シンフォギアDCD ~シンフォギアの世界~   作:火野ミライ

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CSMディケイドライバーとケータッチが出るって言う噂を聞いて投稿です。


撤退!合唱と金銀の(つるぎ)

FORM RIDE GHOST BEETHOVEN DAMASHII』『曲名!運命!ジャジャジャジャーン!

 

ベートーヴェンのパーカーゴーストが二課の装者を吹き飛ばしのち、ゴーストのトランジェント体を想起させる状態の俺にパーカーゴーストを憑依させる。

灰色のパーカーには実際に引けるピアノの基盤がデザインされおり、瞳はパーカーと同じ灰色に。

 

フォームチェンジを終えると同時にイガリマを纏った切歌、シュルシャガナを纏った調、白銀のシンフォギアを纏うセレナが俺の横に並び立つ。

 

「別に俺一人だけで良かったんだがな…」

 

「そんなこと言わないで、」

 

「一緒に戦うデス!」

 

俺の小言に律儀に返してくれるキリシラコンビ。セレナも言葉こそ発していないが彼女達の言葉に頷くことで肯定した。そうしている間に二課の連中は立ち上がり、こちらに武器を向け、いつでも動ける体制でこちらを見つめている。

 

どちらの陣営も動くことなくにらみ合い、夜風が髪を揺らす。マリアと翼の刃がぶつかり合い、周囲に響いた金属音が再開のコングとなった。

 

「「…………ッ!」」

 

イチイバルがミサイルをこれでもかと発砲し、それに対抗するかのように様々な音符を放つ。

ミサイルと音符が衝突し小爆発が夜空を明るく照らす下、火の粉を振り払いながらキリシラコンビが突っ込む! それをガングニールコンビが向かえうち、俺の後方ではウェルに被害が行かないようにセレナが対比させている。

 

戦場を整理すると俺とイチイバルの弾幕戦、切歌と奏の攻防、融合症が調の攻撃を防ぐ(防戦一方と言う)、マリアと翼の一騎打ち。そして戦乱に生じて撤退するウェルとセレナ。

 

装者たちは自分の相手でせいいっぱいで連携は無理そうだ。俺?

まぁ、調律するぐらいの余裕はある。

 

俺がしている調律について説明すれば、シンフォギアから発せられる歌のエネルギー(フォニックゲイン)を集約しながら特殊なエネルギー・フィールドを生成。その空間内でこっちの装者が有利になるような音を作り、浸透・反響させる。

 

端から見ればキリシラコンビはともかく、それなりに距離が離れているマリアが息を合わせて同じ歌を歌い、リズムや音程を合うように俺が指揮しているように見えると思う。(多分)

 

二課の装者からすれば自分たちのエネルギーが敵に力を与える上に、思ったリズムや音程じゃない歌い辛い環境。

……あれ?シンフォギアがカラオケ装置のような働きをしてるって説明したっけ?まぁ、いいや。ゴーストベートーベン魂だからこそできる曲芸で二課の奴らを追い詰めていく。

 

「ちょせい!」『MEGA DETH PARTY

 

四分音符やらダブルシャープやらいろんな形の音符で、イチイバルのミサイルを遊撃していく。

 

「思ったよりやるな…」

 

「こっちは消耗してるつうのに、そっちは余裕しゃくしゃくかよ!」

 

ぼやいた言葉につっかかるイチイバル。

…燃焼物か爆発で充満した場所で挑発とかすれば直ぐに自滅しそうだな。そこまで馬鹿じゃ無いと思いたいがな。あ、マリアがこっちに移動してきた。そして視線が合うと……大体、分かった。

 

「ハァ!」

 

「ッガ!?」

 

翼を退けたマリアがイチイバルに向けて槍を投げる。突然の事で回避できずに吹き飛ばされるのを横目に、ドライバーにカードを装填。

 

FINAL ATTACK RIDE G G G GHOST!

 

脚部にエネルギーを溜め、背には目玉のような紋章が浮かび上がる。ゆっくりと大地を離れ、唖然としている融合症に向けてライダーキックを放つ!

 

「ギャーーー!?」

 

「調!」

 

「う、うん。」

 

突然の出来事に驚いているのは調も同じ。彼女の名を呼び視線を切歌に向ける。それだけで何を言いたいのか伝わり、彼女は奏に向かって鋸を放つ。

 

「んあ!」

 

「隙ありデェーース!!」

 

何とか回避した奏だったが、無理に回避したせいでがら空き。その隙を逃がす切歌では無く、鎌を大きく振りかぶり人間ホームランを決めた。

上空には戦闘機が出現、一か所に集まった俺達に向けてロープが降ろされる。

 

「逃がすものか!」

 

比較的ダメージの低い翼が立ち上がりこちらに向かってくる。迫りくる彼女に対し、シアンカラーの銃『ネオディエンドライバー』を発砲。立ち止まった瞬間にカードを装填してトリガーを引く。

 

KAMEN RIDE SAIKOU

 

三色の光があちこちに動き一つとなる。そこに現れるのは1本の聖剣であり、一人の仮面ライダー。

 

「「「…嘘/デェス!?/へ?」」」

 

「ッな!」

 

最初に作られた2本のうちの光の聖剣『光剛剣最光(こうごうけんさいこう)』と一体化した剣士、その名も『仮面ライダー最高』。その姿は光剛剣最光そのもの。

 

皆の驚きを無視して攻撃を仕掛ける最高。常に浮遊しているため、あり得ない起動で翼を追い詰める。

 

「行くぞ。」

 

つるされていたロープにつかまり一足先に撤退。俺に続いてマリア達も撤退する。

俺達を回収した戦闘機はすぐさま特殊なステルス機構で夜空に溶け込んだ。

 

 

 

 

 

…………腹減った。




[オマケコーナー・DCD簡易解説?!]

兎陸「このコーナーでは俺が使用したカードやフォームについて解説していくぞ。今回のゲストはこいつだ!」
切歌「暁切歌デース!!やっとこのコーナーに出れたデスよ。」
兎陸「今回は……これにしよう。」

〈ディケイドゴースト ベートベン魂〉


切歌「でたデス!装者殺しフォーム!」
兎陸「かの英雄『ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン』の力?を使う姿。パーカーのフード部分『シンフォニーフード』でコンサートホールの様な音響空間を生成。布地部分は『コンチェルトコート』と呼ばれ、小型の音響装置で物質を分解する特殊なエネルギー振動波を音楽にのせて放つ事が出来る。肩部に装着された『クレッシェンドバンド』では、目に見えない防壁の他、敵が放った音波やエネルギー波を吸収・増幅して跳ね返すことが出来るだ。」

切歌「……難しくてよく分かんなかったデスが、今回の戦いでは能力をフルに使ってアタシ達をサポートしてくれたんデス!!」
兎陸「切歌にしては綺麗にまとめやがって…次回も見てくれよな!」
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