銀色の悪魔…7th Stage   作:SilviaSilvermoon

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何?このカオスな状態^^;;;

(※―――前話に引き続きレイカsideで進めて行きます――――)

 

 

雅「ね~ね~みんなで何話してたの?さっき小耳にちょっと挟んだんだけど

みんなで峠に行くの?あたし達は誰が乗せてくれるのかしら?」

 

 

言ってた通りのセリフを雅さんから聞いておかしくなってしまう。

 

 

さつき『今、話をしてたんですけど…ご希望とかございます?』

 

 

言った瞬間に顔を出した大師匠2名(=優子さんとなぎささん)…タイミング良いって言うか、ちゃっかりしてるって言うか…^^;;;

 

なぎささん「そりゃ…さつき君か美奈子…あ、今日はレイカも居るし…選べな~い!」

 

優子「じゃ、あたくしはさつきさん、お願いするわ。」

 

さつき、美奈子、沙雪、レイカ『「「「うわっ!ズバッと切り込みましたね

^^;;;」」」』

 

雅「じゃ、あたしは美奈子…お願いね。」←※これで自動的になぎささんはレイカとの

ペアに決定した。

 

レイカ「美奈子さん、ご指名入りましたw」

 

 

そこでワイワイやってると茂木ちゃんが登場して…

 

 

茂木ちゃん「あ、沙雪さーん、あたし横に乗せて貰っても良いですか?」

 

沙雪「えっ?あたし?別に良いけど真子に乗せてもらうのかと思ってたけど?」

 

茂木ちゃん「コンドーさんが美奈子さんの人気高そうだし、

師匠の方達に勝てる訳ないんで真子さんにお願いしたらしいです^^;;;

しかも、池谷さんは健二さんを乗せるって言うし、

樹君は拓海君に乗せてもらうみたいですしね^^;;;」

 

さつき『あ、文太さん出すらしいや。店長を乗せるみたい^^;;;』

 

 

ちょっとしたお祭り騒ぎが始まる…。

 

 

結局、組み合わせはこのように決まる。走る順番に描いてみると…。

 

・高橋涼介<オンボードカメラ①>

・文太さん+店長

・さつき+優子さん

・美奈子+雅さん

・レイカ+なぎささん

・高橋啓介<オンボードカメラ②>

・拓海+樹

・真子+こんちゃん

・沙雪+茂木ちゃん

・池谷+健二

 

結構組み合わせと走る順番で難航したけど、これで一応落ち着いた。

 

そうと決まれば、各自車を暖機運転を始める。

 

 

 

(※――――ここからは…No side(=作者ナレーション)で進行します――――)

 

 

それぞれのドライバーが自分の車のエンジンをかけ、暖気を始め…

助手席に乗る人達も用意を始めだした。

 

レイカがプレリュードのエンジンを掛けた所で美奈子を呼ぶ。

 

レイカ「あ、美奈子さ~ん!良かったらBA1久しぶりに乗ってみます?

そしたらあたし、美奈子さんのS13で付いて行きますけど?」

 

美奈子「え?あたしにBA1を運転させたら…また”頭のネジが全部吹っ飛んでる”

って言われかねないんだけど^^;;;

自分で言うのもなんだけど、際限利かなくなるよ?…横に乗る雅さんが心配だって

^^;;;」

 

雅「そんなに凄いの?この前のシルビアとマーチですら物凄かったのに…?」

 

なぎさ「多分、あたし達の予想の大きく斜め上を行くんだと思うよ?」

 

さつき『え?美奈子がBA1乗るの?やべぇ~じゃん…S13のどころじゃないかも。

雅さん…ご愁傷様です。きっとこの中で1番凄いと思われる文太さんと

良い勝負になると思います。怖ぇええ~わぁ。

下手したら俺でも置いて行かれそうな気がする^^;;;』

 

美奈子「嘘つけっ!145PSと320PSを一緒にしない!あの頃あんたはN13のパルサーだったからでしょ?」

 

さつき「いや、お前のBA1のコーナリングは異常!多分まだ買って半年も経って無い

レイカちゃんじゃそこまで攻め切れて無いだろ?」

 

美奈子「ちょっと試しに運転させてもらっても良い?それこそBA1なんて25年位運転して無いもん…」

 

 

という事でまだ時間があるのでレイカを横に乗せて美奈子の運転で試運転に出発。

スタンド集合にしてたので残ったメンバーは交差点で曲がってくる美奈子の運転しか

見れないのだが。

 

 

高橋 啓介「レイカさんだっけ?こっちの世界の美奈子さん…

買って半年って言ってたけど、俺より速いかも知れなかったぜ?

それなのに元・オーナーの美奈子さんが乗ったら…」

 

さつき『俺は敢えてここでは断言しないけど、異次元のモノでも見てる様な光景を

目にすると思うから…』

 

 

スタンドの普段なら給油をするドライブウェイに車を並べ…美奈子の運転するBA1が来るのを待っている…すると遠くから凄いスキール音と共に甲高いエンジン音が…

 

 

雅「うほ~来た来た。絶対ヤバい…あたしの寿命が縮むわぁ^^;;;」

 

 

ズキャキャキャキャッ!グァアアアアアアアア!グンッ!!ズッキョオオオオオ~!!キャキャキャッ!

 

 

池谷「うわぁ…とてもFFの車の走り方の音じゃないな…これ。」

 

健二「やべぇ~感じしかしないし。(滝汗)」

 

あれ?何時からプレリュードってFRになった?

 

 

 

(※――――ここからはここからはさつきsideで進行します――――)

 

 

 

迫ってくる甲高いエンジン音とタイヤのスキール音の異常さを誰もが感じていた。

一体どういう運転をしたらこんな事になるんだ?って言う顔をみんながしている。

このメンバーの中でちゃんと解ってるのは俺だけなんだろうな^^;;;

 

文太「ありゃあ…音から察するにFFで全域Fドリと言うより4輪ドリフトで

すべてのコーナーをクリアしてるって事だろうな…コーナーへの進入速度が常に

100Km/hを超えてないと4輪ドリフト自体が綺麗にできね~し、

しかも4輪ドリフトしながらガードレールをかすめてクリップに付くなんて芸当は…

いまだかつて俺でも聞いた事ねぇ~ぜ。」

 

高橋 啓介「あんな曲芸的な芸当…誰にもできるもんじゃねぇ。美奈子さん…

さすがは”漆黒の闇に浮かぶ銀色の幽霊(ゴースト)”背筋がこの音を聞いてると

ゾクゾクしてきやがる。心底恐ろしいぜ。」

 

 

ギュキャキャッ!ギョァアアアアア!!ギョリギョリッゴォァアアアアアアア~~!!!

 

 

高橋 涼介「う~ん…あの人に運動力学の概念とかは関係無いのか?

完全に運動法則の理論を逸脱している…普通なら到底ありえない事だ。」

 

高橋 啓介「あんな無茶苦茶な感じなのに異常に速いって~のが

ますます訳解んねぇ~んだよな。さっきここに来るまでにレイカさん…だっけ?

こっちの世界の美奈子さん…の運転ですらかなり異常だと思ったけど…

更に輪を掛けてんじゃね~か?」

 

樹「先輩…どう考えても異常ですよね…BA1のプレリュードであんな事するなんて…」

 

池谷「色んな意味で”次元が違う”んだよさつきさんや美奈子さんって。」

 

さつき「そろそろ来るな…よ~く見とくと良いよ。美奈子の本気の走り…

このBA1じゃなきゃ出来ない技って言うのがいくつもあるはずだからさ。」

 

ズッキャ~~~~~キャッキャッキャ!スキール音と共に”ドンッ”という効果音が

付きそうな勢いで白いBA1が姿を現す…

 

そして4輪ドリフトしながら鮮やかにクリッピングポイントの側にある電柱に

引っ擦るかの様な勢いで曲がってくる。

 

池谷、健二、樹「「「おっ?マ、マジかよ!!!ヲイヲイ…プレリュードって

そんな事できる車だったっけか?」」」

 

 

助手席にいるレイカですら…驚いてる様子なのが見て取れる。そりゃ、そうだろう…

実際に美奈子がBA1に乗ってたのは25年前…そこからいきなりこんな運転されたら…。

 

あの文太さんと高橋涼介が腕組みして”すげぇ~もん見せられた”

って唸っちゃってるよ^^;;;

 

 

さて…じゃあ揃ったところで頂上に向かいましょうかね^^;;;

 

戻ってきて車をUターンさせる美奈子。降りてきたレイカは…

 

レイカ「うっはあ…強烈!ヤバいわぁ…いろんな意味で^^;;;

あたし、ここまで乗りこなせてないからびっくりです。

雅さん失神しちゃうんじゃないかな…」

 

メッチャ素直な感想だと思う^^;;;

それにしても…25年ぶりに運転したBA1でいきなりそんな運転ができてしまう

美奈子って一体…

 

さつき『4輪ドリフトしながらインを突いてFRみたいにクリッピングポイントから

先でスライドを抑えて立ち上がるんだろう?あれって一瞬あれ?

この車ってFRだったっけ?って気分になるよな?俺も昔体験してるし。』

 

 

全盛期の美奈子より更に乗りこなすと言う意味では…

もう1段上がっているようにも思える。

 

 

文太「俺が横に乗って体験したくなっちまったぜ。」

 

(おっさんが柄にもなくウズウズしちゃってるじゃん…^^;;;

←その場に居た人たちの心の中のツッコミ)

 

 

そしてヤバさが尋常じゃないので、美奈子のS13にレイカがドライバーで

なぎささんが横に乗る事に変更し、美奈子は単独でBA1に乗り、

雅さんは高橋涼介の横に乗る事になった…。

 

一応、メンバーが揃ってるのを確認して隊列を組んで頂上まで肩慣らしを始める。

(若干1名既に仕上がってるけど^^;;;)

まあ…さすがに皆さん温泉街を抜けるまではさすがに大人しい。

そこそこのペースではあるけども、

ほぼグリップでタイヤを温める事に意識を置いているようで…。

 

温泉街を抜けると文太さんがペースを上げ始める。ここからが各自ウォームアップの始まり…

左右に車体を振ってタイヤを温めるモノや、コーナーの手前でサイドをきっかけ作りで使用する者やフットブレーキだけで加重移動を起こす者…それぞれの方法でやっているようだ。

 

ここで赤城RED SUNSの連中が高橋涼介の号令の下…頂上に集結していてタイム計測をしてくれると言う。

ここでまず下りと上りのタイムアタックを行い、そのタイムの遅い順に2台ずつのガチンコ勝負を行って最終的な順位は上りと下りの合計で争う事に…

取り敢えず上ってきた順にタイムアタックを行う事に。但し、助手席に乗る人はタイムアタックにおいて乗るかどうかは自己判断…。

(※ところが皆一様に助手席に乗って今のうちに横Gに慣れておきたいと言う…。その判断が今後を大きく左右するかも知れないのだが…吉と出るか、凶と出るか…)

 

タイム計測班は練習から記録を取っている。

 

さあ…練習走行開始!

 

 

 

高橋兄弟のFCとFDから見るオンボードカメラの映像も希少なものになるはず。

 

まず1番手の高橋涼介と雅さんから…コースの全景を撮る意味合いもあるので

50%程度で軽~く流す。車内での会話は編集でカットしてしまうので世間話をしながら。

 

 

高橋 涼介「…一応ここまでがコースになるんですけど、雅さん…

これ以上ペースを上げても大丈夫ですか?」

 

雅「あ、まだ全然大丈夫ですよ(^^♪」

 

高橋 涼介「フッ…じゃあ上りはもう少し早く行きますね。

(ちょっと位スリルを味わってもらうか…70%位で行くかな。)」

 

FCを反転させ、高橋涼介の”じゃ、いきますよ!”と言う声と共に…

ギュキュキュッ!と言うスキール音とボッファァァアアアアア!フォ~ンッ!

と言う独特なロータリーのエンジン音を響かせて

5連続ヘアピンからスケートセンタ―前の直線を一気に加速…

 

雅「ふぅ~!もっと出しても良いですよ^^美奈子の運転で神奈川の峠にも

出かけた事もあるんで。」

 

高橋涼介「あっ、そう言えば美奈子さんのシルビアとか同乗してたんですよね?

じゃあもうちょっと出しても良いか…(そこから85%位にペースを上げる。)」

 

 

コーナーで軽くドリフトも行って様子を見る。が、全然余裕そうなので

次の下りのアタックからは全開でも良さそうだな…。

何となく高橋 涼介の心の声が頂上に戻ってきて顔を合わせた雅さんと

さつきと美奈子には解ったらしい。

程なく2周目の下りへ。予想通り…雅さんは高橋涼介の95%でも耐えきった。

ま、これなら本番でも大丈夫でしょう。

 

さて、2番目は文太さんと店長の同級生コンビ。車はAE86豆腐屋仕様

(インプレッサは拓海が持ってってる為^^;;;)

最初っからペースが違う。80%位で駆け下りて行く。

車の中では店長が手すり等に捕まって激しい横Gに耐えている。

…外から見ると若干罰ゲームみたいにも見えてしまうと言う…^^;;;

それにしても…文太さんには庭も同然な訳で…

拓海君が実家に帰ってる時以外の配達は文太さんがやってるから、

今朝もレイクサイドホテルまで配達行ってるしね^^;;;

そりゃあ、仕上がってるわな。

そして戻って来るなり、美奈子に声を掛けてる…

あ、美奈子の横に乗って体験したいって事!?

どうなっても知らんぞ~^^;;;

(←作者&さつきが心の中で同時に盛大にツッコミ入れてる)

 

 

文太「お~い!美奈子ちゃんよぉ、お願いがあるんだけど聞いてくれねぇ~かな。」

 

美奈子「はい?え?あたしにですか?…まあ、あたしにできる事ならしますけども…?」

 

文太「こればっかしは美奈子ちゃんじゃなきゃできねぇしな。」

 

 

う~む、まだ解って無い様子。

 

 

美奈子「へっ?…あたしにしかできない…ですか?何だろ…あっ!まさか…ええっ?

もしかして…(←気が付いたらしい。)」

 

文太「その”まさか”だろうな。俺を乗っけてここ…走ってみてくんねぇ~かな

イヒヒ。」

 

美奈子「もしかして…文太さん遊園地の絶叫マシーンのノリで言ってません?」

 

ジト目で返してる美奈子。

 

文太「いやいや、個人的に音だけしか聞こえてこなかったからな?

想像してたら乗って体験してみたくなっちまってよ^^な!頼むわ。この通り。」

 

美奈子「いやいや、文太さんやめてくださいよぉ。解りました!解りましたって~!!」

 

どうやら文太の拝み倒し作戦は成功したようである。BA1のエンジンをかけ…

 

文太を乗せた後スタート地点へ。

 

 

文太「行けるようなら全開で行っちゃってくれないか?」

 

美奈子「じゃあ…事故らない程度に行きますね…」

 

 

ブオンッ!ブオンッ!フバンッ!ギュキャキャキャキャ!!!!グァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!~ンッ!グァアアアアア!!

 

軽いホイルスピンと共に発進し、8000rpm迄ガンガン回していく。

1コーナーからプレリュードが横を向き…クリップを過ぎた辺りから

スライドを抑えて立ち上がる。一種異様な光景を目の当たりにする一同。

 

その位置から1台勢いよくスタートしていく車が…さつきのS15。

池谷君と健二君、それに拓海を乗せている。

 

 

さつき『もう少し早く出れば良かったかな…でも美奈子に変なプレッシャーを

掛けたくなかったんだよなぁ。』

 

池谷「それにしても…あのBA1のプレリュードってそんなに重くはないですけど、

峠をガンガン走る感じじゃないんですけどねぇ。」

 

健二「でも、ホンダとしたらWウィッシュボーンのサスペンションだし…

走りには対応してそうなんだけどな…。」

 

さつき「昔の車だから軽いけど、剛性がそこまで高くは無いんだよな。

多分、あの頃の美奈子の乗ってた仕様になってるならスポット増しとサイドシルに

発泡ウレタンを入れて、前後のストラットタワーバーと取り付け部の板厚UPで

補強出来てるはずなんだよなぁ。」

 

拓海「それにしても…美奈子さんの運転すげぇっすね。」

 

 

 

オヤジが驚愕するドライビング!?

(※――――ここからは文太sideで進行します――――)

 

 

音を聞いていてどうしても信じがたい気分になった。

BA1のプレリュードが走って行ったのに

音だけ聞いてるとまるでFR車をブン回してるかのようなスキール音や高回転でブン回してるエンジン音…そんな運転方法聞いた事も無い。

4輪ドリフトでイン側のクリッピングポイントを掠めてスライドを抑えて立ち上がって…1つのコーナーだけならまだしもこれをコースの全域でやり切るなんて…ぜひとも同乗して体験してみたいと思って冗談交じりに美奈子ちゃんにお願いしてみた。だが、

美奈子ちゃんはまだこの時点で解って無い様子だったから…もう1押ししてみた。

 

美奈子「へっ?…あたしにしかできない…ですか?何だろ…あっ!まさか…ええっ?もしかして…」(←ここでやっと気が付いたらしい。)

 

文太「その”まさか”だろうな。俺を乗っけてここ…走ってみてくんねぇ~かな イヒヒ。」

 

と軽いノリで言ってみたら…

 

美奈子「もしかして…文太さん遊園地の絶叫マシーンのノリで言ってません?」

 

…とジト目で返された。でも、そんな事では俺は怯まない。

 

文太「いやいや、個人的に音だけしか聞こえてこなかったからな?想像してたら乗って体験してみたくなっちまってよ^^な!頼むわ。この通り。」更に押し込んでみた。すると…

 

美奈子「いやいや、文太さんやめてくださいよぉ。解りました!解りましたって~!!」

 

と根負けした様子。ゴリ押しして正解だったな。取り敢えずBA1のエンジンをかけた

美奈子は俺を乗せた後スタート地点へ。この時にシートベルトを締めながらさらに”お願い”をしてみた。

 

文太「行けるようなら全開で行っちゃってくれないか?」と。

 

美奈子「じゃあ…事故らない程度に行きますね…」

 

 

と言いつつも絶妙なクラッチミートで軽いホイルスピンと共に発進し、8000rpm迄

ガンガン回していく。

 

ブオンッ!ブオンッ!フバンッ!ギュキャキャキャキャ!!!!グァアアアアアアアアアアアアアアアアアア~ンッ!グァアアアアア!!

 

1コーナーからプレリュードが横を向き…クリップを過ぎた辺りから

スライドを抑えて立ち上がる。一種異様な光景を目の当たりにする。

 

文太心の声「(おおっ!これを全域でやってるのかよ…並の精神力じゃ全コーナー

これで走るのは無理だ…俺でもこんな事はできねぇやっぱり”頭のネジが全部ぶっ飛んでる”って言われたって本人が言ってた通りだな。)」

 

その後もFR車で流すコーナーは全てこの状態。

 

頭では解ってても…音を聞いていてどうしても信じがたい気分になった。

BA1のプレリュードが走って行ったのに

音だけ聞いてるとまるでFR車をブン回してるかのようなスキール音や高回転でブン回してるエンジン音…そんな運転方法聞いた事も無い。

4輪ドリフトでイン側のクリッピングポイントを掠めてスライドを抑えて立ち上がって…1つのコーナーだけならまだしもこれをコースの全域でやり切るなんて…

頭では解ってても…実際に乗ってみると訳が分からなくなるなぁ…セオリー無視も

良い所だしな。混乱しちまう。…イマイチ納得がいかない。

 

あっという間に5連続ヘアピンに到達か…あぁ…このお嬢ちゃんは”溝落とし”が

使えるんだったな…ん?後ろに”銀色の悪魔”のS15が等間隔でくっついて来ているが…意識しない様にそっとしてる感じで付いてきている。

(忍者みてぇ~な気配の消し方だな^^;;;あ、ん?今…気が付いたが…しかも

向こうは4人乗りかよ^^;;;ギャラリーが多いじゃねぇ~か^^;;;)

後ろを気にしてる間に…これがFFという事をすっかり忘れてたわい。

 

 

ギュキャキャキャキャ!!!!グァアアアアアアアアアアアアアアアアアア~ンッ!!グァアアアアア!!ギュキャキャッ!ギョァアアアアア!!ギョリギョリッ!!

ゴォァアアアアアアア~~!!!

ズッキャ~~~~~キャッキャッキャ!ドンッ!ギュンッ!!

 

美奈子「ん~…今のあたしのウデではこれ位でしょうかねえ?これがほぼ全開ですね…ん?文太さん…こんな感じですけど?予想と違ってました?」

 

文太「しっかしまぁ…後ろからそ~っとついてくる”銀色の悪魔”にもびっくりだけど、

後ろを気にしてる間、この車がFFだって事をすっかり忘れてたもんなぁ…いやはや

もう、予想をはるかに超えてて美奈子ちゃんのウデにも脱帽だよ。ありがとな。」

 

美奈子「(あ、え?嘘ぉ~いつの間にΣ(・□・;)…さつきが来てる…

しかも4人乗ってるじゃん。全然気が付いてなかったんだけど^^;;;)

いえいえ^^;;;じゃ、上りもほぼ全開で行っちゃいますね(^^♪」

 

 

後で頂上に戻って聞いた所だと…美奈子ちゃんのタイムが

交流戦の”銀色の悪魔”の出したタイムを2秒半上回っていて、

4人乗りの状態でス~っとついて来てた状態でもさつき君は自己ベストを1.8秒

上回っていたそうだ…この2人何なんだろう…?

と本気で、この俺が柄にもなく考えてしまった。

 

その他の連中も練習走行を終えてタイムの遅い順に2名ずつ

バトル形式でタイムを競う事に。

始めの対戦は 沙雪+茂木ちゃん VS池谷+健二から…どっちもレベルアップしてるから

普通に見ててワクワクできる。

 

 

そして見ているうちに1つ面白い事を考えてしまった。

あの子達が了承すれば…の話ではあるが、

上位の人間でBA1のプレリュードで走ってみて、参考記録付きでこの特殊なBA1ならではの

運転技術について話すのも悪い事じゃ無いだろうし…

フッ…ワクワクさせてくれるなぁ。ここ何年も味わった事の無い”血が騒ぐ”感じだ。

(←文太さんも高橋涼介もメッチャ周りで見てて現役感バリバリなんですけど…

Byさつき、沙雪、美奈子)

 

 

 

 




ちなみに峠の走行会に参加しなかったスタンドの社長と沙雪の親父さんは
ゴール地点でクーラーボックスに氷を入れて冷やした飲物を準備しながら
折り畳み式のキャンプ用のチェアを出してあれやこれやと…久し振りに
くっちゃべってたみたいです。
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