THE IDOLM@STER The Story of Admiral Lescher 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
ドッグタグ(認識票)
軍隊において兵士の個人識別用に使用される小さく薄いプレート。任務中は首にかけておく。アメリカ軍では、これを指してドッグタグ (Dog tag) と呼ぶ。近年ではIDタグ (ID tag) へ呼び名が変わり始めている。レッシャー元帥は死んだ歴代相棒達のドッグタグを自分のものと一緒に首にかけている。
佐久間まゆのウワサ②
震災発生直後、当時太平洋艦隊司令官(大将)だったレッシャー元帥に救われた際、強く抱き締められ自分が救われた立場のはずなのに何度も何度も『ありがとう』と感謝されたらしい。
レッシャー元帥のウワサ 23
当初は皆から"プロデューサーさん"(あるいはそれに準ずる呼び名)と呼ばれていたが、現在では他のプロデューサーとの区別をつけるために"司令官"、"提督"、"レッシャーさん"などと呼ばれているらしい。
「そこへ通信が入り、第8艦隊の面々は、自分達のリーダーが永遠に喪われたことを知ったのである。
年末特有の祝賀ムードも無く、各地で任務に就いていた第8艦隊の将兵達は苦く、重い沈黙の内に帰途についた。
年が明けて1月4日、大統領令により盛大に国葬が執り行われ、レッシャーには大元帥(Flag Admiral)号が贈られた。生きていれば54歳であったが、それは、近現代以降において職業軍人が世界最年少で元帥の上位に昇り詰めた、空前絶後のアメリカの英霊になることを意味するものである。デューイ提督の前例こそあるものの、彼女が大元帥に昇ったのは、62歳に達してからであった。」
2053年 NHKドキュメンタリー番組『"英雄"の軌跡』より第4シーズン
『レッシャー提督の軌跡』 第8話「その時 一つの星が、瞬いて消えた」より
「その時のことは、はっきりと覚えています。あの人はまゆのSOSにすぐさま気付き自ら瓦礫をどけてまゆを救いだしてくれました。その時に、『生きててくれて、ありがとう···本当にありがとう。ありがとう。』って。救われたのはまゆの筈です。でも、まるで救われたのは···あの人のようでした···」
2035年 佐久間まゆ レッシャー元帥10回忌 関係者インタビューにて
「ランスロット···。」
「···申し訳···ありません···また···閣下を一人ぼっちにしてしまって···」
「喋るな傷に障る!もう少しで医者が来る!こんな傷すぐに治る。治ったらまた一緒に飛ぶんだ!お前は死ぬべき人間ではない!」
「閣下···どうか···これからも···合衆国の為に···"正しく"あって下さい···あなたに···仕えられて···幸せでした···」息絶える
「ランスロット、返事をしろ!ランスロット、何故黙っている!ランスロット!」
福島県いわき市 いわき駅改札
「やはり日本の新幹線は快適だ。合衆国ではこうはいかん。」
「レッシャーさんに言われた通り私と凛さん、裕子さん、ゆかりさんは今週一杯休暇を取りましたが···どうしたんですか?」
「···
「···。」
「私はCIAとも繋がりがある。さらに踏み込んで言えば私はCIAの軍事担当上席長官補であるキルライン中将とは親友でありアイツは大統領の特命で退役後の私に近づく者が信頼に値するかどうか調査する仕事を普段の仕事に加えやってくれている。
イマニシが私に何かをさせようとしていたことは既にキルラインからの情報でわかっていたし、シンデレラプロジェクトを通して出会った家族達もキルラインが素性を調査し私と接触させても何ら問題ないとわかっていたからこそ無条件で私の傍に置くことを大統領も私自身も承諾したのだ。
だが
「私はなんとなくおかしいとは思っていました。」
「···相変わらず
「ここが福島の別荘だ。とりあえず荷物を部屋に置いて風呂から出たら話をしよう。」
「···皆も知っての通り私は首にいつもドッグタグをかけている。私のものも含め5枚。残る4枚は初代·2代·3代·4代相棒のものだ。」首から外して並べる
「『アンゲラ·マーフィー』『ヨハンナ·ブラッドショウ』『フレデリカ·マテウス』『エリザベート·フライヘア·フォン·リヒトホーフェン』···て読み方で合ってるよね?」
「あぁ。私のせいで500人近い兵士達が死んだ。そして私には『呪い』があってな。アナポリスを卒業して以降の私の寝顔を見ると90%の確率で半年以内に死ぬ。そしてこいつら歴代相棒も例外ではなかった。」分厚い本を棚から鞄から取り出す
「「「「?」」」」
「相棒、これは85年にアナポリスを出た際に大統領、そして初代相棒と撮った写真だ。」
「これが若い頃のローレン大統領で···真ん中がレッシャーさんで···え!?凛さんそっくりな人が!」
「それがアンゲラ·マーフィー中佐、初代相棒、TACネームは"ビグルス"。」
「!!」
「察しが良い相棒なら今の発言で全てわかっただろう。
「!?私そっくり···。」
「
「ユッコそっくりです···」
「
「···。」目を見開く
「よもや言える筈もない。私は、相棒を喪い続けた寂しさを紛らわせる為に自分の地位を利用して相棒達の面影を持つ自分より30も年下の娘達を傍に置き自らに縛り付けようとしていたのだ。老い先短い老人の為に若者の未来を奪って良い筈が無い。散々イマニシに誘惑され逆に目を醒ました。
「相棒?」
「遅かれ早かれ今後4年以内に、男の御役目をミホにヤッたら最後。オスのカマキリが悲惨な最後を迎えるように、私はミホに殺される。契約違反になりかねんが、それは私の死後アイツに配られるレッシャー家の遺産を多めにしておくことで勘弁して貰おう。」
「美穂さんに殺されるって、どういうことですか?」
「
「そうだったんですね···。」
「だが同時に、私は君達4人にしでかそうとした罪から逃げはしない。失望したなら私の下を去ることもイマニシに言って許可しよう。ミホには悪いが君達の誰かから『命で償え』と言われたらこのワルサーで頭を撃ち抜こう。言い訳にしかなるまいが···今の私は君達を愛している。だが、傍にいて貰っていた当初はそういう不埒な欲と老人特有の感傷があったことは紛れもない罪なのだ···。」頭を垂れる
「···相棒、ありがとう。」左手を握る
「相棒?何故···」
「誰にも言えない後悔を私達には素直に懺悔してくれた。相棒は男の人であることを差し引いても誠実過ぎるし、不器用過ぎだよ。でも···私はそんな相棒が好き。それに不埒な欲があったって意味じゃ私達だって似たようなもんだよ。」
「そうですね。私も裕子ちゃんも最初レッシャーさんに担当して貰えると知って、ちょっと期待していた一面がありましたから···。」
「そうですね。提督付を部長さんから言われた時、バカなユッコにもチャンスがやってきたって寮の部屋で一人はしゃいでましたよ?」
「···ここにいるのはどいつもこいつも似たような者ばかりだったようだな。」皮肉な笑み
「相棒、いい加減過去ばっかりじゃなくて未来に目を向けよう?」
「···あぁ、そうさな···そうしよう。こんな情けない私だが、皆、愛してくれて、心から感謝する。ありがとう···本当にありがとう···」涙を流す
346プロダクション シンデレラプロジェクト(公式)
担当プロデューサー挨拶
皆様方におかれましては、常日頃から私達の活動に関心をお持ちいただくと共に、ご理解ならびにご協力を賜り心より感謝申し上げます。
私がシンデレラプロジェクトプロデューサーに着任し、お陰様で無事に1年を迎えることができました。
当プロジェクトに参加するアイドルたちは、我が合衆国海軍第8艦隊の業務の傍ら、皆様に笑顔をもたらすべく日々奮闘しております。
唐突ですが、彼女たちの姿を見て、何かしら思うところがある方は、シンデレラプロジェクトへ参加してみませんか?
9月15日付をもってシンデレラプロジェクト第2期生を募集いたします。
シンデレラプロジェクトで私と、私のアイドル達と共に何かを得たいという方は是非ご参加ください。詳細は後日お知らせ致します。
2016年9月7日
Former COMUSINDOPACOM
FADM. "Baron"·William·Lescher
「Found her, Kilrain. Did you find anything interesting about Toru Asakura's background or other information? ---No? I got it. I'll take that as a no. Thank you. I'll send you some delicious Japanese ochazuke next time. Thanks for your help.」電話を切る
キルラインが言うなら間違いないだろう。
あの時たった一度短い時間会話しただけであったが、私が生涯においてただ一度恐怖した瞬間でもあった。
私よりも頭の回る者はいくらでもいる。
だがそいつらは興味のあることに熱心になるあまり野心を抱くことがない。
いくらでも制御することができる。大統領だけは制御することはできないがあいつは私の親友だ。恐怖する対象ではない。
だがトールだけは別だ。私は彼女の腹の内を読むことができない。今まで一度たりとて相対した者の腹の内を読むことができなかったことはない私がである。
もしトールが大統領の敵になる可能性があるのであれば、始末するしかないが、味方にできれば、それに勝ることはない。
今度お菓子とBlu-rayを持って挨拶に行くとしよう···
次から新章が始まります。
レッシャー元帥のテレビ番組を中心に描ければと思っています。
シャニマスPの皆さんお待たせしました。そろそろ"彼女"が本格参戦します。お楽しみに!
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(露骨な要求)