アークナイツRTA 『境界無き方舟』獲得ルート 作:ゲルゲルググ
とある製薬会社に、とあるフェリーンの女性がいた。その女性はデータベースにいつの間にか登録されていた番号を端末に打ち込み、耳に当てる。3回コール音がなった後、その声が聞こえた。
『ハイこちら葛飾区亀有公園前派出所です』
「すまない、番号を間違えた」
ケルシー先生は即通話を切ろうとした。
『オイ待て待て待て!悪かったって巫山戯ないから!』
「ハァ………予想以上の巫山戯た思考回路を持ち合わせているな。設計者の顔が見てみたいよ」
ケルシー先生は溜息を吐くと、呆れた様にそう口にした。端末からも、乾いた笑いが漏れる。
『ハハッ☆冗談が通じねぇ奴だな。それで、要件はなんぞや?』
「そうだな。先ずは自己紹介と行こう。私はケルシー、ロドス・アイランドで医師をやっている。チェルノボーグでは部下がお世話になった。感謝するよ」
『俺はイムホテップ・イモータル。略して……まぁいいや、境界無き方舟の統率者をしてるAIだ。その節はどうもね、こっちもお世話になったからおあいこだよ』
「そうか……それでは本題だが、君達方舟と協力を結びたい」
『…………』
「…………」
『マジで?』
「あぁ」
数秒の沈黙の後、割と驚愕してそうな声色で聞いてきた。
『マジかよ予想外だわ。来るとしてもドクターかアーミヤだと思ってた』
「そうか。それでどうする?勿論対価も必要ならば――」
『あ、いいっすよ(快諾)』
「………いいのか?私はまだ何も言っていないのだが」
今度はケルシー先生が驚きながら聞いた。そりゃケルシー先生は交渉ナドナドがあるだろうなと予想していたのに、当の本人が全てすっ飛ばして協力を結んでくれたのである。
『いいのいいの。私は全ての感染者の味方だから。そしてあわよくば幸せに暮らさせようとするAIだから。交渉とかそう言うのはの無駄に偉い非感染者の皆々様に任せるよ』
「全ての感染者の味方……」
『そうだ。鉱石病のこの字も理解せず、迫害するしか能の無い奴から感染者を守る……ソレガワタシノ・ネガイデス>割と同じ志しを持つロドスの事だ、貴方ならわかる筈だぜケルシー先生』
途中から無機質の、演算しかしない機械が喋るかの様な口調となり、そして元に戻った。その一時的な変貌に、ケルシー先生の耳と尻尾が警戒を顕わにする。
『まったく、感染したく無いなら俺みたいに機械に意識を移せばいいものを……』
「………あぁ、作戦記録にあった黒コートの人物。アレは君か?」
『そうそう、色々と死にそうだったからちょっとね。おっとすまない、話が逸れた。それで、私達は何をすればいいのかね?』
「フゥ……それじゃあ先ず、そちらのオペレーターを2人程貸してはくれないだろうか?」
『大丈夫だ、問題無い。エレキ君とゴシャク君をそっちに送るよ。ゴシャク君はちと扱いが難しいから注意な!他になんかいる?』
「いや、大丈夫だ。要件があればまた連絡を入れる」
『OKOK。んじゃさいなら〜……と、そう言えばアーミヤちゃんだっけ?彼女の事はちゃんと見とけよ見とけよ〜?壊れはしないだろうが、いつか心から笑わなくなるゾ』
そう言った後、通話が切れた。ケルシー先生はポケットに端末を突っ込むと、大きく溜息を吐いた。
「……何なんだあの統率者は。アレがAI?何をどうすればあんな思考回路になるんだ?それと最後の……アーミヤを気にしているのか?なんの目的があって――」
そう呟きながら、ケルシー先生は椅子に深く腰掛けながら考えた。
次のレユニオン襲撃予測地点である龍門へ向かう、一日前の出来事であった。
今回のRTAの最大短縮ステージを攻略するRTAはーじまーるよー!
今回は一週間経つまで倍速し終えた所からスタートです。そろそろロドスが動き出すので、こちらも行動し始めましょう。では先ず、今回活動するオペレーターを募集します。オラオラ来いよオラァ!
集まりました。因みに今回の募集条件ですが、前回のチェルノボーグ事変の条件をちょっと緩くしたヤツに加えもう一つ、融合率10%以下、血中源石密度0.30u/L以下で料理、または治療関係が出来るオペレーターを性別制限無しで募集しました。つまり、今回は女性がいます。
「勿論説明してくれるんだろうな?」
エレキ君が話振ってくれたので説明しましょう。今回の作戦は2チームに別れて行動して貰います。先ず男ばかりのレユニオン襲撃に備えるチームは合図があるまで待機。そしてもう一つの女性がいるチームには、チェルノボーグで救助活動をして貰いますねぇ!
「なる程……で、何で女をわざわざ?」
だって貴方達………まともな飯作れます?
「「「「あっ(察し)」」」」
まぁつまりそういう事です。OK?!OK!(自問自答)
「しまったァァァ!料理とか練習すりゃよかったァァァァ!!!」
「クソッ!何故俺達はシミュレーションルームで体を鍛えるしか能が無かったんだ!」
「何と言う失態だッ!」
「いや君達、どれだけ私達を出したくないの?」
実際おにゃの子が殺し合い真っ只中に向かうって時点で不安しか無いからね、しょうが無いね。お前らの事やぞ最近よくあるそこら辺のバトル系アニメとかソシャゲとか()
「つか、一番気に入らねぇのはコイツだ!何でライン生命のが混じってんだよ?!」
「おやおやエレキ君。誰でも経歴だけでクソと言うのは関心しないよ。流石の私でも傷つくからねぇ?」
「うっせ!もし願いが叶う盃とかあったらお前達が滅ぶよう願う位には、お前達が嫌いなんだよ!」
「ハッハッハ!面白い事を言うね君は。一度私のモルモットになってくれないかな?」
「なるか!」
「そう言うと思ってたよ!それじゃあこの作戦が終わったらさっそくやろうか!」
「話聞いてた?!」
「あ、それとエレキ君、願望器と言うのは存在しないよ。数十年前にライン生命の研究者が作ろうとしていたそうだが、作り終わる前に製作者は死んで、その後願望器は暴走してどっか行っちゃったらしい」
「いや知らねぇよ!」
あのー木下ですけどもー、まーだかかりそうですかねー?
「帰っていいですか?」
あ、X=サン、まだ帰んないで。もう少しで終わるから。つかお前ら静まれ!シャラップ!はーい皆んなが静かになるまで810秒かかりましたー(校長並感)
ではこれより、チェルノボーグチームのやる事を教えるわね。
先ずチェルノボーグチームにはトラック型ドローンに乗ってチェルノボーグに行ってもらいます。そこでチェルノボーグに取り残された被災者及びレユニオンの残党を救助して欲しい訳です。あ、トラックには食材やら医療器具やらサポートドローンやらが沢山積まれてるので(問題)ないです。足りないものがあれば直ぐに支給もしますゾ。
以上だけど、何か質問ある?
「健康なレユニオンがいたら実験していいかい?」
駄目です(両断)人体実験以外でオナシャス!センセンシャル!他には無い?(ない)あ、そう……。それじゃあ準備して出撃ハッチに停まってるトラックに乗ってください。直ぐにイクゾー!(デッデッデデデデッカーン!)
因みにチェルノボーグに行く理由ですが、チェルノボーグにいる白うさぎさんや愛国者さんの好感度を稼ぐ為です。あの二人は一見カタブツに見えますが、彼らも感染者の為に生きる良心を持った人達です。ホモ都市が感染者を救助している所を見せつければ簡単に好感度が上がっていくんですねぇ!チョロイなー、何でロドスはこの人達と協力出来ないんだろうねー?(純粋な疑問)
え?タルラとメフィスト?んにゃぴ……よくわかんないっす。因みにメフィストが高確率で突っかかって来るので、それ相応の対策はしてますよ。
「んじゃ、俺達は合図があるまで待機って訳か……」
あ、エレキ君とゴシャク君はこっち来て下さい。
「あ?」
「なんかあんのか?」
カクカクシカジカ上上下下左右左右BA家無き子供に味方味方する不死身の男に心を打たれる大切な心をすり替えて置いた冷血動物マシーンデブ殺し。
「んじゃ」
「なる程」
そんな訳で、君達をロドスへ派遣する事に決まった訳です。OK?
「いや納得出来るか!先ず何で俺達に言わなかったんだよ!報連相しっかりしろハゲ!」
「ふーん、好きにするじゃが」
「お前意外と順応だな?!」
そう言うと思ったで工藤!んじゃこの二人用のpotに入ってくれます?
「いやな予感しかしねー」
「いいからはよ入るじゃが!」
「ぐぇらぶ?!」
それではロドスに向かってイッテQ!因みに今のロドスは龍門にいるから龍門に飛ばしますねー。あ、ゴシャク君はドクターって人とケルシーって人とアーミヤって人の話をちゃんと聞いてね?そんじゃ、パンツァー砲、ファイヤァァァァ!!!!
「そうやって飛ばすのぉぉぉぉぉぉぉ?!!?!」
種は飛んだ。一体いつから出撃ハッチが一種類と錯覚してたんでしょうね?まぁいいでしょう。それでは私は開発室でチェルノボーグ組のサポートしながら義体の改造の手伝いをば。
次回はチェルノボーグ組をサポートしつつ、ロドスに派遣した二人をチラチラ見ながら作業をする所から始めます。
ご視聴ありがとうございました。
デイリー契約を8〜5で行ったり来たりしてる走者です。やっぱ低レアも育てて幅広い対応出来る様にしねぇと駄目だわ。あとフレンドさん借りる。主にスルト。
ライン生命の研究者
昨日あのライン生命襲撃時にドナドナした研究者の一人。クランタ族。ライン生命ではひたすら足が速くなったりする研究に尽力してた為、みんなが良く知るマッドな研究はしてない。被検体と一緒に逃げ出そうとしたのも、折角の被検体を失わない為である。ホモ都市に移ってからも研究は欠かさず、被検体である大人しいクランタの少女を使ってるが、体が1680万色に光る位の副作用しか無いから走者もやり過ぎない限り見過ごしてる。被検体も満更じゃ無さそうだし。
今回のチェルノボーグ救助活動にて、治療班にブチ込まれた。
ケルシー先生
取り敢えず使えそうなので協力を結んでみたけど、なんかヤバい事をしたかもしれないと思ってきた。