THE IDOLM@STER The Story of Admiral Lescher 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
矢吹可奈 二等水兵
第8艦隊顧問付従兵を命ずる。
2017年7月 池袋
レッシャーの別荘 4階 リビングのソファー
「アナスタシア。」
「どうしましたか提督?」
「こっちへ来い。隣へ座れ。」
「私の膝を枕にして寝そべれ。」太ももをさする
「?」膝枕してもらう
「···。」アーニャの頭を優しく撫でる
「アー···提督?」
「···お前の内心は、ある程度わかっているつもりだ。かつて私もそうだった。私は日本人と本国人のクォーターでありドイツ系アメリカ人の血も入っている。見た目から本格的なアメリカ人からは日本人扱いされ、純粋な日本人からはアメリカ人扱いされる。若い頃、任務中の私の居場所は空母フォレスタル、インディペンデンス、ジョージ·ワシントン、ロナルド·レーガンのカラオケ部屋にしかなかった。居場所が無いというのは本当に辛いものだ。第8艦隊に属する者でお前を余所者扱いする不届者はいまいが、かといってお前の内心をある程度理解できるのは今のところ私しかいないだろうからな。ロシアでは日本人扱いされ、日本ではロシア人扱いされる。少なくとも良い気分にはなれまい。」
「···。」
「ミナミも、
「ダー!」
346プロダクション本社 大会議室
「ではシンデレラプロジェクト第2期生選抜オーディションを開始する。
まず最初に担当プロデューサーとして、志願してくれた諸君に対し尊敬と感謝の念を捧げるものである。ありがとう。
では本題に入ろう。以前通達しておいた通り、星条旗を歌えるようにしてくるようお願いしたと思う。
が一々確認するのは時間がかかりすぎるのでこれは省略する。オーディションの中身をもう一度説明しておくが本日行われる面接そして第二試験、こちらは諸君に対して私が直接与える試練を自己中心的なことさえしなければどのような形ででも良いので乗り越えることを要求するものである。諸君の勇気と私を導けるという鋼の自信に期待するや切である。
申し遅れたが、シンデレラプロジェクト担当プロデューサー 兼 合衆国大統領付最高国防顧問のウィリアム·レッシャーである。」
「「「よろしくお願いします!」」」
「正直に申し上げれば書類選考で大体は終わっている。つまりこの場にいる者は自分から辞退しない限りほぼ間違いなく合格ということだ。」
「「「!?」」」
「ではこの面接の意味は何か?それは諸君の意思の強さだ。簡単に申せば、今から私は本気の殺気、つまりプレッシャーを諸君に浴びせる。5千人のイラク兵、テロリスト、部下を殺してきた老人の殺気だ。耐えて見せたなら、アイドルに必要なメンタルの強さは、疑うべくも無い。耐えて見せろ。」プレッシャーを放つ
「「「!?」」」立ちくらみを起こす
「···面接は以上である。プレッシャーを受けて尚私を導く自信のある者は残るように。そうでない者は退出せよ。退出した者は辞退したと見なす。」
「では···赤城みりあさん、十時愛梨さん、久川颯さん、久川凪さん、姫川友紀さん、結城晴さん、脇山珠実さん。貴殿らを面接合格者とし二次試験への参加を認める。宜しいか?」
「「「はい(OK)!」」」
「では最後の試練について説明する。アルゼンチンのパタゴニアで私と共に1週間サバイバル生活をして貰う。それだけだ。万が一回復不可能な怪我を負ったり死亡した場合見舞金を諸君ら本人かご家族の方に支払うので参加承諾書に署名し来週の成田空港での集合までに私に提出すること。サバイバルについては一人2kg未満、有機物以外は何を持ち込んでも構わない。質問はGmailで寄越してくれれば対応するので連絡せよ。以上である。解散してよろしい。」
「「「ありがとうございました!」」」
「それと、結城さんと脇山さんだけはまだ残るように。」
「「?」」
「で、貴殿らだけに残って貰ったのには訳がある。まだ正式には通達できないが、貴殿らには直ちに採用後の初仕事の準備に入って貰いたい。私が出ている大河ドラマ『徳川三代』の徳川義直 公 及び 松平信綱 公の役になる予定だった俳優達が病にかかってしまい空席だ。結城さんには徳川義直 公、脇山さんには松平信綱 公の役を是非ともお願いしたい。無茶は承知している。本来の報酬に加え私個人からも報酬を出すので頑張って貰いたい。」
「腹を切らせて下さい···身内じゃからと言うて手加減はできません···。」
「しばらく!」
「諸大名の手前もあります。」
「恐れながら···。」
「家光や忠長にも良い薬になります···。」
「忠直卿はお勝様の妻にござります!」
「一向に構いません!」
「
「私は秀忠です!」
「不躾ながら、この儀は利勝にお預け下さいませ!」
「問答無用!」
「直ちに北ノ庄に使者を遣わしまする。今しばらくのご辛抱を!」
「利勝!」
「は。」
「半年!私は半年待ったんです!」
「何とぞ!」
「···えい!」脇息を蹴り飛ばす
「上様···。」
「小指が···。」小指を押さえる
「俳優経験の無いウヅキに···よりによって徳川秀忠 公をやらせるのはどうかと思ったが、案外できておる···。」
「
「···そう言って貰えると私も頑張った甲斐があった。チハヤの土井利勝も中々上手くなってきたな。当初はグダグダだったが···。その点君の演じた大久保忠隣は全く危なげなく安心感があったよ
「ふふ。ありがと
皆アイドル以外の仕事をマルチロールにこなせるようになってきたな。そろそろ志願者を募りパイロット適正のある者に訓練を施しブルーエンジェルスの真似事でもしてみたいものだ···。
次は番外編でロリ周子はん·ロリお紗枝はんと第7艦隊司令官時代のオリ主との出会いの回想を出せればと思ってます。(必ず出すとは言ってない)
最後ら辺の大河ドラマの卯月ちゃん演じる徳川秀忠と千早さん演じる土井利勝の一部カットですがモデルがあります。私の一番好きな大河です。わかった人は是非感想欄まで!