お気に入り登録 ガチャピン! 様 Oriens 様 ありがとうございます。
皆様アンケートに回答していただきありがとうございました!!
アンケートの結果は……ブッちぎりで「真言とRoseliaのイチャイチャ」に決定でーす!!
…………すみません……お気に入り100記念回……もうちょっと待ってもらえませんかね………………ゴールデンウィークの最後ぐらいに完成すると思うんで……とりあえずイチャイチャの準備運動(?)としてこちらをどうぞ。
平和だ。
今日はRoseliaの練習も燐子先輩達にも合う予定はない。が、俺はこういう風に何もせず、家でまったりとしているのも好きだ。
何しろ最近は、悪夢見せられたり、謎の質問に無理やり答えさせられたり、別世界に飛ばされたりと、かな〜り忙しかった。
だからたまにはこんな何もない日があってもいいだろう………………………………前にもこんなことあったよな…………なんだろうとても嫌な予感がする。
ピンポーン♪
やはりそんな俺の平穏な一日は、とある来客に跡形もなくぶっ壊されるのだった。
こころ「というわけで"〇〇しないと出られない部屋"をここにある特別な機械を使って、真言とRoseliaのみんなで仮想のシュミレーションをしてみるわよ!」
真言「は?」
異空間、襲来。
はい、俺の平和な一日終了でーす。
こころ「一体どんなお題が出るのかしら?そして真言達はちゃんとお題をこなすことができるのかしら!楽しみね!」
真言「おいお前何言って──」
こころ「それじゃあシミュレーションスタート!!!!」
真言「人の話を聞きやがれぇぇえええ!!!!!」
そうして弦巻 こころが持ってきた謎の機械とスクリーンで上映され始めた謎のシミュレーション(?)。
まるで意味がわからないと思うが、安心してほしい。特に意味はない。
なのでどうか何も考えず、最後までお付き合いいただきたい。
ある朝、目が覚めると俺は真っ白な部屋の、知らないベッドで寝ていた。
生活に必要最低限の物しか置いていないが、やけに広く小綺麗な部屋。
ここは一体どこなんだ……?
俺は一緒に監禁された彼女とともに脱出を試みるが……
〜〜【真言✕友希那ペア】〜〜
友希那「…………私達は誘拐されたのかしら?」
真言「多分……俺、昨日ちゃんと自分の部屋で寝ましたから」
友希那「私もよ」
ならやっぱり誘拐されてしまったのか俺達……一体誰に?というか、どこに?
友希那「窓はない……ドアはあるけど当然のように閉まってるわね……………………真言」
真言「どうしました?」
友希那「壁を壊しなさい」
真言「無理です」
友希那「いいえあなたなら必ずやれるわ。私はそう信じている」
真言「その謎の信頼やめてもらっていいですか?」
いくら俺でも壁をぶん殴ったら手が折れちまう。痛いのはなるべく避けたい。
友希那「なら仕方ないわね。別の脱出方法を考えましょうか」
真言「初めからそうしてください……」
ん?ドアになんか書かれてんな……
〔〇〇しないと出られない部屋!!〕
真言「………………」
友希那「真言……これは……」
真言「はい……多分これ弦巻の仕業です」
友希那「そう……」
とりあえず犯人は、花咲川の異空間、ハイパーサイコパス、笑顔のマッドサイエンティストなどの頭おかしい奴の称号を欲しいままにしている金髪少女、弦巻 こころだということが判明した。
友希那「…………弦巻さんの自由奔放ぶりは今に始まったことじゃないわ」
真言「言って聞くようなら今頃俺らはこんなとこにいませんからね」
友希那「とりあえずやるべきことは分かった、ならさっさとこんなところ脱出してしまいましょう」
真言「…………そうですね」
やるべきことが分かったなら、後は行動に移すだけ。湊さんがいつも言っていることだ。
友希那「…………とは言ったものの『〇〇しないと出られない』って具体的に私達は何をすればいいのかしら?」
真言「さぁ…………?」
ウィーン
真言「?」
友希那「机から……何か出てきたわよ」
真言「箱?」
備え付けられていた机から白い箱が出てきた。何その謎システム。もう全部にツッコんでると切りがないな……
真言「えーっとなになに……この箱から一枚紙を引き、書いてある指示に従えば扉が開きます……ですって」
友希那「なるほど。じゃあ早速引くわよ」
真言「あ、どうぞ」
行動力の化身みたいな人だなぁ…………
友希那「これね」ピッ
真言「なんて書いてあります?」
友希那「……………………」
真言「……?湊さん?」
友希那「……………………」
自分で引いた紙を見て固まってしまった湊さん。一体どうしたんだ?
真言「何が書いてあったんですか?湊さん」
友希那「……………………」スッ
【キスしないと出られない部屋!!】
真言「………………はぁ?????」
え?は?なにそ?れ???は????
友希那「…………………」
真言「…………………」
おいどうすんだよ弦巻!!!今ここ地獄みたいな空気流れてんぞ!!!
友希那「…………………………………やるわよ」
真言「正気ですか!!????」
練習のしすぎで頭おかしくなったのか!?
友希那「おそらく弦巻さんの性格上、本当にこれをクリアするまでこの部屋から出られないわ」
真言「まあ確かにそうですけど!!」
友希那「ならやるしかないわ」
真言「そうだ!今のはノーカンって事にしてもっかい……」
見ると箱は跡形もなく消えていた。
真言「……………」
友希那「……覚悟を決めましょう」
真言「……分かりました」
キス………………………
友希那「さあ、どこからでもかかってきなさい」
俺の正面で目をつぶる湊さん。俗に言うキス待ち顔というやつか。
真言「……………………」
どうする……どうすればいい……!!!
真言「あ」
友希那「早くしてくれないかしら」
真言「あーえっと…………」
友希那「もしかして怖気づいたの?情けないわね」フッ
真言「あのさっきからちょっと楽しそうなの何なんですか?」
友希那「もうこの部屋から出るにはキスをするか、あなたが壁を壊すかの二択しかないのよ」
真言「それまだ言ってたんですか!?」
真言「…………じゃあ行きますよ」
友希那「………………ええ」
チュッ
ガチャ
真言「やった開きましたよ!」
友希那「…………?真言、さっきのは……」
真言「もしかしたらと思って試してみましたが、やっぱりこれでもオッケーみたいです!投げキッスでも!」
友希那「…………投げキッス……」
真言「そりゃあホントにキスするわけにはいきませんし…………やっぱり恥ずかしいじゃないですか」
友希那「…………初心、いえヘタれね」
真言「湊さん、人のことをとやかく言う前にまずは自分を大切にしてください」
友希那「こういうときあなたは迷いなく私の唇を奪うと思っていたのに。私のファーストキスを」
友希那「いえ、違うわ。そういえばあなたには燐子しか眼中になかったわね」
真言「湊さん……お願いですから変な男に引っかからないでくださいね?ちゃんと姐さんに相談してくださいね?」
友希那「冗談よ。それと今のところ恋人を作る予定はないから安心していいわ」
真言「はぁ……」
真言✕友希那ペア、脱出成功。
こころ「こんな感じでRoselia全員分のシュミレーションを行うわよ!」
真言「ちょっと待てやコラアアアアアアアアア!!!!!!!」
何今の!?何のためのシュミレーション!?俺何見せられてんの!!??
真言「これダメだって!なんか多分ダメなやつだって!!誰かからお叱り受けるって!!!」
こころ「大丈夫よ!これのお題は安心安全、"〇〇しないと出られない部屋"診断メーカーで作ってるわ!」
真言「なにそれ!!??」
こころ「ある程度厳選はしてるけどね!でないと真言、あなたシュミレーションとはいえリサの舌を噛み千切ることになってたわよ!」
真言「はぁぁぁぁあああああ!!!??」
さっきからこいつ何言ってんだ!!???
こころ「それじゃあ次はそのリサとのシュミレーションよ!」
真言「大丈夫なんだよな!?ちゃんと俺が見ていいものになってるよな!!??」
〜〜【真言✕リサペア】〜〜
真言「……………………」
リサ「……………………ねえマコくん」
真言「はい」
リサ「やっぱり……アタシがやろっか?」
真言「いや……大丈夫です」
リサ「…………何というか……普通こういうのって男の子がやってほしいことじゃないの?」
真言「そうなんですか?」
リサ「……………………」
真言「……………………」
俺と姐さんが一体何をやっているのか、それは遡ること10分ほど前のことになる。
〜〜10分前〜〜
リサ「アタシ達……閉じ込められちゃったの?」
真言「おそらく……」
〔〇〇しないと出られない部屋!!〕と書かれた扉の前で立ち尽くす俺と姐さん。
真言「こんなふざけた部屋を作るようなやつなんて俺の知り合いに一人しかいないんですけど」
リサ「こころ……だね〜……」
そう、例のヤバいやつ弦巻 こころの仕業だ。
リサ「〇〇しないと出られない……か。何させられるんだろう?」
真言「あそこにある箱の中にお題が入ってるみたいですね……」
リサ「よし!どんなに難しいお題でもマコくんとアタシなら大丈夫!ぱぱっとクリアして脱出しよ〜♪」
真言「…………そうですね」
姐さんは俺が不安にならないよう、本当は不安でいっぱいなのに、わざと元気を出して俺に心配をかけないようにしている……これ以上無理させないよう頑張らねば。
リサ「じゃあ……引くね」
真言「ええ……」
どんなお題が来る…………
リサ「……………」ピッ
真言「……………」
リサ「……………?」
真言「ど、どんなお題でした……?」
リサ「これ……」スッ
真言「えーっと……」
【膝枕しないと出られない部屋!!】
真言「……………え?」
〜〜〜〜
そういうわけで、俺は今、姐さんに膝枕をしている。
真言「あの……どうですか?寝心地は」
リサ「え?あー…………硬いね」
真言「ですよね」
リサ「アタシ、枕はちょっと硬いほうが好きだよ」
真言「そりゃどうも」
真言・リサ「「(俺・アタシ、何やってるんだろう………………)」」
リサ「(でも何か……すごい安心できる…………)」ウトウト
真言「(膝枕って結構キツイな……足ちょっと痺れてきた)」
リサ「…………スー……スー……」スヤァ…
真言「姐さん?」
ガチャ
…?今のはドアが開いた音か?
真言「姐さん、ドア開いたみたいですよ」
リサ「…………スー……スー……」スヤァ…
真言「……………」
姐さんは人一倍頑張り屋な人だ。レベルの高いRoseliaの中で、俺なんかには計り知れない苦労もたくさんあるはずだ。
そして生粋の世話焼き。俺にはよく分からないが、やっぱり他人に気を配るというのは楽なことではないんだろう。それが無意識の内のことであれ。
真言「おやすみなさい、姐さん」
……今は、少しくらい休憩してもいいんじゃないか?……せめて、もう10分くらいは。
リサ「………………ふふっ…………」スヤァ…
どうやら姐さんは、俺の硬い膝枕でも良い夢を見れているらしい。
真言「………………………………足痺れた」
真言✕リサペア、(ほぼ)脱出成功。
〜〜【真言✕紗夜ペア】〜〜
紗夜「神代さん、そっちにはありましたか?」
真言「いや、ないですね……そっちは?」
紗夜「こちらも同じです。何もありません」
今、俺と紗夜先輩はこの部屋からの脱出ルートを探索している。
ドアの前に書かれた〔〇〇しないと出られない部屋!!〕という文字。それを見た俺と紗夜先輩の意見は一致した。
ものすっっっっっっっっごい嫌な予感がする。
そんなわけでお題をクリアするという正規ルートを外れ、別ルートでの脱出を試みているのだが……
真言「紗夜先輩…………多分これ抜け道ないですよ」
紗夜「流石は弦巻家、設計ミス一つないということですか……」
既にあるかどうかも分からない脱出口を探して1時間が経過した。
真言「これ……もうやるしかないんじゃないですか?」
紗夜「ですがあの箱から出されるお題は完全にランダム……とんでもないお題が出てくる可能性もありますよ」
真言「……………そのときはそのときです」
どんなものが来てもこのままここに閉じ込められるよりかはマシだろう。
紗夜「覚悟はできている、ということですね…………」
真言「はい」
紗夜「……わかりました。私と神代さんの力を合わせれば、どんなお題でもなんとかなります」
真言「紗夜先輩!」
紗夜「では……引きますよ」
真言「はい……」ゴクッ
紗夜「……………」スッ
【互いに指を絡め合わないと出られない部屋!!】
真言「なんですかこれ」
紗夜「…………………………」
真言「紗夜先輩」
紗夜「…………………………すみません……私のくじ運がないばっかりに……!!」
真言「いや、そんな謝ることじゃ……」
紗夜「神代さんに白金さん以外の女性の手を握らせるなんて……!!」
真言「………………………」
なんか最近みんなおかしくない?
真言「…………………」
紗夜「…………………」
今、俺と紗夜先輩は正面から互いの指を絡め合っている。
要領は恋人繋ぎの正面バージョンだ。
真言「……………………」
紗夜「……………………」
二人とも恥ずかしさはある。だが一度覚悟を決めた手前、ここで少しでも恥ずかしがれば、なんか負けた気がすると感じるのがこの二人だ。
真言「(細いし……柔らかいし……温かいな)」
紗夜「傷」
真言「え?」
紗夜「ここに傷が……」
真言「ああ…………」
その傷は…………
紗夜「よく見るとあちこちにありますね、傷跡」
真言「…………………」
紗夜「…………やっぱり痛いですか?」
真言「いや……もう痛くないです」
改めて自分の手を見てみる。
ボロボロでガサガサ、消えない傷跡だらけの汚い手。…………当たり前だ。
俺はこの手で、いろんな人を傷つけてきたんだから。
真言「……子供の頃からヤンチャしてきましたからね。その時の傷もありますよ」
紗夜「…………すみません」
真言「なんで…謝るんですか」
紗夜「神代さんが辛い顔をしていたので」
真言「………………」
ガチャ
紗夜「……確かにあなたの傷は名誉の負傷のような物ではないのかもしれません」
真言「………………」
紗夜「けれど忘れないでください。あなたがその手で助けた人がいることを」
紗夜「今井さんや青葉さんをコンビニ強盗から救ったことを、あなたが"監視対象"になってまで救おうとした人のことを」
紗夜「あなたの手を、掴む人達がいることを」
忘れないでください。と笑顔でそう言った。
………………………決して忘れはしない。
俺の手を掴んでくれた、あなた達のことは。
真言✕紗夜ペア、脱出成功。
〜〜【真言✕あこペア】〜〜
真言「あなたの力はぁぁぁあああ!!!そんなものですか師匠おおおお!!!!」
あこ「うおおおおおおお!!!!!」
真言「まだまだああああああ!!!こんなんじゃ脱出なんてできませんよおおおおおお!!!!????」
あこ「どおりゃあああああああ!!!!!!」
今、俺と師匠が何しているのかわかる人がいるなら、その人は凄いを通り越して気持ち悪いと思う。
なぜこんなことをしているのかというと、"〇〇しないと出られない部屋"という意味不明な部屋に閉じ込められ、俺と師匠の頭がおかしくなった……というわけでは決してない。
これもすべてこの部屋から脱出するため、これが俺と師匠に課せられたお題である。
【相手の首を1分30秒絞めないと出られない部屋!!】
真言「師匠……これどうします?」
あこ「うーん…………………」
真言「とりあえず俺が締められる側ということで、果たして1分30秒ももつかどうか」
あこ「いやそんな絞めないからね?」
真言「でも絞めるフリだと開かないかもしれませんよ?」
あこ「それはまあ……そうかもしれないけど……それじゃあまっくんが苦しくなっちゃうよ?」
真言・あこ「「うーん…………………」」
真言「あ、じゃあこんなのはどうですか?」
あこ「うおりゃああああああ!!!!!」
真言「ぎゃああああああああ!!!!!」
横たわる俺の上にまたがり、叫び声を上げながら俺の首を絞める…………フリをしている師匠。
つまりは首を絞めるフリをただただ全力でやるという至ってシンプルな作戦だ。
真言「ぐわああああああ!!!」
正直これで本当にいいのかなと思うところはある。
ガチャ
…………………………………これで良かった。
あこ「…………なんかあこ、疲れちゃったよ」
真言「俺もです、師匠」
ものすごく早く脱出できたはずなのに、なぜだかどっと疲れた二人だった。
真言✕あこペア、最速脱出成功!
おまたせしました。
〜〜〜〜【【真言✕燐子ペア】】〜〜〜〜
真言「ここじゃねぇな……じゃあここか?」コンコン
燐子「…………………」
真言「こっちか…………?」コンコン
燐子「あの……真言くん……?」
真言「いや……違うな……」コンコン
燐子「…………さっきからずっと……何してるの?」
真言「すみません燐子先輩、もう少し待ってもらえませんか?」
燐子「う、うん。わかった…………」
〔〇〇しないと出られない部屋!!〕に閉じ込められ、既に10分。彼はお題を引くこともなく、ただただ壁を叩き続けている。
真言「………………」コンコン
燐子「………………」
真言「………………」コンコン
燐子「(すごい真剣…………)」
真言「あった」
燐子「……え?」
そう言うと真言は拳を振り上げ……
真言「──ッ!!!!!」
燐子「……!?」
ドゴォ!!!!!
部屋中に轟音が鳴り響き、壁に大きな穴が空いた。
真言「よし出れますよ!燐子先輩!!」ニコ
燐子「え、あ、うん……ありがとう……」
シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーション失敗シュミレーショ──
真言「………え、何、最後の」
こころ「たくさんシュミレーションしてみたけど、燐子と一緒だと絶対真言はお題を引くこともしないで壁を壊すのよ!」
真言「たくさんって……どんくらい?」
こころ「えーっと…………625回よ!」
真言「625!?」
結論、神代 真言は白金 燐子のためなら壁を素手で壊せる。
本当の記念回では必ず燐子先輩にもイチャイチャしてもらいます。任せてください()