代理人の異常な空間認識   作:イエローケーキ兵器設計局

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 秘密兵器を追って極東にやってきたプリオン隊。彼女たちが目撃したものとは。


OPERATION KATANA BRAKER -02

 

『……やるか。プリオン隊了解。現在地を送られたし。』

 座標情報を取得。

『急ぐぞ。烈風、陣風が負傷。零戦と紫電、紫電改が応戦してはいるが押し負けているようだ。』

「押されてますね……」

「キ109、弾薬は残ってる?」

「残ってるよ。オイ車さん。」

「慣れないな……お医者さんって言われている気分になるよ。」

 

 単独行動に慣れすぎてコードネームで呼ぶのが大変だから結局識別名で呼ぶ事に。

『閃電、リロードしたか?』

「問題無いよ。震電。」

 マガジンを一度外して覗いてから戻す閃電。中身は赤色十月のIL-2Mである。

『ゼロナイン(Ki-109)は?』

「ちょっと待ってね。よいしょっと。」

 マガジンを上に差し込むキ109。中身は星屑連邦のA-20Gである。

『オイは?』

「ん?妾はもう大丈夫だぞ?」

 ガッツポーズをするオイ車。それ反対方向に構えてないか?一応、中身は黒十字のマウスである。

 

『あそこか……』

「こちら第三中隊!準備は整った!援護を!」

『了解。こちらも配置についた。』

 右手側から左側へと大通りを抜けようとするDOLLS達。ARMSは破棄したのか歩兵用の火器を頼りにここまでやってきたようだ。

 零戦は機関短銃を構えてはいるが……どうやら予備の弾倉は一本しかないらしい。もし合流できたら弾薬を渡しておこう。

 紫電、紫電改は四式自動小銃……こちらも残弾は残り少ない模様。

 負傷者組の烈風と陣風は……九九式狙撃銃か。

 

「第三中隊、移動する!2時の火点を叩いてくれ!」

『了解した。ゼロナイン、火点を。閃電、私と火点を制圧しよう。オイは……待機。』

「ゼロナイン、了解。」

「閃電、了解。」

「オイ車……了解。」

『オイ、不満が?』

「うーたーせーろー!」

『静かに。』

 オイ車のヘルメットを叩きつつ火点を制圧する為、引き金を引いてはボルトを引いて戻す。

 

 火点のあった建物が崩れ、機関銃は兵員と共に潰れた。

「支援、感謝する……敵襲!3時!」

『横っ腹を狙う気か!オイ車!榴弾!』

「これは高く付くよー?」

 オイ車が右肩に載せた筒から炎と爆煙が吹き出し、ロケットが飛んでいく。地面で爆ぜた。

『再装填急げ!』

「よっこいしょ……」

 今の一撃で散開してしまったので小銃と短銃で攻撃を加える。

 第三中隊が移動中。遮蔽物から飛び出し、負傷者を引きずりながら走っている。

「協力感謝す……伏せろ!」

 甲高い銃声。零戦の指示があと1秒遅ければ負傷者が一人増えていただろう。

『狙撃!どこだ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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