八舞姉妹の封印が完了し自室に戻ると、時刻は6時を過ぎていた。
[士道]
「もうこんな時間か。」
[陽牙]
「野郎どもォ!!風呂の時間だぁああああああ!!」
[カムイ]
「いぇえええええええええい!!」
[リー]
「うるさい。」
部屋では風呂の時間という事で賑やかになっていた。途中でニーア組と合流した。そして風呂場に行こうとした時……。
[ルシア]
「あ、ヨー君!!」
[瀬里奈]
「やっぱり来たんだ。」
[陽牙]
「当然よ!!」
[十香]
「おお。みんなもか!!」
[耶倶矢]
「くくく……今宵は我がそなたの恩を返そうぞ。」
[夕弦]
「翻訳。今日は助けてくれてありがとうございます。その分、夕弦達があなたを癒してあげます。」
女子組と遭遇した。
[ルナ]
「そういえばさ、陽牙はどっちに入るの?」
[陽牙]
「あ〜確かにそっか〜。」
ルナの質問に、八舞姉妹は疑問を抱く。
[耶倶矢]
「何で聞くのだ?女湯ではないのか?」
[ルナ]
「ああまだ知らないのね。陽牙はこう見えて男よ。」
ピシッ!!
この瞬間、辺りがフリーズした。八舞姉妹だけでなく、ニーア組も同じくフリーズしていた。
[夕弦]
「し、質問。お……男なのですか……?」
[陽牙]
「おう。」
夕弦の質問に陽牙だけでなく、知っている奴らも頷く。
[耶倶矢]
「ええええええええええええ?!嘘でしょ?!何でこんなに綺麗なの?!」
[夕弦]
「絶美。エロいです!!」
[9S]
「陽牙さんが……男の娘……///」
[陽牙]
「五月蝿い。あと9S、赤くなるな俺がホモ扱いされる。」
[A2]
「これも全部陽牙の性。」
[陽牙]
「何でや?!」
[ルシア]
「そういえばさ、恩返しって何やるの?」
[耶倶矢]
「背中流し。」
[ルシア/瀬里奈]
「あ"?」
耶倶矢の言葉によって、周りの空気が重くなる。発生源はルシアと瀬里奈だった。
[瀬里奈]
「おいガキ共、人の婚約者に何しとんじゃ我えええええええええ!!」
ガシ、ガシッ。
[ルシア]
「ちょっと向こうに行こうか2人とも。」(#^ω^)ピキピキ
[耶倶矢/夕弦]
((怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!!!))
顔は笑っているが目が笑ってない。その後、耶倶矢と夕弦は少し離れた場所に連行された。
[陽牙]
「よし入るか。」
[凜祢]
「ええ?!切り替え早くない?!」
[士道]
「気にしたら負けだ。てか本当にどうするか。まあ男の方がいいんだろうけど。」
[陽牙]
「なんだお前俺に女風呂入れって言うのか。」
[士道]
「その格好で言われても逆に普通だと思う。」
[全員]
『確かに。』
[陽牙]
「まあ安心しろ男風呂だから。まあ襲ってくるやつがいたら(規制)を握りつぶすか捻り潰すだけだから。」
[リー]
「怖ぇよ。」
その後は普通に男風呂に入った。士道や9S達は見慣れていたが、周りの男性陣は顔を赤くしていた。若干だが9Sも顔が赤かった。ニーア設定?俺が壊した。
因みに女子風呂では少しした後に瀬里奈とルシアと八舞姉妹がやって来た。どうやらどっちがモテるかを対決しようとしていたらしい。
━━2日目━━
[陽牙]
「zzz……。」
2日目の朝、時間は5時59分。起床時間まであと1分を切っていた。
そして……
ピ━━
目覚ましの音が鳴った。っと思ったが……
カチッ
陽牙が1度目のピの音で止めていた。
[陽牙]
「ふわぁ〜〜。……ん?」
起き上がろうとしたが、自分の体が重い事に気付く。恐る恐る布団を捲ると……
[ルシア]
「zzz……。」
案の定ルシアが寝ていた。
[陽牙]
「お〜いみんな起きろ〜。時間だぞ〜。」
陽牙は目覚まし係という存在する意味があるのか分からない係をしていた。
[士道]
「ん〜。ああおはよう。」
[リー]
「おはよう。」
[カムイ]
「おふぁよ〜。」
[陽牙]
「みんなおはよう。」
だが忘れてはいけない。ここにはまだ1人いることを。
[ルシア]
「んんん……あ、おはようヨー君。それにみんなも。」
[陽牙]
「おはようルシア。」
ルシアの存在に気づいてなかった班員。一瞬フリーズしていたが、直ぐに思考を巡らせる。
[士道]
「何でルシアちゃんがいるんだ?」
[ルシア]
「一緒に寝ないと死んじゃうから私。」
[カムイ/リー]
「「何時もの事だな。」」
[士道]
「何時もの事なのか……。」
[陽牙]
「ほれルシア、早く戻らないと班員が心配するぞ。」
[ルシア]
「わかった。あ、水着ちゃんと着てね!!」
そう言ってルシアは部屋から出ていく。
[士道]
「今日は海で遊ぶ日か。」
[カムイ]
「早く水着に着替えようぜ!!」
[リー]
「そうだな。」
3人は水着に着替える。ただ陽牙だけは悩んでいた。
[陽牙]
「う〜ん……どうしよう。」
[士道]
「どうした陽牙?」
[陽牙]
「いや、ルシアから水着渡されたんだけどさ……これなんだよ。」
[3人]
「「「あ……。」」」
ルシアから渡されたんだのは女物の水着だった。
こんな感じの。
[士道]
「……着るのか?」
[陽牙]
「ギリ傷跡は隠れるな。てかわざわざパッドまであるぞ準備良すぎだろ。問題は下なんだよな。」
[カムイ]
「ショートパンツか。ギリ隠せるか?」
[陽牙]
「とりま着替えてみるか。」
数分前……
[陽牙]
「どうだ?」
[3人]
「「「違和感なし。」」」
[陽牙]
「そうか。だったらこのままで行くか。」
[3人]
(((いいのかよ……。)))
荷物を持ち、3人の男子と1人の女子?は自室を出て、海辺に向かう。
[十香]
「シドー!!こっちだ!!」
[凜祢]
「士道こっちこ……誰その子?」
[陽牙]
「俺。」
[ルシア]
「ちゃんと着てくれたんだ!!」
[耶倶矢]
「え?え?陽牙?」
[陽牙]
「おう。」
[夕弦]
「質問。その胸は何ですか?」
[陽牙]
「これはパッドだよ。ったく、わざわざ用意しやがって。」
[ルシア]
「素晴らしい!!ふぉおおおおおおお!!!!」
[瀬里奈]
「ルシア、good job!!」
[リーフ]
「我が生涯に……一遍の悔いなし!!」(ガクッ)
[アン]
「リーフさん?!」
[ルナ]
「これも全部あんたの姓。」
[陽牙]
「それ昨日聞いた。まあこのままでいいや。てかB2とか水平気なのか?」
[2B]
「平気よ。泳ぐ事も出来るしね。」
[A2]
「てか昨日9Sも風呂入ってたでしょ。」
[陽牙]
「あ、確かに。んじゃみんな、楽しもうぜえええええええええ!!」
[全員]
「いぇえええええええええい!!」
こうしてみんなは海で遊びに行った。海に泳ぎに行く者、砂浜で遊ぶ者、日光浴する者、沢山の人がいた。陽牙はたまちゃんに色々と説明するのに戸惑っていたり、例の3人トリオに尋問されかけたり色々あった。
[陽牙]
「にしても、海なんて久々だな……あ、そうだ。」
陽牙はシートの上で休憩していた。特に何かやって訳ではないが。
[陽牙]
「桜、紅蓮、おいで。」
すると2本の長刀が人の姿になっていく。
[桜]
「どうかしましたか?」
[紅蓮]
「どうしたの?」
[陽牙]
「いや何、折角の旅行だから2人共楽しんできな。」
[桜]
「ありがとうございます。行きましょう紅蓮。」
[紅蓮]
「そ、そう。ありがとう///」
そう言って紅蓮と桜は海の方へ走っていく。するとルシアがやって来た。
[ルシア]
「ねえヨー君、今からビーチバレーするんだけど来ない?」
[陽牙]
「わかった。行こうか姫様。」
[ルシア]
「?!」
突然陽牙に姫様と言われ赤くなってしまったルシア。可愛いいいいいい!!
[士道]
「来たか陽牙。今日こそ決着つけるぜ!!」
[陽牙]
「上等じゃねえか。かかってこいよ小童。」
完全に2人だけが本気モードになっていた。だがその前に十香が初めてと言うので暫く教える事になった。その間にチームを決める。まず1戦目がカムイ·夕弦·耶倶矢のAチーム、リー·十香·アンで試合が始まった。最初はリーサーブだった。
[リー]
「パーフェクトコース。」
[カムイ(ガビーン)]
「種目違うだろ!!」
[リー]
「はぁ!!」
バシュッ!!
[カムイ]
「こんにゃろ!!」
バシッ!!
[耶倶矢]
「いくわよ夕弦!!」
フワッ
[夕弦]
「必中。ここです!!」
バシュ!!
[リー]
「甘い!!」
バシッ!!
[アン]
「十香さん!!」
フワッ
[十香]
「ここだぁあ!!」
バシュゥゥゥゥゥッ!!
[リー]
「ナイスキー。」
[夕弦]
「挽回。取り返せばいいだけです!!」
平和にビーチバレーが行われていた。結果はリー達の勝利だった。だがカムイたちも最後まで粘ったが、リーの頭脳を活かした戦略とアンの正確なセットアップ、十香のパワーには勝てなかった。
そして2試合目が始まる。Aチームは陽牙·ルシア·ルナ、Bチームは士道·凜祢·リーフだった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
[カムイ]
「何かガチもんの勝負みたいになってるぞ。」
最初は陽牙のサーブ。
[陽牙]
「行くぞ〜。」
バシュ!!
[リーフ]
「はい!!」
バシッ!!
[凜祢]
「士道!!お願い!!」
フワッ
[士道]
「はあ!!」
バシュ!!
[ルナ]
「ほいっと。」
バシッ!!
[ルシア]
「は〜い。」
フワッ
[陽牙]
「行くぞぉ!!(母指球に、体重、助走の勢いを!!)」
ドシャ!!
[陽牙]
(上へ!!)
ドシャァ!!
[凜祢]
「高っ!!」
バシュゥゥゥゥッ!!
[ルシア]
「ナイスキー!!」
[士道]
「まだまだぁ!!」
こちらも平和にビーチバレーをしていた。数分後……
[ルナ]
「行くよ〜。」
ルナがサーブを打とうとした瞬間……
バシャァァァァァン!!
[士道]
「何だ?!」
グオアアアアアアアアア!!!!
海から凄い音がなり見てみると、何やら桜と紅蓮が長刀を持ち、竜のようなものと戦っていた。
[凜祢(引き気味)]
「あの竜って確か……。」
[カムイ(ガビーン)]
「ラギアクルスじゃねえかああああああああ!!」
[桜]
「すみません!!泳いでたらなにか生物を見つけたのでちょっかい出したらこうなりました!!」
[リー(引き気味)]
「竜にちょっかい出すなよ……。」
[陽牙]
「おお飯か。」
[ルナ(引き気味)]
「アンタあれ食べるの?」
[陽牙]
「食えるか知らんけど食べてみるか。」
そう言ってラギアクルスへ向かって走る。
[耶倶矢(引き気味)]
「あ、アレはなんだ?」
[リー]
「あれはラギアクルス。「大海の王者」、「海洋(大洋)の支配者」とも言われてるんだけど、普通こんな所にいるはずないんだけどな……。」
[陽牙]
「Smash!!」
バコンッ!!
グオオオオオオオオオオオ!!
[陽牙]
「まだまだあ!!」
バコンッ!!
グオオオオオオオオオオオ!!
最初は上に向かって蹴り飛ばし、瞬間移動して横に蹴り飛ばす。これを上下左右繰り返し、最終的に上へ蹴り上げる。
[陽牙]
「桜!!紅蓮!!」
[桜]
「はい!!」
[紅蓮]
「何時でもいいわよ!!」
2本の刀を鞘に収め、抜刀の準備を整える。
[陽牙]
「うらああああああああああぁぁぁ!!!!」
ジャキン!!ザクザクザクザクザクッ!!
グオオオオオオオォォォォォ……。
[士道(引き気味)]
「勝っちゃったよ……。」
[陽牙]
「はあ……疲れた。」
[瀬里奈]
「これ食べていいの?」
[陽牙]
「食えるか知らないぞ?」
[瀬里奈]
「任せときな!!」
[ルシア]
「お疲れ様ヨー君。はいこれアク〇リ。」
[陽牙]
「サンキュー。」
ゴクゴクとアク〇リを数秒で飲み終える。
[陽牙]
「うめー!!てか、ここにモンハンのキャラいるのかよ。」
[2B]
「竜って本当に存在するのね。」
[A2]
「私も殺ってみたかったな〜。」
[9S]
「漢字違……うのか?」
[陽牙]
「気にしたら負けだ。んじゃ続き行こう……と言いたいけど流石に疲れたからちょっと寝る。」
[士道]
「まあ竜相手だしな。仕方ない仕方ない。」
陽牙は一旦寝る事になった。その間は、陽牙抜きでビーチバレーをしたり、泳いだりとのんびりしていた。
起きた時、既に12時になっていた。
[ルシア]
「……て。起きてヨー君。」
[陽牙]
「ん〜?」
[ルシア]
「おはようヨー君。もう昼食の時間だよ。」
[陽牙]
「もうそんな時間か。それじゃあ行こうか。」
ルシアと陽牙は手を繋ぎ、昼食を採りにいく。
[瀬里奈]
「おはよう陽牙。早速で悪いんだけど、あの竜尻尾しか美味しくなかったよ?」
[士道]
「他は固かったり臭いがキツかったりで食べられなかったわ。」
[陽牙]
「まあ竜だから仕方ないんじゃね?それじゃあ頂きます。」
[凜祢]
「召し上がれ。」
陽牙が合流して、生徒みんなが料理を食べる。その間に雑談をしていた。
[陽牙]
「なあ、午後どうする?」
[士道]
「午後か。時間余ってるから散歩でもいいんじゃね?」
[カムイ]
「釣りしようぜ釣り!!俺メッチャ釣り道具持ってるよ!!」
[リー]
「ほんとお前釣り好きだな。」
[十香]
「カムイ!!私も行きたいぞ!!」
[カムイ]
「お!!んじゃ飯食ったら行こうぜ!!」
[十香]
「うむ!!」
そうして2人は料理をガツガツ食べていく。
[士道]
「あ、ならさ陽牙、この後ちょっと手合わせしてくんね?」
[陽牙]
「別に構わんぞ。なら後で服変えないとな。」
[ルシア]
「いや、そのままで。」
[陽牙]
「……はい?」
[ルシア]
「折角だし、今日はその姿で過ごしてよ。」
[陽牙]
「夕食までならいいぞ。」
[ルシア/瀬里奈/リーフ]
「「「キタコレ!!!」」」
[ルナ]
「今日もこのメンツは平常運転です。」
[アン]
「ならルナさん、私達も戦いましょう。」
[ルナ]
「別にいいけど、負けないからね。」
[アン]
「今日こそは勝ちます。」
[凜祢(引き気味)]
「戦闘狂の集まり……。」
[A2]
「私も後でお願いしようかしら。」
[2B]
「なら私も。」
[9S]
「僕も。」
[リー]
「人気者ですね〜。」
てな感じでそれぞれの午後の予定が決まった。
結果から言うと、陽牙は負けなかった。だが士道が思ってた以上に強くなっていて驚いた。士道の次にB2、A2、9S、最後にルシアと手合わせをした。
[ルシア]
「退きなさい!!」
ズザザザザザザ!!
[陽牙]
「遅い。」
シュン
[士道]
「目の前でマジでパ二グレの内容が起きてるみたいだな。」
ザンッ!!ザンッ!!ザンッ!!
[ルナ]
「ルシア対ルシアね。」
[陽牙]
「弱い。」
ギギギギギギンッ!!
[リー]
「セリフまで同じなの凝ってるよな。」
[ルシア]
「閃刃の鴉羽!!」
ヒュッザンッ!!
[陽牙]
「深淵に飲み込まれろ。」
シュキキキィン!!
[2B]
「そろそろ決まりそうだね。」
[ルシア]
「鴉羽よ、私の刃になってください!!」
高台から降りると同時に氷で形成された、無数の鳥のようなものが陽牙に向かって降りかかる。
[陽牙]
「……。」
陽牙はそのまま、静かに構えをとる。
[陽牙]
「っ!!」
顔を上げた瞬間、周りの空気が変わる。そして……
ギィィィィィィン!!
一閃。だがこれだけで降りかかってきていた無数の氷は砕け散り、高台や岩は切り裂かれた。それに加えてルシアも巻き込まれる。
[ルシア]
「きゃあ!!」
[陽牙]
「……。」
スーー……キンッ!!
鞘に刀を納め、手合わせが終わる。
[ルシア]
「今日も勝てなかったー!!」
[陽牙]
「まだまだだね。」
[リー]
「越〇かよ。」
[士道]
「てか、本当に人間の戦いかよ。」
[ルシア]
「安心して、まだ本気じゃないからね。」
[陽牙]
「ルナとか本気出したら大変よ。」
[ルナ]
「それなら陽牙もでしょ。」
[凜祢]
「凄いねみんな。」
[陽牙]
「ふ~疲れた。あ、もう6時か。それじゃあ戻ろうぜ~。」
こうしてみんなの手合わせが終わった。昨日と同じで夕食を食べ、風呂に入る。そして陽牙は風呂から出た後、海辺に向かっていた。
[陽牙]
「海か。久々だなこういう所に行ったのは。」
陽牙は夜風に当たりながら空を見ていた。だが見ている途中で視線を感じとった。
[陽牙]
「いつまでそこに居るつもりだ?」
[???]
「すでに気づいてたとは。流石ですね神領陽牙、いや『深淵の紅(アビス)』。」
後ろから出てきたのはカメラマンであったエレンと、無数の機械だった。
[陽牙]
「その名前って識別名ってやつか?」
[エレン]
「そう考えて頂いて結構。しかし驚きましたね。まさかプリンセスの他にベルセルクが出て来たとは。少し計画が早まりましたが好都合です。積もり積もった不運の代償としてはお釣りが来ますね。」
[陽牙]
「え~と、エレン・M・メイザースだっけ?DEMの。」
[エレン]
「その通り。……余裕をかましていますが、最強である私に勝てる等と思わない事です。」
[陽牙]
「あーはいはいそうですね。」(棒)
[エレン]
「その余裕、何時まで持ちますでしょうか。最強の魔術師とも言われた私にあなたは負けるのですから。〈バンダースナッチ〉隊、暫く手を出さないで下さい。この者がどの様な相手なのか、少し試めさせて頂きます。」
[陽牙]
「無駄口叩いてねえで早くかかってこい。」
[エレン]
「はあ!!」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!カンッ!カンッ!カンッ!カンッ!
エレンが素早く剣撃を打ち込むが、腰にある鞘によってすべて防がれる。鞘万能。
[陽牙]
(これならまだ士道のほうが強いな。いや~嬉しいね、最初会った時あんなガキだった奴がそこまで強くなってるなんてな。)
戦いながらも士道に対しての評価をしていた。陽牙だった。
[エレン]
「……どうして剣を抜かないのでしょう?もしかして私に恐れているのでは?」
[陽牙]
「それは無いから安心しろ。お前より強い奴なんてそこらへんにいるからな。」
[エレン]
「私は最強の魔術師よ!負ける事なんて一切あり得ない!!」
[陽牙]
「自称最強(笑)の魔術師ね。それなら納得だわ。」
[エレン]
「舐めるのもいい加減にしなさい!!」
キンキンキンキンッ!!
[陽牙]
「遅ぇ……物凄く遅ぇ…。仕方ない、少しだけやるか。」
ズバンッ!!
[エレン]
「ぐあっ!!」
見えない速さの斬撃をする。その速さで周りの砂が舞い上がる。
[エレン]
「くっ……やはりイレギュラーだけであって力は強いものですね……。」
[陽牙]
「お前が弱いだけじゃね?」
[エレン]
「こうなったら、バンダースナッチ隊!彼を殺しなさい!手や足を失ったって構わないわ!!」
後ろに待機させていた機械共が動き出す。
[陽牙]
「お~沢山のおもちゃじゃねーか。」
襲い掛かってきた機械共を楽々躱し、全て粉々にしていく。
[陽牙]
「こんなおもちゃいくら集めたって変わらんよ。」
[エレン]
「バンダースナッチ隊でも無理がありますか……ならばこれはどうです!」
すると今度はその改良型のようなものが現れた。腕には剣やら銃などが取り付けられていた。
[陽牙]
「ほいっ。」
シュキキンッ!!
[エレン]
「早い?!」
[陽牙]
「こんなおもちゃいくらあったって変わんねえよ。てか数多くね?」
[エレン]
「いい加減倒れなさい!!」
[陽牙]
「だが断る。」
バンダースナッチ隊と一緒にエレンも参戦。だが実力差は天と地の差があり、機会共を次々と倒していく。
[陽牙]
「本当に多いな。どっから湧いてきてるんだ?出来れば早めにケリつけたいんだけどな。」
勿論就寝時間を超えない為に。先生方が心配してしまうからね。
するとエレンがニヤリと顔を歪ませた。
[エレン]
「隙を見せましたね。油断大敵です。」
すると、空からバンダースナッチ隊が空から降って来た。丁度陽牙の真下にいる。だが陽牙はそれでも落ち着いていた。何故なら……
[陽牙]
「ふぁ〜ねみ……。てか何か言ったか?」
欠伸をして、エレンの言っていた事を聞いてなかった。
そして、バンダースナッチが陽牙目掛けて降って来ていると思いきや……
[???]
「退きなさい!!」
ザクザクザクザクッ!!
突如現れた影により、分解された。
[ルシア]
「おまたせヨー君!!」
[士道]
「大丈夫か?」
[陽牙]
「あ、お前ら来たのか。」
ルシア以外にも士道達が来た。何時ものメンバーが揃った。
[A2]
「先生にアンタが居ないって言われて探してたら外で音がするから来たのよ。」
[エレン]
「プリンセスにベルセルク!?運が良いわね、ここであの3人を捕えれば━━━」
[陽牙]
「あーA2、そこの女の相手してやってくれ。最強(笑)らしいから。他は周りの玩具共の掃除してくれ。俺はちょっと先生に電話するから。」
[A2]
「あらそう。んじゃ遠慮なく……『全てぶっ壊してやる。』」
突如A2の姿が黒くなり、暴走している様に見えた。
[士道]
「んまあサンドバックだと思えばいいか。」
士道は愛剣の天狼星を引き抜く。
[凜祢]
「久々だし、張り切っちゃうぞ!!」
凜祢達精霊組は天使を顕現させる。
その頃陽牙はある人物に電話をしていた。
[魁斗]
『どうした?』
[陽牙]
「上空に機械を出す物みたいなのないか?」
[魁斗]
『待ってろ、友成に聞いてみる。』
数秒後……
[友成]
『陽牙の言ってた通りあったよ。えーと『戦艦アルバテル』?あ、ハッチから人型の機械が出てきた。アルバテルもフラクシナスとやりあってるっぽいね。』
[魁斗]
『DEMの連中も随分荒事が好きなんだな。とりあえずフラクシナスの方にどうにか連絡入れてみるから、数分時間稼いでくれ。』
[陽牙]
「分かった。」
そう言って電話を切る。
[陽牙]
「先生からの伝言だ。数分時間稼いでくれだとさ。」
[士道]
「わかった。」
[陽牙]
「それじゃあ、俺達の戦争(デート)を始めようか。」
決め台詞を言い、蹂躙が始まった。
[A2]
「すぐに壊れないでくれよ?」
[エレン]
「逃げるんだぁ……。」
エレンはA2に追いかけられている最中。少し前までのA2とは正反対の雰囲気に恐怖を抱いてる。他のメンバーはおもちゃ(バンダースナッチ)を倒している。
[2B]
「敵出現。殲滅する。」
スバスバスバッ!!
[9S]
「破壊しましょう。」
ドゴォォォォォン!!
[士道]
「夢幻斬!!」
ズババババババッ!!
[陽牙]
「お、士道の新技じゃん。」
[士道]
「陽牙の回転斬りを参考にしてみたんだけど、中々いいな。」
[凜祢]
「よーし!!私も負けないよ!!でやぁ!!」
ドォォォォン!
[凜祢]
「はぁ!!」
ドゴォォォォン!!
[瀬里奈]
「私達もしかして必要ない?」
[陽牙]
「思ったよりみんなが強いから確かにそうだな。」
[ルナ]
「大体片付いてきたね。後は……あいつだけか。」
周りを見るとバンダースナッチはほとんど消えており、残りはエレンだけとなっていた。
[A2]
「何処へ行くんだぁ?」
[陽牙]
「超サイヤ人ならぬ超ビーストアンドロイドか。」
[リー]
「長い。」
ガシッ
[エレン]
「な、何をする?!離しなさい!!」
見るとA2が後ろからエレンを抱き締めている。
[A2]
「でやああああぁぁぁぁぁ!!」
ガンッ!!
[エレン]
「グヘェ……チーン」
A2がエレンにジャーマンスープレックスを決めた事により、エレンは気絶してしまった。
[陽牙]
「エレン、ノックアウトー。」
[A2]
「あとは上のやつだけね。」
prrrrr. prrrrr.
[陽牙]
「はいこちら神領陽牙32歳。」
[友成]
『随分丁寧な出方だね。それよりも、ラタトスクの方に連絡して撃ち落とす許可を貰ったよ。あとは村雨先生に宜しくね。』
[陽牙]
「了解。ラタトスクから許可が降りた。今からあの船落とすぞ。」
[全員]
「待ってました!!」
全員が反応する。何なら玩具共を破壊してる時よりもテンションが高い。
[耶倶矢]
「その後処理、私達がやってもいい?」
[夕弦]
「同意。そもそも夕弦達の出番が少なすぎです。」
[ほぼ全員]
「それは全部作者のせい。」
[凜祢(ガビーン)]
「みんなメタイよ?!」
[陽牙]
「まあうじうじ考えてても仕方ない。んじゃ2人とも宜しく。」
[耶倶矢]
「わかった!行くよ夕弦!!」
[夕弦]
「合点!合わせます!!」
[耶倶矢/夕弦]
「「『颶風騎士(ラファエル)』、『天を駆ける者(エル・カナフ)』!!」
2人によって放たれた一撃の矢は、戦艦に向かって一直線で進んでいく。
ゴオオオオオォォォォォッ!!ドガアアアアアァァァァァン!!
戦艦は爆発して撃墜。それによって散らばって行った破片は海へと入っていった。
※中の人達は多分無事です。
[陽牙]
「汚ねぇ花火だ……。」
[士道]
「疲れたから早く帰りたい……。」
全員が同じ反応をし、宿に帰り、それぞれの部屋に戻る(ルシア以外)
こうして、波乱の修学旅行2日目が終わった。3日目は普通に学校に帰るだけだった。
皆さんこんにちは作者です。八舞編終了しました。次回は夏休みの話という事でIS学園に行って無双する話です。