転生したら殺人鬼ポジだった件   作:クリーニング黒兎

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ボ卿……リンボ。好きになるキャラはみんなクセが強いし、セフィロス。
番外の別の話にちょっと絡んでますが、改めて読まなくても大丈夫だと思います。読んでくれたらくれたで嬉しいけどね。


103話 あの子、どの子?その子。

 人生にはさまざまな節目がある。七五三や進学、成人式や結婚式など。

 わたし一個人としての大きな節目を挙げるならば、『1987年』と『1999年』である。

 1987年は、最愛の人間(ヒト)を失った。

 そして1999年は、ただひたすらに不運だった。

 

 

「作家人生15周年目! おめでとうございます、センセェ〜〜!!」

 

「………」

 

 

 わたしは玄関を開けて早々に、大量のクラッカーをぶっ放してきた不審者を追い出し、鍵をかけた。

 

「…アレ? 鍵が……せ、先生? ちょっと!?」

 

 なおもガタガタと玄関から音が聞こえる。奴が庭をまわって縁側にたどり着く前に、そちらも閉めなければならない。

 

 15年という数字を突きつけられ、感慨深さは微塵もない。だが「なぜ15年も作家をやっているのか…?」という疑問はよぎった。

 

 

 

 

 

 ⚪︎⚪︎⚪︎

 

 

 吉良が縁側を閉め切る前にヘッドスライディングで入り込んだ泉飛鳥は、ブツクサと文句を言いながら毎度恒例の手土産を渡す。今回は彼女のものとは別に、出版社からの贈呈品もあった。品は万年筆のようである。

 

「他人のセンスで選ばれた物は好かないんだが……」

 

「何言ってるんですか! コレめちゃくちゃ高いやつなのに…!!」

 

「そんな高級品を持っていると知りながら、君はヘッドスライディングしたのかい?」

 

「先生がこんな美人を閉め出そうとするからですよ!!」

 

「へー、そうかい。で、玄関の紙クズは貴様が掃除しろよ」

 

「……………あれ? もしかして、先生ってば結構怒っていらっしゃる…?」

 

 笑顔を浮かべた吉良は、キッチンの方へと消えていった。客間に残された泉は肩を狭くし、トボトボと玄関に向かう。扉を開けた初っ端、爆音と衝撃を受けた男の怒りは相当なものだったらしい。

 まぁこれは、「15周年だから〜」と、15本のクラッカーを一気に使った泉に非がある。

 

 

 閑話休題(玄関は片づいた)

 

 

「で、今回先生に大切なお話があるんですけど」

 

 そう言い泉が切り出したのは、星ノ桜花のデビュー15周年を記念したものだった。

 

「メディア化しませんか? 先生のデビュー作!!」

 

「断るよ」

 

「そうおっしゃらずに! 「イエス」か「はい」で!!」

 

「いつにも増して押しが強いな。……上の圧だな?」

 

「ふへへっ………。ですが、本当に先生の一ファンとしても、このイヤーを盛り上げたいんです!」

 

 吉良は10周年の時に同様の話がきた際も断っている。

 彼としては、今さら過去に趣味の領域で書いたものを掘り返すな……という思いなのだ。

 また、単純にメディア化しにくいものであると理解している。その難しいというのは本の内容然り、中身を映像や漫画化にする技術然り。

 

「話の空気感や、情景をそのまま切り取り、形あるものとして表現するとしよう。その作品が完成した時、それはきちんとわたしが書いた『作品』になっているのかい? 仮に完成した実物を自分で見たらきっと、まったく違う()()作品になっていると思うよ」

 

「………恋愛関連のメディア化は丸投げなのに…」

 

「こだわりがないからね」

 

「じゃあ逆に、どうすれば先生的にオッケーが出るんですかぁ…?」

 

 泉は溶けるようにテーブルに体を乗せた。その体勢で、目だけ動かし吉良を見やる。

 吉良は少し考えるようにして、一人、と言った。

 

「一人だけいるよ。コイツならば…まぁ任せていいやつが」

 

「だ………誰ですかっ!!? その人って!!」

 

「わたしが言うと思うかね?」

 

「言わないと泉飛鳥は東京に帰りません!! 住所も変更して『杜王町浄禅寺1-128』にします!!」

 

「その時は手足を拘束して杜王町の海に沈めるよ」

 

「え、あ、うっ………拘束……ぷ、プレイ…?」

 

「本気で沈めるぞ」

 

 泉をひと睨みした吉良は、紙に万年筆の書き具合を確認し、「……まぁ、悪くはないな」と呟いた。

 

 

 

 

 

 ⚪︎⚪︎⚪︎

 

 

「誰……誰なのよ!! “その一人”ってェ〜〜〜!!!」

 

 

 時刻はお昼時。結局「その一人」の存在を吉良から聞けなかった泉は、駅近くのカフェでうなだれていた。このカフェは星ノ桜花の担当編集になった当時、よく打ち合わせで使っていた場所である。泉はこのカフェを利用する際は、広いテラス席を使うようにしている。自然に囲まれた景観を眺めながら飲む一杯は、中では味わえない。実にイイ場所だが、難点として、混む時間帯はこの緑の風情を楽しめなくなる。

 

「お客様、注文は何になさいますか?」

 

「あっ、そうですね…。じゃあこの新作のケーキと紅茶でお願いします」

 

「かしこまりました」

 

 若い女性のウェイターは頭を下げ、店へと入って行く。

 

「見たところ、大学生ってところかしら。若いなぁ…」

 

 泉はもう少しで30になろうという年齢だ。キャリアは積極的に吉良──いや、星ノ大先生の仕事を増やしているので、言う事なしである。もちろんプロとして作家のキャパを考慮しているし、そもそも嫌ならば向こうが「NO」と言う。何だかんだで、作家・星ノ桜花と編集者・泉飛鳥の相性はいい。

 

「お待たせしました」

 

 泉は運ばれてきたケーキにナイフを通し、舌鼓を打ってから紅茶を飲む。学生なら学校、サラリーマンなら会社で働いている時間帯の一服。この優越感にも似た気持ち。彼女はまた紅茶を飲み、息を吐いた。最高である。

 

「美味しかったな、この新作ケーキ……」

 

 悪魔の誘惑タイムだ。カロリーと美味しさを天秤にかけると、カロリーの錘は吹っ飛び空へと消えていく。

 

「あの、すいません…同じケーキをもう一つと、紅茶のおかわりをお願いします……」

 

 現れた店員は先ほどの女性で、少々顔の赤い泉に変わらずのスマイルを向けた。そのプロの姿に、誘惑に負けた泉はさらに肩を縮こませる。同じ女として情けない姿を晒してしまっている。

 

 しかしてそうして、彼女が白い誘惑に負けたのが幸いだったか。

 いや、帰宅した後、風呂上がりに体重計を見た泉からすれば、不幸には違いない誘惑だったのだが。

 

「あれ? あの人…」

 

 独創的なヘアバンドと、横に流された髪。服装は「それを着ている本人しか着こなせないのではないか?」というデザイン。前衛的で、なおかつ着こなしているからこそ、より一層その人物は周囲から目立って見える。と言っても、その注目を向ける人間がこの場には彼女以外に店員しかいない。

 

 男は視線を巡らせ、「今日は空いているな…」と呟く。その直後、泉と視線()が合った。それはもう、バッチリと。

 

「(岸部露伴先生〜〜!!)」

 

 大声で露伴の名前を呼ぶのをためらった泉は、その代わりに両手を小刻みに振ることで自分の存在をアピールする。

 そんな彼女の様子を見た瞬間、露伴の眉間に皺が寄った。

 

「何をしてるんだ、あの女…」

 

 一応、以前に面識*1がある手前、無視するわけにもいかず、露伴は軽く会釈だけして距離を置く。

 

「お久しぶりです、岸辺先生!」

 

 だがしかし、物理的に置いた距離は、物理的に埋められた。泉が席を移動してきたのだ。

 

「お久しぶりですね、岸辺露伴先生!」

 

「…………あぁ」

 

「あっ、こうしてお会いできたのも何かのご縁だと思いますし、ぜひ奢らせてください!」

 

「いや、結構だ」

 

「ここの新作のケーキがかなり美味しかったので、岸部先生もどうですか? お仕事をなされる時の、糖分のお供に持ってこいですよ!」

 

 読み切りのネームを進めるつもりだった露伴の前には、店の新作らしいケーキとコーヒーが並んだ。珍しく客が全くおらず、静かに仕事を進められると思った矢先の伏兵である。

 口にしたケーキも確かに美味いのが、何かこう、解せない。

 

「そちらは平日の午後に、カフェでティータイムか」

 

「えぇ。ちょうど先生との打ち合わせ帰りで」

 

「そうか。僕も暇だったらゆっくりと雑談の一つや二つに付き合ってあげなくもないんだが、あいにくと仕事で来ていてね」

 

 続きの「つまり、ただちに、僕の目の前から消えろ」とまでは言わなかった露伴。成長である。

 

「わかりました…。お仕事の邪魔をしてしまったようで、申し訳ありません……」

 

「分かっていただけたようなら結構だ」

 

「ハァ……」

 

 泉はカバンを持ち、立ち上がる。

 

「結局、“その一人”って誰なのぉ……」

 

 そして、お会計のため店員を呼ぼうとしたその時、後ろから「おい」と声がかかった。

 

 

「ちょっとその話、聞かせてくれないか?」

 

 

 岸辺露伴。気になるとすぐに首を突っ込む男である。

 

 

 

 

 

 ⚪︎⚪︎⚪︎

 

 

 吉良が書斎で調べものをしていた最中、自宅のインターフォンが鳴った。壁にかかった年代ものの振り子時計を見ると、夕方に差し迫ろうという時間。一度伸びをした彼はメガネを外し、眉間をほぐしてから玄関に向かった。

 

「………」

 

 玄関のガラスの先には外にいる人間の姿が、薄らぼんやりとだが見える。

 その色合いで戸の前にいるのが泉だと察したが、その奥にさらに、もう一人誰かいる。その奥の人物に関しては、前の泉と比較して、彼女より背が高いであろうことしかわからない。おそらくは男だろう。

 

「…キラークイーン」

 

 再度インターフォンが鳴り、泉の「せんせーい!」と呼ぶ声が響く。

 担当編集が自分に何か用があるにしろ、何かに憑かれている可能性があるにしろ、はたまた単純に客が二名なだけかもしれないにしろ──吉良は家に入れる気がない。いきなり尋ねてくる前に、電話の一つでも寄越さなかった泉が悪いのである。

 

 カチャ、とキラークイーンが鍵をかけた後、スタンドから離れられる最大限の距離を空けていた吉良は、すぐに縁側を閉めに向かった。

 

「アニャ?」

 

 床を踏み鳴らす慌ただしい足音に、庭で居眠りしていた猫草が鼻ちょうちんを割る。

 

「先生ィーッ!! 何で閉めるんですかぁ──!!!」

 

 泉が駆けてきたが一歩遅く、戸が閉まった。古い屋敷ということもありこの家には裏戸があるが、そこは普段から鍵をかけている。侵入の恐れはない。

 

「猫草ちゃん、あなたのご主人は人の心を失ったモンスターよ」

 

「ニャッ?」

 

「おい、閉まってはいるが、声は聞こえているからな」

 

 何なんだ…と、吉良は縁側から居間へ移動し、中廊下に出る。そこから再度、玄関の様子をうかがった。いや、正確にはうかがおうとした直後、カチャ、と音が鳴った。

 

「なっ……」

 

 見覚えのあるシルクハットを被ったスタンドが、戸から上半身を生やし、鍵に手をかけている。ついで、戸が音を立てて開いた。

 

「………何の用だ、岸辺露伴」

 

 吉良は疲れきった様子でそう言った。

 

 

 

 

 

 ⚪︎⚪︎⚪︎

 

 

「作家、星ノ桜花のデビュー作をメディア化する話が出ているらしいな」

 

 客間に通され、吉良の正面に座る露伴が口を開く。吉良も吉良で、難儀な律儀と言うべきか、押しかけた二人に茶を出している。

 泉の方はといえば、鉢植えに入った猫草を抱え二人の様子を静観している。猫草については、重苦しい空気から少しでも逃げるための清涼剤だ。

 

「その話はすでに断った。遠回しな物言いはいい。本題を話せ」

 

「わかった。では単刀直入に聞くが、“その一人”は誰だ?」

 

「………やはりそれか」

 

「……あの、先生、そんなに私を睨まなくても…」

 

 泉は猫草で顔を隠し、慈悲を乞う。はじめは泉が露伴を引かせた回顧は、後半は泉がしっぽを巻いて逃げたくなるものへと変わった。

 

「言いたくもないし、言う気もない。というより、聞いていた話の流れだと、君は新作のネームを進める予定じゃなかったのかい?」

 

「それは後ででいい。“その一人”が誰か僕は知りたい。そのためにここまで足を運んだんだ」

 

「だから、わたしは、言わないと言っている」

 

「そうか……なら、仕方ないな」

 

 露伴の背後からヘブンズ・ドアーが現れた瞬間、吉良の眉が動く。まさか実力行使に出ようというのか? 露伴のスタンドを使えば“その一人”が誰なのか、簡単に()めるだろう。

 しかしこれまで露伴は意図してその力を吉良に使ったことはなかった。

 

「………」

 

 吉良の背後にもキラークイーンが現れる。もし本当に露伴が()()()ならば、吉良も漆黒の意思の、火花くらいは見せねばならない。

 

 そして、ヘブンズ・ドアーは────、

 

 

 

 ────テーブルの上に、大の字になった。

 

 

「……は?」

 

 

 吉良の思考が止まる。なぜヘブンズ・ドアーは天井のペンダントライトを仰ぐようにして寝ているのか。露伴を見るが、こちらも表情が読めない。

 

「何だ? どういうことだ…?」と、この状況に頭を回し考えていた吉良だが、ついに疲労が勝る。

 

「もういい、帰れ…」

 

 猫草を持つ泉の背を押し、漫画家の方はキラークイーンが引きずる。

 そこまで来ても、ヘブンズ・ドアーは依然として大の字のままである。

 

「……? …………っ!」

 

 吉良はそこで、露伴の意図を悟った。泉が思わず心配の声をかけるほど、顔の青白さが増していく。

 

「貴様、まさか……」

 

「あぁ、そのまさかだ」

 

「な、何です? どうしたんですか?」

 

 ふらついた吉良を、露伴から手を離したキラークイーンがとっさに支えに入る。

 その考えは、吉良にとっては悪夢のようだった。いや、悪夢なのだ。現在進行形で。

 

 

「わたしが教えるまで、是が非でも帰らない気か……!!?」

 

 

 露伴は表情を変えぬまま、「あぁ」と言った。

 

 

 

 

 

 ⚪︎⚪︎⚪︎

 

 

「デビュー15周年にして、“禁断の”デビュー作がコミカライズ──────星ノ桜花のダークサイドが、天才漫画家・岸辺露伴の手によって描かれる……………ですって!!! くぅぅぅ〜〜!!」

 

「君は人間拡声器か何かか?」

 

「お褒めの言葉! ありがとうございますッ!!」

 

「結束バンドの準備はいつでもできているからね」

 

「はいッッ!!」

 

「元気に「はい」、じゃあない」

 

 まさかのまさか、有名どころの作家と漫画家がタッグを組んだ。この知らせはたちまち広がり、世間で話題になっている。

 泉が音読したのはその重大発表が載っている雑誌の部分だ。盛り上がる編集の横で、吉良の目は悟りの境地である。もう好きにしろ、な目だった。

 

「にしてもにしても、先生が本当にOKを出してくださるなんて…!」

 

 この話自体は何か月も前のことであり、漫画自体も完成している。当時はちょうど部の完結のあとで読み切りを控えていた露伴は、その読み切りも終え、次の部の連載をスタートしている。

 

「いやぁ〜! 漫画掲載の同誌に載る予定の対談記事もいいですよね。星ノ先生って人は例の如くいないんですけど」

 

「対談でわざわざ会わずとも、リアルであの小僧と会わざるを得なかったからね。今回の、話を、進める、中で」

 

「いいですか! 普通こういう時は先生同士で対談するものなんです! 片方はきちんと出席してくださったのに、もう片方は代読のメッセージだけってなんですか!!」

 

 怒れる編集ちゃんは、隣の作家くんの爪が急速に伸びていることに気づいていない。

 

 

「ハァ……」

 

 

 吉良は思い出す。ヘブンズ・ドアーが大の字になっていた日のことを。

 

 “その一人”が自分だと知った時、彼は漫画家が「やはりな」という顔をすると思っていた。尊大な性格であると知っていたがゆえだ。また、その尊大さが許される確固たる実力も持ち合わせている。

 

 しかし実際は、露伴は本気で驚いた顔をしていた。

 年不相応の、あどけなさを晒して。

 

 これには吉良も、腹の虫の居どころが少しはおさまるか──と、思いきや。

 彼の方も、「は?」と意表をつかれることになった。

 

 そして事情を察した泉飛鳥は、このチャンスを絶対に()()にしなければならないと、編集者魂を見せた。

 

 

「ハァ〜〜…。主人公を()せない、この究極の一人称視点……。ハァ〜………」

 

「泉飛鳥」

 

「アッ、ハイ」

 

 やり過ぎてしまったか、と自分の顔を紙の束で隠した泉。そこから恐る恐る向こうの様子をうかがうと、真っ直ぐに彼女を見つめる紫目と目が合った。その手には、結束バンドがある。

 

「結束、バンド………?」

 

 吉良の()()()方の笑みを見た彼女の中で、マリオの死ぬ音が聞こえた。

 

 

 


 

 

【君なら『描ける』だろうね】

 

 

 吉良から露伴に出された注文の中には、究極の一人称視点で物語を展開することと、もうひとつ注文があった。

 

「これは…」

 

 作中で主人公が出会う、一人の女。吉良のイメージを聞かされたものを元にキャラデザにした時、露伴の中で既視感があった。女の容姿は、物語の作中を読み、できあがるものとはまた異なる。

 

 紙に起こしたものはもっと、リアリティがある。

 この現実味から読み取れるものは、作者の中身。星ノ桜花の血肉。

 

 

「………これは、あの女か」

 

 

 おぼろげな露伴の記憶の中にある、女の姿。

 何を思って吉良がこの注文をしたのかは、彼の記憶を読んでいない露伴にはわからなかった。

 そしてわからないからこそ、ある言葉を思い出し冷や汗が伝う。

 

 

 ────君なら、『描ける』だろうね。

 

 

 その言葉は、露伴が吉良とやりとりをする内に聞いたものだった。

*1
99話『呪いのビデオ(笑)』参照

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