銀色の悪魔…7th Stage 作:SilviaSilvermoon
(※―――ここからはここから沙雪sideで進まて行きます―――)
あ~池谷君、何気にウデ上げたなぁ…ダーリンにしごかれてたから上手くなったんだろうけど…今のあたしじゃ正直ギリだったわ(滝汗)
ん?何か文太さんが美奈子?…あぁ、こっちの世界のキャバ嬢のレイカちゃんか。
でも美奈子本人だし…ホント、そっくり。何か深刻そうに話してるけど…何だろ?
(そ~っと近づいてみる。)
文太「…でさぁ、今回のバトルの上位の人達にこの車に乗ってもらって試乗会兼、
美奈子ちゃんが何であそこ迄振り回すことができるのか…興味が出て来てね。
そこら辺は乗って動かしてみなきゃ解らないだろうと思ってさ。
ガソリン代は俺達で出すからさぁ。」
あぁ…そう言う事ね。確かにあたしも興味はあるけども…でも貸してくれるかどうか…
美奈子=自分だからって言うのもあるだろうしねぇ。
しばらく考え込んでいるレイカ。そりゃそうだろう。思い入れが強い、自分の車を
ウデのあるとは言えど、他人に貸すって言うのは…
ほとんど無いと思って間違いないと思う。
レイカ「う~ん…正直、あんまり気乗りしないんですけど、美奈子さんの運転が
異常だって言うのはあたしが横に乗ってみてもよく解りました。
助手席にあたしか美奈子さんを乗せてここはこういう風にしたらうまく走れるとかって
この車の”クセ”の様な物を教えながら…なら良いですよ。」
文太「おぉ、受けてくれるかい。ありがとう。じゃ、ちょっと他の連中にも声掛けて来るわ。」
うわぁ…レイカちゃんを口説き落としちゃったよ^^;;;
文太さんの足取りが超~軽いじゃん^^;;;よっぽど嬉しかったのかな。
とりあえず声を掛けてみようかな…
沙雪「レイカちゃん…今、さっき文太さんに口説かれてなかった?」
レイカ「ああ…BA1をトーナメント上位の人に試乗会兼、美奈子さんの
”あの運転方法”を掘り下げて研究してみたいんだって。」
沙雪「そ、それだけ美奈子の運転がとんでもないって事になるじゃん^^;;;」
レイカ「あたし自身の事もさっきの文太さんとその前に高橋涼介さん?にも
言われてますし…Wであたし達の事を言われるんだ…って
何とも言い難い気分ですよ^^;;;」
沙雪「う~ん確かに^^;;;どっちも自分の事だし、レイカちゃんは特に
リアクションに困るねぇ。」
レイカ「何かねえ…美奈子さん=自分なんだけど、未来から来てる分…
お姉ちゃん的な感じなんですよね^^;;;」
沙雪「あぁ…ダーリンがレイカちゃんに3人のお姉様の声マネした時の慰め方とか?」
の発言に苦笑して頷いてるレイカちゃん…。素直にコクコク縦に振っちゃってるし。
レイカ「ホント、さつきさんの声帯ってどんな構造になってるんだろう?って
不思議になりますもん^^;;;性別も年齢も違うでしょう?」
沙雪「まあ…さつきはカフェでピザを出そうとなった時に教えながら
美奈子の声マネして注意したらカフェのバイトの子達があまりに似すぎてて
”本人が来た”と思って顔が真っ青になってドン引きしたって言うのもあるからねえ…
(遠い目)特技と言うか…変な所が器用なのよねぇ。」
レイカ「だって…似てるとかじゃ無くて”そのまんま”ですもん…思わず、
”ヤバい!本人が来た”って思っちゃいますよ^^;;;
優子さんの声真似はホントに心臓に悪いからやめてくださいって言いたいです。」
ヲイヲイ…沙雪ちゃんよぉ~美奈子の話から反れっててるぞぉ~軌道修正して。
(↑作者のツッコミ炸裂!! ←「うっさいです!あたしの脳に直接喋りかけるの
止めてくんない?」By沙雪)
その時に当人が登場…美奈子とさつきがニコニコしながら缶ジュースを持って
こっちの輪の中に入ってきた。
さつき『随分打ち解けたみたいじゃん^^』
美奈子「はい、2人にもジュース持って来たよ。沙雪はオレンジで良かったよねえ?
レイカちゃんはカルピスウォーターにしたよw」
沙雪、レイカ「「あ、サンキュー/さすが美奈子さん…自分の事だからよく解ってらっしゃる^^;;;」
美奈子「何かねえ…レイカちゃんは自分だし…でも、実際あたしはトリップ前から
通算すれば47歳じゃない?妹…または子供みたいに思える事もあるし…
まあ、前の世界でも結婚してた訳じゃ無いけど、
あたしみたいな母親だと子供が苦労すると思うんだよね~^^;;;」
そう言いながらレイカを撫でてる美奈子。何か…言いたい事は解る気がする。
さつき『あ~ね。ん~わかりみ深い。』
なんてダーリンまで同調しちゃってるし^^;;;
ってゆ~かさぁ…貴方だって美奈子と同い年なんだから通算すれば47歳でしょう?
ヲイヲイ…JCとかJKじゃないんだからさぁ^^;;;
世間の47歳は”あ~ね”とか”わかりみ深い”とか使わないと思うんだけどな^^;;;
レイカちゃんが物凄く意外!って感じで…目を丸くしてるぞぉ。
時々こっちでの23歳がホントの年齢じゃないかと思うんだけど…?
あたしのダーリンはよく解んない…って言うのが本音かな。
でも面白いから良いんだけど。
(※―――ここからレイカsideで進行します―――)
文太さんって見た目によらないって言うか…もの凄いプッシュでタイムアタック上位
数名にBA1を試乗させる約束をOKさせられてしまった…^^;;;
そしたら、軽い足取りで文太さんが猛ダッシュ。
今やってるタイムトライアルと言う名のバトルで勝ち上がった人で、
美奈子さん又はあたしが横に乗って試乗会兼、美奈子さんの桁外れな運転技術を
後の食事会で話すネタにしたいらしい…
いやね、確かにもの凄いけどさ…あの運転は。自分の筈のあたしがビビったもん^^;;;
で、結局TimeTrial Battleを勝ち抜いたのが…美奈子さんとあたし、それにさつきさんを
除いて勝ち上がったのが…残ったのが次の5名。タイムの遅い順に…
・沙雪さん
・真子さん
・高橋涼介さん
・拓海さん
・文太さん
ちなみに…美奈子さんとあたしは横に乗って、ちょっとクセのあるBA1の乗り方の
レクチャーがあるのと、さつきさんはS15にカメラを取り付けてオンボードカメラで
外からの走りをチェックする係になったので除外したら
このメンバーという事に決定した。
(※その後でさつきさんも試乗するけど…美奈子さんと全く同じ動きをやって見せて、
オンボードカメラカーのFDを運転してたプロのレーサーの高橋 啓介さんが、
まさかの”ちぎられる”と言うハプニングが発生してしまい…
映像が全く残っていないと言う幻の試乗になってしまったと言うのは
流石に内緒の方向で^^;;;)
運転しながら各自思い思いの感想を述べていて…
真子さんと沙雪さんとさんは奇しくも同じ回答で
沙雪&真子「「確かに走り屋っぽい足に仕上がってるし、
FFの走り屋の車に引けは取らないと思うんだけど…
これで4輪ドリフトって無理じゃね?」」
と言う。
高橋 涼介さんに至っては「これでよくあの運動理論から
逸脱した走りができるんですねぇ…FFのプレリュードがFRのように動くって
ライン的にも無理があるんで遅くなりそうなんだが…決してそんな事も無いし…」
っと、何か学術的な運動法則の定理とか持ち出して来て照合してる感じ…
感性で走ってるあたし(美奈子さんも含めて)にゃ絶対に真似ができません。
頭の良い人って考え方が違うって言うのがよく解りましたけどね【滝汗】
次に拓海さんは「さつきさんと美奈子さんの運転を外から見てたイメージで運転しようとしても…同じように走れないのが悔しい。」
と正直な感想を漏らしてくれましたねぇ…やっぱりプロのレーサーでも
乗ってすぐその車のポテンシャルを引き出すのって難しいのかもね。
文太さんは美奈子さんと共に出て行った…走り始めてから1コーナーで突っ込みすぎて
真横に向いて止まった…
文太「何じゃこりゃ…全然きっかけがつかめねぇ~ぞ?基本はFFだろうけど、
あの角度でドリフトコントロールするならFRの要素も入れないと
成立しないはずなんだけどなぁ…」
美奈子「ある程度ホイールベースも長いですからね…早めにステアリングを切って
そこからはゆっくり操作の方がこの車には合ってる気がしますよ。」
更に2コーナーを過ぎて3コーナーで
文太「なんじゃこりゃああああ!!!切り込んでからゆっくり操作でも
コントロールしにくい!!」
って絶叫してる^^;;;下まで下ったけどギブアップ宣言を出した。
こんな事もあるんだねぇ…。まあ、他の人はグリップでしかできなかったし
トライするだけでも高橋涼介さん、拓海君と文太さんの3人は凄いとは思うけどさ…
戻ってきた時に…さつきさんが、
さつき『ちょっとレイカちゃんさぁ、俺が運転してみても良い?』
と言いだして、文太さんとドライバーチェンジして、慌ててオンボードカメラの付いている高橋 啓介さんがくっついて来ることに。
さつき『うっはあ…ホントこの車に乗るのも25年ぶり位か…すっげぇ懐かしいな。』
とか言いながらステアリングの遊びと半クラの位置を確かめてる。
ボンッ!ボンッ!ボボボボ…ブォゥアアアアアア~~~~ン!!フバンッ!
さつき『さて…じゃ、行ってみますかぁ。違う所があったら指摘してみてね。』
と言われてコクンと頷くしかできない…
きっと美奈子さんと同じ運転ができてしまうだろう…って言う予感はあったんだけどね。
ギュキャキャキャキャッ!グアアアアアアア~ンッ!ボゥアアアアアアアアアアアアアアアアア~!!!
”え、え?待って、待ってって!1コーナーからいきなりこれって…早くね?”
って言う気持ちと…
レイカ「何で…何で同じ動きが出来てるのぉおお!!」
っていう感情が口からダダ洩れ…
後ろから来てるはずのFDがどんどん小さくなる…確か彼はプロのレーサーって言ってなかったっけ?
下手なFRの峠走りより速いんじゃないかと言う勢いで下っていく。
さっき美奈子さんが走ってたペースと同じか若干速いかも知れない…。
スケートリンク前のストレートの勢いを殺す事無く緩いコーナーに差し掛かる。
ジュルジュルッとお尻の逃げて行く感じの中でスパッと一気に切ってから
じんわり戻していく感じのステアリング操作…嘘ぉ~出来てる。
5連続ヘアピンも溝落としで難なくクリア。
何でこんな事できるんだろ?謎だわぁ…
レイカ「あのぉ~さつきさんメッチャ器用ですよね…さっきの声マネと良い、
この運転のコピーと良い…」
さつき『ん~まぁ…完成形になるためにはこの要素とこの要素が…
って感じで逆算するって言うか…ケーキを作る時の材料と作り方を完成形から
逆再生して手順を考えてるのと同じ発想なんだよ。^^;;;』
ハハハって笑ってるけど…すぐすぐ考えた所で出来る問題じゃないはず…
そうこうしてるうちに上に到着してしまい、その後にお疲れ会を兼ねた食事会に
行くことに。
食事会が始まると専らの話題は”BA1が思ってたほど曲がるモノでもないし、
独特な乗り方が必要だ”という事。
それには1から現場対応で技を完成させなければならない事など…。
って事はあたしや美奈子さんは乗りこなすためにチョイチョイ試してた事が
無駄ではなかったって事になる。
って言うか、今後ほかの車に乗って行く上でベースを作ってるのかもしれないなぁ~
っと聞きながらぼんやり考えていた。
沙雪「ん?レイカちゃん…どうしたの?何か疲れてる?」
レイカ「あぁ…沙雪さん…。さっきの文太さん達の話してたのを聞いてて、
やっぱりあたしと美奈子さんって異常!?
もっと言えばその走り方をそっくりコピーできてるさつきさんって一体…
ってね^^;;;」
沙雪「あぁ…確かに^^;;;運転ってさぁ…センスのある人が努力する事で
上達するものだし、教えられてすぐできるモノじゃないじゃん?
地味な努力を苦に思わずにできるかって事じゃ無い?
そう言った意味であたしは美奈子やダーリンには敵わないのよねぇ…
前に教えてもらった事もあるし、若干は成長したと思うんだけどねぇ…
それ以上伸びないって所…まあ、”壁”みたいな物にぶち当たってる感じね。
でも、レイカちゃん=美奈子だからね。着実に思った事は
どんどん実践していけば確実にうまくなるよ。」
レイカ「う~ん…美奈子さん見てて…あんなに乗りこなせてない事に愕然として
自信が無くなったんですけど^^;;;」
そこでちょうど顔を出した真子ちゃんが口を挟んだ。
真子「ん?乗りこなせてないのは買ってまだそんなに時間が経ってないからじゃない?
そんなに思いつめなくても大丈夫だと思うけどなぁ?」
レイカ「う~ん、そんなもんなのかなぁ?何かが根本的に違いそうな気がしてるんですよねぇ…」
結構悩みは深いらしい…。真子ちゃんと沙雪は隣のテーブルで話す美奈子に
アドバイスをもらおうと一緒に居たお姉様3人組にも声を掛けた。
殻を打ち破るための…ヒントって?
(※―――ここからは真子sideで進行します―――)
沙雪と話してる様なので様子を見ながら会話に混ざろうと思って2人に居るテーブルに
向かった。すると…レイカちゃんが何か悩んでる感じで沙雪に言ってるのが聞こえてきた。
レイカ「う~ん…美奈子さん見てて…あんなに乗りこなせてない事に愕然として
自信が無くなったんですけど^^;;;」
そこでちょうど顔を出したあたしが口を挟んだ。
真子「ん?乗りこなせてないのは買ってまだそんなに時間が経ってないからじゃない?
そんなに思いつめなくても大丈夫だと思うけどなぁ?」
レイカ「う~ん、そんなもんなのかなぁ?何かが根本的に違いそうな気が
してるんですよねぇ…」
結構悩みは深いらしい…。沙雪とあたしは隣のテーブルで話す美奈子に
アドバイスをもらおうと一緒に居たお姉様3人組にも声を掛けた。
真子、沙雪「「ねえ…美奈子~、レイカちゃんの悩みを聞いてあげてくんない?/
運転技術の事はあたし達を超えてる気がするから、言える事が少ないからさぁ…」」
美奈子「何を悩むことがあるの?基本的に今までと同じだって。
所有した車をどうやったら早く走らせられるか…理想型を思い浮かべて
そこに向かって車の動きを合わせて行けるようにするだけよ?
AE86と駆動形式も違うからFFなりの乗り方になるけども…
B12のサニーでさんざんやって来た事じゃん?よ~く思い出してみ?
B12だってお尻流すのに結構苦労したでしょう?」
(ここで師匠3人も居る前でガッツリ雅さんボイスを炸裂させる美奈子。)
美奈子「あたしの記憶で行けば…レイカ…あんたもあたしなんだから、
多分同じ事を経験してる前提で話しちゃうけど、
70系のスープラとかZ20型のソアラの3リッターとか…よく文教大学の近くの上り坂を
寒川側から来て、バトルしてそのまま小出の農協を越えてライフタウンの入り口の
T字路でツッコミ重視でFドリしながらクリアしてたのも思い出してみたら?
あの辺にヒントは隠されてると思うけどなぁ?レイカ…悩むことも大事だし、
迷ったら過去に経験したことを応用してみる事も大事よ?フフフ。
あんたは”やればできる子”だと思うからさぁ…」
ここまで一気に話した後、”ねぇ?”という感じで3人の師匠の方を向く美奈子。
優子「うんうん、何事も試行錯誤って大事だと思うわよ?とことん考えて
何か閃いたら実験して結果をフィードバック…かなぁ。」
なぎさ「どっちかって言えばレイカの得意分野じゃない?」
雅「しかし美奈子があたしにそっくりでやりにくいな…
う~ん、基本的にあたしも同意見だわ。」
まぁ…思い悩むことも大事でしょう。
(※―――ここから雅sideで進行します―――)
どうやらレイカが美奈子の運転に同乗してから様子がおかしい。
一緒に話していた沙雪と真子ちゃんが美奈子に話を振った。
真子、沙雪「「ねえ…美奈子~、レイカちゃんの悩みを聞いてあげてくんない?/
運転技術の事はあたし達を超えてる気がするから、言える事が少ないからさぁ…」」
それに対しての美奈子の反応は…と言うと、
美奈子「何を悩む事があるの?基本的に今までと同じだって。
所有した車をどうやったら早く走らせられるか…理想型を思い浮かべて
そこに向かって車の動きを合わせて行けるようにするだけよ?
AE86と駆動形式も違うからFFなりの乗り方になるけども…
B12のサニーでさんざんやって来た事じゃん?よ~く思い出してみたら?
B12だってお尻流すのに結構苦労したでしょう?」
(※ここであたしらの見てる前であたしの声マネを炸裂させる美奈子…
まったく、本物のあたしと変わんないなぁ。良い根性してるわ^^;;;。)
ここまで一気に話した後、”ねぇ?”と言う感じであたし達の方を向く美奈子。
めっちゃ同意を求められてるじゃん^^;;;それに真っ先に反応したのは優子姉さん…
優子「うんうん、何事も試行錯誤って大事だと思うわよ?とことん考えて何か閃いたら
実験して結果をフィードバック…かなぁ。」
なぎさ「どっちかって言えばレイカの得意分野じゃない?」
っとなぎさ姉さんも続けて意見を言ってる。あたしも何かコメントしなきゃ
いけないんだけど…出てきた言葉は
雅「しかし美奈子があたしにそっくりでやりにくいな…う~ん、基本的にあたしも
同意見だわ。」
としか言えなかった^^;;;あたしの語彙力どこ行った?
取り敢えず美奈子からヒントをもらったので考えてる様子のレイカ。
ただ、明日は仕事…取り敢えずもう1泊ホテルに4人で泊まってレイカと
あたしが運転で直接店を目指すことになった。
あ~あ、またしばらく群馬の人達とお別れかぁ。
◎場面は変わって翌日…
優子、なぎさ、雅「「「ん~何か濃厚な1週間だったわぁ~!/
凄い体験がいっぱいだったしねぇ^^;;;/確かに。また遊びに来るし、
こっちにも遊びにも来てよ?」」」
沙雪、美奈子「「もちろんまた遊びに行きますからね^^/
電話とかメールはほぼ毎日すると思いますけどね^^;;;」」
さつき『レイカちゃんも今度はゆっくりしにおいでよね^^』
レイカ「あ、は~い(^^♪美奈子さんとも連絡先交換しましたしねv(^^)
また悩んだら相談に乗ってくださいね。」
美奈子、真子「「うんうん♪了解です。/今度はゆっくりうちの方の店舗でも
お茶してくださいね、待ってますから。」」
雅「あっ…そろそろ時間ね…あ~仕事したくないけど…仕方ないよね^^;;;
じゃ、そろそろ行きましょうか。」
その言葉でジャガーに雅さんと優子さんが、レイカ運転のBA1になぎささんが乗って…
キャバ嬢4人衆「「「「じゃあね!!またです~!!」」」」
と手を振りながら去っていった。
真子「何か…一気に寂しくなったねぇ。仕方ない事だけど。」
沙雪「まあ、そのうち、こっちから押しかければ良いわよ。お姉様方も横浜にも
遊びに来てね♪って言ってたんだし。」
さつき『ただ、店の方との調整が必要だろうなぁ…そろそろこんちゃんも
卒論とかで店に出られない日も出て来るだろうしさぁ…。
茂木ちゃん以外にもバイトの子とかパートさん少し入れて行かないといけないかもなぁ。
ま、俺がいつまでスタンドに居るかにもかかって来るだろうけど。』
美奈子「ん?さつき~、あんたスタンド引退する気?」
さつき『まぁ…今すぐじゃないけどさ、いずれ下のヤツらが育ってきて…
池谷君レベルに達したら…その頃には何だかんだで10年以上かかるから
店長だって定年になっちゃうだろうし…
そしたら池谷君と樹で店長と副店長を分ける事になるだろ?
その時には引退してパフェとピザ職人に専念して2つの店をグルグルしながら
ラジオDJするってゆ~のもアリかなってさ…。』
真子「また、随分とスパンの長い計画ねぇ…^^;;;」
さつき『ま、俺がそっちで職人に徹する日が来るまでしっかりそれぞれの店を
経営しといてくださいよ。』
沙雪、美奈子、真子「「「うはっ!責任重大じゃん^^;;;/
まあねぇ~新作メニューとかも考えて行かないと。/やる事は満載ね(^^♪」」」
そんな事を言いながら沙雪は本社へ、美奈子は”Blue-Moon"へ、
真子ちゃんは"5StarsCafe"へとそれぞれの持ち場に散って行った。
残ったさつき…やりたい事が見つからない^^;;;
(※―――ここからはさつきsideで進行します―――)
嵐の様に過ぎ去ったこの数日間…
一件落着してしまうとそれまでの緊張感が抜けてしまい…
何かやる気が今一つ出ない…。
この問題に数日かかると思って残ってた年休をここに充ててしまい…
人の手配もしてしまったので暇人に。
あと10日もあるんだ^^;;;取り敢えず、家に戻り家の中の炊事、洗濯…
それに掃除を始める。
常日頃ちゃんとやってるので殆ど手間もかからず終わってしまう^^;;;
取り敢えず、S15を車庫に入れて…K11を引っ張り出して近所を徘徊。
近所をうろつくなら小回りが利いてガソリン代の安いK11はホントに重宝する。
ぼんやりと運転しながら自問自答していた…
”この先…俺がやりたい事って何なんだろう?”と。
走り屋としてはある程度やって来た事が過去のものになりつつあるし…。
かと言って車を降りる気はないのだけれど、
本気になれる瞬間が少なくなってきてしまったのも事実で…
ふと思い立ってラジオのスタッフに電話して溜め録りしていたラジオの放送の
ストックがあと何週分あるのか聞いてみた。
すると2週分か…ならこの年休の10日のうち3日で10週分終わらせちゃおうと。
そうすれば番組の改変期まで余裕で届くので
改変期以降も続くならその時にまた考える事にして…と。
そこで終わるならそれでも良いと思ってる部分もあったりして…ね。
そんな事をグダグダ思って昼前に今日はサテライトスタジオではなく
局のちゃんとしたスタジオ…今まで溜まっていたメール等に応えつつ
過去に取材した素材等を駆使してラジオ番組10週分の収録を終えた。
おかしいな…3日位掛かると思ってたのに1日で終わった^^;;;
これでラジオは一件落着。あとはスタンドとカフェか…
取り敢えずBlue-Moonに顔を出す。
さつき『美奈子~、俺のシフト…どうする?今月、今日を入れて10日間も
年休をぶち込んじゃったからさぁ。忙しけりゃ手伝うけど。』
美奈子「ん~そうねぇ…(壁に画鋲で留められた今月のシフト表をめくってる)
明日と明後日ラジオ局の人達がここを打合わせで使うって言うから…
ゲストとも顔合わせって言ってたし…そこそこ忙しいとは思うのね。
その先の週末も出られるなら入れとくけど?」
さつき『あ、うん。じゃ、それで入れておいてよ。明日、明後日と週末ね…了解。』
そう言ってBlue-Moonを後にした。
後は…スタンドか。年休後の事は今週末のバイトが終わってからでも問題はない…か。
これで”暇で死にそう”って事は無いな…
後は暇な日を使って…神奈川の家でも掃除して来るか。
ラジオ収録も3日掛けるつもりが、要領を得てしまったのか、1日で終了してしまい…
予想外の2日増えた分をどう消化しようか…って考えた時に浮かんだので、
2日後…Blue-Moonのバイト終了後、いったん帰宅して風呂に入ってから
急遽、寝静まったのを見計らってS15を引っ張り出して家にメモを残して
(絶対沙雪がうるさいと思うけど^^;;;)
神奈川の家の方を見に行くことにする。
渋川・伊香保ICに向かう途中で案の定と言うべきか…沙雪からの電話が。
プルルルルr…ピッ
さつき『はいはい?沙雪?どした?』
沙雪「どした?じゃないでしょ~よ!!何?いきなり神奈川に行って来るって。
ど~ゆ~事?」
さつき「この前の再トリップするかも…って件で今月中に消化しないと
消える運命だった年休をそこに突っ込んだから10日あった訳。
で、ラジオの溜め録りでもして番組改変期まで持たせちゃおうと思って…
3日位掛かると思ったら1日で終わっちゃってさ。まだ週末まで3日もあるしさぁ。
神奈川の家も掃除と手入れしとかないと埃が凄いだろうと思ってさ。
メンテナンスなんて暇な時しかできねぇ~じゃん。」
沙雪「まぁ~そりゃああそうだろうけど…今、出て行く事は無くない?
0時半だよ?朝になってからでも良かったんじゃない?」
さつき『チチチ…解って無いなぁ。0時から4時までは深夜割引で3割OFFだろう?
今出りゃ、神奈川に4時までは余裕だろ?経費の無駄は極力しない…
沙雪がいつも言ってる事じゃん。お約束だろ?』
沙雪「!!!んぐっ、ま、まぁ…そ、そうだけどさぁ…(滝汗)」
沙雪は自分が普段言ってる事だけにこんな風に切り返されると思ってなかったらしく…
困った様子なのは声で判断できた。
本心で言えば年休を取ってくっついてきたかったのだろうけど、
沙雪は沙雪で新商品のラッピングの最終段階の煮詰めがあるはずだ。
手一杯で俺と一緒に呑気に神奈川で”油を売ってる”なんて事も出来ないのだから。
その後、諦めたようでなし崩し的に神奈川行きを勝ち取った。
取り敢えず無事に2時半過ぎには神奈川の家に着いて…速攻でシャワーだけ浴びて
ベッドにダイブした…めっちゃ眠い。意識が落ちるまでに時間は掛からなかった。
アラームも設定せずに寝てた…起きた時には昼過ぎ。
取り敢えず起き出して電気の配電盤周りの埃を落として雑草を抜く。
じゃないと漏電したら怖いし…それが元で火事にでもなったら居た堪れないし…
ざっと配電盤周りが終わると次は外の草むしりに移る。
結構精力的にやってると朝ごはんも昼も食べていない事に気が付いて…
物置にしまっておいた中古のビーチクルーザー
(※ネット価格で消費税、送料込みで5000円)を引っ張り出して
タイヤに空気を入れて…チェーンにスプレーグリスを吹き付けてなじませてから
財布と携帯だけ持って商店街へ。
スーパーでお惣菜を数点とレンジでチンするご飯と…食パンとマーガリン、
それに1.5litterサイズで99円のサイダーとロックアイスを購入。
家に持ち帰ってすぐ食べない物は冷蔵庫に入れて、
食べるモノはレンジを稼働させながら…待つ間にテレビをつけて…
氷の出来ていないのを見越して、買ったロックアイスをグラスに数個入れた状態で
サイダーを注ぐ。メッチャ泡が出てきてびっくりしたけども…その他はすこぶる順調。
食後、休憩を挟んで風呂掃除とトイレの掃除を敢行。ニオイに直結するので念入りに掃除する。
掃除が終わって定位置に戻ると…暇を持て余してたので、取り敢えず
雅さんに電話を掛けてみることに…
プルルルル…プルルルルr…ピッ…
雅「はいは~い(^^♪お兄さん?珍しいねぇ。どしたの?」
さつき『こんにちは^^お元気です?車の調子とかどうかな?って
思ったもので^^;;;実は…あの事件の時に年休入れたんですけども…』
正直に相談してみると…
雅「あ、それならこっちに遊びに来れば?沙雪も美奈子も居ないんでしょ?”あの2人”がお兄さんが来るのを解れば狙ってくるとは思うんだけどね^^;;;」
さつき『イヤイヤ、顔はトリップで若くなっても…
どこにでもいるおっさんと中身変わらないですけどね…』
お姉様達の反応に対する答えは…思わず声に出てたらしい…
雅「あら?そんなに自分を卑下する事なんて無いと思うけど?
お兄さんは確実に”いい男”の部類に入ってるわよ?
奥さんが居るからって店のTOP3のキャバ嬢があれこれ”逆セクハラ”
仕掛けてきてもガマンしたり、実はこの前の群馬でみんな酔いつぶれて
優子姉さんとなぎさ姉さんを部屋に送って行った時も…
押し倒そうと思えばできたのに…涙ぐましい位努力して
自分を抑えてるじゃん。
あの日、2人共意識はあったらしいから狙って仕掛けたんだよ?
しかももし子供出来ちゃったとしてもお兄さんに迷惑を掛けるような事を
する人達じゃない。ホントに愛してるのよ…お兄さんの事をね。
それと同時に器が大きいって言うのはすごいなって思ったのは
沙雪の事よ。
あの日、イタ飯屋さんでね…あの2人がお兄さんと沙雪の愛情を図るって
目的もあったらしいんだけどね…
”もし子供が欲しいからお兄さん貸してくれって言ったらどうする?”
って意地悪な質問を2人が沙雪にした訳ね。
そしたら沙雪ったら…
”もしウチのダーリンを貸して子供が出来たら…
あたしの子供でもあるんで、パパとママの比率がおかしくなる
かも知れないけど、あたしもしっかり子育てに参加します!”ってさ。
そんな事言い切る奥さんって凄いと思わない?できた嫁だよ?
…沙雪って。愛人の子供だろうが旦那の子供なら
自分の子供でもあるって…この器のデカさなら大丈夫だって
太鼓判捺してたもん。」
さつき『そ、そうですか…あの日そんな事があったんですか…。』
裏話を聞いて…何だか安堵するやら、度肝を抜かれるやら…。
そんな事を思ってたら…ドタバタ走ってくる音が電話越しに聞こえる…
まさかこれって…ハニトラ!?
優子「ね~ね~お兄さんおひさぁ~!!今日暇なの?今からでも
横浜に来てあたくし達の”濃厚な接待”を受けて見たくなぁい?」
なぎさ「あ、っちょ、ちょっとお!姉さん!あたしもあたしも!!
もしもし、お兄さん?沙雪も公認なんだし
あたし達と”いい事”して遊びましょうよぉ~ね?良いでしょう?
待ってるからね!絶対来るのよ?」
いや、普通に怖ぇええわ!!!
取り敢えずお店に顔を出すという事にして…一旦電話を切った。
布団を取り込み終えてから取り敢えず隠すのはイヤだったので、
沙雪に電話を掛けてみた。まだ仕事してるんだろうな…
こっちの心配をよそに…プルルルルル…プルルルルr…ピッ!
沙雪「はいはい?ダーリン?どしたの?」って
ノー天気に電話に出て来るねぇ…^^;;;
さつき『あ、沙雪?…俺だけど…平塚の家、掃除終わってさ…』
沙雪「あ~あ~…結構凄い事になってたんじゃない?」
さつき『所が思ってたほどじゃ無くてな。布団も干したし
隅々まで掃除機掛けて、トイレとか風呂もカビ取りと、
汚れ落とし迄して…もう終わっちゃった^^;;;』
沙雪「え?思ってたより全然早いじゃん^^;;;」
さつき『俺も若干拍子抜けした。で、まだ2日残ってるからさぁ…
沙雪まだ来れないだろ?』
沙雪「あぁ…じゃあ、お姉様達の所でも行って遊んで来れば?
あ、ダーリンってお酒飲めたっけ?」
さつき『めっちゃ強い訳じゃ無いけど飲めなくは無いよ?
会社の忘年会とかには参加してたからなぁ…まあ、最後の方は
面倒臭かったんで飲まずにハンドル・キーパーって事もあったけど。』
沙雪「なら…丁度良いじゃない。折角だしたまには大っぴらに
遊んでおいでよ^^嫁が許す!」
さつき『沙雪…お前、それ本気で言ってる?前に横浜の雅さんの家で
優子さんが蜘蛛が出たって言ってパニックになって…
その後勢い余って逆セクハラになりそうだったの覚えて無いの?
俺、若干気まずいんだけど…この前のイタ飯屋で
酔いつぶれて宿に連れて帰るのも結構厳しかったんだぞ?』
沙雪「あのさぁ…あたしは嫁なんです!ね?信用して無きゃ
許す筈も無いし、それにね。お姉様3人に”もし子供欲しいから、
旦那貸してくれって言ったら…沙雪はどうする?”って聞かれて、
あたし、ハッキリ言ってやったわ。
”へ?もしウチのダーリンを貸して子供が出来たら…その時は
あたしの子供でもあるんでパパとママの比率がおかしいかも知れないけど、あたしもしっかり子育てに参加します!”
って宣言してやったわよ。」
何か顔を見て無いのにドヤ顔してるのが解る…
さつき『おおぅ…俺の予想の遥か斜め上を行ってる回答だな…それ。
確かに沙雪は肝が据わってるとは思うけどさ…マジでそんな回答したの?』
沙雪「あのお姉様方がどんなにダーリンの事を好きでも…
この世界で1番愛してるのはこのあ・た・し(^^♪
で、色々見て回って、最終的にあたしに戻って来てくれて、
”結果的に…色々見て、お前が1番です”って言ってくれたら
あたしはそれで満足なの。」
さつき「すっげえ器のデカさだね。タンカーか航空母艦みてぇ…」
沙雪「うんうん、そうだろう!もっと褒めてくれても良いのだよ?」
こ、こいつすげぇわ。(滝汗)
ここに来て沙雪の”大物っぷり”が炸裂してますね炸裂
こんな嫁が欲しい…作者の願望でもあります^^;;;