前回の続きになります。
サブタイもちょっとだけ変えました。
それではどうぞ。
「いや~、お腹いっぱーい♪」
「……」
汐里がちょっと食べ過ぎたかなと付け足す。
そんな彼の隣で日菜は顔が真っ赤になっていた……
その理由は先程、汐里に食べさせてもらったから。しかもみんなの前で。
「少しお腹を休めたら、また海に行きませんか? もう少し遊びたいです」
「うん、そうしよっか! 日焼け止め塗り直してから行こう」
「…君達、元気だねぇ……」
「ユーリ、言ってる事が老人みたいよ?」
イヴと彩のやり取りを見て、悠里が呟いてはティアがつっこむ。
「はい、これ。効果は高いけど肌に優しいものだから、よかったら使って」
「ありがとうございますっ!!」
イヴに日焼け止めを渡した千聖は、少し風に当たってくると言って、席を外した。
「千聖ちゃん、やっぱり海じゃない方がよかったかなあ?」
「お仕事が気になっちゃっているみたいですね。でも、一緒に楽しんでくれているのは嘘じゃないと思いますよ!」
「そうっすね。こういう息抜きも必要かなと、ジブンも思うっす」
彩の言葉に麻弥と月灯がそう言った。
「海に入るだけが海の楽しみじゃないしね。ほらほら彩ちゃん! 彩ちゃんは千聖ちゃんじゃないんだから、彩ちゃんなりに楽しもーよ」
「う、うん……」
「……それぞれの楽しみ方をするのもいいけど、同じ事をして楽しみたい、という気持ちは分からなくもないかな」
多分だが、彩がしたい事はそういう事なんだろうなと悠里は思った。
「千聖ちゃんも一緒に海で遊びたいし、写真も撮りたい! その後は、千聖ちゃんの好きな過ごし方も一緒にしたい! 折角だもん」
「私がどうしたの?」
彩がそう言うと、ちょうど千聖が戻って来た。
「お、いいところに登場~。千聖ちゃん、海行こーよ!」
「波打ち際で、海をバックに
「ふふ、それもそうね。それじゃ波打ち際まで行きましょう」
日菜と彩の提案を了承した千聖。
ちなみに悠里の方をチラッと見ながらだが……
「……(流石に彩ちゃんが言ってたみんなでって、パスパレのメンバーやティアちゃんを含めての事だよね?)」
一方で悠里は、彩の言った言葉に疑問を感じながら首を傾げるのであった。
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「よし、この辺ならいいかな? みんな並んで~」
「……(どうしてこうなった?)」
浜辺に着いた一同。
そして悠里の予想通り、自分達も含めての
つまり、今から9人で写真を撮るのである。
「ん~……海を入れるのが難しいですね~」
「分かってたけど……上手くいかないわね」
イヴとティアがそう言った。
海を背景に入れながら写真を撮るのは、なかなか難しいのである。
「もうちょっとカメラの位置上じゃない?」
「この辺? んー、もうちょっと上?」
「もう少し右かしら?」
「こっち?」
日菜と千聖も彩に指摘するが、なかなかカメラの位置が決まらない。
「カメラ、反転してますよね。なので左ですかね?」
「強いて言うなら、彩ちゃんから見て、数センチ左っすね」
「こ、こっち!?」
麻弥と月灯が言う。
カメラの位置を何度も動かす彩は大忙しである。
「ちょっとずれすぎー! うーん、上手く収まらないなー……」
うーんと考え込む汐里。
すると、あ♪ そうだ♪ と思いついたばかりの表情をして……
「僕達が移動すればいいんだよ♪ 日菜ちゃん、少し狭いかもしれないけど、ちょっと失礼ー♪」
「へっ!? し、汐里くん、そ、そんなにくっつかれたら……」
「わ!? ひ、日菜ちゃん押さないで……!」
汐里が日菜にえいやっ! と密着するような感じ押してきた為、ぎゅうぎゅう状態に。
「とりあえず彩ちゃん落ち着いて……」
「あ、彩ちゃん気をつけて……!」
「あ、わわ……足がもつれて……っ!」
悠里と千聖がそう言った時、彩は足がもつれてしまいバランスを崩し、悠里と汐里、彩、千聖、日菜の4人は海の中に倒れ込んでしまうのであった。
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。