ、俺なんかやっちゃいました?

 見積もり出してきますね…とトボトボ帰るリンゴと心配するベイクを見送り、レジ裏に戻る。完成図が楽しみだなー。

 

「あんたって悩みが無さそうでホント良いわよね」

「でしょ」

「イスケ、皮肉ってわかる?」

 

 皮肉って鳥の皮とかだろ?って答えると再び頭を抱えた。おや…?冗談が通じねぇな…?

 

 

 

 次の日。朝一番にリンゴとベイクがやってきた。

 

「見積もりできました!」

 

 昨日とは打って変わって爽やかな表情。それを見たメスガキは「可哀そうに…おかしくなっちゃったのね」と哀れなものを視る目をしている。

 リンゴの手からメモと図面を受け取り、それを広げてテーブルへ。印象はトゥクトゥクみたいな三輪車だ。そして後部座席の部分が丸々屋台になっている。

 で、動力と光るやつは?

 

「無理でした!!お金が足りません!!」

 

 ニッコリ笑顔のリンゴ。メスガキは見てられないのか両手で顔を覆った。

 

「動力が確保できませんし光らせるだけでも100倍くらいお金かかりますよ?」

「そんなに」

「ただまあ、いちおう抜け道がありますけど…」

「え、なんか嫌な予感」

 

 うえ、と表情を歪ませると、ベイクが俺に耳打ちしてきた。

 

「調達、しよう」

「一応聞いておきたいんだけど、動力と光る奴の材料はどちらに?」

「ドラゴンかな……」

 

 あ、なんか読めてきたぞ。

 これドラゴンが魔王軍幹部なパターンだ。

 メスガキに心配させるのもアレだし、ひそひそと話す。

 

「旅費は俺持ち?」

「そう」

「手に入れたアイテムは?」

「イスケの目的の物以外は三等分」

「ドラゴンの強さは?」

「この間の幹部10人分ってところかな」

「ええ…」

 

 正直かなり行きたくない。ここはお金出すんで二人で行って来てもろて。

 その渋面を見てリンゴは何かを悟ったか、俺の手を両手でぎゅっと握る。

 

「お願いしますイスケさん。私たち料理の腕はからっきしで…」

 

 涙目で懇願するリンゴ。確かにこの間の旅はほとんど俺が料理してたけど。

 いやでもな~。

 しかしなぁ~~。

 肌スベスベだなぁ~~~。

 命惜しいしな~~~~。

 よく見たらおっぱいデカいなぁ~~~~~。

 

「よっしゃ任せろ」

 

 俺も行くことになった。

 一方でベイクは目を丸くしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 歩くのは嫌いじゃない。

 まず健康にいい。ボケや物忘れに効くし運動不足の解決にもいい。腹もひっこむしな。

 次に食事にいい。空腹は最高のスパイスって言葉があるように、適度な運動は飯の幸せ指数を上げてくれる。

 あとこれは異世界に来てからのことなんだが、いろんな物を見つけるようになって、楽しいってのもあるな。

 

「お。イスケ、マメイモがあるぞ」

「マメイモ?」

 

 これこれ、とベイクが指差す先にあるのは、あんまり見ないタイプの草だ。デカい葉っぱに紫っぽい花…花?実と花の中間みたいなのがついている。

 

「地面の下にイモがたくさん埋まってる。少し掘り返してみるかい?」

 

 そう問われ、俺は思わず頷いた。そのマメイモってのも気になるし、ひょっとしたらポテトフライの新しいインスピレーションになるかもだし。

 どう掘り返すのかなと見ているとスーッとリンゴが近寄ってきて、例のメイスで地面を一突き。なんかの光とともにズシンと音が響き、土がびっくりするくらいフカフカになった。

 

「ひっぱるぞー」

 

 ずももも…とマメイモを引っ張るベイク。その根っこは意外なほど長く、ぱっと見1メートルはあった。イモと名が付くだけあって、それは節くれ立っている。

 ただ、想像したよりは太くない。ここのあたりがマメってことかな?

 

「イスケはマメイモを食べたことは?」

「ないなぁ」

「なら焼いて食べるといい。塩を付けるだけでも絶品だよ」

 

 そりゃイモに塩が合わん訳がないだろう。と、ふと思いついた。

 イモ+塩+油といえばあらゆる点で通用する無敵のオールラウンダーである。この時思いついたのはじゃがバターだ。バターとイモの組み合わせは最強だ。

 では…右手から出るポテトフライの油をバターに変更したりはできないのだろうか?基本といえば植物油だが、正直揚げる事さえできれば油はなんだっていけるハズ。

 

「ちょっとトイレ!」

「あ、ついていきましょうか?」

「一人で大丈夫!!」

 

 完璧な話術で二人から離れたあと、近くの川べりでベターを思い浮かべながらポテト出ろ~と念じる。

 えーどうしよっかなーみたいな間が一瞬あり、その後にゅっと数本生えてきた。

 齧る。バター味だ!普通にうまい!

 結構クセがあるが悪くない。それにギトギトポテトを袋に詰めて絞れば無限にバター作れるじゃん。

 そんなわけで早速作成。からの偽装。冷えて固まったそれを最初から持ってましたよと言わんばかりに紙に包み、搾りカスはポテサラとしていただく。完璧。

 ただ、バター絞りに夢中になりすぎて30分くらい経ってたのは予想外だった。「何してたの?」って聞かれたけどウンコで押し通すことに成功。俺の話術ってすげー。

 

 その日の夜は早速マメイモを使ってじゃがバターもどきを作った。意外と皮がしっかりしてて歯ごたえが面白い。素揚げにして塩振っても美味そうだ。

 

「それにしてもマッシュポテトとマメイモでイモが被っちゃいましたね」

 

 しゃーない。さすがに食える部分捨ててくのもなんか気分悪いし、マメイモのバター料としてしっかり食べてほしい。あとそれはポテサラだ。

 それはそうとしてポテサラ用にマヨネーズ出したらめちゃくちゃ喜ばれた。ベイクたちが住んでた地域じゃスティッキーソースって名前で呼ばれてる高級調味料らしい。まあ製造に手間が掛かるからね…。

 俺は作り方は知ってたが、混ぜるときに気合と体力が足りなかったので半分くらいはメスガキに手伝ってもらった。それでも2時間は掛かったけど。

 そんな努力の結晶はアイテムショップで割かし高値で販売中。そう宣伝するとベイクとリンゴはかなり真剣に悩んでた。

 

 

 

 

 

 

 

 俺は昔、一寸法師を読んで「そうはならんやろ」と思ったことがある。

 果たして鬼のような強大な存在が、胃を針でつつかれたくらいで苦しむだろうか?と。

 

 一方で今の俺。絶賛一寸法師中である。鬼じゃなくてドラゴンの腹の中だけど。

 

 なんでこうなったかと言うと、ドラゴンの住処に近づきベイク達は奇襲を仕掛けるとかで俺は待機することになった。んで小腹減ったんでポテト食ってたら謎のドラゴンがいきなり現れパックンチョ、という訳である。

 噛まれるのはヤベーと思い、思い切って中に滑り込んだのはなかなか良かったのではないだろうか。胃酸っぽいので肌ピリピリするけど。

 ドラゴンの腹の中は意外と明るく、周りを見渡せる。といってもあんまり見たくなかったけど。こいついろんな動物骨ごと食ってんのな。

 偉大なる先駆者一寸法師さんは針一本で鬼を屈服させたらしい。で、俺はと言うと、武器どころかクッキング用品しかもってねえんだわ。いつも拳でなんとかなったからな…。

 そのへんの骨でグリグリしても全く刺さる様子はなし。どうすっかなー。

 肌がいい加減痛くなってきたのでポテト製つっかえ棒を作り、足元に分厚いポテトを転がす。一応の拠点の完成。

 

 しかしどうしたものか。試しに鋭いポテトで突いてみてもボヨンて弾かれるし。中泳いでってドラゴンのケツから出るのは生理的にヤだし。

 だったらもう、あれしかないか。力押し、ごり押し、脳筋とか言われる方法だ。

 要するに……。

 

「食べ過ぎになってもらってゲロゲロしてもらおう」

 

 後悔バイキング戦法である。いくら食べても同じ値段だからって注文しすぎて食えなくなるような恐怖を味あわせてやる!

 うおお、と気合を入れたものの、一度に出てくる量は精々一抱えくらいだ。人間ひとり丸呑みするような奴相手だと腹いっぱいになるまでどのくらいかかるかなーと、長期戦に備えゴロ寝の構えに入った。

 

 

 

 

 ハッと気が付いたときには、俺はポテトのカーペットの上で大の字になっていた。完全に寝過ごした系。

 何やらドラゴンが暴れているのか、グラグラと揺れている。目覚ましにはピッタリだな。

 寝ながらでもポテトは出てたのでドラゴンの腹は八分目といった所。上げ底によって俺が入ってきたところ(確かフンモン部って名前だったはず)が近づき、立てば手が届く位置にある。ここ触れば吐いてくれないかな?

 ポコッと殴るとグラッとなった。ドカッと殴るとグラグラッとなった。それじゃあボコスカに殴るとどうなるかな…?

 

 ボコスカボコスカボコボコボコボコ!!!!

 

 気分は某漫画のスタンド使い。一発殴るたび足元がグワングワン揺れるが、それでも手は止めない。

 オラッ吐け!みっともなく胃の中身をひっくり返すんだよ!

 

 ギョワーとなっさけない声が上がったと思ったら、胃がビクンとなってものすごい勢いで外に追い出される。ちょっと狭い場所を抜けたらすぐに太陽が見えた。

 

「イスケさん!無事ですか!?」

 

 リンゴの声に振り向くと、こっちを見ながらメイスでドラゴンの顔をブン殴ってた。ちょっとバイオレンス過ぎるんと違う?

 

 その後腹痛により大幅弱体化したドラゴンを、ベイクとリンゴがしばきまくる消化試合を眺める。暇すぎたので体拭いてたらファンファーレが鳴った。

 ステータスを広げてレベルを確認。するとなんと20レベになっていた。ありがとう一寸法師先輩!もう俺はあなたのことをバカにしません!

 

 

 

 

「で、屋台が産まれたってワケ」

「話盛りすぎじゃない?あとイッスンボシーて誰?」

 

 ここまでの流れをポテト関連以外、親切丁寧にメスガキに伝えると、またもや与太話扱いをされた。あと考えてみたら丸呑みされた以外一寸法師関係ないな…。

 でも今回は色々物証がある!与太話扱いも今回までよ!

 

「見ろ!この1680万色で光る鱗の壁を!」

「レインボーリザードの奴?まあまあ頑張ったんじゃない?」

「それだけじゃない!自走機能付き!心臓部はドラゴン玉だ!」

「ドラゴン玉?流石にレプリカでしょ。ウチでも似たようなのは扱ってるわよ」

「あと天井にかき混ぜ器付けてもらった!」

「良かったわね。これでマヨネーズ作るとき腕が痛くならなくて済むわ」

 

 途中からなんか自慢話になってしまったが、メスガキの反応は薄味。もしかしてこれ全部そのへんので代用できたのか…?

 くるりと振り返ると、苦笑いをしている詐欺師どもが目に入る。

 

「嘘は何一つ言ってませんにょ…?」

「一回で問題を全部解決できたんだし…」

 

 めちゃくちゃ声が震えているリンゴ。話をすり替え有耶無耶にしようとするベイク。

 ここでどう返事をすべきか。レベル上がった、短期間で屋台ができた、嘘も言われてない。

 

「確かに…」

 

 イスケ、納得!

 二人組はほっと胸を撫でおろし、それじゃあメンテ方法教えますねーと色々解説してくれた。へー、車軸って結構消耗するんだなぁ。

 よーし!今からこいつでポテトを売りさばいてビッグな伝説になるぜー!

 

 が、しかし。この屋台が稼働するのはかなり後になった。営業許可証取るための勉強が出来てないからな。

 それまではメスガキによってマヨネーズメーカーとして使用されるらしい。そっちはオマケで付いた機能なんだけど…。

 

 お手本のような本末転倒を目の当たりにした俺は、早く営業許可証をとるぞー!と気合を入れ直すのだった。

 

 




「今回は結構、心苦しかったですね」
「うん、いくら女神様の思し召しだったとしてもね」
「でもイスケさんが許してくれて良かったです!まるでカルトッフェル海のように広い心の持ち主でしたね!」
「確かに。俺もあそこまでの人は見たことが無いよ」
「ところでイスケさんって…何者なんでしょうか?女神様にかなり気に入られているようでしたが」
「うーん、実は天使とか?」
「あはは、そうかもしれませんね!」
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