異聞大正怪異譚   作:てーけー。

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シリアルな話にしたかった、という話。


奈落の様な瞳〜後〜

「………」

 

ちゅんちゅんと小雀達が鳴く声が聴こえる。

 

意識はハッキリしている。どのくらい寝ていたのか分からないが、身体のあちこちがまだ痛いから、そう時間は経っていないのだろう。

 

目覚めは最悪だ。全て覚えている。

 

また俺は大事な時に間に合わず、

また俺は大切な人を失った。

 

枕に頭を預けながら起き抜けで涙を流す。

動き気力も湧かない。

このまま居なくなってしまいたい。

 

 

「…目覚めたのかい、桃晴」

 

「…耀哉」

 

 

俺は広い一室に寝かされ、開かれた縁側に座布団を敷いて、そこには耀哉がお茶と共に座っていた。

 

 

「…そのままで良いから、良く聞くんだ」

 

 

そう言って耀哉は外を向いていた体を此方に向き直して、いつもと違ってニコニコとした顔を悲しそうに目を伏せながら、俺にあの日の事を詳細に話した。

 

 

「…岬は残念ながら逝ってしまった。その場に居合わせた君は、その様子だと分かっているよね。…良い子だったから、僕も本当に悔しくて、悲しいよ。」

 

「……。」

 

「此処に君を運んだのは岩柱の悲鳴嶼行冥という人物だ。君と上弦の零の間に入って危機を救ってくれた人だよ。覚えているかい?」

 

「…ああ。感謝してる。」

 

「…そうかい。動けるまで回復したら岬の葬儀を行うから、そこで会って礼を言っておくと良い。彼も来る筈だ。…彼は君と岬の仇を討てずに鬼を逃してしまった事を済まなく思っている様子だった。」

 

「…そうか。気にしなくて良いと伝えてくれ。」

 

 

 

「……大丈夫かい、桃晴」

 

 

優しい親友の声が耳に残る。

俺は堪えられなくて声が枯れる。

 

 

「…わ"り"ぃ、…かがや。俺、また、守れながっだ…」

 

「…君は何も悪くないよ、桃晴。誰も何も悪く無い。悪いのは全て鬼舞辻と悪鬼だけだ。」

 

「必ず斃すから…俺が奴らを根絶してやるから…」

 

「…うん。待っているよ。

 だから、…今は傷を癒そうか。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

土砂降りの雨の日に、山柱、巌山峠岬の葬儀はひっそりと行われた。

 

しかし何処から耳にしたのか、彼女を知るという人達がぞろぞろと集まり、その葬儀は満席どころか人でごった返しになった。それだけ彼女が慕われていた証だ。

 

残った遺体がしゃれこうべ一つと知るや否や、皆悲嘆に暮れ、鬼に怒りと憎しみを吐き出す者も少なくなかった。

 

 

そんな中、満身創痍で葬儀に参列する俺は、一人の人物に挨拶していた。

 

 

「…悲鳴嶼行冥さん、ですよね。あの時は助けてくれてありがとうございました。」

 

「…済まない。お前達の仇、みすみす逃した。私の失態だ。」

 

「謝らないで下さい。貴方は悪くない。あの時は俺の命を優先してくれたんでしょう?」

 

「…うむ、まだ間に合うと判断したのでな。」

 

 

ありがとうございます、ともう一度俺が言うと、南無阿弥陀仏…と唱え始める行冥さん。この人も師匠と同じ仏門に入っている人なのかな…

 

 

 

所で、と目の前の巨漢が話を切り出す。

 

 

「劔桃晴よ。お前はこの後柱になる逸材だと聞いている。継子を破門にされた事もあった様だが、あの状況で戦意衰えぬお前を見て、私も柱として迎え入れる事に否はない。…あの上弦と思しき鬼にも一太刀浴びせていた実力も大したものだ。傷が癒え次第就任式を執り行うとお館様からも伝えられている。…励むが良い。」

 

「…いや、柱にはまだならない。

 俺は癸からやり直す。」

 

「…何?」

 

「一太刀浴びせたなんて聴こえは良いが俺は負けた。あんたも見たろ、俺がボロボロにされてアイツは飄々としていたのを。ゼロから修行し直して、必ずアイツの頸を刈り飛ばしてやる。」

 

 

ありったけの憎悪と覚悟を乗せてそう宣言する俺を、行冥さんは黙って暫く見つめた後、「…相分かった。お館様にもそう伝えておく。」と言って去って行った。

 

 

 

 

俺は葬儀を途中で抜けて、産屋敷の家に一言「階級を"癸"に戻しておいてくれ」と書き留めて出発した。

 

出発先はもう決まっている。

とある育手のもとだ。

 

なんでも元柱で雷の呼吸有数の遣い手と聞いている。紹介状は無いが人伝に人が良すぎるほど良い好々爺だと聞いているので大丈夫だろう。

 

 

この哀しみと憎悪は胸の内へ。

師匠が目指した夢を継ぎ、

親友が望む世界の柱となるために、

全ての絶望の連鎖を断ち切る刃たらんと、

俺は己の信じる道を征く。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

明治38年5月某日

 

産屋敷の庭先で、柱の就任式が執り行われていた。

 

柱となるのは音柱、雷の呼吸の派生となる今のところ無二の呼吸法の遣い手である。

 

名を宇髄天元。

元忍者の肩書きを持つ抜忍で、産屋敷耀哉が自ら鬼殺隊へ引き抜いた逸材だ。

 

入隊してからというもの、忍として元々鍛え抜かれた肉体と精神を駆使し、たった一年で瞬く間に戦果を挙げ、柱となってしまった。

 

 

「(…リスクが高い職場だとは分かっていたが、柱になるとここまでかよ。柱の定員は十人だったよな?)」

 

 

就任式の最中、天元はそんな事を考えていた。

 

それもその筈。

この場に集まった人間の数は、自分を除いてお館様とそのお付きの奥方と御息女二名に柱が二人、つまり全員で六人。部下の方が少ないとはこれ如何に。

 

現在の柱はこの二人で全てだそうだ。

つい最近も風柱が殉職したそうで、自分もそうならないという保証は何処にも無かった。

 

柱は鬼殺隊の特記戦力であり、もっとも危険な前線へ送られる存在である。生き残る以上の実力を備えていなければ、一瞬でお陀仏、という訳だ。

 

 

「皆も天元の柱就任に異議はあるかい?」

 

「ありません。」

 

「同じく。」

 

 

「…では天元。音柱就任おめでとう。君が居てくれてとても助かっている。その恩に報いるだけのものを私からは僅かばかりの現物でしか出せない事を許しておくれ。」

 

「滅相も御座いません。お館様に置かれましては、そのお身体に気を遣って頂けるのなら何も求めません。」

 

 

世辞を言いつつ、堅苦しい形式を済ませていく。こういった地味な事は趣味ではないが、これでも元忍者。慣れたものだ。

 

 

「…ありがとう。何か欲しいものがあればいつでも何でも言って欲しい。それじゃあ、堅苦しい形式的なものはこの位にしようか。」

 

 

偶に心でも読んでいるのかと思うほど鋭いお館様が、既に飽きていた自分の心境を汲んでくれた様に就任式の終わりを告げる。

 

 

「天元」

 

「は。」

 

「…早速で悪いのだけどね、君に一つお願いがあるんだ。」

 

「なんなりと」

 

「…堅苦しいものではないから安心して欲しい。実は一つ御使いを頼みたくてね、良いかな?」

 

「勿論で御座います(お館様の御使いなんぞ堅苦しいに決まってるだろ…)」

 

 

新人いびりか?とちょっと警戒しつつ天元は返事をすると、ニコニコといつもの笑みを浮かべたお館様がゆっくりと口にする。

 

 

「君と同期の柱になる予定の人物が一人いてね。彼を此処へ連れてきて欲しいんだ。」

 

 

「…はぁ。」

 

「彼の名は劔桃晴。現在空席の風柱に任命する事を、既に君以外の柱とは相談済みだ。今より柱となった君にもその人柄と実力を確かめてもらって、それから此処へ連れて来て欲しい。君にとっても同期の同僚というのは嬉しいものかも知れないよ。…どうだろう、頼めるかな?」

 

「まぁ、お館様の頼みとあらば。…自分としても同期は歓迎です。」

 

とりあえず当たり障りの無い事を言っておく。何となくで引き受けたが、別に人一人連れてくる位どうという事はなかろう。

 

 

 

そして天元は後悔した。

 

 

 

「…良かった。引き受けてくれてありがとう。彼は頑張り屋な良い子なんだけどね、少し頑張り過ぎてしまう癖がある。甲になっていた所を癸に戻してからというもの、また甲まで上がったから、ずっと前から柱に推薦されていたのだけれど、なかなか顔を出さずに困っていたんだ。」

 

 

お館様が困った様に、されど誇らしげにそう言う。すぐ後に聞いた話では自身の無二の親友として交友があり、元継子だという。

 

 

「最近ではもうすぐ討伐数が五百に届くとか。全く、()()()()()()()柱になれと言っているのに聞かんのだ。…面倒臭いと言いよってな。はぁ。」

 

 

ため息を吐く炎柱。

…500?

 

 

「…南無。…上弦との交戦経験のある男だ。実力は申し分ない。実際に目の当たりにしている私が保証しよう。」

 

 

何故か涙を流しながら岩柱が言う。

上弦との交戦経験?

 

 

 

天元は安請け合いをした事を後悔した。

元忍びの自分らしくない。

地味で最悪だ。

厄介事を押し付けられた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

天元は柱となって最初の任務「劔桃晴をお館様のもとへ連れ帰る」を達成する為にとある山へ向かっていた。

 

お館様より桃晴の次の任務地であり、既に本人が向かっているのだと聞いたからである。

 

劔桃晴とやらは聞いた話だと、昼は鬼殺の現場へ向かい走り、夜は鬼と戦闘するを年から年中繰り返している戦闘狂だという印象だ。

 

階級に拘りは無く、金も名声も女にも欲がないから、お館様様も報酬に困っているそうだ。

 

そういう奴の目的は、鬼殺隊の隊士ならば多分復讐とかそんな所だろう。

 

いよいよヤバい奴なんだろうなという予想をたてて、天元は現場に向かう。スピードには自身がある。何せ忍の脚だ。

 

自分は先に着いてとっとと鬼を斬首し、目的の人物を連れ帰ろうと画策して近くの里に入って藤の家で一旦休憩をとることにする。

 

 

ここの里の藤の家は団子屋だそうだ。偶には甘味も悪くない。

 

暖簾をめくって藤家紋の団子屋に入ろうとした所で中が子供の声で賑わいをみせる光景を目にする。

 

 

「(…子供(ガキ)が多すぎねぇか?んなに人気なのかねぇ、この店)」

 

 

「よーし、一人一本ずつだぞ!ズルしちゃダメだかんなー!」

 

「にーちゃん、団子くれー!」

 

「待て待て女とチビ共からなー。男子は紳士じゃねーとモテねーぞー」

 

「しんしって何ー?」

 

 

キャーキャーワーワーと子供達が賑わいを見せる。大人達はそれを微笑ましそうに眺め、子供達の中心には一人の元服したて位の男子が出来たての団子を配っていた。

 

て言うか隊服着てるしアイツが劔桃晴じゃね?

 

 

「おい、お前。そこの団子配ってる奴。お前が劔桃晴か?」

 

「あちーからゆっくり食えよ、お前ら。…ん、そうだが…あんた誰?その隊服、同業か?」

 

 

子供達に一通り団子を配り終えたタイミングで天元は声を掛ける。分けてやったとかでは無く自分の金でホントに全部配ってるやがった。自分の子供でもなし、なんだコイツ。慈善事業者気取りか?

 

 

「俺ァ音柱の宇髄天元様だ。お館様の命でお前を連れ帰りに来た。この子供(ガキ)共は一体なんだ?」

 

「…柱が一体何の用で、ってアレか。俺はまだ柱はいいって耀哉にも槇寿郎さんにも行冥さんにも伝えてるんだが。このチビ共は俺が勝手に集めて菓子を買ってやっただけだよ。ほれ皆んな、食ったらちゃんとご馳走様して帰って家の手伝いすんだぞー」

 

「「「「「はーい」」」」」

 

「…んだそりゃ。つーかちゃんと着いてきて貰うぜ。こちとらお館様から直々の任務、しかも柱の初任務だ。失敗出来ん。」

 

「知らねぇよ…耀哉(あいつ)の事だからそんな事で怒んねぇよ。他の柱も俺の事知ってるから同様だ。帰んな、俺はこれから討伐任務だ。」

 

「ああん?手前ぇ…地味に柱の命令をシカトする気か?」

 

「なったばっかなんだろ?偉そうにすんな。」

 

 

先程まで子供(ガキ)共に向けていた慈愛の態度とは打って変わって生意気な態度をとる桃晴に天元はカチンとくる。

 

 

「…手前ぇ、こちとら引き摺ってでも連れて来いとの仰せだ。なんだったら派手にボコボコにして連れてっても良いんだぜ。」

 

「はっ、やってみな。」

 

 

はい殺す。

 

 

「…おい、表に出な。俺様にケンカ売った事を派手に後悔させてやる。」

 

「上等、ギラギラ悪趣味な格好しやがって。これで弱かったら爆笑してやらぁ。」

 

 

流石ににこの場で抜刀する訳にはいかない。バチバチとお互いに血走った目でガンを飛ばし合いながら団子屋を出る似た者同士の男二人組がそこにはあったという。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「…や、やるじゃねぇか」ゼェゼェ

 

「…お、お前こそ」ハァハァ

 

 

日が傾き夕方頃。

山の麓の人通りのない広場で、あちこちに破壊痕と斬り刻まれた傷跡が目立つ。

 

 

かたや轟音を響かせながら爆発を、

かたや様々な呼吸を混じえて斬撃を、

 

 

馬鹿二人が午前中からずっとこの場で休みなく激闘を繰り広げた結果である。

 

 

ヘロヘロになって遂に倒れた二人の中に勝者はなく、両者の中には互いを認め合う友情が芽生え始めていた。

 

 

大地に二人して寝転がり、沈む夕日を眺めるながら体力回復に努める。心地よい風が辺りを包む。

 

息も整った頃合いで、静寂を切り裂く様に天元が話を切り出す。

 

 

「…そういやなんでお前、なんで地味に階級をやり直してたんだ?お館様や悲鳴嶼、煉獄の旦那に訊いても本人に聞けと言っていてな。」

 

 

俺は元忍だからコッソリ調べても良かったが、何となくお前の口から聞いとこうと思ってよ。

 

両手を枕にして、桃晴の方を見ずに夕日を観ながら思った事を口にする。この男に今更気遣いなど不要だと天元は判断し、直球の疑問を呈する。

 

 

「…鬼に負けたからだ、上弦の零に。甲になったその日に、それはもう完膚なきまでにボロボロにされた。…奥の手まで使ったのにな。…恩師も殺されて、行冥さんに助けられてなきゃ多分俺も死んでた。だから癸からやり直す事にした、それだけだ。」

 

「ふーん」

 

「ふーん、て。聞いといてなんだよその感想。」

 

「いや、意外とつまんねぇ理由だなって。元継子ってのもその恩師の事か?」

 

「…そうだけど、継子が"元"になったのは俺が命令違反したからだよ。」

 

「ハハハハハ!そっちの方が面白ぇじゃねぇか!何だお前生意気で捻くれてるのは元からかよ。"元"継子だけに!」

 

「失礼な奴だなお前…疲れてなきゃぶん殴ってる所だ。」

 

「はんっ、もう一戦やっても良いんだぜ」

 

「やんねーよ。これから任務なんだから」

 

「ああ、そういやそうだっけか。」

 

「て訳でここでお別れだな。じゃあな、天元。もう会わねぇだろうが鍛錬としちゃ悪くない時間だったぜ。」

 

「じゃあな、じゃねぇ。俺が来た意味忘れたか?お前を連れて帰るっつったろ。俺も任務に同行して、終わったら一緒にお館様のもとへ向かうぞ。どさくさ紛れに逃げようとすんじゃねぇ。」

 

「ちっ、バレたか。じゃこうしよう。二手に分かれて捜索だ。その方が早く終わる。」

 

「する訳ねぇだろ。お前終わり次第逃げるつもりだろうが。」

 

「んだよ、ストーカーかお前。」

 

「俺はノーマルだボケ。男のストーカーなんぞ御免被る。」

 

 

「ああ?」

 

「なんだよ?」

 

 

バチバチとまたしてもガンの付け合いが始まる。

 

決着の付け方はすぐに決まった。

 

 

 

 

 

夜。それは鬼の活動時刻。

日中は暗闇に潜む悪食は今日も主食の人間の血肉を求めて人里に降りようと山を進んでいた。

 

 

「ゲヘヘ、さぁて今日はどんなニクに出会えるかなぁ。ゲヘヘヘヘへ。ん?」

 

ドドドドドドという音が近づいてくる。鬼が振り返ると凄まじい形相の二人組の男が物凄い速度で此方に走って来ている音だった。

 

 

「どりゃあああああああ」

「死ねぇえええええええ」

 

 

ズババァ

ドカンッ

 

鬼は断末魔をあげる暇もなく呆気なく灰となって死んでしまった。無念。

 

 

「はい俺が斬った!俺の方が速かった!トドメ刺したのは俺!俺の勝ち!」

 

「馬鹿言うな俺の方がド派手に速かったに決まってんだろ!節穴か?派手に俺の勝ちだ!大人しく負けを認めやがれ!」

 

 

「はぁ?」

 

「ああん?」

 

 

 

 

 

 

 

結局二人の決着はつかず。

 

耀哉のもとへ帰ってきたのは翌日になってから。迎えに行った悲鳴嶼行冥に朝になっても勝負していた所を纏めて拳で解らされ、二人してふん縛られて引き摺り出されたとさ。

 

 

あ、あと桃晴はその日に"風柱"になりましたとさ。

 

 




異聞大正こそこそ小噺

久しぶり!作者のてーけー。だよ。済まんな、桃晴君を剣柱にするにはもう少しかかるんだ。というわけで天元さん初登場だよ。炎柱の槇寿郎さんも都合上出てきたね(あとの登場予定は無いんだけどね)。天元さんは桃晴君と同期の柱だよ。最終的には悲鳴嶼さんの次に古株になる予定なんだ。仲良くして欲しいね。天元が柱になったのが原作ではいつなのか分からないけれど、この作品では原作開始の7年前という事になってるよ。よろしくね。

次回
「胡蝶の夢」
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