[陽牙]
「大変だな。」
[作者]
「つらいっす。」
[士道]
「頑張りなさい」
[作者]
「あ"い」
[???]
「……おかしい。一体何が起きている?」
ここはとある空間。そしてそこに居たの1人の女性だった。その服装は司祭のような姿で、精霊の霊装にも見えた。
[???]
「私が【凶禍楽園(エデン)】を発動したのは今日の筈。……なのに記憶が混入している…?」
記憶、これの正体はおそらく士道に襲い掛かった頭痛と同時に思い出した出来事の事だろう。彼女の力と士道に何らかの関係があるのだろう。
[???]
「凶禍楽園の管理に支障をきたす可能性があるのだが……そもそも、記憶が混入したのはあの神領陽牙と関係しているのか?だがあの者が何かをしたとしても、凶禍楽園を使っている私ならその反応が分かる筈だ……。」
彼女はひどく悩み、ふぅとため息をして陽牙を見る。
[???]
「……仕方ない。このまま凶禍楽園を発動して、何もなければそのままにしよう。彼には厳重注意だな……。」
そう呟き、彼女はまた暫く空間の中を漂っていた。
━━6月26日 月曜日━━
[凜祢]
「……道……士道……早く起きないと時間になっちゃうよ?」
[士道]
「……ん……凜祢ぇ……。」
最初は薄い声でハッキリしなかったが、徐々に取り戻していく。
[凜祢]
「ふふ、やっと起きた?」
[士道]
「おぉ…おはよう凜祢。」
どうやら凜祢が起こしに来てくれたようだ。士道はベッドから身体を起こす。
[凜祢]
「おはよう士道。気持ちいい朝だね。」
[士道]
「確かにな。ところでみんなもういるのか?」
[凜祢]
「そうだよ?あとは士道だけだね。」
[士道]
「まじか。俺の起床スキル低すぎじゃね?」
[凜祢]
「もう、士道はお寝坊さんなんだから。朝ご飯作ってあるから、着替えたら降りて来てね。」
[士道]
「本当に凜祢は主婦レベルが高いな……いいお嫁さんになりそうだな。」
その言葉が影響したのか、凜祢は顔を真っ赤にする。
[凜祢]
「ふぇっ!?は…恥ずかしい事言わないでよもう……。」
[士道]
「悪い悪い。とりあえず着替えるから先に下りといてくれないか?」
[凜祢]
「う、うん。じゃあ下で待ってるからね。」
凜祢は一旦部屋を出て、士道は制服へと着替え始めた。来禅高校の制服を着てドアを開けた瞬間、目の前に十香が現れた。
[十香]
「シドー!いつまで寝て……あれ?」
[士道]
「おう十香おはよう。んで何でそんなに不満そうなんだ?」
[十香]
「シドーは『ドロップキック』で起こされると、とても喜ぶと琴里から聞いて来たのだ!」
[士道]
「……(#^ω^)ピキピキ」
この瞬間、琴里が震えたかもしれない。
[士道]
「はぁ…とりあえず十香、その知識は捨てようか。俺は普通に起こしてほしいかな?」
[十香]
「むぅ……そうか。」
十香と話してると、四糸乃も来る。
[四糸乃]
「し、士道さん……おはようございますっ。」
[よしのん]
「士道くんおはよーう。」
[士道]
「四糸乃によしのんおはよう。二人が来るってことは結構ヤバイ?」
[よしのん]
「もうみんな揃ってるよ~。」
[士道]
「まじか。早起きの習慣つけないとな。」
改めて努力をする必要がありそうだった。士道は階段から降りて、台所へと向かう。
[真穂]
「おぉ主様、おはようなのじゃ。」
[天照]
「マスター、おはようございます。」
[蚶貝]
「おはようございます。」
[士道]
「真穂に天照に蚶貝おはよう。今日は陽牙はいないのか。」
[真穂]
「陽牙殿は今日用事があると言っていたぞ。」
[士道]
「そうなのか。んじゃいただきます。」
[凜祢]
「どうぞ。召し上がれ!」
[十香]
「うむ!いただくぞ!」
[士道]
(あれ?十香は凜祢のこといつ知ったんだ?それに琴里と真穂も。)
そう疑問を抱いていたが、今は食事に集中する。
[士道]
「この野菜炒め上手いな。凜祢が作ったのか?」
[凜祢]
「野菜炒めは真穂さんだよ。卵焼きは天照さんで、焼き魚は蚶貝さん、私は味噌汁だよ。」
[士道]
「まじか。みんな料理上手すぎないか?」
[十香]
「凜祢の料理もうまいが、他の料理もうまいな!」
[琴里]
「凜祢おねーちゃんのお味噌汁も美味しい!」
そのまま食べようとしたが、どうしても言わなければならない事があった。
[士道]
「琴里、十香に『ドロップキック』を教えたな。洒落にならないからやめなさい。」
[琴里]
「えーお兄ちゃんなら余裕でしょー?」
[士道]
「なるほど、これはお仕置き決定かな?」
[琴里]
「え……?」
琴里から変な汗が出てくる。
[琴里]
「た、例えばどんな……」
[士道]
「チュッパチャップス没収☆」
[琴里]
「Noooooooo!!」
[士道]
「アハハハハハハハ☆」
[琴里]
「この悪魔!」
[士道]
「人間です☆」
琴里は素晴らしいほど綺麗に返され撃沈した。
[真穂]
「主様、早く食べないと遅刻するぞ?」
[士道]
「あ、そうだった。急がないと。」
遅刻は凜祢も勘弁願いたかった。
━━陽牙side━━
[陽牙]
「あとは……こうして……こう!」
陽牙達はカムイが所持するマンジョンの一室で封印用呪詛文様を作っていた。
[ルシア]
「ふぅ~終わった~。」
[ルナ]
「これで暴走する危険性はないわね。」
[アン]
「みんなこれ飲み物です。」
[カムイ]
「サンキュー!」
[リー]
「助かる。」
[陽牙]
「まじでみんな助かった。早めに出来て良かったぜ。」
prrrrrr.prrrrrr.
[陽牙]
「誰だ……って……ハァ。」
[ルシア]
「ヨー君どうしたの?」
[陽牙]
「…ほれ。」
陽牙はルシア達に携帯を見せる。
[ルシア]
「あ……ドンマイ。」
[ルナ]
「頑張って……。」
[アン]
「……」
[カムイ/リー]
「「お疲れ様です!!」」
ピッ
[陽牙]
「……もしもし。」
[???]
「出るの遅い!!」
[陽牙]
「スミマセン……で、何ですか。」
[???]
「敬語気持ち悪いからやめて。」
[陽牙]
「わかった。それでなんで電話してきたの、姉さん。」
そう、陽牙には姉がいる。だがその姉がかなりヤバイ。
[姉]
「曲に仕事押し付けてきたから、今からそっちに行くね。」
[陽牙]
「えぇ?!いやダメでしょ!!」
[姉]
「ごめんもう近くまで来ちゃった。」
[陽牙]
「早すぎ!!てかどうやって場所分かったの?!」
[姉]
「スマホから位置情報です!というわけでばーい!」
ピッ
[陽牙]
「……」
[ルシア]
「どうだった?」
[陽牙]
「…ここに来るって。すぐそこまで来てるらしい。」
[ルナ]
「ドンマイ。」
ピーンポーン
[カムイ]
「…開けてくる。」
[陽牙]
「ああ…」
ガチャ ドタドタッ
[姉]
「陽牙!」
ギューーーー
[陽牙]
「姉さん久しぶり。」
[ルシア/ルナ/アン/カムイ/リー]
「「「「「お久しぶりです」」」」」
[姉]
「お!みんな揃ってるじゃん。お久-!それで陽牙、どうして私の事名前で呼ばないのかな?」
[陽牙]
「…瀬里奈姉さん。」
[瀬里奈]
「うむ、よろしい。」
ここでキャラ紹介を挟みます。
『瀬里奈』
本名『嵐音瀬里奈』
前世でも陽牙の義理の姉だった。陽牙が死んだとき神様を脅したら一緒に行ってもよいと言われたそう。神様脅すって何してるのこの姉は。陽牙が強いのはこの人が原因である。
天使:無し
霊装:無し
身長163cm、体重41kg、年齢35才、生年月日9/27生まれ、血液型O型
姿はパ二シンググレイレイヴンのセリナ同様。足などは普通に人間のまま。
『神領陽牙』
デート・ア・ライブのオリジナル主人公。前世ではルシアと結婚する直前で何者かに殺される。そしてかなりのパ二グレ好きだった。そして神様が陽牙はデアラの本を読んでおり、何回か願っていたことを知っておりこの世界に転生させた。その時に彼が秘かに思っていた『デアラの知識をある程度だけ残して他は消したい』と言うのも神様が叶えた。瀬里奈に護身術や武器の持ち方、太刀の振り方などを教えてもらった。
姿はパ二グレの『深淵の紅(Sルシア)』
前世では黒髪で目の色も両方同じだったが、その時に神様が見ていたので姿をこれにしたらしい。
能力は『創造』だけ。だがこれだけでなんでもできるレベルの物である。
武器はパ二グレの『紅桜』と『紅蓮狂刃』、後に他の武器も出てくる。
天使は無し
霊装は無い。
身長165cm、体重48kg、年齢32才、生年月日10/13生まれ、血液型A型
『鴉羽ルシア』
前世では陽牙の婚約者だったが、何者かに殺される。この世界に陽牙の次に転生した。陽牙のヒロインである。陽牙と一緒に居る時間がかなり長い上、場所などお構いなしにイチャイチャしている。実はルナと姉妹で姉である
姿はパ二グレの『鴉羽(氷ルシア)』
能力は氷を扱うことができる程度の能力。
武器は『朱桦』
天使:無し
霊装はパ二グレと同様だが、手に填める機械は展開した時のみ現れる。普段は見えない。脚も同様。
身長165cm、体重48kg、年齢32才、生年月日6/15生まれ、血液型A型
『銀冠ルナ(月渚)』
前世で高校生の時に陽牙に会う。最初は無口な人だったが、ルシアとは姉妹で妹であり、陽牙と一緒にいたルシアと仲が良かったため話すようになった。上同様何者かに殺される。
姿はパ二グレの『銀冠(ルナ)』
能力は重力操作。
武器は『奥兹玛』
天使;無し
霊装:無し
身長159cm、体重41kg、年齢31才、生年月日10/26生まれ、血液型AB型
『暗力カムイ(神居)』
前世では月渚同様高校生の時に陽牙に出会う。かなり明るく、月渚に最初に声を掛けたのが神居だった。
姿はパ二グレの『暗力(カムイ)』
能力は身体能力強化。
武器は『漆黒』
天使:無し
霊装;無し
身長180cm、体重72kg、年齢32才、生年月日10/23生まれ、血液型B型
『乱数リー(理)』
前世では月渚と神居同様高校生の時に陽牙に出会う。普段はあまり喋らず、一人でいることが多かった。神居の幼馴染。
姿はパ二グレの『乱数(リー)』
能力は空間認識能力強化。
武器は『スケールゼロ』
天使:無し
霊装:無し
身長175cm、体重63kg、年齢32才、生年月日7/23生まれ、血液型AB型
『真理ビアンカ(アン)』
前世では月渚達同様高校生の時に陽牙に出会う。成績は常に上位に位置するほどの頭脳を持つ。
姿はパ二グレの『真理(ビアンカ)』
能力は雷変換能力。
武器は『ライトニング』
天使:無し
霊装:無し
A型身長172cm、体重57kg、年齢32才、生年月日11/21生まれ、血液型A型
『五河士道』
デート・ア・ライブの主人公。元は人間だが、精霊の力が使える。中学生の時に陽牙に出会い、妹の琴里の為に強くなることを決意する。
武器『天狼星』
天使:灼爛殲鬼(カマエル)
霊装:神威霊装・五番(エロヒム・ギボール)
身長170cm 血液型 AO型のRh+ 体重 58.5kg 座高 90.2cm 上腕 30.2cm 前腕 23.9cm 視力 右0.6 左0.8 握力 右43.5kg 左41.2kg 血圧 128〜75 血糖値 88mg/dl 尿酸値 4.2mg/dl
[瀬里奈]
「そういえば陽牙、ここ来る時なんか結界みたいなのあったけど知ってる?」
[陽牙]
「ああ、多分精霊の仕業だと思う。ん?確か瀬里奈姉さんの会社って···」
[瀬里奈]
「邪魔だったから壊してきちゃったよ(*^^*)」
[陽牙]
「ええ?!何してんの?!」
[他の5人]
(((((この人ヤベェ……)))))
精霊の結界壊すってこの人本当に人間?これじゃあ作った本人驚いちゃうよ。
[陽牙]
「ま、まあ無事ならいいんだけど、仕事とか大丈夫なの?」
[瀬里奈]
「仕事は曲に押し付けたから大丈夫だよ。まあそんな大したことじゃないけどね。」
[???]
「ほんっと勝手にどこかに行くのやめてほしいわね。」
[瀬里奈]
「あ……」
[陽牙]
「あ、曲さん!」
[曲]
「陽牙久しぶり、みんなもね。」
[5人]
「「「「「どうも。」」」」」
『曲』
本名『雀翎曲』
瀬里奈と同い年で同僚。現実世界で瀬里奈から無理やり連行された。二人とも中々の大手企業に就職している。ちなみにこの人もめちゃくちゃ強い。
姿はパ二グレの『雀翎(曲)』
武器は『青赫』
天使:無し
霊装:無し
A型身長162cm、体重43kg、年齢35才、生年月日1/3生まれ、血液型AB型
[曲]
「まあ今回は大目に見るわ。そんなに仕事多くなかったしね。」
[瀬里奈]
「ありがとね曲。そういえばここに来る途中結界みたいなのなかった?」
[曲]
「あったわね。でも普通に壊してきちゃったよ?」
[6人]
((((((この人たち怖い……))))))
[陽牙]
「あ、もうそろそろ時間だから行かないと。」
[瀬里奈]
「あ、もうそんな時間なのね。それじゃあみんなも行ってらっしゃい。」
[6人]
「「「「「「行ってきます。」」」」」」
ガチャンッ
[瀬里奈]
「さて、それじゃあ私たちも……」
[曲]
「そうね……」
[瀬里奈/曲]
「「寝ようか。」」
━━学校━━
[陽牙]
「うーす。」
[士道]
「あ、陽牙おはよう。」
[陽牙]
「おう。そういえばあの3人との生活どうだ?」
[士道]
「あの3人とも飯が上手い。俺も結構料理してきたけど、ありゃ格別だな。」
[陽牙]
「へ〜そりゃ俺も食べてみたいな。」
[士道]
「あ、そうだ陽牙、今日の昼休みちょっといいか?」
[陽牙]
「ん、構わんぞ。」
その後は普通に授業を受けたが、士道は病み上がりという事もあってキツそうだった。そこは何とか陽牙達がカバーした。
━━昼休み屋上━━
[陽牙]
「んで、話ってなんだ?」
[士道]
「話っつうか相談なんだけど、最近変な記憶があるんだ。」
[陽牙]
「へ~、どんな感じだ?」
[士道]
「なんか『これ同じことしなかったか?』っていう感覚があるんだよ。本来なら初めてなはずなのに、身体とか脳が覚えてるんだよ。凜祢が来るようになってから。」
[陽牙]
「それは士道自身もおかしいと思ってるのか?」
[士道]
「それについては自覚してる。凜祢も本来は存在しないはずの人間。だけど俺が覚えてたから…デジャブつうの?」
[陽牙]
「なるほどな〜。原因……とは程遠いけど候補はあるな。」
[士道]
「例えばどんなのだ?」
[陽牙]
「あんまり確信はないけど、並行世界の記憶ってやつだな。ほら、俺って凜祢と同じで本来は存在しない筈の人間じゃん?てことは俺達がいない世界、つまりは元の世界ってやつがあるはずなんだよ。」
[士道]
「なるほどな。まだ確信は持てないけど、1番合ってるのはそれかな。」
[陽牙]
「そういえば、今カムイのマンションに俺の姉とその親友がいるんだけどさ、どうやら結界壊しちゃったらしいんだよね。」
[士道(引き気味)]
「何やっちゃってるの……」
[陽牙]
「俺姉さんに剣術とか教えてもらったけどなんか納得しちゃうんだよな。ああそれと、文様完成したから今から付与するわ。」
[士道]
「思ったより早かったな。」
[陽牙]
「まあ他の奴にも頼んだし、真穂とかにも協力してもらったからな。」
そう言って詠唱し、士道の手の甲に文様が付与される。
[陽牙]
「これで大丈夫なはずだ。」
[士道]
「さんきゅー。だけどまだ霊力は無いんだよな?」
[陽牙]
「ああ。だから家に帰ったら十香達に触れてもらえ。そしたら封印は完了するから。」
[士道]
「わかった。あ、そういえば明日球技大会じゃん。」
[陽牙]
「そういえばそんなのあったな。俺話聞いてなかったから何に出るか覚えてねぇわ。」
[士道]
「陽牙はバスケだぞ。んで俺は最初は見学だったんだけど、無理にでもお願いしたらバスケの補欠だって。」
[陽牙]
「バスケか。まあ何とかなるだろ。」
[士道]
「そんで陽牙はなんかクラス代表でなんか言わなくちゃいけないらしい、クラスに向けて。」
[陽牙]
「へ~。んじゃそれっぽいこと言って終わらせるか。」
[士道]
「んじゃ、話は終わったし戻るか。」
[陽牙]
「そうだな。」
こうして二人は教室に戻り、午後の授業を受け帰った。球技大会に為に早めに体を休め、万全な状態で行くとのこと。
みなさんこんにちは作者です。多分オリジナルルート入りました。なので頑張ります。(これしか言ってない。)
[陽牙]
「姉さん強すぎない?」
[瀬里奈]
「まだまだ現役よ!」
[曲]
「何に対しての現役よ…」
[士道]
「俺からしたら3人とも怖いけどな。」