234 名前:○○○○ 2021/10/5(火)00:55:57 ID:△△△
力一が命狙われてるってマ?
235 名前:○○○○ 2021/10/5(火)00:57:42 ID:△△△
らしいぞ。アーカイブ見たわ
236 名前:○○○○ 2021/10/5(火)00:59:23 ID:△△△
俺は配信見たけど泣いたわ。
俺は待ってるし応援してるぞ力一
237 名前:○○○○ 2021/10/5(火)01:00:51 ID:△△△
ソースはないけど、ルイスとチャイチャイが力一の代わりに
やられたらしいよ。
238 名前:○○○○ 2021/10/5(火)01:02:01 ID:△△△
≫237
マ?
てか犯人ライバーなん? 内輪揉めかい?
239 名前:○○○○ 2021/10/5(火)01:02:45 ID:△△△
≫238
犯人は田角
240 名前:○○○○ 2021/10/5(火)01:03:33 ID:△△△
≫239
黒幕は岩永
241 名前:○○○○ 2021/10/5(火)01:05:00 ID:△△△
≫240
??「君のような勘のいいガキは嫌いだよ。」
シェリンが警察署へ着くと、そこには驚くべき事に先客が居た。
それは舞元とリオンだった。二人は入り口近くに用意されていた
背もたれがない長椅子に並んで腰掛けていた。まだシェリンには気づいていないようで、
真面目な顔で何か話をしているようだ。リオンの目には薄っすら涙が浮かんでいた。
「お二人ともどうしたんですか? 」
「えっ? シェリンじゃん。」
「おお。シェリンか。」
シェリンが声を掛けると、二人もシェリンに気づいたようで話しかけてきた。
二人の目の前には同じような長椅子があったので、シェリンもそこに腰を下した。
「あたしは警察に呼ばれた話が聞きたくて舞元に電話したのよ。
そしたらさ、チャイチャイも死んじゃったっていうし、やしきずが例の女の子供っていうし...。
もうわけわかんなくて会って話そうってなったの。」
「丁度、俺も社さんが心配だったから警察署で会おうって話になったのよ。」
「私も社さんが心配で来たんですが、お二人がまさか先に来ていらっしゃるとは。」
三人が話をしていると、廊下の奥から見慣れた男が歩いてきた。
それはルイス事件から担当してた刑事の一人だった。
「おや? お三方揃って何してるんですか? 」
「刑事さん。社さんの件は事実なんですか? 」
刑事は少し困ったような顔でシェリンの顔を見ていた。
「まぁ...いいでしょう。社さんですが、自身が黒岩楼沙の二人の子供の内の
一人であると認めましたよ。」
「ウソ...。」
「本当だったのか。」
舞元もリオンも動揺を隠しきれない様子だった。
「社さん自身が言ったんですか? 」
「ええ。自分が子供である事は認めたんですが、一連の力一さんに関する事件に関しては、
犯行や脅迫といった類のことについては全て否定していますね。」
シェリンにそう言うと刑事は近くに設置してあった自動販売機でブラックコーヒーを買った。
出てきたばかりの缶コーヒーを一口啜ると刑事は話を続けた。
「それと社さんが話してくれない事がもう一点あるんですよ。もう一人の子供についてです。
それに関しては完全に黙秘をしている状況ですよ。」
刑事はハァと短くため息をつくと缶コーヒーをまた口へ運んだ。
「でも、刑事さん。黒岩さんのもう一人の息子がライバー内に居るとは限らないんじゃないか? 」
二人の会話に割って入ってきたのは舞元だった。舞元も社の無実を信じているようだった。
「ん? まぁそれは確かにそうかもしれませんが、だとしたら黙秘をする必要はないんだよな。
黙秘をするって事は何か隠したい事があるってことさ。」
「確かに...。」
刑事の完璧なカウンターに舞元は何も反論することが出来なかった。
「では。シェリンさんたちも何かわかったら連絡下さいな。」
残っていたコーヒーを一気に飲み干すと刑事は元来た廊下の奥へと戻って行った。
「やっぱり社さんが犯人なのかな? 」
「馬鹿言うな。お嬢。社さんが犯人なわけないだろう。」
「...そだよね。ごめん...舞元。」
気まずそうにリオンは下を向いてしまった。舞元も思わず強い口調になってしまったことを
反省したのか「すまん。」と一言だけ小さく呟いた。
そんなやり取りをよそにシェリンは一人で別のことを考えていた。
さっきの刑事との会話の中に何か違和感のようなものがあった気がしていた。
しかし、シェリンにはその正体がわからずにいた。
それからしばらくして、再び刑事がやってきた。
刑事が言うには社が黙秘をしていたことで、この日はこのまま拘留されることになった。
それを聞いた三人は諦めて解散する流れとなった。
舞元はリオンを送ることになったので、シェリンは一人で家路へつくことになった。
二人と別れ、警察署を出たところでシェリンはスマホに何気なく目をやった。
「えっ? 」
スマホには『不在着信』の文字が浮かんでいた。刑事や舞元たちとの会話に夢中で
着信があったことに全然気がつかなかった。
相手を確認して、シェリンの口から二度目の驚きの声が漏れ出した。
『笹木(にじさんじ)』と表示されていた。笹木からの電話なんて何事だろうと思い、
シェリンは急いで掛け直してみた。
しかし、聞こえてきたのは自動アナウンスの声だった。どうやら電源を切っているようだ。
時間を改めて確認してみれば、既に二十二時を回っていた。
こんな時間に何度も掛けるのは失礼になってしまうだろう。
シェリンはスマホをポケットにしまうと、再び歩き始めた。