セラーナはバニラでもかわいいけど、SBF入れたらヤオモモめいてもっとかわいい。
母子そろって幼女化するMODもいいぞ。
この小説を書いていたらまたスカイリムをやりたくなってきました。
……今日気づいたんですけどヤオモモをスカイリムに召喚するMODあるんですね。
耳郎さんは?ないの?ナンデ?
双子の妹、土羽瀬奈はスカイリムの世界で最後まで一緒に歩いてきた仲間であり、良き友人であった吸血鬼のお嬢様──セラーナだった。そう言われてみれば……と思わなくもないが、割と衝撃的である。
というか俺がこの世界に生まれ変わって、人間として生を受けて、以前の記憶があるだけでも奇跡なのに。その関係者が俺の傍に──それどころか家族でした、というのは、あまりにも……。
「ありえないだろ!そんな万に一つもなさそうな可能性、察する方がどうかしてると思うぞ?」
「あら、私はお兄様がシャウトを使う前からなんとなくそんな気はしていましたのよ?」
さらっととんでもない事を言ったぞ。それ、この世界に来てから割とすぐって事じゃないか。
「雷の破壊術のくだりか?あとは……思い当たる節が無いんだけど。」
「そういうのではありませんのよ。何となく、こう……雰囲気でしょうか。」
吸血鬼としての嗅覚なんだろうか。もしくは封印されていたとは言え、年の功……って奴だったりして。これは怒られる気がするから言わないでおこう。
「なんだかとっても失礼な事を思われた気がしますわ。」
何故だ。あっまたホラ吹きカジートを見る目をしている。……これもしかして俺が察しが悪いんじゃなくて、セラーナが異様に察しが良すぎるってのが正解なんじゃないだろうか。
「気のせいじゃないかな。」
「嘘をつく時、いつも右手が動きますのね。」
は?右手?思わずその右手を見てしまったが……。
「ドヴァーキン、今のは冗談ですわ。」
やられた、庭での一件の仕返しのつもりだろうか。……それにしても、出会ったばかりの頃はこんなに心を開いてくれなかったな、と思い返した。少なくとも冗談を言うような事はなく、話しかけるといつも両手で自分を抱きしめていた気がする。変わったなぁ、セラーナ。
「それに、私が氷の魔法を使った時におかしいとは思いませんでしたの?口調も変えましたのに。」
「思わないよそれは……。テレビか何かの影響だと思ったよ。……というか気づいてたんなら早く言ってくれれば良かったのに。」
「あれだけ長い期間一緒に冒険したんですもの。ドヴァーキンはいつ気づいてくださるのかしらと、試してみたくなりましたわ。」
全く悪びれる様子もなく、悪戯をした子供のような微笑を浮かべたままセラーナが答えた。
「そうかい。悪かったな、しょーもないやつで。」
「そうですね、たしかにしょーもないですわね。でも……。」
不意にセラーナが俺の手を両手で取った。ひんやりと少し冷たい。
「そんな貴方に私は救われましたの。父の野望の道具でしかなかった……吸血鬼である私に、貴方は剣を向けるどころか、手を差し伸べてくれた……それだけではありませんわ。父との戦いが終わった後も、私を連れて色々な所に連れて行って下さって。私の事など何か理由をつけてドーンガード砦に置いていこうと思えば出来たはずですのに、貴方はそれをしませんでしたわ。封印されている時間からすればごく僅かな一時でしたけれども、貴方の優しさは十分理解できましたわ。……私が今、こうして笑顔でいられるのは、貴方のおかげですもの。ですから──」
少しだけ、赤い瞳が潤んでいるように見える。綺麗な目だ。
「たまに察しの悪いところもありますけれど、誰よりも思いやりがあって、どんな時でも冷静に状況を見極められて、ドラゴンに立ち向かう勇気もある。そんな貴方と──」
そこまで言うと小さな八重歯を覗かせて、彼女はにこりと笑った。
「またお会いできて良かったですわ、ドヴァーキン。この世界でも共に参りましょう……ふふっ、お兄様。」
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それからセラーナと色々な話をした。彼女は彼女なりにこの世界の事を調べていたようで、情報が共有できるのは非常にありがたい。
まず俺とセラーナが命を落としたのは、間違いないそうだ。セラーナは俺が死ぬ瞬間を見ていたらしい。……という事はセラーナも俺の後を追って来たという事になるが、彼女はそれほど気にしていないようだ。まぁこの世界に飛ばされて一年以上も経てば、それもそうか。彼女曰く、
「もちろんアルドゥインに敗けてしまった事は残念ですが……今は考えても仕方のない事。それよりも私、この世界で普通の人間らしい暮らしができる方が嬉しいですわ。聞けば将来学校に通って、“せいしゅん”なるものを体験できるようですの。」
との事。
そう言えばそんな事を言っていたな、とスカイリムでの出来事を思い出した。向こうの世界ではセラーナを人間に戻すための手がかりを探していたが、結局見つからずじまいだった。こんな形であれ彼女の望みが叶ったのであれば、素直に喜ばしい事だ。
次に、この世界にはヒーローと呼ばれる人種がいて、ヒーローは街や市民の平和を守る事を仕事としているという事。これは俺も知っていた。オールマイトとか。
だがセラーナ曰く、ヒーローになるためには様々な試験をパスしなければならず、更に人気が出ないと一人で食べていくにも事欠く有様であるとか。おまけに常に危険と隣り合わせで、毎年少なくない人数のヒーローが犯罪者──これはヴィランというらしいが、彼らに命を奪われているそうだ。聞けば聞くほど、街の衛兵のようだ。ヒーローも膝に矢を受けると引退するのだろうか。
ですから、と前置きした上でセラーナは俺がヒーローになるのはお勧めしない、と言った。
よくそこまで調べたな、という賞賛の思いは勿論あったが、それ以上に彼女なりに俺のことを心配してくるているのはとても嬉しかった。
「セラーナ、色々と教えてくれてありがとう。俺の事を心配してくれるのは嬉しい。でもな……。」
一呼吸おいてから、俺は彼女に今思っている事を全て説明した。
響香ちゃんにシャウトを教えた時、自分の戦闘技術がこの世界の人間にも役に立つのではないかと感じた事。普通の仕事というのも悪くはないと思うが、一つの街や家に縛られて生きるのではなく、あらゆる場所を旅して色々なものを見て回りたいと思っている事。また、色々な個性を持つ人間と出会う事で、自分の技術を更に高められるのではないかと考えた事。そしてこれらを総括して……、将来はヒーローになろうと思っている事を彼女に伝えると、
「ドヴァーキンの事ですから、私が止めてもそう仰るだろうとは思いましたわ。こうと決めたら、テコでも動きませんもの。」
と、笑われてしまった。俺は頑固なんだろうか。
「それに、もしかしたらこの世界の何処かに“世界を喰らう者”の手がかりがあるかもしれないしって思ってね。まぁ万に一つの可能性でもあれば儲けもの……位にしか考えてないから、これはおまけだけど。」
そう俺が言うと、セラーナの表情が少しだけ曇った。
「まだ、アルドゥインの事を諦めていませんのね……。ですがドヴァーキン、この世界で私達が元いた世界──スカイリムの事を知っているのは私達だけですわ。手がかりはほとんどありませんのよ?聞いて回る訳にもいきませんし。」
「あぁ、それはわかってる。だから“おまけ”だよ。その事で無理をするつもりはないから。セラーナが心配する事は……。」
しゃべっている途中、彼女が人差し指を口に当てる仕草をした。
「ドヴァーキン……いえお兄様。スカイリムで最後にお伝えした、私の願いは覚えていてくださいまして?」
「人間らしい暮らしをしたい、だろ?」
「はい。ですので、この世界ではその……瀬奈と呼んでくださいな。」
そう言うと、少し恥ずかしそうに目線を逸らした。かわいい妹じゃないか。
「わかった、瀬奈。」
名前を呼ばれたセラーナ──瀬奈は目を閉じて嬉しそうに笑った。
「はい!では、私もお兄様と一緒に、ヒーローを目指しますわ。」
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ヒーローを目指す、と決意をしたとしても俺達兄妹の生活がいきなり変わるかと言えば、そうでもない。
小学校に上がってからは平日は授業や宿題。休日はクラスメイトと遊びに興じたり、響香とシャウトの練習をしたりして過ごした。幼稚園にいたころに比べて行動範囲は広がったが、いつも通りの日常が過ぎていった。
変わったことがあるとすれば、フィールドワークの知識を響香とセラーナにレクチャーし始めた事と、響香の呼び名が変わった事くらいだろうか。曰く、
「友達の前で下の名前で呼ばれると恥ずかしいから。」
との事。このあたりの事情はスカイリムの世界とはちょっと違うのかもしれない。まぁ本人がそういうのであればそれに従おう。三人でいる時は今まで通り下の名前で呼び合っていたが、ちゃんづけを止めて呼び捨てにする事にした。本人もそっちの方がむずむずしなくていいそうだ。
それと、響香の個性でちょっとした発見があった。耳から出ているコードをスピーカーに挿したら、爆音が出たのだ。これは威嚇に使えるかもしれない。戦う手段が増えたと響香は喜んでいた。勿論今後の鍛錬は必要だろうが、シャウトに頼りきりにならなくても、彼女の個性ならば将来ヒーローをやっていく事は可能だろう。
そんなこんなで、俺達3人はおそらくこの世界の人間で言うところの“ごく普通の幼少時代”を過ごし……中学校へと進学した。
そしてクラスメイトが進路を考え始める3年生に進級した時、クラスメイトであり幼馴染の響香から声がかかった。
「ねぇ、土羽達は高校どうすんの?ウチは……やっぱりヒーローになりたいから雄英を目指そうと思うんだ。」
雄英高校……。ヒーロー偏差値79、入試倍率300倍の桁外れの難関高校。受験は針穴に糸を通すような苦行になるだろう。だが卒業後の進路は折り紙つきで、ヒーローになった際は幸先の良いスタートを切れることは間違いない。
「うん。受かれば将来の可能性が更に広がるからね、もちろん俺も受けるつもりだよ。進路はヒーロー一択だし。……瀬奈、お前はどうすんの?」
そう尋ねると、瀬奈は少し固まった後呆れたような表情をして、こう返してきた。
「お兄様、私の方が座学はできましてよ?私から勉強を教わらずに、受験に臨むつもりだったのかしら。」
「うっ……確かに文系科目はからっきしだけど。生物と化学なら俺の方が……。」
「それはさておき。勿論私も雄英高校を受けようと思いますわ。耳郎さん、筆記対策は私を頼ってくださいまし。精一杯サポートさせて頂きますわ。」
え?俺は?
「一人に教えるのも、二人に教えるのもほとんと変わりませんわ。」
なんだか扱いがひどい気がするが、教えてくれるというのだから文句は言わないでおこう。
「……マジ!?瀬奈、ありがとう!実技もそうだけど、ウチ筆記が心配で……。」
響香が瀬奈と俺の手を取った。不安から安堵の表情に変わったと思ったら満面の笑みになって……と、くるくる動いている。おもしろい。
その様子を見て、瀬奈が更に俺の手を取った。自然と3人で円陣を組む格好になった。
「耳郎さん、お兄様。皆で行きましょうね?雄英高校に。」
これが“せいしゅん”ってやつだろうか。セラーナが嬉しそうで何よりだ。
【今日の魔法】
???「スタァァァップ!お前はスカイリムとその民に対して罪を犯した。何か書くべき魔法の解説はあるか?」
⇒ 首長の従士だ。直ちに解放してもらおう。
???「今回は「今日の魔法コーナーはお休み」という事で見逃してやろう。だが首長のお力にも限りがある。今後は気をつけるんだな。」