プリコネ×ヤンデレ    作:カルラナ

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前回の投稿で人に読んでもらうワクワクとドキドキを知りました。そしてありがたいご意見をいただけたので反映してみます。(主は、最初のコメントが批判ばかりだったらどうしようかとビクビクしていて優しいコメントだったのですごく安心しました)
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追記
<カルラナ>非ログインユーザーの方がコメントできないようになっていました申し訳ございません
<キャル>なにやってんのバカなのあんた?もちろん
非ログインユーザーの方でもリクエストはできるんでしょうね?
<カルラナ>はい、もちろんです。リクエストをいただけるようなことがあれば頑張らせていただきます。
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今回は前回がペコリーヌだったので順当にキャルで行こうと考え、キャルの回です


助ける覚悟とその責任

ユウキは自分のすぐ近くですやすやと寝息を立てて眠る少女キャルを見てふと考えてしまった。

 

人を助けるとはどういうことなのだろう?と

 

その人が安全になるまで守ること?

その人の悩みを聞くこと?

悩みを解決してあげること?

 

前の僕はこれら全てをして「助ける」ということなのだと思っていた。いや、思ってしまっていたこれが助けるということにはならないというのに………。

 

 

美食殿にはキャルという猫の獣人(ビースト)族の女の子がいる。

彼女は猫の名の通り猫耳やしっぽが生えている。

彼女は自分の気持ちを真っ直ぐ伝えることを苦手としている。

その為にあらぬ誤解をさせてしまう場合がある、

しかし、ごく稀にきちんと自分の気持ちを伝えられることがある、所為 ツンデレというものである。

しかし、そんな彼女は、今ユウキ達が住んでいる国ランドソルの本来の王女であるペコリーヌ(ユースティティアナ)からその地位と家族を奪ったカイザーインサイトとの戦いの中である理由から敵対してしまう。

そして敵対しているキャルは、自分を嫌い、死ぬべきだったと自分の行いを後悔していた、それを知った美食殿の3人の奮闘により何とか助けることに成功し、

そしてその激闘の末、キャルは美食殿に戻りカイザーインサイトは倒すことに成功した。

 

 

これで全て元通りになる、そうみんな思っていた。

 

 

だが、全てが元通りになることは無かった。

 

ーーーーーーーーーキャル視点ーーーーーーーーーーー

 

「ねえ!待ってよどこ行くのよ!私を置いていかないで!!」

 

キャルはランドソルの道をそう言って自分の少し先にいる

ペコリーヌ、コッコロ、ユウキを追いかける。

しかし、自分は本気で走っていて、3人は歩いているのになかなか追いつくことが出来ない。

ようやくの思いで何とかユウキだけには追いつき袖を掴むとユウキがゆっくりとこちらに振り返る。

荒らげた息を整えながら

 

「待ちなさいよ」といい上を見上げると、

 

いつも通りの少し抜けたような顔でユウキがキャルを見つめている。

そして息が落ち着いてようやく話しかけようとしたところで急に爆発が起きる。

ゲボゲボと咳き込みながらも爆発により発生した煙が薄くなり少しづつ周りが見えはじめると目の前にユウキがいないことに気づき、ユウキを探そうと前に足を出すとありに何かが当たる

 

「え?」

 

何かと思い下を見るとユウキがうつ伏せた状態で倒れている、

驚いたキャルは急いでユウキ抱え仰向けにすると、

ユウキは頭から血を流し目を閉じている、

それを見たキャルはその様子を受け止めきれず

 

「え?」

 

と震えた涙声で一言発するので精一杯であった。

そこで手に生暖かい感触がしていることに気づきふと右手を抜き恐る恐る見てみるとそこには赤い液体がべっとり着いていた。

 

「…や……………いやーーーーーーーー」

 

キャルの悲鳴が響き渡る、涙を流しユウキの体を血に濡れることも気にせず抱きしめる。

しばらくすると上から視線を感じゆっくりと上を見上げるとその場所には、敵対していた時と同じ姿をしたもう1人のキャルがいた。

 

「嘘、なんで……私が……もう……一…人いる」

 

そうして見ていると上にいるもう1人のキャルが魔法陣を展開する攻撃されるかと思い警戒したが、よく見ればあれは通信魔法の魔法陣である。

もう1人のキャルは通信魔法の魔法陣に向かってこう告げた、

 

 

    「ユウキの殺害を完了しました。」

 

 

 

 

 

 

 

          え?

 

        いま…なんて?

 

 

 

キャルの脳内でもう1人のキャルの声が再生される

 

 

 

    「ユウキの殺害を完了しました」

 

 

 

 

「え?私が殺した?ユウキを?嘘よ…嘘に決まってるそんなの……ねぇ…起きなさいよユウキ……ユウキ…ユウキ!!!!」

 

そうしていると腕の中からユウキが消え、代わりに周りに多くの人が現れその全員がキャルに向かって石を投げる

「この人殺し」と罵声をあびせながら

石が当たったところから出血をしていくが、痛みはない

 

「違う私じゃ…」

 

そう言いかけたところで思い出すユウキを殺したのは、私ではなくても私なんだと

その事実に絶望していると急に石が当てられなくなり、

周りの声も無くなっている、ゆっくりと上を見るとそこにはペコリーヌとコッコロが立っていて、キャルを涙を溜めた目で睨みながらこう言った

 

「「よくも彼(主さま)を」」

 

キャルが何も言い返せずにいると、ペコリーヌがこう言った。

 

「コッコロちゃんと2人で話し合って、キャルちゃんを裁くのは彼は絶対望まないはずですなので、あなたは無罪放免です。でも、二度と私とコッコロちゃんの前に現れないでください。」

 

 

 

 

ーーーーーーーーキャル視点終わりーーーーーーーーー

 

「はっ!」

 

目が覚めるとキャルは自分のベットの中にいた。

キャルは飛び起き全速力でユウキの部屋へ向かいドアを勢いよく開ける、そうするとドアを開ける音で起きたのかユウキが眠そうに目を擦っていた、

ユウキの姿を確認するとキャルは勢いよくユウキに抱き

涙声で尋ねる。

 

「ねぇ!生きてるわよね!!!!」

「うん、僕は生きてるよ」

 

ユウキは穏やかな笑顔を浮かべてキャルの問いに頭を撫でながら答える

そして、しばらくするとすやすやとユウキのそばで眠りにつく。

 

 

 

 

キャルはあの戦い以降、周りの視線を過度に気にし、

1種の分離恐怖症のようになってしまっていた。

自分の近くに常にユウキがいないと泣き出してしまい悪夢にうなされてしまうようになってしまった、最近は少しづつではあるが治ってきていたので、1度だけキャル一人で寝かせてみたのだがダメだったらしい。この先どうするべきかしばらく悩んでいると部屋のドアがノックされる。

 

「いーよー」

 

部屋に入る了承をするとコッコロがドアを開け入ってくる。

 

「主様、朝食の準備ができたのですが。」

 

と申し訳なさそうに教えてくれた。

そうすると朝食のいい匂いが入ってくる。

 

「いい匂いだね」(*ˊᗜˋ)

「はい、左様でございますね。」

 

コッコロとそんな会話をしていると、

 

「うーん」

 

と眠そうな声を出しながらキャルが目を覚ます

 

「ごめん、起こしちゃった?」

「うーうん、大丈夫いい匂いがして起きちゃっただけ」

「ならば、下に降りて朝食を頂きましょうか」

「あ、コッコロは先に行ってペコリーヌの手伝いをしてあげて。」

「はい、心得ました。では、先に行っております。」

「うん」

「じゃあ、僕達も行こうか」

「ええ」

 

そうして下に行くためにベットから出るとキャルが腕に抱きついてくる。

 

「うん?」

「い、いや?」

「だい………」

「い、嫌ならいいの、一人で行くから大丈夫だから、でもお願いだから嫌いにならないでお願いあんたに嫌われたら私はもう本当にダメになっちゃう立ち直れなくなっちゃう、あんたの言うことならなんでも聞く、体を売れと言うなら売るし、抱かれろと言うなら抱かれる、死ねと言うなら死ぬ、だからだからお願い嫌いにならないで」

 

キャルは懇願する泣きながら地に頭をつけながら、ユウキに嫌われないただそれだけを願うそれが傍から見てどれだけ無様で異常な光景であってもキャルにはそんなことを気にする余裕はない。

 

「大丈夫だよ、嫌いにもならないし、腕に抱きついてもいいからほら頭を上げて、」

「ほ、ほんと?」

「うん、ほんとだよ」

「本当に本当にほんと?」

「うん、本当」

「ありがとう嬉しい」

 

キャルはそう言って抱きついてくる、

 

「あっ」

 

その直後キャルは顔を青くしてゆっくりとユウキの顔を見る

 

「ね?大丈夫でしょ?ほら、早く下に行ってご飯食べよ、僕お腹減っちゃった」(*ˊᗜˋ)

「うん」

 

キャルはすぐにユウキの腕を掴みユウキと並びながら下に向かう。

そして下に着くと、ペコリーヌとコッコロが椅子に座って待っていた。

急いでキャルとユウキは席につき

 

「では、いただきます」

「「「いただきます(いただきまーす)」」」

 

笑顔で朝食を食べるキャルを見てユウキは、ふと少し前のことについて考える。

自分が助けようとしたことでキャルは変わってしまった、さっきキャルが言ったことは多分本心だ僕が死ねと言えばなんの躊躇もなく本当に死んでしまう、そんな感じがする。

そしてユウキは、変えられない過去を悔み自分の行いを嘆く自分が助けることだと思っていたことは助けているわけではなかった、ただ

 

 

 

 

  自分に依存させようとしていただけだ

 

 

 

そんなことに今更気づいている自分の無力さが嫌になる本当に助けるということは本人にその状況から抜け出せるかもしれない策を方法を考えさせることなのだ、そしてその先助けた相手がどのような状況であったとしても相手を助け続ける覚悟とその責任が着いてくるということ。

しかし、心のどこかではいつかキャルが元に戻ってくれるかもしれないと微かな希望に縋り続けるそしてこれからも縋り生きていく。




キャルちゃん推しの皆さんすみません
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