ではスタート!
「ローラ!レッツラ子作り!!」
トロピカる部に入って来ての第一声がこの有り様。
ローラは無言の鉄拳で、入って来た扉ごと帝を外へと殴り飛ばした
「酷くないか?」
「それはこっちの台詞よ。ここまでデリカシーに欠ける事を言ったりする人間には呆れるわ……顔を見る度に殴らなきゃいけないわね」
「それは俺の顔が変形するから辞めて貰っていいか?」
「駄目に決まってるじゃない。もはや、存在そのものが変態なのだから」
さっきから、何か言葉を発する度に口が悪くなって来てるローラ。
まなつ達は、いつもの光景なので意外にも相手にしていない
「まぁ、ローラに一理あるな。お前はどうしていつもそうなんだ?」
「あすか先輩、いつもならともかく今回は理由があるんだ」
「部屋に入って来いきなりて女性に『子作りしよう』って言うくらいよ。相当重要な理由よね?」
何処から持って来たのか、ローラは片手に鈍器を持って笑顔で待機してる
「皆んな、体外受精って知って……嗚呼、知らないのはまなつだけか」
「ちょっと!」
「魚って体外受精じゃん?人魚のローラも体外受精かなって思ったから」
「確かに気になるね」
こういう話にはみのりは興味津々だった
「ねぇねぇ!体外受精って何?」
「簡単に言うと、雄と雌が精◯を同時放射する」
「ストレート過ぎるだろ…」
「そんな訳だから実験したい。ローラ、頼むよ」
「それでわたしが『はい良いよ』何て言うと思ってるの?」
「え、違うの!?」
「当たり前よ!!」
協力してくれると思っていた帝だったが見当違いだった
「未来の繁栄の為に頼むよ!」
「そんな繁栄は一生訪れないわ」
「この人でなし!今世界は少子化問題で大変なんだ!俺達が子供を作らなきゃ誰が作るって言うんだ!!」
「それは人間の世界の事情でしょ?人魚であるわたしには、これっぽっちも全く持って全然何も関係無いわ!!」
的を得ているけれどローラは嫌がってる。
それに帝はまだ中学生だ。幾ら少子化問題を盾にしても、そういう年齢にはまだ程遠い
「ていうか人間、貴方最初からそれが目的ね」
「何だと!俺はな、少子化問題をどうにかしようと悩んだ結果、ローラを孕ませるような感じになったんだ。別に嫌らしい意味は無い」
「もう隠す気無いわね。ここまで来ると清々しいわ…」
ローラが中々付き合ってくれない為、帝は床に寝転んで駄々を捏ね始める
「ローラお願い!!」
「嫌よ」
「犯したい、孕ませたい、産まれさせたい!!」
最低な言葉の三拍子を叫びながらローラにしがみ付くも、尾鰭でしばかれて終わる
「別にいいじゃん。お互いの精◯ぶっかけるだけの事…」
それがどれだけの重罪かをこの男は知らない
「これが若さ?」
「若さ故の欲求です」
「三大欲求なら仕方ないね」
「納得するな」
帝の言葉に納得しそうになったみのりの肩を掴んで、どうにか正気に戻そうとする
「でも帝、ローラが体外受精とは限らないよ」
「どして?」
「ローラは人魚、半分は人間みたいなもの。魚類のやり方で大丈夫なの?」
「何…だと…!?」
盲点を突く様なみのりの言葉に、帝に電流が走る
「確かに言われてみれば……」
ブツブツと独り言を言い始めたかと思いきや、目を光らせてローラの両肩を掴む
「それなら体内受精もしよう!!」
「人間の体内受精って…!」
「そうS◯X!!生物誕生の儀式をするんだ!!」
「あ、逸れたな」
あすかは最初の話から完全に逸れてしまった事に再確認した。
というより、とにかくローラを孕ませる事しか考えてない
「あそうだ、なんなら皆んなもS◯Xする?」
「「「「もしやそれが狙いか!?」」」」
「レッツ乱交パーティー!!!」
「わたしは嫌!!!!」
まなつ達は帝のしたい事が明確になった事を知り、帝は人として最低な事を発して、ローラは拒絶の叫びをあげる阿鼻叫喚な空間が出来上がった
それから数日、さんご以外からは全く口を聞いてくれなくなったのは当然
ハッキリ言います。こんなのを主人公と思いたくない(泣)
私の中で、運営に引っ掛かるかどうかのチキンレースしてる
ここまでの拝読ありがとうございました