アークナイツRTA 『境界無き方舟』獲得ルート   作:ゲルゲルググ

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誤字報告ありがとナスゥ!もしかして1から読み直してます?って位大量の誤字報告でおっぱげたゾ。それと日間16位に一瞬だけ乗りました。やったぜ(投稿者変態糞都市)でもこのRTAには面白くない箇所が片手で数えれる位あります。つまりそういう事です(作者のメンタルが死ぬ音)


侵入開始

 パトリオットの対談が終了した直後、その光景を透過強襲型義体越しから見ていた境界無き方舟。その中枢区画の内側にある本体は、予め録音しておいた音声で全ての戦闘員を移動都市の先頭部へ移動させる。いつもどおりの速さで、境界無き方舟の出撃準備は完了した。

 

 

 

 そして合図をキャッチした方舟と同時刻、ケルシー先生の携帯端末にメールが届く。端末のロックを解除して、表示されたメールの内容を流し読みしていくケルシー先生。そして割と短い文を読み終えたケルシー先生は、小さくため息を吐いて呟いた。

 

「巫山戯ているのか?」

「ヒェッ?!」

 

 直ぐ側でチェルノボーグでの作戦が書かれた書類を朝早くから暗記していたドクターが悲鳴を上げた。顔が怖いぞケルシー先生。

 

 そんなドクターへ視線を向けたケルシー先生は、何時もの真顔になると、おもむろに携帯端末の画面を見せた。

 

「これを見ろ」

「………親愛なるロドスへ。昼くらいからチェルノボーグへ行かれると思いますが、そんな貴方達に連絡です。たった今、レユニオンの幹部、貴方達が一番危険視しているであろうパトリオットの弱体化に成功しました。そんなわけでパトリオットは私達に任してもろて。あ、そうそう、殲滅作戦用のオペレーターとか持って来なくていいから。いやマジで。控えめに言ってアレだから。貴方達ロドスはタルラを倒すことだけに集中しててな。いやホントに連れて来るなよ?!絶対だからな?!フリじゃあねぇからな?!私達の事信じてくれよなー頼むよー…………いや、うん。ケルシーが不快になるのも仕方無い」

「あぁ、私はこういうノリが嫌いでな。だが問題はそこじゃ無い。ここを見てくれ」

「え?……PS、砂嵐を発生させて姿をくらまし、側面から侵入すると言うのは中々に良い作戦だが、一か八かな要素が多過ぎる。だからこっちでチェルノボーグを動かないようにするわね………これって?!」

 

 ドクターは驚いた表情で、さっきまで自分が見ていた書類と端末の画面を交互に見る。

 

「あぁ、何処でどう知ったのか知らないが、ロドスの作戦は向こうに筒抜けだと捉えていいだろうな」

「もしかして、ロドスのデータベースにウイルスとか入れてたり……?」

「いや、それは無い。確認したからな」

 

 龍門に行く前に携帯端末越しに行った会話。その後、クロージャと共にロドスを隅までチェックしたのだから。

 

 本来、こんな意味のわからない組織とは早めに縁を切るべきなのだろう。実際、何故あそこで彼奴らと協力体制を組んだのだろうと、ケルシー先生も少しだけ後悔している。

 が、良い事があったのも事実だ。これまで方舟が介入してきた作戦は目に見えて犠牲が少ない。協力体制を敷く前とは言え、方舟の介入があったお陰で、ドクター救出時に失われると思っていたオペレーター、エリートオペレーターを失わずに済んだ。そして、そのエリートオペレーターの一人であるAceの、タルラの攻撃を防いだせいで黒焦げ、切断せざるを得なくなった片腕。それの義手を提供したのも方舟だ。まさかミーシャの件で方舟に赴いた時にこんな拾いものをするとは今の自分でも予測出来ないだろう、と思うケルシー先生。

 

 取り敢えず、今から向こうへ電話を繋いで話し合う事にしたケルシー先生。端末に番号を入力……しつつ、ドクターの方を見る。

 

「ドクター、恐らく、いや確実に、その作戦資料に記載されている事の一部を変更するだろう。あとは……言わずともわかるな?」

 

 ドクターは めのまえが まっくらになった!

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終回間近のRTAはーじまーるよー!

 前回はァ!パトリオットにィ!敵を殺さないと言うゥ!縛りをしましたァァァァァァァ↑↑↑↑↑!!!!!(大歓喜)

 

 はい(賢者)というわけで勝ち組です。このRTAは私の勝利で終わる!勝ったな風呂食って飯入ってくる(違法フラグ建築過多)

 ただの口約束なのに大丈夫なのかって?!えぇモロチン!原作をやってる兄貴姉貴の皆様ならわかると思うでしょうが、パトリオットは約束を反故にする現代ウルサス人みたいな奴では御座いません。こちらが裏切る様な事をしない限りは向こうも下手な真似してこないキャラなので、こちらが下手な事をしなければTDN操り人形に過ぎんのだよファ〜ハハハハハハ!!(69敗)

 とりあえずロドスにこの喜びを分かち合っておきましょう。メールポチッ。

 

 で、いつまでダブチーはここに?もう行っていいんだよ?それと話し合いの地味なアシストありがとナス!

 

「勘違いしないでちょうだい。他人の会話に割って入る馬鹿を止めた……あぁ、貴方には私が助けてくれた様に見えたのかしら?ま、どっちでもいいけど」

 

 え〜?ホントにござるかぁ〜?(燕返し)まぁいいでしょう。スカルシュレッダーが寝てるベッドの横で椅子に座ったままうたた寝してるミーシャの画像を見て露骨に態度が変わり始めた事はツッコまないでおくことにしておきます。

 

「フンッ、そういう事にしといてあげるわ」

 

 素直じゃあないなぁ〜損するゾ?チョコレゐト食べる?イチゴ味だけど。

 

「は?何突然、仲良くなったつもり?キモっ、そんなの要らないわよ思い上がらないでちょうだい」

 

 あぁ、ジャガイモがお好き?結構、極東から箱詰めのジャガイモを1ダース頼みました。

 

「要らないって言ってんの!話聞いてた?!」

 

 あっそう、じゃあ発送先をライン生命にしときますね。で、話は変わるんですが。

 

(やっぱコイツここでバラバラにしようかしら)

 

 ダブチーには、チェルノボーグの前輪付近の区画にいるレユニオンを遠くに誘導して欲しいんです。

 

「は?どうしてアタシがそんなこと」

 

 いや別に無理にとは言いません。ただまぁ、私だけだと時間がかかるのでね。言ってしまえばタイム短縮要員。

 

「……何を企んでるの?」

 

 カクカクシカジカダブチー柔かそう(迫真)

 

「アンタ正気?!いや、アンタ元々正気じゃ無かったわね!」

 

 だからこそ貴方に手伝いを頼んで……ファッ?!このマイファーダーを連呼する魔王的な音楽はロドスの着メロ?!ケルシー先生速いですねぇ!

 ちょっと待ってろダブチー!

 

 えっと、もしもし?あぁコレはこんにちはケルシー先生。え?色々聞きたい事がある?えぇ、えぇ!わかっておりますとも!ですが何故私があなた方の作戦を知ってるかなんて一々話してられる時間は無ェ!まぁでもあなた方の作戦に差し支えとか出るかもしれないから言っときますね。まずロドスが立てたチェルノボーグに入る為の作戦ですが、空の囮ももれなく全員を潜入に回して結構です。囮は私のドローンがヤりますねぇ!それから潜入する場所ですが、絶対にチェルノボーグの前輪付近から潜入するのはお止めください。えぇ、えぇそうです。危険が伴うので。と言うか後の話し合いはチェルノボーグで合流してからにしません?まぁ話すことはパトリオットは私達が引き受けるって事だけ……あ言っちゃったよ。ママエアロ。んじゃ切るけど、作戦決行はそっちに任せるんで、連絡オナシャス、センセンシャル!じゃ。

 

「…………」

 

 って訳なんですけど、手伝ってくれません?!

 

「絶っっっっっ対イヤッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 はい、というわけでダブチー率いるサルカズ隊の協力を受けるのは失敗しました(半ギレ)まぁパトリオットのウマ味の反動だと思えばこのくらいはァァァァァ………!!!(ブチギレ)

 

 てなわけで、一旦ホモ都市へ帰還します。しました。戦闘員は既に既定の位置へ移動させているので……ハイゼンさん!最終決戦仕様は出来ているかね?!

 

「片方は完成だ!だがもう1体は時間がかかるぞ!つか、何でわざわざ2体作らなきゃいけねぇんだ?!」

 

 作らなきゃいけねぇから作らせてるんだルルォ?!ホラホラ速く作ってホラホラ(ホモはせっかち)干しイカのゲソあげるから。

 

「いらねぇよ!せめてタバコにしろ!ホラ、その義体持ってとっとと行きな!」

 

 アイアイサー!後で手伝いに来ますねー。

 さて………基本構造ヨシ!武装ヨシ!頭、体、両手足の拘束用源石回路ヨシ!(オール確認猫)ついでにホモ都市の分離機構と迎撃システム、ストーンヘンジとその狙撃手、そして強襲ドローン『コアスプレンダー』の動作確認……ヨシ!

 では残りは戦闘員への作戦概要の説明と、ハイゼンさん達の手伝いと、チェルノボーグの前輪部分にいるレユニオンの無力化と移送、それとストーンヘンジの射程範囲ギリギリの所までホモを移動させながらロドスの作戦決行を待ちます。

 え?さっきから言ってるストーンヘンジって何やねんって?コレは割と最初の方のパートのコメントにリクエストがあったので、色々作るついでに一応作ってたヤツです。まさかこんな所で使うことになろうとはなぁ!

 

 では気を取り直して……

 

 

 キングクリムゾンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 a.m.10:00 荒野

 

 

『……来たか。移動都市の分離を開始。境界無き方舟は、これよりチェルノボーグへの侵入を開始する』

 

 境界無き方舟の移動都市、その先頭部分の区画が音を立てて切り離される。切り離された区画は戦闘オペレーターを乗せ、フルスロットルでチェルノボーグへ向かって発進する。

 それと同時に、残された区画の出撃ハッチが開く。そして奥から、コアスプレンダーと呼ばれる戦闘機の形をしたドローンが、勢いよく出撃した。ドローンにしては良く出来ており、無駄にコクピットも再現されている。勿論無人(・・)機だが。

 

 コアスプレンダーは一瞬で分離された区画を追い抜くと、瞬く間にチェルノボーグ付近へ到着した。そのまま速度を落としながら接近し、都市の上空で旋回を始める。

 

「………本当に来たね、ケルシー」

「来てもらわねば困る」

 

 一方で、戦闘オペレーターを乗せた分離区画も、既に荒野でなにかしようとしているロドスが見えるくらいの距離まで迫っていた。どうやらロドスは今、レユニオンの偵察兵と戦闘中のようだ。ニアールやファイヤーウォッチらの後ろにある戦術送風機を守ってる様子。

 すると分離区画の一部が展開され、そこから大量のドローンが展開される。ドローンは様々な種類がおり、攻撃型ドローンはレユニオンの偵察兵を片っ端から攻撃して無力化。防御ドローンはニアール達や戦術送風機の前でシールドを展開し、今まで見たこと無い形のドローンは戦術送風機に取り付くと、アームを戦術送風機に接続し、上下に激しく振動しだした。

 

「うわすごっ?!風が一気に強くなった?!」

「あのドローンが発電してるみたいだ」

「このサイズのドローンが発電?!ウソだろどうなってんのコレ?!つくづくデタラメだな境界無き方舟!」

 

 そう言って感心するエンジニアが、ふとあることに気がついた。

 

「しまった………!マズいぞ!」

「どうしたライデン?!」

 

 突如叫びだしたエンジニアに駆け寄るニアール。

 

「砂塵の密度が低い。その上この太陽光の角度じゃ、装置を完全に隠せないんだ!これじゃ全力稼働する前にバレてしまう!」

「……ならば、ここは私の出番だな」

「ニアール、何をするつもりだ?」

「ファイヤーウォッチ、私が行動を開始したら、実際の効果を観測しつつ、調整する方向を教えてくれ」

「………無茶を言う」

「……この大地の苦痛を減らす為であれば……例え太陽の光だろうと、少しの間、力を貸してくれると信じたい」

 

 ニアールは砂丘の上に立つと、盾を砂丘へ突き立てる。目を閉じて息を短く吸い、集中……そして、カッと開眼すると同時に盾のアーツユニットが展開し、メイスを勢いよく掲げたニアールの体は激しい光に包まれた。

 

 ニアールが何をしたかと言えば、ここら辺一帯の光輝度をロドスの持つ迷彩偽装が機能するレベルに調節したのだ。外から見ればただの荒野の一部だが、ニアールの周りにいる人間から見れば、そこは光の海に包まれた綺麗な空間が広がっている。

 これを一人でやってのけるニアールも、中々デタラメだよね。

 

 そして少しして、戦術送風機が全力稼働を開始。ロドスらを小規模の砂嵐が包み込み、ついでに割と近くまで近づいて来ていたチェルノボーグを呑み込んだ。

 

「戦術送風機起動完了!アーミヤ、車を出せ!」

「はい!」

「各ドライバー、等速を維持。図面どおり、登攀ツールが使用可能な距離まで中枢区画下層部に接近する。それと、なるべく後輪側から侵入して欲しいと、我らの心強い協力組織から連絡があるのは周知しているな。意識しておく様に。では、状況開始!」

 

 ロドスの中型車両が次々と発進し、チェルノボーグの横に張り付いて並走する。アーミヤの合図で登攀ツールを射出、固定し、割と貴重なアーミヤの激励を聞きながら、ロドスのオペレーターは次々とチェルノボーグへ侵入している。

 

 だが―――

 

「ん?……待て、都市が加速している?」

「ッ!皆さん、急いで下さい!」

「………いや、そのまま等速を維持しろ」

「ケルシー先生?!ですが――」

 

 その瞬間、車両の中のオペレーターも聞こえる程の風切り音が響く。アーミヤが車両の窓から外を覗くと………

 

 

 

 そこには、夥しい数のドローンが蠢いていた。

 

「何じゃアレキモっ!!」

 

 すかさず叫んだドクターと唖然とするアーミヤを後目に、大量のドローンはいくつかの塊に別れチェルノボーグとロドスの車両に接近する。

 

「うわぁ?!ちょっとなにコレ?!何で僕がドローンに囲まれているんだよぅ?!」

 

 そしてあろうことか、ドローンがチェルノボーグの外壁に張り付いて、そのドローンにドローンがドッキングしてを繰り返し、それぞれの登攀ツールでチェルノボーグに侵入している途中だったオペレーター達を包みこんだ。同じく登攀中だったエリジウムも、これには困惑を隠せない。

 もう一組は、徐々に突き放されていくロドスの車両の前に集まると、まるでスクラムを組むかの様にドッキングし一つの壁になる。そしてその場にいる全てのドローンが、一斉にシールドを展開した。

 

 それと同時に、前方から分厚いなにかを貫く音、次になにかが軋み、折れる音、最後に説明し難い大きな音が響く。そして、チェルノボーグが不自然な程にガクッと減速した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その銃座に座っている男は、一応自分のやるべきことはやったと心の中で呟き、その少し湿った茶色い顔を掌で軽く拭く。

 

「全く、本来の仕事の前に頼まれごとをされたと思ったら、まさか久しぶりに傭兵紛いの事をさせられるとはな」

 

 移動都市の電力が落ちて暗闇となった個室で、その男はオールバックの白髪と、リーべリ族の特徴である羽を軽く整えながら独り言を吐く。何も見えないというのに、その手に迷いは無い。

 そして椅子の背もたれに寄りかかりながら、暗闇の天井を見つめ、また一言。

 

「だがまぁ、誰も殺さぬ狙撃というのは、中々に良いものだな」

 

 正義の味方を目指し、その引き金で数多の人を助け、数多の人を殺して来た男は、己を料理人として雇った機械に向けたつもりで、そう口にした。




次回からチェルノボーグで戦国無双すっぞ!楽しみだね!コシチェイ君!(肩ポン)

 所でアークナイツん家の今日のご飯始まりましたね。矢張り料理!料理がすべてを解け……ただのアークナイツだマジでェ!
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