カードを見つめていると突然何かが落ちる音が後ろの方から聞こえる。
振り返るとそこには巨大なノイズと小さなノイズがこちらに迫っていた。
その光景を見たボクは無意識のうちにバックルを開きカードを装填していた。
「え、えっと‥…‥‥へ、変身!」
その行動に驚きながらも(さっきから自身に驚きっぱなし)、頭に浮かんだ言葉を紡ぐ。
恐怖の中叫んだためか、声はひっくり返りそうになっていた。
そんな自身の思考とは反対に身体は
『KAMEN RIDE DARK DECADE』
ベルトから音声が鳴り響いた後、いくつものエンブレムが浮かび上がる。
それが同じ人型となり重なるようにボクに収束され、浮かび上がった人型と同じ姿になる。
「----------」
「ッ!」
空を飛ぶノイズが槍へと変化しこちらに迫ってくた!
その様子に両腕を顔の前にクロスさせ目をそらす。その直後爆発音が鳴り響く。
「‥……………‥‥爆発音?」
疑問の声が思わず口から出てくるが気にせずし視線を向ける。
視界に映ったのは自身を守るように浮かんでいるプレート。
防御を終えたそれはボクの顔に突き刺さった!?それと同時に身体に色が入る。
黒がかった灰色身体に金ライン、ガラスに映る顔はカードに描かれたものと一緒だった。
「‥‥‥ディケイド?」
またしても自身から記憶にない単語が呟かれ、風の音によって消えていく。
「----------」
声にならない雄叫びを上げ迫りくるノイズ。その攻撃を回避するため屋上の手すりから身を出す。
普通ならこの世から旅立てるほどの力が掛かる筈なのだが、落ちていく感覚が無い。
それどこらか浮遊感を感じている。‥‥‥‥と言うか、実際に浮いてる。
「んっとと…」
ゆっくりと地面に降り立ち、拳を握る。さっきの屋上と違い、障害物こそ有るけど、
動ける範囲は広くなり、多少雑に動いても追い詰められることは無いだろう。
「はぁぁ!」
迫りくる攻撃をさばき、カウンターを仕掛けていく。
それを続けていたら背中に感触を感じ視線を向ける。
すると同じく視線を向けていた001と目が合う。どうやらいつの間にかこっちに来ていたようだ。
視線を戻し、今の姿が銃を手にしてるカードをベルトに装填させ、発動する。
『ATTACK RIDE BLAST』
001はアタッシュカリバーを一度折りたたみ、再びブレードに変形させる。
『チャージライズ! フルチャージ!』
その直後ベルトのレバーを操作し、二つの必殺技の準備を終える。
『ライジングディストピア!』
しばらく沈黙が続く中、風の音が聞こえる。その音を合図にボクたちは動き出した。
ガンモードに変形した『ライドブッカー』から弾丸を放つ。
その瞬間、銃口は増え一度の発砲で複数の弾を放つとともに、自動でノイズを追跡する。
一方001は、背部から赤黒い蒸気が噴出しながら高速で動き、ノイズを次々と切り裂いていく。
その結果、3分もかからずに巨大なノイズを除いた全てのノイズを撃破した。
それを確認したボクはブッカーを腰に戻し、一枚のカードを装填させる。
チラッと視線を001に向ければ、武器を投げ捨てベルトを操作する姿が見えた。
『FINAL ATTACK RIDE DARK DE DE DE DECADE!』 『ライジングユートピア!』
それぞれ呼び上がり飛び蹴りを放つ。
違いは、ボクが10枚のカードを通り抜けながらエネルギーを溜めるのに対して、
001は先にエネルギーを右足に溜めてから跳び上がったかだろう。
ボク達の蹴りは巨大ノイズを貫き、爆炎を上げる。ゆっくり立ち上がると001と目が合う。
「‥‥‥‥‥‥」
001はレバーを押し?キーをベルトから取り出す。変身が解除されそこに立っていたのは、
複雑な表情をした響さんだった。‥…‥‥って、響さん!?
驚きながらも言葉をかけようとしたその時!灰色の壁がボク達を隔てる。
「‥‥‥ここどこ?」
気が付いたら見知らぬ場所(さっきの場所も記憶には無いけど)に立っていた。
辺りを見渡すと入口看板らしきものがあり。そこには‥…‥‥
「ふれあい動物パーク?」
そこに足音が聞こえ、視線を向ける。
そこには青色の仮面ライダーとカラスの怪人が向かって来ていた。
遂に主人公が変身!ダークディケイドて、どれくらいみんな知ってるんだろう?
ちなみにオリジナル設定増し増しでやっていきたいと思います。
そして最後に現れた影は一体何なんだ~?