ではスタート
「お母さんコレっている?」
「それは捨てちゃって構わないわ」
「は〜い」
さんごは今、みゆきと共に部屋の整理整頓をしていた
いる物と要らない物の仕分けはかれこれ30分は経とうとしていた
「ゴミ袋持って来るわ」
「うん」
さんごは戻って来るまで黙々と作業をしていたが、ある物を見つけて手が止まる
「何コレ?枕カバーかな?」
さんごが両手で広げるソレは、表と裏に「YES」「 NO」とプリントされていた
(意味は分からないけど可愛いから帝君に見せよ!)
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部屋の整理が終わると、早速帝の部屋へと向かう
「帝君」
「どうしたさんご?ソレ何だ?」
「じゃ〜ん!可愛いよね!」
先程の枕カバーを大きく広げて見せる
「何そのダサい枕カバー」
「え、ダサい…」
「だ、ダサ可愛いってやつだよ!」
一瞬潤んだ瞳をされたので慌てて訂正し直した
「それにしてもコレって『YES NO枕』ってやつじゃないか?」
「帝君知ってるの?」
「名前だけなら」
帝はこの機にその意味を調べようとスマホを使い始める
さんごはというと、勝手に帝の枕カバーを外して入れ替えようとしていた
「え〜と何々……うぇ!?」
「何か分かったの?」
「分かったは分かったが……ソレをこっちに見せるな」
意味をようやく理解した帝は、YESの文字を見せながら抱くさんごに文句を言う
「むぅ…この枕カバーの文字の意味は?」
「見たら絶対後悔するぞ」
「いいから!」
帝はさんごに手渡してまじまじと読み始める
「意味は………ッ!!?」
内容を見た時、さんごの頭から火が噴いた
「分かったか?だから枕をこっちに見せるな」
「え…ち、違うから!!わたしそんな意味で持ってきたんじゃないから〜〜!!」
YESの文字を見せ続けるさんごは慌てて、持って来た事すら全力で否定する
しかしその後、何故か何度もYESをチラつかせながらベッドに横になるさんごだった
「チラッ…///」
「何だよ…」
「な、何が?」
「さっきからチラつかせてよ。お前……誘ってんのか?」
「ブッ!!」
今度は吹き出してしまう
「帝君のエッチ!!」
「YESを何度もこっちに向けている人に言われたくないな…」
「帝君だって!」
さんごは帝の手を引いて引き寄せる
「いつもいつもわたしにエッチな事する癖に…帝君、自分の事を棚に上げてない?」
「さぁ、お茶菓子でも足そうかな〜」
「ねぇ帝君……もっと仲良くなりたいな///」
「……しょうがないなぁ〜!」
その後はさんごの部屋にしまう事になるが、またその枕を引き出す事になるのはもっと大人になった後の話
他にネタ無いかな?