アークナイツRTA 『境界無き方舟』獲得ルート   作:ゲルゲルググ

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最近異世界チートスレイヤーなるものが流行ってるので初投稿です。とづまりすとこ


起死回生 下

『デハコレヨリ・救助活動ヲカイシシテ下サイ>』

 

 その言葉と同時にレユニオンと方舟がぶつかり合い、早速レユニオンの一人がノックダウンした。

 

「よっしゃファーストキル頂きィ!」

「ガッツポーズしてる暇があったら目の前のコイツらを取り押さえろ!救護班!そこの感染者を運んどいてくれ!」

 

 目の前のレユニオンを片っ端から戦闘不能にさせて行く方舟のオペレーター達。その光景を見ているスカルシュレッダーはグレネードランチャーで後方の救護班達を攻撃しようとするが………

 

「クソッ!!」

 

 山なりに少し飛んだあと、何処かから飛んでくる攻撃に破壊される。弾道を低くし、仲間を巻き込まない距離にいる手前の方舟オペレーターを攻撃しようともしたが、それも尽く撃ち落とされた。

 

「メルヘェン、ゲットォォォォォォォ!!!!」

「チッ、あぁもう!何なのあの【カズデルスラング】!!!」

 

 Wの方は、自分の放った爆弾の尽くをバットを持った謎の子供にホームランされてキレ気味になっていた。と言うか、爆弾を爆発させずに打ち返すとは、一体どう言う技術なのだろうか?

 

『え、ウソん、なんで高野レンちゃん来とるん?え?なんで?』

 

 どうやら向こうにとっても予想外だったらしい。しっかり管理しろホモAI。

 

「このままじゃ不味いな……オイW!」

「何よ?!」

「……ここは俺達に任せろ。お前はミーシャを連れて逃げてくれ」

「……アンタ正気?」

「正気も正気だ」

「っ!何考えてるのスカルシュレッダー?!」

 

 今まで怒涛の展開について来れていなかったミーシャは、スカルシュレッダーの言葉が聞こえた瞬間、今にも泣きそうな表情で彼の腕を掴む。

 

「………すまん、ミーシャ。でも大丈夫だ、きっと戻って来る。そして…一緒に家に帰ろう」

「…………どうして……!」

「W、今からスモーク弾を発射する。その内にお前はミーシャを連れて逃げろ!」

「はいはいわかったわよ。ご武運を……なんてね」

「待って!アレックス!」

 

 必死に止めようとするミーシャの腕をスカルシュレッダーから強引に剥がし、戻ろうとするミーシャをこれまた強引に引っ張って行くW。そして同時に、スカルシュレッダーが発射したスモーク弾が空中で爆発。辺り一帯は煙で見え辛くなった。

 

『サルカズ女の事は無視してクレメンス。迎撃する必要はそんじゃいしにゃいからな(ていと君滑舌)………にしても今の他人に連れてかれるミーシャとソレを見送るスカルシュレッダー、アニメでよくある過去の出来事と似たシチュだ。それに加え乱立する死亡フラグの数々……やってやろうじゃねぇぇかァァァ!??!早速スモーク撃ち抜くとか言うガバ起こしたけどやってやろうじゃねぇぇかァァァ?!!?』

 

 取り敢えず独り言が煩いドローンは置いといて………

 

「………さて、おかげで前が見え辛くなったが、それは相手も同じだ。事が有利に運べば……」

「だ、誰だ?!ぐぁっ!」

「なんだ、一体誰が…!?ぐッ……」

「くっ来るなァ!来るなァァ!!!」

「……そう簡単には行かせないってか?舐めやがって!」

 

 そう叫びながら、後ろから迫って来る青色の刃を避ける。

 

「ほう、何故防がなかった?」

「知るか、死ね」

 

 スカルシュレッダーは、あの青色の刃に実態が無い事を目の前で斬られていく部下達のおかげで事前に知る事ができていた。

 スカルシュレッダーはグレネードランチャーを大鉈に変形させ、目の前の男、スパラディへ斬りかかる。だがその攻撃は、スパラディがもう片方の手に持っていた特殊な形のハンマーに防がれた。

 

「くっ!」

「ほう、中々良い武器を持っている。それは自作か?」

「黙れ!」

 

 鍔迫り合いの状態から押し返し、ガードが緩くなった瞬間を狙って大鉈を振るが、スパラディは最低限の行動で攻撃を避け、2発目の攻撃をガードし、3発目の攻撃を弾き返し、4発目の攻撃を避けてスカルシュレッダーの片方の腕にカウンターをブチ込んだ。

 

「ガッ!?ぐぁぁぁッ!!!」

 

 突如腕に響いた痛みに顔を歪め、余りの痛みにグレネードランチャーを手から離してしまう。斬られた所から下の感覚が無いにも関わらず腕がくっついている現状に困惑しながらも、スパラディから距離を取った。

 

「投降しろ。お前に勝ち目は無く、戦う価値も無い」

「なん……だと?」

「そう言えば言ってなかったな。俺は感染者では無いし、アーツも全く使えん。だがお前は俺に片腕を持っていかれた。この時点で勝ち目など無いとわかる筈だ」

「ッ……バカにするのも大概にしろよ非感染者が。俺は絶対に諦めたりはしない!」

「無理だ諦めろ。例え如何なる小細工を使おうが、お前に勝利は無い。お前の部隊も既に終わった」

「それがどうした?そんなもの、諦める理由になるものか!」

「愚かな。お前達レユニオンの目的のみならず、蛮勇を勇気と履き違えるか」

「お前如きに何がわかる!?」

 

 そう言いつつ、既に自分以外の戦闘音が無い事に気づいていたスカルシュレッダー。このスモークが晴れれば、そこは敵陣のど真ん中だろうと言う現状を理解していた。

 故に、彼は残された手段を使い一矢報いる事を決めた。本来はロドスの司令塔を潰す為の、自分が死ぬ事が前提の手段を。

 

 スカルシュレッダーはスパラディに向かって、グレネードランチャーを発射する。弾は山なりに飛んで行き、頂点についた瞬間に何処かからの狙撃によって爆発する。

 

(今!)

 

 彼はグレネードランチャーの弾を囮にした。このスモークの中で狙撃手が撃って来るかどうかの賭けであったが、見事に命中させてくれたのだ。

 そして、彼はグレネードランチャーを捨てて、爆発で油断してるであろうスパラディへ向かって駆け出し……

 

「……惜しいな」

 

 そう呟きながら、彼はハンマーの撃鉄をガシャンと起こす。そしてそのハンマーを大きく振りかぶると、

 

 

 地面に思い切り叩きつけ、大爆発を起こした。

 

 

「何ィ?!」

 

 予期せぬ爆発により、辺り一帯を包んでいたスモークが晴れ、そして爆発で巻き上がった土煙に視界を遮られる。

 

「クソッ!何なんだ一体…―――!?」

 

 土煙の中から投げられて来たものをギリギリでキャッチする。それは、腕を斬られた時に落としたグレネードランチャーだった。

 

 そして……

 

「少年よ、死ぬなよ」

「なっ?!」

 

 土煙の中から現れたスパラディは、痛覚残留ブレードを背負っている四角型の石塊…否、石槌に連結させる。そしてその石槌を両手で振りかぶり、スカルシュレッダーがキャッチしたグレネードランチャーへ向かって思いっきり叩きつけた。

 

「グヴッ―――」

 

 スカルシュレッダーは綺麗な放物線を描きながら宙を舞った。体の中の何かが折れる感覚を感じながら、スカルシュレッダーの世界はスローになっていた。

 

 彼はそのまま重力に従って落ちて行き………

 

「メルヘェン、ゲットォォォォォォォオオオ!!!!!」

 

 グワゴラガキィィン!!!と言う音と共に、また天高く飛んで行った。また天高く飛んで行った(大事な事なので2回)

 

「乙女は強くなくっちゃね!」

『何がペルセウスだ強すぎだろオイ!あーでも向こうには俺ん家があるから大丈夫……じゃねぇ問題だらけだ!あの高さはいくらなんでも難しいぞオイ!』

 

 

 

 

 

 さて、ホモ都市の屋上ではさっきまで狙撃をしていた人物、ホモの義体が紫色のボウガンの様なもの二丁を隅に起き、準備体操をしていた。

 

『よーしよしよし………来たァ!』

 

 空から飛来して来るスカルシュレッダーを見つけた狙撃型義体は、出来る限り後ろへ下ると、全速力でダッシュしてハイジャンプする。

 

『届け俺の思いィィィィィィィィ!!!!』

 

 今度こそ重力に従って落下して来るスカルシュレッダーをキャッチしようと………

 

『って何処行くねぇぇぇぇん?!!?アァァァァァー♂』

「よいしょっと……ふぅ、無事にGET出来ましたね」

 

 彼の奮闘も虚しく、スカルシュレッダーは無事に後ろで待機していた女性オペレーターがアーツを使って優しくキャッチしたとさ。

 

「イモータル。そっちは無事か?」

 

『………私が無事じゃ無いッス』

 

「そうか。で、これからどうする?あの逃げたサルカズ女の方に向かうか?」

 

『よいしょっと……いや、そっちはいい。倒したレユニオンを回収して帰投してくれ』

 

「了解だ」

 

『ふぅ………折角の見せ場がぁぁぁあああぁ〜』

 

 

 

 

 

 一方でWはと言うと、チャーんトミーシャを連れて自分の部隊と合流し、一足早くチェルノボーグへ帰ろうとしていた。

 

 まぁそんな上手く行くもんじゃ無いんですけどね。

 

「な?!うわっ!」

「オイどうし――な、なんだコレ?!」

「な、何?!」

「――!もう追いつかれたの?!」

 

 突然仲間がおかしな状態となり、バランスを崩して地面に体をぶつける。そして、その体へ何処からか青色の線がコケたレユニオンの体へ撃ち込まれ、小さい呻き声と共に意識を手放して行った。

 

「走って!」

「あっ、ま、待って!」

 

 仲間が次々に倒れる状況を見たWは、咄嗟にミーシャの腕を引っ張って走る。

 

「グッ?!何…これ……」

 

 そしてWにも、その症状が発現した。片目の移す景色が自分が今見ている景色と、自分達を何処かから見ている第三者の景色が交互に映され、更に目が勝手に動き回る事によって、Wは平衡感覚を失いかける。

 

「だ、Wさん……」

「………心配しないで、アンタは自分の事だけに集中して」

 

 バグる片目を瞑り、平衡感覚をギリギリ保つ。一刻でも早くここから逃げなければならないと前を向き……その光景に目を疑った。

 

 それは控えめに言って巫山戯ていた。言葉にし難いが、100人中100人が巫山戯ていると言うであろうポーズで、浮遊しながら少しずつ彼女達の元へ近づいて来る飛行物体……いや、飛行人間。

 そして、何処からともなく方舟のオペレーター達が出現し、退路を塞がれる。Wは待ち伏せされていたのだと理解した。

 

「吾は面影糸を巣と張る蜘蛛。――ようこそ、この素晴らしき惨殺空間へ」

 

 見ていておかしくなりそうなポーズの男がそう言うと同時に、Wとミーシャの周りを無数のナイフが取り囲む。

 

「目的は……やっぱりこの子かしら?」

「そうそうよくわかってるじゃ無いかサルカズの女性さん。おっと失礼自己紹介が遅れたね。僕の名前はメタトロン。方舟のオペレーターさ。率直に言うけどそこのウルサスの女性さんを僕達に引き渡してくれないかな?そしたら君は見逃してあげるよ。君もこの状況で戦いたいとは言ったりしないだろう?」

 

 Wの言葉に、彼女の退路を塞ぐように立っていたサンクタ族の男『メタトロン』が返事をする。Wはゆっくりと振り返り……驚愕する。

 

 その男の片目が自分と全く同じ色と形をしていた。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 と、言うのが今回のチャートでした。理解したかー?

 

「まさか、彼らの移動先を予測出来ていたと?」

 

 流石に完全にはわかっていません。ホントですよ?まぁ彼らの移動ルートから予測すればわかっちゃうんだなコレが。ま、一応貴方達にも教える事は出来たんですが……私の部隊が速いのでそっちを選びました。後で作戦記録送るんで許してヒヤシンス。謝るので絶対に許して下さい(笑顔)

 

「………つまり貴様は、近衛局どころか同盟関係を結んでいるロドスすらも信用ならなかったと?」

 

 お、チェン隊長オッスオッス!幸せに暮らしてるかー?(皮肉)信用ならなかったと言いますか……こう、効率を考えた結果ですね。貴方達は高確率でレユニオンの残党が足止めしてくるので、この際貴方達には龍門のレユニオン残党狩りに集中して貰おうかと。適材適所ってヤツですぜコイツァ…。

 

 だからみんなそんな顔すんなよなー頼むよー。

 

「………それで、ミーシャの身柄は?」

 

 ちょっと待って………あ、今確保したとの情報が入りました。やったぜ、投稿者変態移動都市。

 

「ではこちらに引き渡してくれ。コレは私達龍門の問題だ………協力は感謝する」

 

 あぁ、その事なんですが……なんていうか、その……失礼なんですが……フフ、

 

 

あげません!!!!(日本総大将)

 

 

「なっ?!」

「「「「えぇぇぇぇ?!」」」」




最後やりたかっただけデース。みんなも実際にチェン隊長に向かってあげません!!!って言ってみたくない?言ってみたくない……あっそう(´・ω・`)

という訳で、起死回生は終了で御座います。終わりとはいつも呆気ないものですね。次回は3話程プロフィール回となります。そして感想にオリキャラなどなどの帳簿が欲しいと言う要望もあったので、それも書こうかと。ではサラダバー!


スカルシュレッダー

生きてる^〜、あ〜生きてる^〜!これから幸せにしてやるから覚悟しとけよしとけよ〜?


ミーシャ

あの後、自分から彼らに引き渡される事を承諾した。本人はよくわからないが自分が引き渡されればなんとかなるかもしれないと言う浅はかな考えだが、おかげでダブチーをあのヤバい空間からいち早く脱出させる事が出来たゾ!


W

今回ちょっと可哀想な目に合いかけた子。謎ポーズの飛行人間を前にして死を悟ったけど、ミーシャが方舟に行ってくれたおかげで無事でいられたゾ。ただし方舟に連れて行かれるのを見ているダブチーの状態は「バラバラにされるって分かってても何もできない絶望してる感じ」に近しい感じだった。頑張れダブチー


高野レン

メルヘェン、ゲットォォォォォォォオオオ!!!!


謎ポーズの飛行人間

斬刑に処す。その六銭、無用と思え
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