万由里の件が解決した、次の日……
ピンポーン
[陽牙]
「はいはい。」
ガチャ
[万由里]
「お、おはよう……。」
[陽牙]
「おはようさん。朝からどうした?」
[万由里]
「え、えっと……その……。」
[陽牙]
「取り合えず立ち話ってのもあれだし入りな。飲み物くらいは出すから。」
[万由里]
「そう、ありがとう。お邪魔します……。」
陽牙は万由里を家に上げ、飲み物を出す。この時陽牙は内心、「なんで家知ってるんだ?」や「随分緊張してるな、どうした?」と思っていた。
[陽牙]
「んで、今日はどうした?」
[万由里]
「えっと……昨日はありがとう。本当だったら私は消えるはずだったのに救ってくれて。」
[陽牙]
「気にすんな。そもそも消えてほしいって思ってるやつがいるかってんだ。まあ消えないようにした人間がいうのもあれなんだが、生活とかどうすんだ?」
[万由里]
「昨日は士道のところに泊めてもらった。その時にいろいろ話した。」
[陽牙]
「あぁ……。」
陽牙はそのことを聞いて、大体察してしまった。
[陽牙]
「それで、凜祢はなんて言ってたんだ?」
[万由里]
「それがさ……「万由里ちゃんの思った通りにすればいいと思うよ。」って言ってたんだよね。正直な所、士道とキスしたとはいえ霊力を封印するためにしたこと。私は彼女たちから生まれた存在だからきっと士道のことは好きなんだとは思う。だけど陽牙に助けてもらったのも事実。だから、私は決めたの。」
[陽牙]
「ほうほう……。」
そこで区切ると万由里は綺麗な姿勢でお辞儀をしてきた。
[万由里]
「私を……家族にしてください!!」
[陽牙]
「?!?!?!?!?!」
この言葉に流石の陽牙も頭の処理が追い付かず混乱していた。
[陽牙]
「……因みになんだが、何でそういう考えになったんだ?」
[万由里]
「……私は自分の気持ちに嘘をつきたくない。もっと陽牙や士道のことを知ってから答えを出したい。だからそう思ったの。……だめ、かな……?」
[陽牙]
「全然だめじゃねえよ。少なくともそれくらいで俺と士道がとやかく言うわけないし。全然いいぞ。」
[万由里]
「っ!ありがとう!」
[陽牙]
「そんじゃ色々と手続きしてこないとな。行くぞ、万由里。」
[万由里]
「わかった。」
そこからは役所にいったり、ほかの人たちに説明したりと大変だったが、万由里本人はどこか嬉しそうだった。
因みに士道からは、「やっぱりそうなったか。」と言われていた。その理由を聞くと、「万由里は陽牙の顔を見たときもっと話したそうな顔してたし。」と言っていた。
━━次の日━━
万由里の騒動が終わってから2日目。この日も陽牙達は学校だった。天宮市は陽牙達のおかげで死骸は規格的少なくASTの復旧も早かったためである。
[珠恵]
「みなさぁん、今日からお友達が増えまぁす!」
[男子生徒]
「女の子ですか?それとも野郎ですか?」
[珠恵]
「その子はなんと、女の子です!」
タマちゃん先生からの発表により、うおぉぉぉぉぉ!!と叫ぶ男子生徒達(1部生徒除いて)。陽牙達はその言葉に少し思うところがあった。ここ最近は転校生が多い。十香や狂三、凛祢、或守姉妹、八舞姉妹などといったそれこそ『精霊の転校生』が多かった。
[士道]
「転校生か......」
[陽牙]
「誰だろうな。」
[珠恵]
「では、ご紹介しまぁす。入ってきてくださぁい。」
ガラリと教室の扉が開くと、その少女が入ってきた。その姿を見た陽牙と士道は固まっていた。十香は知っていたのか嬉しそうにしており、他の人たちもニコニコしていた。その少女は一礼すると、黒板にその名前を書く。
[万由里]
「神領万由里です。よろしくお願いします。」
深々と礼をすると、教室には拍手が飛んでいた。
[珠恵]
「万由里さんの席はぁ、陽牙君の後ろですぅ。陽牙君、後で学校の案内などよろしくお願いしますね。」
[陽牙]
「はーい。」
万由里は自分の席を案内され、これまた綺麗な歩き方で席まで行くと、座った後に小声で言った。
[万由里]
「これからよろしくね、陽牙。」
朝礼が終わった後、陽牙は他の授業の時間も使い学校全てを案内した。途中、鼻血を出している人もいたがそこは見て見ぬふりして過ごしていた。
お久しぶりです作者です。今回は万由里ジャッジメント後の話を少しだけ書きました。と言っても本当に少ししか書いてないですけど。本編も書いてるので待っていてくれると嬉しいです。あとStrinovaってゲーム出ましたね。私は ベータの時からやってたんですけどやっぱり面白いです。Strinovaにキャラだけ出した小説書きたいって思ってるんですけどどうですかね。
Strinovaのキャラ出した小説作るか(原作はなんでも)
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作る
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作らない