月とまほろ。   作:痲歌論

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ただ適当に思いついたシチュエーションです。


月が照らす、彼女。

今日は俺とまほろが付き合って2年経った記念に休暇をとってデートをした。

朝に駅で待ち合わせをして、ショッピングモールでまほろの服を決めたり、ラーメン食べたりした。

外灯が道を照らす。また奥に外灯が見えた頃、まほろが言った。

「マネージャー。寮に帰る前に、あそこに座らない?」

まほろが寮の近くの公園のベンチを指さした。

「いいよ、でも寒くない?」

「まほろはマネージャーで暖めてもらうからいいの。」

「なに?抱きつけってこと?」

そう言うとまほろは顔を真っ赤にして、軽く俺の胸の当たりをポンポンと叩いてきた。

「マネージャーの…バカ。」

まほろは俺の袖を掴んでマフラーで顔を少し隠しながら言った。

それを見て、俺も照れて恥ずかしくなってしまった。

「それじゃ、座ろっか。」

お互い頷いて、手を繋ぎながらベンチに向かった。

今日は満月。外灯がなくてもここを満遍なく照らしてくれる。そして、まほろの顔もよく見える。その顔も、光に照らされてるせいなのか、まほろの顔がもう一層赤く見えた。

「マネージャー。あっためてって言ったでしょ?はい。」

まほろは両手を大きく開き、いつでもいいよ、という感じで待っていた。

目をつぶり、少しプルプル震えていた。それは寒さなのか、照れなのかもしくはどっちもなのか。

でも、どっちも収まって欲しくない。

俺は冬が好きだ。そして、それ以上にまほろのことは大好きだ。

だから、俺はすぐにまほろを暖めた。

もちろん、抱きついた。

「マネージャー……暖かい。」

「そりゃ、こうやってくっついてたら恥ずかしいからね。」

「恥ずかしいの?まほろだって恥ずかしいから。だから……まだこのままでいて。」

時間が止まって欲しかった。ずっとこのままでいたかった。でも、時間は必ず進む。でも、その時間に感謝をしている自分もいる。止まれと言う自分と感謝する自分がいる。

「まほろ、震えてるよ?」

「だって、恥ずかしいじゃない。この姿だって寮のみんなに見られたら…」

「寮に見られても言えばいいだけでしょ?それに、多分バレてると思うし。」

「えっ!?なら…いいかな。マネージャーはまほろのもの。」

まほろがさらに強く抱きしめた。

俺もそれに応えて強く抱きしめる。お互い強くしすぎて息が荒くなる。息が耳で伝わってくる。体温と共に、伝わってくる。

「マネージャー。強すぎ…」

そう言われて、我を思い出して、すぐに力を弱めた。

「ごめん、まほろ。つい…」

「いいよ、許してあげる。でも、罰としてもっとくっつくのと………」

まほろは少し俯いてから、繋げて言った。

「くっつくのと、一緒にマフラーかけて。」

「結局くっついてって事ね。」

まほろの傍に行き、まほろのかけているマフラーを俺の首にかける。

すると、まほろは俺の肩に頭を乗せた。

「まほろ、大好きだよ。」

「まほろも、マネージャーのこと大好き。」

月が光を放っていた。

お互いの頬の赤らめを照らすように。

 




CUE!大好きですね。やはり、ほんとにキャラもストーリーも面白いアプリです。
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