流石に会話をそのまま載せるわけにはいかないので、少々改変してはいますが物語の大筋は変わらないのでご安心を。
お気に入り登録 タツキ@秋桜 様 ゆーとん 様 リヴ 様 飛翔翼刃 様ありがとうございます。
そしてUAが8000を超えました!皆さん本当にありがとうございます!10000超えたらやりたい企画があるのでお楽しみに!
それでは本編どうぞ。
始まりはある日の夕方に掛かってきた一件の電話だった。
あこ『まっくん!NFOやろう!!今週末!!!』
真言「落ち着いてください師匠」
電話の主は俺の師匠、何やら興奮気味である。唐突すぎて全然話が掴めない。
後ろにはRoseliaの面々がいるっぽいな……お願いなんで誰か通訳してください。
真言「それで?いきなり何なんですか?」
あこ『あ、ごめん…………ふぅ……えっと実はね……』
真言「なるほど……NFOのβ版で開催された幻のクエストの復刻ですか……」
師匠の話によるとその幻のクエストに参加できるのは5人以上のパーティーだけらしい。
Roseliaの5人で参加することが決まったみたいだが、さっきのはそのパーティーに加わらないかというお誘いの電話だったようだ。
……よく湊さんが許可出したな。多分姐さんがなんか言ったと思うけど……
あこ『それで……どう?まっくん……?』
どうと言われても……俺の中で答えは一つしかない。
真言「喜んでお供させていただきます、師匠」
あこ『やった!!それじゃあ今週末、いつものネットカフェでね!』
幻のクエストか……俺も少しレベリングしてくるかな。
ちょっと時間が経ってから家にあるパソコンを起動する。
mako「さてと、とりあえず早く"これ"を使えるようになんねぇと……ん?」
【サヨさんがログイン中です】
mako「あれ、紗夜先輩?」
またログインしてる……俺がログインする時には大抵いつもいるんだよな……
完全にNFO沼にはまったか。まあ俺も燐子先輩と師匠にはめられた一人だから人のこと言えないけど。
mako「よし、俺も適当なとこでレベリングするか!」
〜〜週末〜〜
リサ「よし、ログイン完了っと」
mako「あ、姐さん」
リサ「マコくんと紗夜!もう来てたんだ!」
紗夜「ええ、白金さんと宇田川さんもそろそろ来ると思いますよ」
姐さんの隣に湊さんもいるがさっきから一言も喋っていない………………もう少し待ってみよう。
聖堕天使あこ姫「みんなー!こっちこっち〜!!」
mako「燐子先輩!師匠!」
RinRin「お待たせしました⊂((・▽・))⊃」
リサ「迷子になってなくて良かった〜ってよく見たら二人ともレベル高っ!紗夜もかなりやり込んでるし、マコくんは……」
mako「どうかしました?」
リサ「…………三人にくらべてそこまでレベル高くないのにステータス?がおかしくない?」
mako「そうですかね?」
聖堕天使あこ姫「確かにまっくん、りんりんよりだいぶレベル低いのにMPがこの中で一番高いよ」
RinRin「わたしウィザードなのに……」
mako「まあ俺のスキルMP無いと使えませんからね」
俺のスキルデッドウォーリアーズについては前に見せたことがあるから、気になる人はそっちを見てくれ。(08.参照)
mako「……というかさっきから湊さん全然動かないんですが……」
リサ「あれ……友希那?」
サヨ「反応が全くありませんね……」
聖堕天使あこ姫「なんか前にも似たようなことがあったような?」
リサ「大丈夫?今そっち行くね!」
ユキナ「あ」
mako「?」
ユキナ「てすと」
ユキナ「大丈夫よ、ちょっと飲み物を取りに行ってただけ」
リサ「なんだ……良かった……」
ユキナ「リサは心配性なのよ」
「あなたがポンコツなだけですよ」と言うのと自分の命を天秤にかけて、俺は自分の命をとった。
ユキナ「賢明な判断だわ、真言」
mako「師匠!今回の目的地はどこですか!?早く行きましょう!!!」
聖堕天使あこ姫「まっくん、なんでそんなに焦ってるの?」
燐子先輩と師匠の案内で、今回のクエストのスタート地点、ヨルベ城に来た。
燐子先輩によればここは新規で作られたマップらしい。バトル演出といい何かと手が込んでるなぁ運営さん。
mako「あれが王様ですかね」
聖堕天使あこ姫「よーしあこが話を聞いてこよう!」
聖堕天使あこ姫「ふむふむなるほど」
mako「この国の姫が隣国の王と結婚ね……」
なんかきな臭いな……
リサ「『よからぬ噂』って一体何のことだろうね?」
mako「とりあえず王の言うとおり聞き込みしてみるしかないんじゃないですかね」
RinRin「皆さん手分けして情報を探しましょう\(°o°)/」
mako「んー……とりあえず片っ端から姫について聞いてみたもののろくな情報が無いな…」
どうやらRoseliaのみんなも良い情報を聞き出せていないようだ。
誰に聞いても、姫が国民から愛されていること、城をよく抜け出していたこと、傷ついた動物を助けるくらい優しいこと、そのくらいしか分からなかった。
mako「国民の誰もが姫の結婚を喜んでいる……か」
RinRin「真言くん?どうかしたの?(・・?」
mako「一々胡散臭いというか……何かが引っかかるんです……考えすぎですかね」
RinRin「どうだろ……とりあえず新しく行けるところが見つかったからそっちに行ってみよう←(>▽<)ノ」
mako「…………分かりました」
聖堕天使あこ姫「二人ともー!おばあさんここに入って行ったよ!」
mako「おばあさん?」
RinRin「来る途中にバーの二階に開かない部屋を見つけたんだ。ストーリーの展開で開くようになると思ってたけど……その通りみたいだったね⁽⁽◝( •௰• )◜⁾⁾」
俺の先輩、優秀すぎないか???
mako「とりあえず、行ってみましょう」
紗夜「──ドラゴンがお姫様を攫おうとしてる」
聖堕天使あこ姫「さっきの占い師さんは、確かにそう言ってたよね?」
あのおばあさん占い師だったんだな……
mako「どうやら今回の標的はトカゲみたいですね」
聖堕天使あこ姫「この前は牛だったもんね」
サヨ「普通ドラゴンのことをトカゲって言いますか?」
四捨五入すれば一緒一緒。ドラゴンって爬虫類でしょ?
リサ「でも多分それが王様の言ってた『よからぬ噂』ってやつだよね?」
mako「そういうことでしょうね」
まだ何か引っかかるけど……
リサ「それにしても、あんなに国民から愛されているクレア姫を攫いに来るなんて、しかも結婚式の当日!ちょっと酷すぎない!?」
サヨ「それはまあ、ゲームですから」
ユキナ「リサ……熱くなりすぎじゃないかしら……?」
mako「そこなんだよな……」
聖堕天使あこ姫「なにが?」
mako「ドラゴンが姫を攫う理由ですよ。今までの話の中で両者に接点らしきものはない」
なのになぜ?なぜ姫を攫う必要がある?
サヨ「神代さんのようにストーリーを考察し、推理する、NFOの一つの楽しみ方であることには違いありませんね」
mako「俺の結構シリアスなトーンで展開した推理を一々紐解かなくていいですから」
聖堕天使あこ姫「とりあえず王様にこの事を報告しに行こう!」
再びヨルベ城。
師匠が王様に結果を報告した。なんか一人でベラベラ喋ってんなぁあの王様。
ユキナ「あの王様、私たちは何も言ってないのにドンドン話を進めてくわね……」
mako「ホントですよね」
サヨ「それがゲームですから」
そこからいろんな事を言われたが、長くなるのでここでは少し割愛しよう。
要するにこういうことだ。
mako「『祝福のティアラ』ね……なるほど?それ着けてクレア姫の代わりに攫われろってか?あ?」
RinRin「別に身代わりになれとは言ってないと思うけど……(;・∀・)」
サヨ「NPCに突っかかるのをやめなさい」
ユキナ「なるほど……変装からの待ち伏せでドラゴン退治なのね」
「大変です王様!祝福のティアラが盗賊に盗まれてしまいました!!」
リサ「……そんな大事な物盗まれちゃって……この王国大丈夫なの?」
mako「ザル警備がよ……」
聖堕天使あこ姫「まっくんさっきから口悪いよ」
mako「ごめんなさい」
RinRin「(こういうときは素直に謝れるんだよね……)」
「旅の者たちよ、盗賊から『祝福のティアラ』を取り返してきてくれ!頼んだぞ!!」
リサ「頼んだぞ……って」
mako「人使いの荒い……」
よくそんなんで王様に成れたもんだ。
リサ「えーっと……それじゃあ先に盗賊から『祝福のティアラ』を取り返してから、その後でドラゴン退治って流れかな?」
サヨ「ええ、ですがその前に少しレベリングをするべきだと思います」
ユキナ「レベリング?」
mako「レベル上げの事です。今の姐さんと湊さんの体力じゃドラゴンどころか盗賊にもボッコボコにされてしまいますよ」
リサ「ボッコボコ……」
サヨ「適正なレベルでミッションを回ること、それがNFOでの最も近道です」
紗夜先輩……かなりやり込んでますね……
RinRin「それにもともとこのイベントはオープン直後に実装される予定のものなので、求められるレベルもそこまで高くないと思います(✿^‿^)」
聖堕天使あこ姫「あこもリサ姉と友希那さんがドンドン能力が上がるようバフかけてくから安心して!」
リサ「へぇ〜、バフってそういう意味だったんだ……」
RinRin「バフは能力を向上させる特殊効果、デバフは能力を低下させる特殊効果のことです(・∀・)」
俺も師匠のバフとデバフにはいつも助けられてる。
聖堕天使あこ姫「よ〜し、それじゃあ友希那さん、リサ姉、ビシバシ鍛えるから覚悟してね〜!」
〜〜中編に続く〜〜
相変わらず燐子先輩の顔文字が見つからないですね……
今回は3部構成なのでかなりの長編です。ぜひ最後までお付き合いください。
次回はレベリング&盗賊退治です。