監視対象と約束された日々【完結】   作:砂糖ノ塊

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新学期ですね。どうも実は学生、砂糖のカタマリです。

なんと!評価バーに赤ランプが点灯しました!!皆さん本当にありがとうございます!!!

★9評価 ケ丸 様 ありがとうございます!

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今回は中編なので前編をまだご覧になっていない方はぜひそちらを先に見てください。

それでは本編どうぞ。



18.古竜と花嫁と狂戦士(中編)

 どうもこんにちは。神代…じゃなかったこの世界ではネクロマンサーmakoです。

 

 今俺とRoseliaパーティーがいるのはヨルベ鉱山。ここで盗賊退治、そしてドラゴン退治のため、主に湊さんと姐さんの二人のレベリングをしている真っ最中です。

 

 二人には燐子先輩と師匠を中心にスキルの発生タイミングや、戦闘の詳しい説明、特に湊さんには操作方法なんかを教えています。

 

 師匠なんか、湊さんに教えられる!ってもうすっごい張り切っちゃって……

 

 え?俺?

 

mako「…………………」ズーン

リサ「ほら、マコくん元気だして?」

mako「いいんですよ……どうせ俺なんて……」

ユキナ「完全に拗ねてるわね」

 

 どうして俺がいじけているのかというと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜〜数分前〜〜

 

mako「よーしそれじゃあ張り切ってレベリングしましょう!」

聖堕天使あこ姫「まっくん」ポンポン

mako「どうしました師匠?」

聖堕天使あこ姫「あのガイコツがブワーッて出てくるスキルあるじゃん?まっくんの得意なやつ」

mako「ああ、デッドウォーリアーズですか?」

 

 

 

 

 

聖堕天使あこ姫「あれ禁止ね」

 

 

 

 

 

mako「    」

RinRin「あのスキル使うと友希那さんたちのレベリングの邪魔になっちゃうから……ごめんね(._.)」

mako「    」

 

 〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

mako「所詮デッドウォーリアーズの使えない俺なんて役に立たないクソ雑魚ナメクジ……はは…」

サヨ「いい機会です。神代さんもあのスキルに頼らない戦法を考えてみては?」

mako「まあ……他にも攻撃手段が無いわけじゃないんですけど……」

サヨ「?ならなぜ普段から使わないんですか?」

mako「……俺の奥の手ってやつです」

 

 紗夜先輩にもあるでしょう?と言うと何かを含んだ微笑みで返された。

 

 

 

 

 

ユキナ「これかしら」

聖堕天使あこ姫「友希那さん!それはチャットウィンドウですってば!!」

 

 

 

 

 

サヨ「だいぶ苦戦してますね宇田川さん」

mako「師匠なら大丈夫ですよ。教えるの上手ですし何より燐子先輩もいますから」

サヨ「そういえば宇田川さんはあなたのNFOの師でしたね」

mako「ええ、まあ」

 

 NFOの……だけじゃないんだけどなぁ……

 

サヨ「……神代さん昔は宇田川さんの事を"宇田川"と呼んでませんでしたか?」

mako「そうですよ?」

サヨ「いつから宇田川さんの事を"師匠"と呼んでいましたっけ?」

mako「……さあ?昔の事なんて忘れましたよ」

サヨ「…………そうでした。神代さんはそういう人でしたね」

 

 昔の事なんて、いらない。俺には今さえあればいい。

 

サヨ「さて、私は二人の手伝いに行きますが、結局あなたはどうするんですか?自称役立たずさん?」

mako「そこら辺で雑魚モンスターでも潰してきますよ」

 

 折角だから他の攻撃スキルも磨いておくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

mako「ダークフレイム」ボシュ!!!

 

 【makoのレベルが上がった!】

 

mako「…………ぼちぼちかな」

 

 だいぶ攻撃手段も増えてきた。他のスキルも普通に使える。

 

mako「あとは"これ"だけだけど……」

 

 Roseliaの皆は……見てないよな…?

 

mako「よし、ボス戦前に試しに使って──」

聖堕天使あこ姫「おーいまっくんー?」

mako「ひゃい!!!」

聖堕天使あこ姫「……どうしたの?なんかすっごいビックリしてたけど」

mako「ナンデモアリマセン!!」

 

聖堕天使あこ姫「……まあいいや今からダンジョンの奥に行くから、早くしないと置いてっちゃうよー?」

mako「分かりました!今行きます!……っていきなりダンジョンの奥なんて、大丈夫なんですか?」

 

 特に湊さん、あなたさっきまでめちゃくちゃでしたよね?

 

ユキナ「少なくとももう戦闘中にアイテムウィンドウを開くことはないと思うわ」

mako「……………………」

 

 不安しかないんだが……

 

サヨ「まあ多少のミスなら私たち……いえ、そこにいる暇してた人が何とかしてくれると思いますよ」

mako「丸投げは流石に酷いと思います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「タイミング……皆に合わせる……ベースと一緒……タイミング……」

mako「燐子先輩、姐さんがなんかブツブツ言ってるんですけど、大丈夫なんですかあれ?」

RinRin「うん……多分( ̄ヘ ̄;)」

 

 一体どんな修行してたんだ師匠……

 

リサ「行くよ!エアーショット!」

 

mako「お、当たった」

聖堕天使あこ姫「リサ姉ナイス!タイミングバッチリだよ!」

リサ「ふぅ〜」

 

 十分十分、後は何とかしてくれる。

 

RinRin「友希那さん…さっき教えたスキルを氷川さんに!(`・ω・´)ゞ」

ユキナ「確かこれを……こうだったかしら」

 

 シュイイン!

 

サヨ「これは…攻撃力アッブのバフ?ありがとうございます湊さん!」

mako「ホントにアイテムウィンドウ開いてない……」

ユキナ「当然よ」フフン

 

 いや、別にドヤる事ではないですけどね?

 

サヨ「これで……終わりです!ハァ!」

 

聖堕天使あこ姫「イエーイ!フィニッシュ!」スッ

mako「あ、ハイタッチですか?……俺何もしてないんですけど……」パチン

RinRin「そんなことないよ⊂(・▽・⊂)モンスターへのデバフ助かったよ?(・∀・)」

mako「……!!」パァァ

ユキナ「一瞬で機嫌が治ったわね……あら?」

リサ「友希那?どうしたの?」

ユキナ「大したことじゃないのだけれど、今ドロップしたアイテムにマークがついてきたから少し気になって……」

mako「マーク?ああ多分それ……」

 

聖堕天使あこ姫「これ、めちゃくちゃレアなアイテムですよー!めったにドロップしないのに!」

 

 えっと確か武器の錬成用のアイテムだっけか。

 

RinRin「普通のアイテムとしても使えますが、武器の錬成に使うと協力なレア装備を作れます(☆ω☆*)」

mako「あ、これって普通のアイテムとしても使えるんですね」

RinRin「ジョブによって違う効果が得られて、吟遊詩人なら一定時間無敵になれる『無敵の歌』、ウィザードなら魔法攻撃力3倍の効果だったかな(・・?」

聖堕天使あこ姫「魔法攻撃力3倍ってめちゃくちゃすごくない!?」

mako「『無敵の歌』……マ○オでいうとこのスターみたいなもんですか?」

サヨ「なぜマ○オで例えたんですか……」

 

ユキナ「……よく分からないのだけれど、つまり、これを使えばいいの?」

聖堕天使あこ姫「わ〜!!!ダメ!絶対ダメです!!!」

mako「『死者の呪い』!!」

 

 対象を一定時間行動不能にする!!

 

サヨ「湊さん!今すぐマウスから手を離してください!!」

ユキナ「わ、分かったわよ。何もそんな必死に止めなくても……真言?分かったからこのデバフを解いてくれないかしら?チャットウィンドウ以外開けないのだけれど」

mako「…………( ´ー`)フゥー...」スゥゥ

 

 顔文字ってこういうときに使うんだね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜〜一時間後〜〜

 

サヨ「お二人のレベルもだいぶ上がってきましたし、そろそろ本格的にクエストを進めましょうか」

RinRin「そうですね!奥に行って盗賊から『祝福のティアラ』を取り戻しましょう(*ノ・ω・)ノ」

リサ「まあ〜最初に比べれば強くなったと思うし……よし!行こう!友希那も平気だよね?」

ユキナ「ええ、教えてもらったスキルを使い続ければいいのよね?なら何となくなると思うわ」

mako「俺もそろそろ雑魚刈りには飽きてきましたし」

サヨ「では行きましょう、私も十分準備できました」

 

リサ「よ〜し、それじゃあ『祝福のティアラ』奪還作戦開始〜☆」

 

 こうして俺たちはヨルベ鉱山の深部へ足を進めていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜〜ヨルベ鉱山深部〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

mako「どけ盗賊(ザコ)共がッ!!」

 

聖堕天使あこ姫「……まっくんってホントにあこと同じネクロマンサー?前衛職くらい攻めてるんですけど……」

サヨ「どちらかと言うとバーサーカーとかの方が似合ってますよね」

 

mako「吹き飛べ!!ダークフレイム!!!」

聖堕天使あこ姫「……まあ楽しそうだからいっか!」

 

サヨ「この攻撃は私が引き受けます!」ガキン!!!

リサ「サンキュー紗夜!危なかった〜……」

mako「紗夜先輩!!後ろ!!」グイッ

サヨ「!?」

 

 ブンッ!!

 

サヨ「ありがとうございます神代さん、助かりました」

mako「いつかのお返しですよ」

 

 

 

RinRin「今です友希那さん!歌スキルの『混乱の歌』をお願いします(`・ω・´)ゞ」

ユキナ「確か…………こうすればいいのよね?」

 

 

 

聖堕天使あこ姫「すごーい!友希那さん効果範囲完璧だよ!!」

mako「あの湊さんが…………」コンラン

サヨ「あなたは混乱しなくていいですから!」

ユキナ「私は言われた通りにやっただけだけれど……どうやら余計な人まで混乱させたみたいだわ」

サヨ「とにかく!白金さん、魔法の詠唱を!」

RinRin「もちろんです(^_^)/では!」

 

RinRin「……………………………」

 

サヨ「どうしたの?燐子動かなくなっちゃたけど…………!?」

mako「強力な魔法には相応の詠唱時間が必要なんです。その間邪魔が入ると魔法は発動しないんですが……」

リサ「なるほど……だから全員が動けなくなるまで待ってたわけか……」

 

 そういうこと。

 

 仮にさっきのスキルを外してたとしても燐子先輩には俺が指一本触れさせないけど!?

 

聖堕天使あこ姫「ほら、あんなふうにりんりんの上に出てる詠唱時間のメーターが0になったら……!」

 

RinRin「詠唱完了──」

 

RinRin「ストームブリザード!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「いや〜さっきの燐子めっちゃカッコよかった〜」

mako「でしょ!?俺の先輩めちゃくちゃカッコイイでしょ!!!」

RinRin「お、落ち着いて真言くん……(〃ω〃)」

 

サヨ「…………まあ、放っておきましょう。それより先程の白金さんの一撃で無事ミッションもクリアできましたし……次のミッションは……」

RinRin「『ドラゴンから姫を守れ!』となっていますね(人 •͈ᴗ•͈)」

 

 遂に最終決戦か……いいね、なんかワクワクしてきた…!

 

ユキナ「…………それでここはどこなのかしら、教会のようだけれど」

サヨ「おそらく、王様の話にあったドラゴンを待ち伏せる場所ですね。ここで『祝福のティアラ』を使うのだと思います」

聖堕天使あこ姫「それじゃありんりん使ってみてよ!」

mako「!?」

RinRin「え…わたし(゚д゚)!?」

サヨ「私もそれがいいと思います。王様の話から推測するに、祝福のティアラを使ったキャラクターがクレア姫の身代わりになり、ドラゴンから狙われるはずです」

サヨ「なのでここはパーティーで一番強い白金さんが適任かと……あと…………」

RinRin「?」

 

サヨ「白金さんが警護対象となれば、そこのバーサーカーも本気になりますしね」

mako「…………………よく分かってらっしゃる」

 

RinRin「分かりました(`・ω・´)ゞそれでは早速使ってみます……!」

 

 〜〜後編に続く〜〜




いろいろあって入力するの4回目です。マジ勘弁してください。

次回、真言昇天。
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