監視対象と約束された日々【完結】   作:砂糖ノ塊

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You are my "Dear"est.


60『Dear』

 あの事件から数週間、燐子先輩に思いをぶつけ、Roseliaとも和解し、ケガも出歩けるくらいには回復した。

 

黒服「医者が言うには尋常じゃない回復力だそうで……まるで化け物だと」

 

 …………とまあ、お医者様からのお墨付きももらった俺は、徐々にだが元の日常に戻りつつあった。

 

紗夜『文化祭合同ライブ有志発表』

 

 元の日常に……

 

紗夜『バンドのメンバーを集めてきてください』

 

 戻りつつ……

 

紗夜『ちなみに本番まで明日であと一週間です』

 

真言「無理だああああああああ!!!

 

 翌日、花咲川学園に復帰した俺は机に突っ伏してそう叫んだ。

 

真言「バンド!?メンバー!?あと一週間!?どうすりゃいいんだよ!!!」

 

 あの事件のせいですっかり忘れていたが、俺な眠っていた間にも文化祭が刻一刻と近づいていたらしい。

 

 うちのクラスも準備をしていたらしいのだが……ケガをしているからと言う理由で俺は不参加だ。

 

真言「紗夜先輩は俺がケガしてたってお構いなしだよなー……てかバンドメンバーって言ったって……」

有咲「文句言っても仕方ねぇだろ」

真言「でもよ、俺に楽器が弾ける男友達がいると思うか?」

有咲「んー……いねぇな」

真言「あああああああああああ!!!!!」

 

 終わったあああああ!!!!

 

有咲「てか文化祭の間だけRoseliaに交ぜてもらえばいいじゃねぇか。もともとお前に参加してもらいたかっただけみたいだし」

真言「いや……それは嫌だ」

有咲「なんで?」

真言「俺もこれに参加する意味を自分なりに考えてみたんだよ」

 

真言「俺はこの文化祭で、証明する」

 

有咲「…………何を?」

真言「前の俺とは違うってところを」

 

 初めての試み……このライブを成功させて燐子先輩に、紗夜先輩に、今まで世話になったRoseliaに、俺はもう大丈夫だって改めて証明してやる。

 

真言「だからRoseliaに交ぜてもらうことはしない。それにあの人達には特等席で俺の姿を見てもらいたいんだよ」

有咲「ふーん……」

真言「……ならまずメンバー集めろよって話だよなぁ…………」

 

 ん?ちょっと待てよ……

 

真言「なあ有咲、仮に俺がRoseliaのメンバーと一緒に、元々あるRoseliaの枠じゃない、俺の有志発表の枠で出ることになったとして、それは生徒会にはオッケーなのか?」

有咲「ん…………多分駄目ではない」

真言「男のボーカル一人、他全員違うガールズバンドのメンバーってのは?」

有咲「特に規制はないけど他の男子からの反感を買うだろうな」

真言「有咲、お前のバンドでの担当楽器は?」

有咲「……キーボードだけど」

 

 よし、まずは一人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真言「んーっと……有咲の他に手伝ってくれそうな楽器が弾けるやつは……」

紗夜「早くも一人協力者を見つけたようですね」

真言「持つべきものはキーボードが弾ける親友ってことです」

 

 ここは久しぶりの生徒会室。いやーここに来るのも久し…………

 

真言「…………?」

紗夜「神代さん?」

真言「あ、いや何でもないです」

 

 なんか久しぶりって感じがしないんだよな……つい最近来たような……

 

 まぁ、いっか。

 

紗夜「市ヶ谷さんを巻き込んだということは、残るはギター、ベース、ドラム……まあそのくらいでしょう」

真言「そう簡単に見つかりますかね……もう授業後ですよ」

紗夜「何にせよ最低でも今日中に見つけなければいけませんね。メンバーとの合わせもありますし」

真言「ギターにベースにドラム…………」

紗夜「大丈夫ですよ。神代さんの周りには楽器を弾ける人しかいませんから」

真言「今更ですが俺の交友関係の幅ピンポイントすぎません?」

 

 とその時、生徒会室の扉が勢い良く開いた。

 

こころ「待たせたわね!」

真言「待ってねぇし呼んでもねぇよ」

 

 登場したのは誰あろう、"花咲川の異空間"こと弦巻 こころその人である。

 

真言「で?何の用だよ異空間」

こころ「あら?前は()()()って呼んでくれたのに……もう呼んでくれないの?」

紗夜「あら……遂に弦巻さんも私達の仲間入りを果たしたんですね」

真言「何の仲間ですか」

紗夜「神代さんに下の名前を呼ばれる仲間です」

 

 ホントに何の仲間だよそれ……

 

紗夜「相手への親愛度が高くなると神代さんはその相手を下の名前で呼ぶんです。今の所、私と白金さんと市ヶ谷さんと弦巻さんの四人ですね」

真言「俺はゲームのヒロインですか」

 

 っとやばいやばい。話が脱線しすぎた。

 

真言「で?何でここに来たんだよこころ」

 

こころ「あたしを真言のバンドに入れて欲しいの!」

 

紗夜「良かったですね神代さん、二人目ですよ」

真言「お前……その話どっから……」

こころ「話は全部有咲から聞いたわ!」

真言「あー……」

こころ「すごい嫌そうな顔をした有咲から、真言に面倒事を無理やり押し付けられたって聞いたわ!」

 

 すまんな有咲。許せ。

 

真言「まあそれは置いておいて」

紗夜「置いておくんですか……」

真言「先輩も言ってたじゃないですか。時間がないんですよ。今は猫の手もマッドサイエンティストの手も借りたいんです」

こころ「じゃあ……!」

真言「お前の力を貸してくれ、こころ…………でもお前、バンドじゃ確かボーカルじゃなかったか?」

こころ「ええそうよ!よく知ってるわね!」

真言「ああ、前にライブを……」

 

 って、俺が黒服さんの手伝いやってたことって言わないほうがいいんじゃないか……?

 

こころ「え?」

真言「なんでもない、それよりバンドの担当だ」

 

真言「ボーカルは俺が……ってか俺は楽器が弾けねぇからボーカルしかできないんだよ」

こころ「あら?そうなの?」

 

 俺の隣で紗夜先輩がものすごい顔で頷いている。

 

 そこまでなのか俺の破壊力は……

 

真言「で、ボーカルは俺でキーボードは有咲、後はギターとベースとドラムなんだが……どれかやったことあるか?」

こころ「どれもやったこと無いわ!けどどれも楽しそうね!」

 

 こいつなら大抵のことは何とかなりそうなんだよな……

 

真言「じゃあベースとかできるか?」

こころ「はぐみのやっている楽器ね!」

紗夜「神代さん、何故ベースなのかを聞いても?」

真言「ギターとドラムにはちょっとあてがありまして……」

こころ「わかったわ!早速はぐみに教えてもらってくるわね!」

真言「あ、おい!」

 

 嵐のようにやって来て、そしてあっという間に去っていく……「思い立ったが吉日」を擬人化したらきっとこいつになるんだろうな……

 

真言「まったくあいつは……」

紗夜「…………」

真言「どうかしました?」

紗夜「変わりましたね。神代さん」

真言「え、そうですか?」

紗夜「今まで神代さんは自分一人で何とかしようとすることが多かったのに、今では何の迷いもなく友人を頼っている……」

紗夜「それは私が神代さんにライブに出ることを強制したからですか?それとも……」

真言「別に、そこに大した理由はありませんよ」

 

真言「ただ……もう少し人を頼って……俺のために生きてみようって思っただけです」

 

 強欲、我儘、自分勝手、少しだけでいいから……これからはそんなふうに生きてみてもいいんじゃないか、そんなふうに生きてみたい。

 

 人間らしく、生きてみたい。

 

 そう思っただけだ。

 

紗夜「本当に……変わりましたね」

真言「……あ!すみません紗夜先輩、俺そろそろ行かなきゃ!」

紗夜「か、神代さん?どこに行くんですか!?そろそろ白金さんが図書委員の仕事が終わって戻ってくる頃ですよ!」

 

 ガラガラ

 

燐子「すみません……遅れまし……!?」

真言「燐子先輩!!俺今日の生徒会欠席で!お願いします!」

燐子「え……!あ……どこに…………」

 

真言「ちょっと羽丘まで!!」

 

 ギタリストを捕まえに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜〜【羽丘学園前】〜〜

 

リサ「あれ?あそこにいるのって……」

友希那「真言……?」

真言「あ、姐さんに湊さん、どうも」

友希那「こんなところで何をしてるのかしら」

真言「ちょっと人を待ってて……二人は今から練習ですか?」

リサ「うん♪そろそろ合同文化祭じゃん?文化祭の準備にライブの練習、やることはいっぱいだよ〜」

友希那「確かあなたもライブに参加するのよね」

真言「まあ……ほとんど強制ですけど」

リサ「期待してるよ〜☆」

真言「あ、そのことで湊さんに一つお願いが……」

友希那「私に?何かしら」

真言「ボーカルの練習を見てもらいたいんですけど……いいですかね」

リサ「いいの?友希那は厳しいよ?」

真言「分かってます。でも俺は湊さんよりすごいボーカルを見たことない」

真言「付け焼き刃なのも百も承知です。でもあと一週間。一週間でライブを成功させるには付け焼き刃だろうと何だろうとこの身体に刻み込むしかない」

真言「あなたしかいないんです。お願いします」

友希那「…………いいわ。見てあげる」

真言「……!」

友希那「ただし、今度は本気よ。それに私が見る以上、ライブは必ず成功させなさい」

真言「はい!よろしくお願いします!」

 

真言「あ、来た」ボソッ

 

リサ「ん?」

真言「また後で連絡するので!それじゃ!」

友希那「あ……」

リサ「行っちゃったね……」

友希那「えぇ、そうね」

リサ「友希那、なんか嬉しそうだね?」

友希那「そうかしら」

リサ「絶対そうだよ♪」

友希那「そういうリサも随分と楽しそうね」

リサ「何かマコくんを見てるとね〜……あーなんか成長したなーって」

友希那「やっと前に進んだ気がするわ」

リサ「それもこれも……」

友希那「燐子のおかげね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真言「…………」

 

 知り合いで力になってくれそうなギタリスト……そんな人そうそう周りにはいないだろう。

 

 でも俺にはいる。奇跡的に。

 

モカ「あれ〜?マコくん?なんで羽丘にいるのー?」

 

 前に楽器の話をしたときに聞いた。センパイはバンドでギターを弾いている。

 

 多分今センパイの周りにいる四人の女子生徒は同じバンドのメンバーだろう。

 

「モカ、誰この人」

モカ「バイトの後輩ー」

「あ、花咲川の生徒会の……!」

モカ「そういえば聞いたよ、酷い目にあったんだってねー……ケガは大丈夫?」

真言「もうだいぶ治りました」

モカ「そっかーよかったー」

「ケガ……?もしかしてこの人あこの言ってた……」

 

 この背の高い人……今師匠の名前言わなかったか?

 

モカ「どうして羽丘に来たの?もしかしてモカちゃんに会いに来たとか?」

真言「はい、そうです」

モカ「え!?」

 

 普段ゆったりしている口調のセンパイが珍しく大きな声を上げた。

 

真言「何ですか」

モカ「え?いや、だって……え?」

真言「俺は今日センパイに会いに来たんです」

モカ「お、おお……」

真言「……何でちょっと引いてんですか」

モカ「いやー……マコくんが珍しいことを言ってくるからー……モカちゃん今日傘持ってきて無いんだけど」

 

 くっそ失礼だなこの人。

 

真言「まぁいいや。今日はセンパイにお願いが会ってきたんです」

モカ「お願い?マコくんが?」

真言「…………」

モカ「あーいや……ごめんごめん。ホントに珍しかったからついー……謝るからそんな目で見ないでー」

真言「…………はぁ」

モカ「でー?その"お願い"ってなにー?」

 

真言「俺と一緒にバンドを組んでください」

 

モカ「え!?」

「ちょっと待って」

 

 俺とセンパイとの間に割り込んできたのは黒髪に何故か赤い髪が紛れた少女だった。

 

「あんたがどこの誰だか知らないけど、そう簡単にモカを引き抜いたりさせないから」

モカ「蘭……」

真言「…………あ!いや違うんです!」

 

 俺は文化祭合同ライブの有志発表の件、センパイにあくまで"一時的に"協力して欲しいだけと五人に伝えた。

 

真言「……というわけで別に俺はセンパイを引き抜こうとしてる訳じゃないんです」

モカ「なーんだそれならいーよー」

「ちょモカ!」

モカ「大丈夫だよ蘭ーちゃんとアフグロでのライブの練習もやるからさー」

「……ならいいけどさ……」

真言「……!ありがとうございます!」

 

 よし!俺のことをすごい目で見てくる人が一人いるけどとりあえずこれでギタリストは確保だ。

 

 後はドラムだ。確か有咲のとこの山吹さんがドラムをやっていたはず。

 

 同じバンドから二人に協力を求めるのは心苦しいけど……一応頼むだけ頼んでみるか。

 

「あれ!真言くんじゃん!」

真言「あ?あ…………」

 

 聞いたことのある、バカに明るい声で誰かが話しかけてきた。

 

 そうだ……羽丘にはこの人がいたんだった……

 

 羽丘学園生徒会長にして、こっち高校の異空間(と俺が勝手に呼んでる)、

 

真言「氷川さん……」

日菜「久しぶりー!」

 

 氷川 日菜。紗夜先輩の双子の妹……

 

真言「……お久しぶりです」

日菜「なんかよく知らないけど大変だったみたいだねー」

真言「えぇ……まぁ……」

真言「紗夜先輩も詳しいことは言ってないみたいだな……

日菜「なにか言った?」

真言「いや、何でもないです」

 

 『なんかよく知らないけど』か……この人は何があったかは知らないみたいだな。まぁ、知らないほうがいいけど。

 

日菜「それでそれで?モカちゃん達と何話してたの?」

真言「あー……」

 

 俺はさっきセンパイ達に話した内容をそっくりそのまま氷川さんに伝えた。

 

日菜「へー面白そう!何だかるんっ♪てきた!」

真言「はぁ……(何だよ「るんっ♪」って……)」

日菜「あたしも参加する!」

真言「はぁ………………はあ!?」

 

 あ!確かこの人……

 

 

 

有咲『まずこのPoppin'Partyは私とあと沙綾がいるとこで、Afterglowってのはモカちゃんがいるとこ、Pastel*Paletteは前会った日菜さんがいて、あとハロー、ハッピーワールドは…………言わなくてもわかるよな。弦巻さんのとこだ』

 

 

 

真言「ぱすてる……ぱれっと……」

 

 楽器経験者……!

 

日菜「ね!いいでしょ?あたしもマコくん達とバンド組む!」

真言「あーもう!わかりましたよ!わかったからそんなグイグイ来ないでください!」

 

 このこころ弐号機が!!

 

真言「てか今探してるのドラムできる人なんですけど……氷川さんドラムの経験は?」

日菜「無い!けどまぁいつも麻耶ちゃん見てるから多分大丈夫!」

 

 ……やっぱりこの人、話に聞いてた通りの天才気質だな。

 

 見てるから大丈夫って……

 

真言「……でもよし、これで一応紗夜先輩が言ってた最低限の人数は揃った……?」

 

 俺と有咲にセンパイ、それにこころに氷川さん…………

 

真言「やべぇ……俺の人選カオス過ぎないか……?」

モカ「顔色悪いよ〜?」

日菜「あははっ!やっぱり真言くんってるんっ♪てするね!」

 

 ガシッ

 

真言「……ん?」

 

 センパイと氷川さんの二人が俺の両腕を掴んだ。

 

真言「あの……何を……」

日菜「ほら!文化祭までもう時間がないでしょ?なるべく早く音合わせとかしなきゃ!」

モカ「善は急げってねー」

 

こころ「さあ真言!行くわよ!」

 

真言「なんでお前ここにいんだよ!!!」

 

 突如として出現した異空間が俺の背中にまわる。

 

真言「ちょ!ま──」

 

 やっぱり頼む人を間違えたのかもしれない。

 

 CiRCLEに引きずられていく間、そんなことを思った。

 

「……なんだったんだ今の」

「さ、さぁ……?」

「モカにあんな後輩がいたなんて全然知らなかった……」

「目つきが悪くて、背もあたしと同じくらいの"真言"……やっぱりあいつあこの言ってたやつか!」

「なに、巴、さっきのやつと知り合いなの?」

「知り合いというか……多分妹の弟子?」

「はぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜〜【CiRCLE・スタジオ内】〜〜

 

真言「…………」チーン

有咲「何というか……お疲れ」

真言「なんで有咲もここに……」

こころ「あたしが呼んだのよ!」

真言「あ……そう……」

 

 何かどっと疲れた………

 

こころ「〜〜♪」

真言「なんでお前はそんなに上機嫌なんだよ……」

こころ「前に言ったでしょ?『みんな真言を大切に思ってる』って!」

 

 満面の笑みで両手を広げるこころ。

 

こころ「み〜〜〜んな真言の力になりたくてここにいるのよ!」

 

真言「…………あぁ、ありがとう」

 

 俺は集まってくれた四人に向き直る。

 

真言「俺はこのライブで、燐子先輩や紗夜先輩に、俺はもう大丈夫だって証明したい」

 

真言「改めて頼む。皆、俺に力を貸してくれ」

 

モカ「可愛い後輩の頼みを断るわけにはいきませんなー」

こころ「〜〜!とっても面白そうね!!」

日菜「いつもと全然違うメンバーでライブ……すっごいるんっ♪って来た!!」

有咲「仕方ねぇから付き合ってやるよ……こうなったら最後まで、な」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜〜【翌日、花咲川学園生徒会室】〜〜

 

真言「これでよし……っと」

紗夜「どうやら参加するための書類は書き終えたようですね。どれど……れ…………!?」

燐子「これは……すごいメンバーですね……」

 

・Vo.神代 真言

・Gt.青葉 モカ

・Ba.弦巻 こころ

・Key.市ヶ谷 有咲

・Dr.氷川 日菜

 

紗夜「なぜ日菜が……」

真言「俺のせいじゃないです」

燐子「バンド名は決めたの……?」

真言「はい!昨日徹夜して考えました!」

 

 これは俺からRoseliaの皆へ贈るライブだ。

 

 親愛なるあなた達へ、俺の全てを込めて。

 

 『Dear』




次回、「監視対象と約束された日々」最終回。
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