T-800(守護者)になった俺の前線生活   作:automata

17 / 18
Q:作者? (仕事に)殺されたはずじゃ?

A:残念だったな、一回死んだよ。仕事に追われてからずっと執筆する時間を探してた。ようやくその時が来た。長かったぜ。



Q:作者ぁ! これから投稿頻度はどんなだ?

A:私にも分からん。


アイツよ! アイツが来たんだわ!

食堂とキッチンが派手に吹き飛んで早2週間。

基地を襲った連中はスプリングフィールドらに“特別応接室”とやらに連れて行かれ、そこで色々と喋ってくれた。

 

どうも奴らはロボット人権団体の人間とかではなく、ただのチンピラ連中だった。怪しげな武器商人から改造された旧式戦車を格安で購入したらしく、戦車を使い、強盗をしていた。それで調子に乗ったらしく酒のノリでうちを襲った。というのが動機だった。

 

修理工事は無事に終わったがそんな下らない理由で基地を襲撃された事が基地中に知れ渡ると本部に引き渡される間、夜な夜な特別応接室から男達の悲鳴が聞こえる怪奇現象が起こったとかなんとか。

 

ドタバタして、ようやく一息つけるかと思いきや、容赦なく任務が飛んできた。

 

「今回の任務は正体不明の部隊に占拠された古代遺跡を調査している研究所の奪還、及び人質の救出よ。ここはグリフィンに警備を任せてるんだけど、数日前に謎の部隊に襲撃を受けているという通信を最後に連絡が取れなくなってるわ」

 

会議室には俺とレナ、今回の任務で呼ばれた人形達、デザートイーグル、MP5、AA12、UKM-2000、ベクター、M60がスクリーンに映されている資料とレナの話を聞きながら、思い思いの装備を整備する。

 

「この作戦はスピードが命、1日で済ませるわよ。研究所から2kmから離れた所に降りて、静かに接近し、人質を奪還して、敵部隊を1人残らず抹殺して、引き上げる。かなりのお得意様らしいから万が一には本部直属の部隊が支援として来てくれるわ」

 

「そんなに大切なお得意様ならどうしてうちに行かせるんだ?」

 

「何処かのバカがお前達が適任だと推薦したんだよ」

 

俺の疑問に答えたのはレナじゃなかった。声のする方向を振り向くとクルーガーがいた。

 

「あっ社長!」

 

「えっ! 社長!?」

 

「ええ、ちょ、マジ!?」

 

レナの言葉にMP5とAA12は驚きのあまりドタバタしながら敬礼した。

UKM-2000やデザートイーグルは多少驚きはしたが敬礼し、ベクターとM60は特に驚きもせず、普通に敬礼した。クールだねぇ。

 

「カール、この野郎、生きてたか」

 

(それ、俺のセリフ)

 

セリフは取られたが肉密度1000%の握手をする。そして、始まる腕相撲。

 

「どうした? グリフィンのデスクワークで鈍っちまったか?」

 

「誰がお前なんかに負けるか」

 

膠着状態が続いたが先に仕掛けたのはクルーガーだった。想定外の腕力で俺が不利になる。俺は思わずフルパワーを出して、如何にか勝った。

 

「うぉ! はは、分かった降参だよ」

 

並みの戦術人形を上回るパワーだったぞ。俺は怖い。

 

「指揮官、カールが社長に対して、あんな態度をとっていいのか?」

 

「まぁ、2人の仲だしいいんじゃない? 何か通じるものがあるんでしょうね」

 

「単に仲が良い関係というより、もっと深い関係なのかもしれないですね」

 

「なるほど、それなら納得がいく」

 

おい、M60とデザートイーグル、うるさいぞ!

 

「私達、本部直属の部隊は三方を固めて、後方はヘリを飛ばして援護する。武装ヘリで上空から攻め込めば研究所は20分で制圧できるだろう」

 

「研究所に余計な被害が出たら、大変じゃないか?」

 

「あそこには遺跡研究のトップクラスの科学者が人質になっているんだ。こいつは救出活動だよ」

 

「まぁ、私達が順調に進めたら、良いだけよ。斥候はデザートイーグルとMP5、UKM-2000は斥候の援護、しんがりはおじさんとAA12、M60はしんがりの援護、私とベクターは左右を警戒しながら進む。何か質問は?」

 

誰も手を上げず、質問が無いことを確認するとレナはスクリーンの電源を落とす。

 

「じゃあ、作戦開始は2時間後よ。ヘリの前で集合。それまでに準備してね」

 

そういうとレナも準備のために会議室を後にした。俺も準備に入るか。

所変わって、格納庫。ここで任務で使える武器を物色中です。

あっ、そうそう、ここにチンピラ共から押収した戦車が置かれている。装甲車は別の所に置いてる。戦車はなんとM47パットン。シュワちゃんの愛車だ。骨董品もいいところな旧式戦車だが、外見はリアクティブアーマーに覆われただけだが、内装は全てのパーツが最新のものに置き換わっている。武装は自動装填装置付きのレールガンに同軸機関銃はM2重機関銃、砲塔上部のRWSにはMK19を積み、おまけに60mm迫撃砲と最新型のAPSが搭載されている。更に移動から射撃まで全ての操作を1人で出来るようになっている。これをチンピラ共に格安で売り払った商人は頭おかしい。下手したら、正規軍の戦車と同等のスペックしてるぞ。

 

まぁ、今回の任務では使えないな。色々な武器を物色してると布を被った黒い鉄塊を見つけた。

布を取ると俺は思わず笑みがこぼれた。

 

M134ミニガン。

 

やっぱ、ターミネーターと言えば、ミニガンだよな。

とはいえ、これはヘリガンナー用のやつなので、携行用に手を加えないといけない。

さっさと改造しよう。えーっと、ジャンクになってるM60からハンドガードをもぎ取って、それをミニガンにくっつけて、グリップとトリガーもつけて、バッテリーは弾と一緒にバックパックに詰めよう。

 

「よし、完成だ」

 

プレデタースタイルのミニガンの完成だ。俺はこっちの方が大好きだ。

サイドアームはデザートイーグルでもうひとつの武器はサムホールタイプのCQRストックが付いたグレネードランチャー付きのM16。レシーバーにはHAMMERHEADという刻印が入ってる。アタッチメントでサプレッサーとホロサイトがついている。

最後にそこら辺に落ちていたポーチに弾をハンマーヘッドのマガジンをいようとポーチを開けた。

 

「なんだこれ?」

 

開けると中は真っ暗だった。暗視モードで見ても、フラッシュライトで照らしても全く奥が見えない。俺は恐る恐る手を突っ込んだ。中は思った以上に広く、ポーチの底がない。すると硬いものが手に当たった。それを掴み、ポーチから手を出すと硬いものの正体は弾が入ったGIマガジンだった。

 

今度はポーチをひっくり返すとジャラジャラと様々な弾やマガジン、RPGの弾頭まで出てきた。

これもしかしたら、俺の【転生特典】とやらじゃないか? 今までこれといった能力なかったし。

 

まぁ、考えるのは後だ。持っていこう。散らばった弾を片付けて、集合場所のヘリに向かった。

 

 

既にデザートイーグル、AA12、ベクター、M60が待機していた。そして、武器や装備が中々にイカれたものを持っていた。

デザートイーグルは身長を上回る程の長いバレルにサプレッサーとスコープを銃につけている。

AA12はUCP迷彩を銃に施し、シュアファイア製ライト一体型のフォアグリップにドラムマガジン、弾は炸裂弾。

M60は銃のバレルに小さな盾、マガジンと銃本体にはスマイリーマークとADIOSが描かれ、アンダーバレルグレネードランチャー付き、弾は7.62mm炸裂弾。

そして、ベクターだがこの子に至ってはもう原型を留めてない。消防士を思わせる耐火服を着ていて、胸には焼夷グレネードが入ったベルトを肩掛けし、顔はゴーグルと酸素マスク、銃には火炎放射器を括り付け、背中にロケットブースター付きの燃料タンクを背負い、腰に酸素ボンベをつけている。清々しい程の放火魔になってる。

 

………

 

……

 

 

 

なんだ、この超重火力部隊は? 敵どころかジャングルを燃やし尽くすつもりか。

まぁ、ミニガン抱えている俺も言えたことじゃないけど。

 

「あっ、もうみんな来てたのね」

 

レナとMP5とUKM-2000が来た。MP5は銃のアンダーバレルにM203PIを装着、腰のベルトには40mmグレネード弾用のポーチがたくさんついている。

レナはターミネーター4のジョンが着ていた戦闘服に似たようなものを着ている。メインは416でサブでスタンドアローンモデルのM203を手製のホルスターに入れている。

UKM-2000は…普通だな。

 

「おじさん、その武器、ピッタリね」

 

レナにミニガン持ちを褒められました。分かってるな~。(歓喜)

 

「よぉーし、出撃よ! みんなヘリに乗って!」

 

レナの号令でヘリに乗り込んだ。

 

 

 

 

 

バリバリと大きな音が鳴るヘリの中で機内で流れているノッポのサリーを聞きながら、窓の景色を眺める。まぁ、緑しか広がってないから面白味もないけど。

 

「よし、みんな着いたよ!」

 

そういうとドアが開かれ、ファストロープ降下する。

俺は重過ぎるのでギリギリまでヘリが高度を下げてもらい、飛び降りる。

ガツンと足に衝撃が響く。ちょっと関節に来る。

 

遺跡に向かって、早や2時間。ジャングルは例年よりも気温と湿度が異常に高く、サウナにいるようで暑い。

俺とレナは特に問題ないが人形達は少し疲れているようだ。動物すら通らないような所を通っているので歩くだけでも大変だ。

 

「ちょっと休憩よ、私がちょっと周りを警戒してくるね」

 

レナは木に登り、そのままプレデターの如く木々に飛び移りながら消えた。

 

「し……指揮官様って何者ですか?」

 

「意味分かんない、これって私達いらないんじゃない? …ああ、クソ」

 

「体力には自信があったが…流石、指揮官だ。私も鍛錬を重ねなくては」

 

「あの身のこなし…芸能時代に見た中国雑技団の方たちのようですわ」

 

「まさか指揮官って【奴ら】なのかな? いや、【奴ら】は基本猫に潜むからそんなことは…」ブツブツ

 

「はぁ、こんなジャングル、今すぐ燃やせば楽なのに…」

 

全員どっと地面に座り込んだ。MP5は涙目で座り込み、AA12は自己嫌悪で棒付きキャンディーを口に放り込み、M60は手帳を取り出して、自主訓練メニューを書き込む。デザートイーグルは持ってきたスポドリを飲み、UKM-2000はいつもの電波モード、ベクターは焼夷グレネードを1つ手に取って弄る。

かく言う俺もちょっと疲れている。今までの戦闘も建物の中ばかりだったので本格的な野外戦はこれが初めてだから。

 

「うん、この臭いは?」

 

「おい! どこへ行く!」

 

UKM-2000がフードの耳をピーンと張らせ、突然走り出した。

俺は後を追う。追いついたと思ったら、UKM-2000は立ち尽くしていた。

 

「おい、どうした。って、これは…」

 

UKM-2000の視線の先には惨殺された人の死体があった。

 

「ひでぇ殺し方をしやがる…」

 

「これは【奴ら】……いや、違う。【奴ら】はこんな殺し方をしない……となると遺跡は【アイツら】の巣なのか?」ブツブツ

 

UKM-2000はずっとブツブツとつぶやいてる。一通り呟き終わると突然俺に銃を向けた。

 

「ちょ!」

 

「伏せて!」

 

言われた通り伏せると、フルオートで撃ち始めた。

 

「キシャァァァァ!」

 

銃声の中で謎の叫び声が聞こえた。UKM-2000が射撃を終えると撃った先を見る。

それは物凄く見慣れた黒い【アイツ】だった。

 

「こいつは……」

 

「やっぱりね、気をつけて、こいつらの血は強酸性で金属も溶かすのよ!」

 

「……ゼノモーフ」

 

そう、ゼノモーフだ。あのエイリアンでお馴染みのクリーチャーだ。

バババとデザートイーグル達のいる方向から銃声が聞こえた。

 

《こちら、M60! 正体不明の怪物と交戦中! 繰り返す! 私達は正体不明の怪物と交戦中!》

 

俺とUKM-2000は顔を見合わせると急いでデザートイーグル達の元に戻った。

 

「ああ、クソ! 何なのよこいつら! 次から次へと!」

 

「汚物は消毒だ―!」

 

「M60さん、後ろです!」

 

「援護感謝する!」

 

「ベクターさん、リロードしますわ!」

 

「了解!」

 

おおぅ……もう既にゼノモーフ共相手に無双してる。M60はランボー持ちで弾幕を展開し、AA12は炸裂弾で絨毯爆撃、M60に近づいてきたゼノモーフはMP5が片付け、ベクターがM60とAA12の攻撃を切り抜けたゼノモーフを火炎放射器とサブマシンガンで迎撃。デザートイーグルはベクターのカバー。UKM-2000もM60の隣に混ざり、弾幕を張った。俺も負けじとミニガンをコッキングし、構える。

 

「芝刈りの時間だ!」

 

ブオオオオオ! っと繋がった銃声とストロボのように瞬くマズルフラッシュ、滝の様に落ちる7.62mmの空薬莢。予想外に大きな反動に思わず体が逸れてしまう。ブレインとマックはこんな物を振り回していたのか!? おーおー、ゼノモーフ共が面白いように溶ける。

 

「キ…キャァァァ……」

 

「抹殺完了」

 

最後に残ったゼノモーフをサイドアームのデザートイーグルで留めを刺した。

突然の戦闘で人形のみんなは疲労困憊のようだ。

 

「みんな少し休憩したら、レナを探すぞ」

 

「あの…カールさん、私達さっきの戦闘で弾を使い過ぎました」

 

MP5がちょっと涙目になりながら、話してきた。

安心しろ、弾ならある。

 

「弾か、ちょっと待て」

 

例のポーチから弾を取り出す。9mmパラベラム、45ACP、40mmグレネード弾、7.62mmNATO弾、50AE弾、炸裂弾を配る。

 

「これで足りるか? 足りなくなったら、また言ってくれ。たんまりと持ってきた」

 

弾をマガジンに込めている間、俺とLMG組は周辺の警戒をする。

レナと早く合流しないといけない。まぁ、ゼノモーフどころかプレデター相手でも軽く一捻りしてそうだが。

 

「グギャァァァァ!!」

 

「なん…うぉ!」

 

ゼノモーフのような叫び声が聞こえたかと思ったら、何かが俺の足元に飛んできた。

傷だらけのゼノモーフ……だが、頭にはドレッドヘアーと4本の外顎がある。こいつは!

 

「…プレデリアン」

 

プレデターの遺伝子を取り込んだゼノモーフ。この世界にはプレデターもいるのか。

MP5達も弾込めを中断して、プレデリアンが飛んできた方向を警戒する。

 

ガサガサと草むらが動く音がする。俺はミニガンの引き金の指をかける。来やがれ、面を見せろ。出てこい、チェーンガンが待ってるぜ。

 

「ふぅー、倒した倒した……あっ」

 

「レナか!」

 

「あっ、おじさん」

 

レナだった。俺は引き金から指を離して、ミニガンを下げる。

 

「無事だったか」

 

「ええ、辺りを見て回ったら、こいつと黒いバケモノがいてね。結構な数がいたから倒すのに少し手間取っちゃった」

 

レナの無事に安堵し、振り返るとUKM-2000がずっと上を見つめていた。

 

「おい、どうした?」

 

そこにいるのは分かってるわ。ちょっと話をしない?

 

UKM-2000が突然、謎の言語で木の上に話かけた。すると、UKM-2000が見つめていた木々が揺れて、若干光が屈折して輪郭がぼんやりと見えるが透明な人型がUKM-2000の前に着地した。

 

「グルルル」

 

あの独特な唸り声、間違いないアイツだ。ああ…例のBGMが勝手に脳内再生される。

すると、目だけがライトのように光り、光学迷彩が剥がれ、姿を現した。

 

「久しぶりに見たわね。ヤウージャ」

 

プレデターキター!

 

 




Q:今回のメンツは?

A:大体プレデターシリーズに登場した銃器で固めました。



Q:UKM-2000はプレデターシリーズでは見ないようだな、見えるか?

A:最初はアウトオブ眼中でした。しかし、攻略wikiで偶然発見し、設定がこの話におあつらえ向きだと思い、急遽入れました。見つけてなかったら、プレデターとバトってました。



Q:言え! どうして、ゼノモーフも入れた!

A:プレデターのダチだから。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。