アークナイツRTA 『境界無き方舟』獲得ルート 作:ゲルゲルググ
日本総大将から始まるRTAはーじまーるよー。
今回は手柄を横取り(言い方)しようとして来た近衛局の偉い人にスペちゃんをあげた所からスタートです(あげません!!!)
「……なんのつもりだ?」
と言うか、最初からロドスに協力してるのであって龍門とは協力関係結んで無いんだよなぁ……おっとそんな怖い顔をしないでクレメンス。
まぁ、関係がどうとかは屁理屈みたいなモンは置いときましょう。実際協力関係を結んでいるロドスが貴方達と協力してるので、私達は協力関係にあると言っても過言ですしお寿司………まともな理由ですが、正直言って今の近衛局は信用ならないからですね。
「なっ?!」
いやね、一回目はちゃんと信じて大人しくミーシャ姉貴を渡しましたよ?でもさぁ(呆れ)奪われとるやん、どーしてくれんのコレ?はーつっかえ、あんだけ啖呵切ってた割には何も出来ずに奪われちゃいましたねぇ!辞めたら?この仕事。
「っ……貴様!」
「オイ待て落ち着け。イモータル、時と場所位は考えれるだろ」
えぇ、えぇ、わかっておりますとも(わかってない)そこで素晴らしい提案をしよう、お前達も私の中(意味深)に来ないか?(上弦の参並感)
「っ!」
「…君の舟に?それって私達も行って良かったりするかな?」
勿論です、プロですから。と言うか、元々ロドスはCEO覚醒フラグの為に誘おうと思ってましたし、今更来訪組織が1つや2つ増えた所で(変わら)ないです。
で、どうします?私の中でミーシャ姉貴から情報を聞き出すのか出さないのか。あぁ、安全面の方は大丈夫だ、問題無い。警備システムはここよりしっかりしてますので。
「………少し時間をくれ」
あっいいっすよ(快諾)明日までじっくり考えてクレメンス。んじゃ、私達は一足先に帰ってるから。そんじゃサラダバー!ホラ、エレキ君もゴシャク君も早く来なさい。トンズラしますよ。
「ンじゃ」
「はいよ…つかトンズラ言うなや」
さて、この後眉間に皺を寄せるチェンチェンと少し疑惑を含んだ視線を送るロドスの面々が写った一枚絵が表示されて起死回生は終わりです。
では、少しトランザムをし、ホモ都市に帰ってきました(ました商法)
「あ、お帰りー!二人共何処行ってたの?」
「ロドスと少しな」
「戦ったの?!」
「共闘な?まぁ、アイツらの戦い方は相変わらず気に食わなかったが」
あのー木下ですけどもー、まーだ掛かりそうですかねー?
「おっとゴメンゴメン。んじゃ、エレキもゴシャクも、ちゃんとお風呂入るのよー!」
「一々大声で言わなくていいわ!……ったく」
さて、ゴシャク君とエレキ君は休憩して下さい。絶対に休憩して下さい(念押し)
「お、おう」
「……ハッ!」
二人共いい返事してイきましたね。それじゃあ早速事後処理を開始しましょう。イクゾー!(デッデッデデデデッカーン)
という訳でハローミーシャ姉貴!元気してるかい?私?私は機械でホモだから……
「……一体、何しに来たの?」
そんなに怖い顔をしないでクレメンス。ぼくわるいホモじゃないよ。
「私、まだ貴方達を信じてない。どうして私をそんなに欲しがるの?感染者を…私の弟を寄ってたかって傷つけて、貴方も他の――」
ストップストップ!一旦落ち着こ?深呼吸して深呼吸。ヒッヒッフー、ヒッヒッフー……さて、貴方の言う傷つけるとはどう言う感じですか?ダメージを与える、痛みを感じさせると言うのなら確かにやってしまいましたが。
「っ……しらけないで!あの青い剣で、あそこにいた大勢の感染者を斬り殺してた!龍門でも貴方達は……!」
HAHAHA!違う違うそうじゃねぇよ(木原クン)取り敢えず俺の発明品でも紹介しましょうかい(激ウマギャグ)
この青い刀身が見えますか?コレは痛覚残留ブレードと呼ばれる剣で、この通り実体が御座いません。ヘェイ!サードバッグ君カモンヌ!
「ようやく呼んでくれたな!」
早速ですがそこに立って下さい。OKOK、それじゃあチェストォォォォォォォ!!!!
「ゴウランガァ!」
「ひっ……!」
ほら見てください、服にすら傷一つついていません。これで実体が無いのがわかったでしょう?
「あらイモータル。この可愛子ちゃんは誰だい?」
「えっ…えっと……大丈夫、なの?!」
「ンフフ。安心しな可愛子ちゃん、俺様はこんな出力最低に設定された棒切れで倒れる程ヤワじゃねぇ。だからそんな顔するんじゃあぁぁぁぁぁぁ―――」
はい君の出番終わり!閉廷!もう帰っていいよドM。さて、今見た通り、例えこれで体をバッサリ斬られてもなんともありません。流石ホモの舟だ、テクノロジーが違いますよ(自画自賛)
まぁ、最低出力だったとは言え、普通は気絶する位痛いんですけどね。サードバッグ君は色々と特別ですから、かっ勘違いしないでよねッ!
「でもっ……じゃあどうして……!」
………よかろう(CV若本○夫)ミーシャ姉貴、一緒にお散歩しましょう。大丈夫大丈夫、ヘーキヘーキ、ヘーキだから。貴方も弟も駆逐艦雪風に乗ったつもりでドンとしてりゃいいんだYO!(豹変)いいから行くぞぉ!(団長並感)
あの採掘場での事件の時、なんだかヤバそうな集団に囲まれて絶対絶命一歩手前になりそうな状況まで追い詰められていたWとミーシャ。そんな時、Wだけは助けたいが為にミーシャは自ら方舟に連れて行かれる事を了承した訳だ。
その後、方舟についた途端に赤いランプがついた白くてデカい人形ロボットに緊急集中治療を施され、更には怪しい液体(ただの鉱石病の進行を防ぐ薬)を射たれ、宿舎にある個室にボッシュートされた。
そして今、彼女はドローンから伸びているアームと手を繋ぎ、廊下を歩いていた。
『お主も腹が減ってるだろ。私の食堂は美味いゾ〜。なんたって素材が良いし料理人の腕も良い。こないだ拾った女難の相がヤバそうな弓兵が滅茶苦茶腕の立つ料理人だったから、そりゃもう感染者には大人気よ』
「……………」
『あー………の前に、君にはさっきの返事の答えをくれてやろう』
イモータルが空中で停止し、横を向く。ミーシャも続いて横を向く。そこは治療施設の前であり、彼女の前には色々な感染者と少ない数の非感染者がドタバタと歩き周り、敵である筈のレユニオンを治療していた。
「これって……」
そう呟いた彼女は、ある人物…自分の弟が治療されているのを見つけた。傷口の周囲を圧迫して止血し、怪我をしている箇所にテキパキと応急処置をしていく人物。名前は確か、隣のドローンがスパラディと呼んでいた人だと、ミーシャは思い出す。
『ミーシャ姉貴、君は「どうして彼らを傷つけるのか」と言ったね。その答えは、私が(コミュ)力不足だからに他ならない』
「力不足……?」
『おっと勘違いしないでクレメンス。(コミュ)力不足っつっても強い弱いじゃ無くてだな。あの時、話し合いで解決出来た筈の事を出来なかった……って感じだ』
その言葉を聞いて、採掘場での事を思い出す。そうだ、彼らは採掘場で現れた時も、Wと一緒に逃げていた時にも、必ず話し合いをしていた。
『いやダブチーの時は……いや、なんでも無いッス』
「………」
『ヒェッ、許し亭許して』
ミーシャの好感度が下がった。
『兎も角、ホントは話し合いで済んでた筈なのに、結局こうなっちまった。それに関しては本当に私の(コミュ)力不足が招いた事実だ。本当にすまない(すまないさん)話し合いってのはガチで難しいものだな』
「……うん」
『だが一つ訂正を。別に正当化する様な事じゃ無いんだが、こうなってしまった以上、私達側が悪いと言う単純なものじゃ無いんだ』
「それは、どう言う意味?」
『確かに私の(コミュ)力不足が招いたとは言え、相手側も私達に手を出してしまった。殺そうとして来た。その時点で、この事態に一方的な加害者と被害者の図は無くなる』
「…それって、彼らレユニオンも悪いって事を言いたいの?」
『そうだよ(食い気味)ただ迫害され続ける者達であればただの被害者に過ぎないが、彼らはそれに反抗を示し、人を殺してしまった。それがチェルノボーグ事変な訳だが……その時点で、彼らは被害者でありながら加害者になってしまった。だから、どちらか一方が悪いなんて状況はこの世界じゃ起こり難いんだよ。こんな誰もが被害者で加害者な世界。明確な邪悪が出て来さえすれば、どれ程マシな世界になる事か』
イモータルの言葉を聞き、彼女の中の常識が少しずつ書き換えられる。確かに非感染者だった彼女は、心の何処かで感染者を軽蔑して、それを自分も自覚しながら隠していたかもしれない。そして初めて感染者となって、感染者の気持ちを知って、感染者は少しくらい仕返しをしてもいいんじゃ無いかと思っていた自分が……いたかもしれない。
恐らく弟はそうだろう。彼は自分よりも何倍も非感染者を恨んでいた。
『まぁ自分を正義と思い込み、正当化し、殺戮すらも自身の常軌の範囲内に入れてしまうのは人間の悪い癖だ。そして絶対に治らない癖なのでそこら辺は諦めるとして…』
(諦めちゃうんだ)
『私達は俺が組み立てたチャート通りの出来る事をやる。殺し合いの中に突っ込んで、話し合いをして、聞かない奴を大人しくさせて、そいつらを連れてスピードワゴンの如くCOOLに去るのさ。この争いの根本は殺人による復讐の連鎖だが、こう言うのは古来より鎮める為のやり方が存在する。と言うかおまいらも子供の頃に散々やった筈なんだが、なんだと思う?』
「子供の頃………あっ」
『そう、話し合いによる仲直り。争いなんて喧嘩とほぼ同じだクソ下らねぇ(キレ気味)互いに謝ってはい終わり、閉廷!そしてブックオブ青春アミーゴすればだいたい解決出来ると古事記にも書かれている。その為に、両方とも生かさないとイケないんですね。まぁ簡単には出来ないので、こうチマチマと……どないした?』
「えっ?」
『いや、めっちゃにやけてるけど』
「あ、いや、コレはその……」
にやけてなんかいない。彼女は何故か泣き出しそうになったのを我慢しているだけだ。自分が今まで考えていた事に対して、恥ずかし過ぎて、下らな過ぎて、もう色々感情がひしめきあっていた。世界は難しくて、でも拍子抜けする程単純だと理解した。
それ故に彼女は我慢する。もう彼女は子供ではいられないから。自分のせいでああなってしまった弟を導く為に、大人にならないといけないから。頑張って我慢する。
『おっ大丈夫か大丈夫か?』
「……うん、もう大丈夫」
正直言って、嘘だと思ってしまえばそこまでだ。このドローンが、自分が納得する様に言い聞かせてると思えばそこで終わる。だが、目の前の光景がその思考を拒否させる。
きっとこの舟なら大丈夫だと、信頼出来ると言う謎の確信をした後、彼女は自分のやるべき事……感染者と非感染者が少しでも仲良くなるきっかけを作る為、自分が出来る事をする為に走りだす。
「えっと、イモータルさん!食堂は後で行こう!」
『おっそうだな。頑張れよミーシャ姉貴』
大丈夫かなコレ。ミーシャ姉貴キャラ崩壊してない?大丈夫?やっぱ原作死亡キャラが生きてた系のアレは難しいわ。まぁ書くけど。