こちらの投稿が遅れてすみません。
今回は少しオリジナルになっております。
それではどうぞ。
海の中へ倒れ込んでしまった悠里、汐里、彩、千聖、日菜。
「「「へっ……?」」」
間の抜けた声を出す彩、千聖、日菜。
「「……」」
彩と千聖は悠里に。日菜は汐里にお姫様抱っこをされていた。
だが問題はそこじゃない。
悠里と汐里の
「…彩、千聖。怪我、してないか?」
「あ、うん……」
「だ、大丈夫……」
「日菜も怪我はないか?」
「う、うん……」
しかも口調も変わっていた。
ミントグリーン色だった髪色は銀色に、薄い青紫色だった瞳も赤色に変化していた。
「ティア。これ、どう収集つけるんすか?」
「そうだけど……偶然って怖いわね……」
あちゃ~といった感じで溜息を吐く月灯。ティアに至っては軽く現実逃避をしていた。
イヴと麻弥が3人に怪我はないかと訊ねるが……
「「「……」」」
顔を赤くしながら、悠里と汐里の方を見つめていた。
「……ところで3人は、いつまでそんな情熱的な目でユーリとシオリを視姦してるのよ……惚れてるのは知ってるけど。特にチサトとヒナは見過ぎ」
「「「ち、違っ!? そ、そう言う意味じゃ……!?」」」
「はいはい。そういう事にしておくわ」
やれやれといった感じで、彩と千聖、日菜にツッコむティア。
それにしても3人共、顔が真っ赤だし説得力が全然ない。
「イヴとマヤも2人のあれについては、体質みたいなものだからあんまり気にしないであげて?」
「ジブンからもお願いするっす。デリケートな事なので」
一応、事情を知らないであろうイヴと麻弥に、それなりな理由で誤魔化すティア。
月灯も申し訳なさそうな表情をしながら付け足すと、イヴと麻弥は察したのか、何も言わずに納得してくれた。
「……(あの姿のユーリを見てもアヤとチサトがあんまり驚かないのは、ユーリから聞いた通りね。シオリに関しては、ヒナが偶然やっちゃったって感じだけど)」
前者は2年前に悠里から聞いていたが、後者に関しては、偶然だろうと、ティアは考えていた。
「悠里ー、汐里。あったっすよー?」
「「……ああ」」
月灯が見つけたのは、悠里と汐里が首に付けているチョーカー型ペンダントの一部分だった。
素っ気ない返事をしながらも、それを受け取る悠里と汐里。
「……」
「……なんだ?」
「あ、あの……えっと……」
彩の視線に気付いたのか、横目で彩を見ながら声をかける悠里。
「その、助けてくれて、ありがとう……」
「……こんなの助けた内に入らん。顔からびしょ濡れというのは、シャレにならんと思っただけだ」
「……そっか♪ でも、ありがと♪」
素っ気ない言い方に聞こえるが、彩は悠里が何を言いたいのか意味を理解しているのか、どこか嬉しそうだった。
「むっ……!!(ゆーちゃんのバカ。私と話す時は、あんな楽しそうな
それを見て、千聖は軽く頬を膨らましながら拗ねていた。
「千聖」
「……何?」
不機嫌そうな千聖に声をかける悠里。
「こういう休日の時は、
「……っ!!!」
「ちゃんと俺はお前の事を見てるんだぞ? だから……」
あまり俺を心配させるなと悠里は千聖に言い残すと、パーツをチョーカー型ペンダントに戻す。
すると、いつもの悠里に戻っていた。
「……さて。俺も元に戻るとするか。? 日菜? どうした?」
「へっ!? あ、え、えっと、その……」
悠里が元に戻ったので、さて自分もと思った矢先、日菜の視線に気付いた汐里は彼女に声をかけるが、当の本人は汐里を見ながら、口を開いたり閉じたりする動作をしていた。
そんな彼女を見てなんとなく察した汐里は……
「日菜のペースでいいから、ちゃんともう1人の俺に想いを伝えろよ? ずっと待っててやるから……」
「え? それって……」
「……
日菜からのデートのお誘い、楽しみにしてるからな?と言い残した汐里は、悠里と同じくパーツをチョーカー型ペンダントに戻した。
「? 日菜ちゃんどうしたの? ぼーっとして?」
「う、ううん。何でもないよ! えへへ♪ ちゃんとあたしの気持ち、伝わってるんだ♪」
気付けば汐里も元に戻っていた。
「おにーちゃん。僕、みんなでスイカ割りやりたーい!」
「あ! あたしもー♪」
「…唐突だなぁ。スイカは一応、持って来てあるけどさ……」
何を唐突に思ったのか、みんなでスイカ割りをやりたいと言い出した汐里と日菜。
「わあ♪ 私もスイカ割りやりたい。写真も撮ろうよ」
「私も皆さんとやってみたいです!」
「ジブンもやってみたいです」
そして便乗するかのように彩、イヴ、麻弥もやりたいと言い出した。
「千聖ちゃんは?」
「その、私も……一緒にいいかしら?」
「当たり前じゃん。変な遠慮とかしなくていいんだって♪」
「……うん。ありがとう、ゆーちゃん」
さっきの事を思い出しながら、今日はみんなで楽しみたいと千聖は思ったのであった。
読んでいただきありがとうございます。
次回は、後日談編になります。
最後まで頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。