「ごめんなさい!」
「特典は【仮面ライダー(ネオ)ディケイドの力】【昭和・平成・令和ライダーのカード】【オーロラカーテンの力】に【門矢士と同等の才能と二眼レフカメラ(マゼンタカラー)】。あぁ、それと【ケータッチとケータッチ21は別のデバイス】で頼む」
「我ら武装組織フィーネは、各国政府に対して要求する」
「やめようよ!、こんな戦い! 今日出会った私達が争う理由なんて無いよ!」
「門矢兎陸。日本生まれの北米育ちの少女で誕生日は10月10日」
「彼女は日本で生まれ、親の都合でアメリカに引っ越し。5歳で義務教育を終える天才児で、今では自分の事務所を持っているです」
手に月明かりが淡く照らす、【旧リディアン音楽院跡地】で【仮面ライダーキバ】の一曲【音也】を弾く___
___決闘
リディアンの文化祭で楽しそうに歌ってた調ちゃんと切歌ちゃん、それに奏さんそっくりの人が私達に告げた言葉。空からしばらくして了子さん戦った旧リディアンでノイズが出現。F.I.S.の人達はソロモンの杖を持っているから、決闘の場所を示しているのだと思った私達はすぐに出撃。旧リディアンにやって来た。
そこで私達が見たのはまるで、絵本から出てきたお姫様の様にかわいい顔の女の子がバイオリンを演奏する姿。その音色は美しく、けれどどこか悲しい感じがする。でもこの心の高鳴りはあの日、翼さんと奏さんの歌を初めて聞いたあのライブの日のようで………
ノイズが妖精の様に彼女の周囲を飛んで、月の光がスポットライトの様に照らす。すべてが彼女の音楽を引き立てるかのような輝きがそこにあった。私の横ではクリスちゃん達も引き込まれている。戦いに来たのを忘れるぐらい、ホントにいい音楽を彼女は弾いている。それこそずっと聞いていたいな。
彼女の演奏は長くは続かなかった。私達が来ていることに気が付いた彼女が演奏を辞めちゃったから。正直、もうちょっと聞いていていたかったし、親友の未来にも聞かせてあげたかった。バイオリンを足元に置てあったケースにしまうと近くに立っていた翼さんと同じぐらいの女性に渡しててこっちを見てくる。
調ちゃんや切歌ちゃんよりも幼い少女はこちらに一礼。それに合わせるかのようにノイズが彼女に跪く。その様はまるで魔王のようだった。
「ようこそ、日本の装者………っとでも言っておこうか?」
茶色い髪を風に揺らし、悪役っぽい笑みを浮かべる。どこかで聞いた声、その疑問よりも先に私達を読んだ切歌ちゃん達の姿が見えない子を問う。
「ねぇ、切歌ちゃんと調ちゃんは?」
「さぁな?」
いつの間にか来ていた奏さんのそっくりさんにバイオリンを渡しながら答えてくれた。しかしその答えは私の求めていたものじゃなかったけど。
「そうガッカリするな。決闘は代わりに俺達が相手をしてやる」
自信満々に笑みを浮かべると何処からともなくピンク色のカメラ?を取り出した。それを横にしてお腹に当てる。するとベルトが自動で巻かれて右腰__あの子から見て左腰にお弁当箱みたいなのがぶらぶら下がってた。その白いお弁当箱みたいな物からここ最近よく見たカードを取り出す。
「それは!」
「変身!」『KAMEN RIDE DECADE』
レンズの部分が赤く光ると20個ぐらいの記号?マーク?が出てきて彼女の囲む。それがやがて影が薄い人型になると彼女に重なりその服装が変わる。さらにそこから数枚のプレートが頭部に突き刺さり色が付いた。頭の中央のプレート先端が黄色に輝くと同時に緑に変わった瞳が怪しく光る。
その姿は師匠が言うにはシンフォギアとは違う力。マリアさん達に協力している何でも屋の人でした。私の記憶が正しければマリアさん達から【とおか】と呼ばれていたあの子の後ろから、ソロモンの杖を持つウェル博士の姿。
「代わりに私達が出張っているんですよ。お友達感覚で計画遂行に支障をきたすれては、困りますのでねぇッ!」
ウェル博士の言葉と共に償還したノイズの軍団が迫りくる。そしてとおかちゃんも手を払いながら、ゆっくりとこちらに向かって来ていた。それに対抗する為に私達は歌を紡ぎ、シンフォギアを纏う!
「
「
光を放ちながら鎧を纏うと私達はそれぞれノイズと戦う。槍の様な姿に変わったノイズをクリスちゃんが撃ち落とし、奏さんの槍がノイズを貫く。翼さんが巨大なノイズを切り裂き、私の拳が新たに召喚されたノイズを砕く!
ノイズ相手に有利に戦う私達、けれどそれをとおかちゃんが許してくれるはずもなく彼女の拳が私を襲う。
「きゃぁーっ!」
「変身!」『KAMEN RIDE AGITO』
意識の外から放たれたとおかちゃんの一撃をまともに受け人面を転がる私。その隙にその姿を再び変える。ベルトから音声が響き渡るととおかちゃんの姿が逆行で見えなくなるほどの光が彼女っを包む。光が晴れると2本の角を持つ金色の姿に変わったとおかちゃんが、赤色に変化した瞳で私を見つめていた。
「立てよ、融合症」
「融合症じゃない、私は立花響!」
トコトコと音をたてながらゆっくりと迫りくる。その口から紡がれる言葉は上から目線の物だった。取り合えず、彼女に自己紹介をする。せっかくの機会だしこのまま私の事を知ってもらって、とおかちゃんの事も教えてもらう。
「ふん!」
「きゃっ!」
けれど私の自己紹介は彼女自身によって遮られた。光を纏ったチョップの回避に成功! 危なかったよ、とりあえず話を聞いてもらうために止まってもらう。そう思いながら放った拳いとも容易く受け流され、背中に左ひじの一撃を受ける。
「っぐ!」
なんとか倒れずに済み、振り向きざまに右手をとおかちゃん目掛けて伸ばす。けれどとおかちゃんは余裕で回避。アクション映画の様に見ている人を楽しませるための物じゃなくて、必要最低限の動きで。その動きを利用し体重の乗った拳が私の腹部に突き刺さる。
後ろへと吹き飛びながら肺から空気化が吐き出され、あまりの痛みで膝から崩れ落ちた私。私よりも、切歌ちゃんや調ちゃんよりも小さい子なのに全然届かないや……
「どうした? ノイズへの攻撃よりも切れがないぞ」
そんな私の思いも知らず、当のとおかちゃんは不思議そうに尋ねてくる。私、結構…… いや、かなり本気を出してるよ? ノイズと戦う時と今の違いって何だろう? そもそも__
「___どうしても戦わなきゃいけないの? 私達、同じ人間なのに戦うしかないの?」
「俺達は決闘をしてる。互いに譲れないなにかの為にな。………ま、俺は代理だけどな」
「それでも私はできる事なら話し合いたい。戦う事でしか分かり合えないなんて悲しすぎるよ!」
了子さんとだって最後は分かり合えた。痛みじゃなくて言葉で、だから目の前のとおかちゃんとだって分かり合えるはずなんだ。だってとおかちゃんの目は______
「そうか」
私の言葉を聞いたとおかちゃんはそばまで来て大きく手を振り上げる。そしてその手を………
[オマケコーナー・DCD簡易解説?!]
兎陸「このオマケパートでは、ディケイドが使用したカードや技について解説するコーナーだ! 今回のゲストは___」
ナスターシャ「ナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤ、マリア達からはマムと呼ばれています」
兎陸「と言う事でクライアント様が来れたぞ。では早速、カードの紹介に移ろうか」
兎陸「進化し続ける
ナスターシャ「姿が変わる時には眩い光を放ち、一瞬で姿を変えてましたね」
兎陸「アギトにも様々な姿があり、状況に合わせて変わっていくんだがその全てが近接戦に特化しているのが特徴だな。ま、オリジナルのアギトは進化し続ける存在。即座に相手に合わせて進化するんだろ」
ナスターシャ「ですが兎陸の場合は別のライダーに変身するのがベストでしょう」
兎陸「それはどうかな? ディケイドアギトの活躍は次回もあるからよろしくな!」
-あとがき-
こちらの作品では一年ぶりです。いや~、相変わらず産難でした。思いついたときにメモ書きの様に少しずつ執筆していってようやく終わりましたよ(別の作品に注視してたのもある)。
これからも更新頻度は不安定ですが少なくとも今の章は完成させるので、気ままにお付き合いください。それではノシ