アークナイツRTA 『境界無き方舟』獲得ルート 作:ゲルゲルググ
所でこの話はギャグとかに振り切れてる上に中身の無い滑った会話が続きます。苦手な人は今すぐブラウザバックして、どうぞ
『と言うわけで、只今より楽しいY談を始めます。はい拍手』
「待て待て待て待て待て待てィ!!!」
此処は境界無き方舟、その制御中枢…から行ける更に下にある空間。つまりホモの本体があるエリアである。
そしてその円柱状のホモの頭の上に置かれてた円卓にイモータルと愉快な仲間たちが座り、この一日の為だけに会談を開いたのであった。閉廷しろ。
因みに円卓と言っているが元ネタと同じ人数ではない。閉廷しろ。
『いいじゃないかエレキ君、コレは一時の夢に過ぎないもの。夢くらいならエッチなのを見ても許される』
「許されるかポンコツ!罪悪感募るわ!」
優しい(やさしい)心が綺麗だ、澄み切っている。こんな人がホモの下で働いてるってマジ?テラ過酷過ぎんだろ。
「ていうか他のメンツ知らない奴多いよ?!半分くらい知らねぇよ?!アーミヤとか二人いるよ?!物理的におかしいねぇ?!」
気にしたら負けである。なにせ今日はエイプリルフール、並行世界が収束してもなんら不思議では無い。
『じゃあ1人ずつ喋って行こう。はいフェイスレス君ちゃん』
「指定したら会談じゃなくて質問会じゃねぇか?」
『知らんな』
指名された黒髪ぺったんこのループス族の感染者テロ指導者のTS転生者フェイスレス君ちゃんはコホンと咳払いをして話し始める。
「純粋に疑問だったんですけど、クレアスノダールで兄妹を助ける時、ベルト使った変身ではなく、あのマイク使ってたらどうなってたんですか?」
『あ、見てみたい?いいよでは行こうか!』
「即断即決?!」
エレキ君の驚きを他所に席から飛び出し、円卓の真ん中に立ってマイクの様な物と手のひらサイズの丸い物をポケットから取り出す。
『スカイミラージュ!トーンコネクト!』
丸い物の出っ張った部分をカチッと下ろし、マイクにある窪みの部分に嵌める。
『広がるチェンジ!IMMORTAL!』
マイクのボタンを押し、可愛いポーズを取りながら丸い部分へ向かってそう叫ぶ。男のガタイで可愛いポーズするの止めてもらえます?
そして会談の場所が一変、明るい雰囲気の音楽が流れ、コズミック的でミュージカル的な固有結界に包まれる。イモータルの姿も白黒の光に包まれ、黒コートが消え、ガタイの良い成人男性の体格が18歳程の女性的な体格へ縮み、両手両足に生物的な肌色が現れた。
次に黒いのっぺらぼうが光に包まれ、金色の瞳を持った綺麗に整った中性的な人間の顔と、後ろの一部をポニーテールにした病的な程に白い長髪が現れる。続いて裸足の足に光が纏わりつき、機械的に鋭利で、それでいてファンシーな雰囲気をかな備えた、白を基調にマゼンダ色の線が規則的に張り巡っている靴へと変化する。
『きらめきHOP!』
かわいいポーズと共に流れるBGMが少し変わり、髪の結び目部分に白くマゼンダ色の線が入った棘々しい髪飾りが光を散らして現れた。次に片耳を細い針が斜め後ろ向きに出っ張った白くマゼンダ色の線が入っている丸い機械が覆い、もう片方の耳には黒いインカムが装着される。
『さわやかSTEP!』
大きく手を広げ、曲調が更に賑やかになった。未だに体を包んでいた白黒の光が弾け飛び、両腕以外の上半身を包む黒いインナーと、その上に白い近未来風のアーマーを纏い、腰には真逆にファンシーで少女然とした白いミニスカートが現れ、スカートと両足を包む様にホモの黒コートを思わせる様な腰マントが光と共に生成された。続いて胸部分に埋め込まれた丸い球体がマゼンダ色に発光し、服の白い部分全体にマゼンダ色の線が広がる。
そして両足は靴から太もも辺りへ光が這い上がり、弾けると共に黒いニーソックスを纏う。
『はればれ…JUMP!』
曲調が最高潮に達し、イモータルは豪快に、そして少女らしく可愛らしいジャンプを披露。着地と同時に両手が肘から下の部分だけ白黒の光に包まれ、マイクを握った状態でその両腕を胸の前まで持ってきて、拳と拳を勢いよくカチ合わせる。光が散り、両腕の肘から下は白くマゼンダ色の線が張り巡るアーマーに完全に覆われた。
最後に腰の後ろに折り畳まれた白いマゼンダ色の線が張り巡るスラスターが光を散らして現れ、リボンの様な形に展開。そのままクルッと半回転して、ニカッと勝ち気な笑顔を浮かべながらウィンクをキメる。
『遍く広がる救いの願い!キュア、イモータル!』
カッコ可愛いポーズを取りながら名乗り上げ、変身バンクは完了。コズミック的でミュージカル的な固有結界は消え、元の空間へと戻っていた。
「「「「お〜」」」」
『………さて』
みな、その姿の変わりぶりに驚きながらも、拍手を送る。特にエレキ君、結構好みな見た目のイモータルを真面目に可愛いと思っていた。
そんな中、体格相応の女性的な声を発声しながら自分の席へ戻り…ドカッと座る。
「お〜、ホモの癖に可愛い。なんでこんな可愛い姿で私を殺りに来なかったんですか?」
『はい、この変身バンクに約1000文字使いました。コレが選ばれなかった理由ですね。文字が多杉ィ!』
エレキ君は可愛いと思った事を後悔した。見た目と声が可愛くても言動がホモのままだったからだ。
『なんだいフェイスレス君、まさかこの姿の私とテキサスにヤられたかったのかい』
「ッ……そ、そんな訳…ないでしょう///」
「なんでお前赤くなってんの…?エッ…お前らまだ書かれてない所でいったい何やったの?!」
『脇役になりたくないTS転生者と絶賛コラボ中です。見てな』
「宣伝しとる場合か?!つか答えろよ!何やったの?!そういうの大丈夫なの?!」
いったいなにヤったんでしょうね。フェイスレス君ちゃん(のテロのシナリオ)を滅茶苦茶にしたのは確かですが。みんなは二次創作者同士でコラボする時には下ネタには最新の注意を払おう、ホモとの約束だゾ☆
『因みに胸はないから、いつもは必要無いからつけてない下腹部アタッチメントをつけるだけで男の娘になれる』
「誰も聞いてねぇよ!」
「ふむ…良くわからんが、凄いな」
「フロストノヴァさん?!」
アーミヤ、後でフロストノヴァに保健の授業を教えてやってくれ。流石に知識が無いと将来が不安だ。
『じゃあ次は……』
「そのままやんのかよ……」
プリキュア姿のホモは円卓を見渡し……赤い長髪の女性に決める。
『こういうクロス要素ごちゃまぜのアクナイ二次創作でよく出て来る赤い霧さん』
「………返事しねぇな。生きてんのか?」
『そんな筈は無い……ほら、ちゃんと立った』
赤い霧さんは席から立ち上がり……禍々しい武器を取り出し、顔に張り付いた金属の仮面を展開する。
『やっべ、そういやセフィラ抑制まだ途中だった』
「ちょ―――」
第4形態で放置していた赤い霧により、ホモは一瞬にして解体された。最下層で極秘調査していた幻想体達が収容違反を起こし、境界無き方舟の職員は皆死んでしまった。もうこの大地に光を灯す事は出来ない。
『さて、二週目だ。じゃあ次の人』
「待て待て待て待て待て待てェェ!!!!何が起きたいったい?!」
『尺が無いから無視するよ。じゃあ次、プーチン君』
緑色の囚人服を着たコータス族の男は、画用紙にマジックでスラスラと何かを書き、皆に見えるように画用紙を立てる。
『何々、ウサビッチナイツの続きは何時になるのか……そうだな』
イモータルは美少女の姿で腕を組みながら椅子を後ろに傾け、暫くの間揺れ続ける。そして少しあと、傾けていた椅子を正し、プーチンの顔を見て1言。
『ライン生命から出た後の展開を忘れたので当分無いと思われる。すまんな』
「…………」ガーン
プーチンは白目を向いて倒れてしまった。本当にスマン。
『じゃあ次は……モスティマさん』
「はーい、って言っても、厳密には私じゃ無くてこの子だ」
モスティマが虫かごを取り出す。中には、黒光りする甲殻と、怪しい色をした源石が生えたサソリ型の原生生物が一匹。
「彼も、自分の続きが気になってるみたいだ」
『ただいま書いてはいるが……まぁ、如何せん進みは悪いな。気長に待っててくれ』
プーチン程では無いにしろ、原生生物はしゅん…という感じに落ち込んだ。可愛いね。
『じゃあ次は……ウェンくん』
「おう」
次に指名されたのは、水色の学ランを着た青年。
「アンタ、MUGENでキャラ制作とかしないのかよ」
『出来たらこんな話書かずにもう作ってるわァ!!!』
「うわぁ突然キレた?!」
『私だってなァ!七夜改変とか作ってみてぇよ!でも上手く行かなかったんだよォォォ!!!調べてツールとか揃えても何も出来なかったんだァァァ!!!あ゛あ゛ん゛ま゛ぁ゛り゛た゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!ドット絵の抽出とか何処から持ってくんだよマジで』
「うわぁ急に冷静になるな?!」
「なるほどな…まぁドンマイ」
『なにがドンマイだ』
綺麗な顔で思い切り泣き叫んだ後、スッと涙のエフェクトを消して素のトーンに戻るイモータル。
『はい次!フロストノヴァさん!』
「何故キレ気味なんだ……まぁいい。私もお前に聞きたい事がある」
『おう、なんやねん』
少し空間内の温度が下がり、フロストノヴァのイモータルを見る目が…厳密には、イモータルと隣に座っているエレキ君を見る目に冷たさが宿る。
「そこの男と私……」
「…オレがどうかしたかよ」
「正直に答えろイモータル。本編でのコイツと私の関係をどうする予定なのかを!」
・ ・ ・ Ω\チーン
因みにこのΩ\チーンはウェン君がナイフの峰で適当になんか叩いた音です。
『正直言って……凄くカップリングしたいです!』
ホモは正直だった。
『いや言ってしまうがね、アクナイ本編だと君のカップリングはアーミヤかドクターのどっちかだろう。だけど、このRTAだとその二人と接点が余りにも少な過ぎるんだよね。でまぁ、二次創作つったらオリ主カプ、やってみたいじゃん?つまりそういうことだね?』
円卓は静寂に包まれる。そしてその静寂を破ったのは、話の主題であるフロストノヴァとエレキ君だ。
「カップリングってのがなんなのか知らねぇが……要はノヴァと仲良くしろって事だろ?」
「残念だが…お前の言うそれは」
「「無理な話だ」」
『え〜』
頬杖を付き、溜め息と共に駄々をこねる様な発声をするイモータル。
「先ず私はこの男と馬が合わない」
「同感だ。先ずノヴァはレユニオンとして過ごしたのが長い以上、戦闘での相手への傷害に関しては躊躇が無い。既にそこから合わねぇのよ」
「それに、この男のこういう相手の事をわかったかの様な口振りも気に入らないな。私の言いたい事をわかり易く代弁する所は便利だが、性格が全てを台無しにしている」
「んだと、ならオレもテメェの相手に合わせて態度を変えるのがあからさま過ぎな所が気に入らねぇ。もう敵同士じゃねぇだろうが。折角可愛いってのにそこで台無しだよ」
「なんだと?そもそもお前は――」
「なにィ?そもそもテメェが――」
以下、互いの事についてツンツンツンデレな貶し合いが続く。
((((なんだこの二人、焦れったいな))))
『はぁ……はい、じゃあ次の人…』
ヌッ、と静かに手が上がる。痴話喧嘩している二人以外がそちらを向けば、そこには並んで座る二匹のウサギ。その片方のどんよりしているウサギさん…もといアーミヤが手を上げていた。
『はい、じゃあAアーミヤ』
「……アイツの代わりに突っ込むが、どういう判断基準なんだ?」
ウェン君の為に説明しよう。今手を上げているどんよりしたアーミヤがA…アニメ版のアーミヤだ。そしてその横で冷や汗を流しながらも笑顔を絶やしていないのがRアーミヤ、このRTAのアーミヤである。
「あの……なんで私はまたこんな所にいるんでしょうか。此処に来ると、私は何も出来なかったと突きつけられた気がして、胸が痛いんです」
((((あ、重い。アークナイツしてる))))
「ははは……まぁ私、ミーシャさん達を助けられませんでしたし、フロストノヴァさん達も助けられ無いみたいですし……私、これ以上進む意味があるんでしょうか」
((((有り得べからざる今を見たせいで凄くマイナスなキャラ崩壊してる?!))))
『コレは不味い。Rアーミヤ、ケアをお願いします』
「ま、任せてください!」
そろそろどんより感が深層まで到達しそうになっていたAアーミヤ。だが、突然温かい物に包まれた感覚を感じ取り、深層から引き上げられる。
「……どうして」
Aアーミヤを優しく抱きしめ、頭を撫でるRアーミヤ。此処に塔を建てよう。
「貴方の気持ちは、私もわかります。だから貴方が進む理由も、ちゃんとあります。私達が進まなければ、この大地で苦しむ大勢の感染者、非感染者を助けられないでしょう?ですが、焦らないでください。私達は進み続けなければなりませんが、止まっては行けない訳ではありません。立ち止まっていいんです。泣いてもいいんです。助けを呼んだっていいんです。ですから、進む事に意味が無いなんて言わないでください。進み続けた貴方にもきっと、明日が訪れる筈ですから」
「……ッ」
Rアーミヤの胸の中で震えるAアーミヤを、皆が静かに見守る。彼らも、彼女の世界を救ってやりたい気持ちで一杯だ。だが、それでも見守る事しか出来ない。なら、精一杯見守ってやろう。彼女がいつか、明日を見届けられるまで。
〘まぁ、この会談は夢なのだけどね〙
おいコラ。
『さて、アーミヤ達は大丈夫そうだし、次はドクター…ってどったの、そんなどんよりと』
そこには、まるで理性を吐き尽くしたような男がぐでっとしていた。
「なぁ、イモータルさん」
『はいはい、イモータルです』
「私ってさ、一応アークナイツの主人公のような者だよね?」
『そうだな』
「でも、でもさ……!この話でも、RTAの本編でも、私、そんなに喋ってないんだ。フォーカスされてすらいない。多分登場した回数って片手で数えられるんじゃないかな?」
『そうかもしれないね』
「なぁ、教えてくれ。私は本当に、主人公なのか……?」
懇願する様な雰囲気で言葉を発するドクター。その先にいるのは勿論イモータルだ。そしてイモータルは、ドクターへボーイッシュな美少女の顔をニカッと笑顔にさせて答える。
『勿論、君はアークナイツのプレイヤーだとも』
「ッ……それじゃあ――」
『でもな、この大地での主人公は
ドクターは椅子から転げ落ち、絶命した。掌返しによる負荷に耐えられなかったのだ。
「「ドクター?!」」
そこに、二人のアーミヤが駆け寄る。
「ドクター!ドクター!しっかりしてください!」
「あ、あぁ……アーミヤ……なんで、二人?ここが…楽園……なのか?遍く、アーミヤの…始発点……?」
「ドクター?ドクター!ドクター!!」
「あー、アレは別の所の箱舟に行っちゃいそうですね。学園都市の方の」
『おーい、戻ってこーい。君は指導者だが先生ではないぞー』
「もし行ったら私の妹によろしくでーす」
『え、君テキサス以外に妹いたの』
「血縁関係での妹ではじゃ無いですけどね。私は会ったことも無いですし」
『君妹に顔見せて無さすぎだろ』
「「くっちゃべってる場合があったら助けてやれやッ!!」」
『ドブルイニャニキチッチッ?!』
フロストノヴァとエレキ君に蹴られたので、ドクター救出中……
『という訳で、ドクターの出番はヴィクトリアやるときに増やすとして、そろそろ解散の時間がやってまいりました』
プリキュア姿から変身解除し、ガチャガチャと音を立てて体の大きさを元に戻すイモータル。
『ま、こんな滑ッカムが出來そうな程の話にお付き合いくださり誠にありがとうね。それでは、解散!良い朝を!』
イモータルの号令を期に、皆席から立ちエレベーターへ向かう。そんな中、ただ一人、席から立たない者がいた。
『……えっと、DG2khRp君?帰らないの?』
「いや、呼ばれたのに話振られなかったから……というか、なんで俺は此処に呼ばれたの?」
そう言って疑問符を浮かべるのは、灰色の髪を生やし、片目に閲覧規制のかかったウルサス族の少年だ。
『そうだな、取り敢えず何か飲もうや。ボリバルルートビアでいい?』
「俺一応未成年なんだけど」
『そうか、じゃあクレアスノダールで売ってた有機栽培茶で』
「えぇ、なんで渋すぎるチョイス?普通子供にはジュースとかじゃ無いの?」
そんな事を言ってると、少年の前に冷えた紅茶の入ったガラスコップが生えてきた。どうやら他の選択肢は無いらしい。あとどっから生えてきたし。
『さて、まぁ君が此処にいる理由だがね、それは……』
ストローでチューっと紅茶を吸いながら、次の言葉を待つ。イモータルは紅茶が無くなるまで無駄に溜め、無くなった瞬間に円卓を勢いよく叩き、満を持して発声した。
『君(のアークナイツ)と交わりたいからさァ!!!』
「……ヒェッ、勘弁してください」
どうしてお前の口からはそんな言葉しか出てこないのか、コレが分からない。作ったヤツの顔が見てみたいですねぇ!
『まぁ、そういう訳で両方とも一段落したら多分来るかも。それまで息をして待っているが良いわ!』
「来ないで」(切実)
『というわけで、今度こそ解散、物!』
そう叫びながら、ポケットから取り出したボタンをさっきの様に勢いよく叩く。そして――
『爆発します!!!!』
「ゑ?」
イモータルがアーツエネルギー融合反応を起こし、この大地を跡形もなく消滅させた。
爆発オチなんてサイテー