8割程ヒーが占めてる
何故自分の作品とコラボしてるって?ぼっちだからね☆
ではスタート!
「あの、皆んなちょっといいかな?」
珍しくもさんごが皆んなを呼び掛けた
「急遽明日の休みの日に、紫苑お姉ちゃんがすこやか市の友達呼んだから遊ぼうって」
「その人って、この前わたし達を助けてくれた人だよな?」
「うん、歳も近いし共通の話題があるから絶対友達になれると言ってたの」
「「「共通の話題?」」」
まなつ、みのり、あすかは首を傾げる
「何だろな?」
「楽しみだな〜!ねぇ何処に行けばいいの?」
「一応わたしの家になってるの。2階なら皆んな入れると思うからって」
「分かったわ。じゃあ、わたし達はいつも通りさんごの所に行こうか」
「紫苑姉ちゃんの事だ。どうせ碌な友達じゃないんだろうな」
////////
次の日
とある駅で、4人の少女と1人の隻腕の男性に犬1匹が地図を見ていた
「紫苑のメモだと、Pretty Holicっていうコスメショップで待ち合わせだけど…ひなた場所分かる?」
「ちょい待ち蓮兄。今調べるから」
「コスメとはどんな物なのでしょうか?新しい体験に待ち遠しいです」
「ふわぁ〜!都会って感じ〜!」
「のどか、一応都会なんだけど…」
彼女達は「花寺のどか」「沢泉ちゆ」「平光ひなた」「風鈴アスミ」、そして「蒼咲蓮花」の5人はあおぞら市に来ていた
「あ…」
「どうしたののどか?」
「お手洗い行って来ても良いですか?」
「アタシも行きた〜い!」
のどかが小さく許可を取るのと、ひなたも手を挙げて自分もと主張する
「それじゃあ此処で待ってるから。迷子にならない様にね」
「大丈夫ですよ蓮花さん!」
「そうそう!アタシ達、そんな迷子になる年じゃないし〜!」
手を振ってのどかとひなたを見送る
「ねえちゆ」
「はい分かってます。絶対迷子になりますよ」
案の定なのか。蓮花とちゆの予感が的中した
「ひなたちゃん…」
「言うな。皆まで言うんじゃないのどかっち」
蓮花達と別れた場所へと戻ろうとしたのだが
「やっぱオレの言う通り、あそこを右に曲がるんだったんだよ」
「えぇ違うって!あの時の角を左に曲がれば正解だったんだよ!」
言い争うのは、ひなたとそのパートナーであるヒーリングアニマルの「ニャトラン」
「どっちも違うラビ…」
その様子に呆れてるのは、のどかのパートナーであるヒーリングアニマルの「ラビリン」だった
「ま、まぁまぁ2人共、もう一度お手洗いまで戻ってやり直そうよ」
のどかの提案で、お手洗いまで来た道に辿って帰ろうとするが
「「「「……」」」」
更に迷ってしまい、お手洗いの場所まで分からなくなってしまった
「どうしようのどかっち、アタシ達この迷宮を攻略して帰れるのかな?」
「わたし達帰れないの!?」
「何をどうしたらこんなに迷うラビ…?」
「そうだな…座して待つか?」
4人も居て迷子になるなんて誰が予想しただろうか。
いや、蓮花とちゆ達だけは予想していた
「蓮兄に連絡して何とかしもら──」
ひなたがスマホを操作して助けを呼ぼうとする時
「ツインテ少女の胸GET!」
「ピャぁぁぁぁああ!!」
ひなたの背後から、誰かに胸を鷲掴みされる
「なななななァァッッッ!!?!」
「フ…また柔らかな胸を揉んでしまった」
「ひなたちゃん……ひゃあ!?」
今度は、のどかのスカート正面から潜り込まれて中の匂いを嗅がれる
「フムフム……なぁ、さっきトイレしたばっかりぶべばッ!?」
のどかは条件反射で、その人物に膝蹴りを食らわす
「のどかっち逃げよ!!」
「うん!」
「待つラビィ!!あの生意気な奴をぶっ飛ばしてからじゃないとラビリンの気が済まないラビィィィィィ!!」
「ラビリン落ち着けって!」
ひなたはのどかの手を取り逃げ出す
「いけない!待て!」
失礼極まりない事をした人物は、のどか達が逃げ出した事が予想外だったのか、後を追い掛ける様に走り出す
「うわぁぁ!!追い掛けて来たよ!!」
「怖いよひなたちゃん!」
駅を飛び出して、鬼ごっこは街中へと移動する
しかしながらそう長く続く訳も無い
「捕まえた!」
のどかが捕まってしまった
「のどかっち!ちょっと警察呼ぶよ!!」
「警察だぁ?俺がそんな脅しでこの手を離すと思っているのか?」
「もしもし警察?今ちょー変な人に絡まれてるんだけど」
ひなたは本当に110番通報をしたのだ
「はいストップ止めろ!!」
のどかを捕まえた人物は止めろと言うも、右手でのどかを捕まえては、左手でスカートの中を弄っている
説得力皆無だ
「俺はただ、いつも通り過ごしてるだけだ。なのに何故警察を呼ぶ?」
いつも通りと主張する人物に、ひなたは物凄い嫌な顔をして一歩後ずさる
「全く、失礼な人達だ」
「そうだね。全く失礼だね」
のどかを捕まえた人物の方に手が置かれた。後ろを振り返ると、警察官が2人して立っていた
「ちょっと交番まで来てくれるかな?」
警察官2人は両脇から捕らえて引き摺って行く
「ではお嬢さんも。事情聴取の為来て貰えると有り難いのだけど」
「ありがとうございます。でもわたし達、友達と待ち合わせで夕方には帰らなければいけないのですが…」
「分かりました。では訴えたい場合には此方の電話番号へとお願いします」
これで一件落着。のどかとひなたは警察官と別れてた
「さて、君は来てもらうよ」
「俺だって約束があるんだ!助けて!みのりん先輩!あすか先輩!!」
叫び続ける彼──帝はそのままパトカーへと連行されて行った
////////
「あ!ひなた!のどか!」
「ちゆちー!」
帝から逃げ切れたのどか達は、途方も無く歩いてると蓮花達と合流出来た
「もう心配したわよ!」
「さっきパトカーが走って行ったけど、何も事件に巻き込まれて無いよね?」
「「う、うん…まぁ」」
のどかとひなたは、道中で先程の出来事を全て話した
「「うわぁ……」」
「まあ、それは大変でしたね」
蓮花とちゆは引いて、アスミは他人事の様に心配する
「そんな訳で蓮兄癒してちょうだい!!」
「あ、Pretty Holicのお店に着いたよ」
「いつもの様にタイミングが悪い!」
取り敢えずお店の中に入る。
紫苑が言うには、みゆきには話を通してるらしく、名前を言えば案内してくれるとの事
「うっわ〜!!ヤバい!可愛いコスメばっかじゃん!!」
「フフ、ありがとうございます」
「え〜と、貴女は?」
「私は涼村みゆき。紫苑ちゃんから聞いているわ。貴方が蒼咲蓮花君ね」
奥からひなたの声を聞き付けて、みゆきが歩み寄って来た
どうやら此方の事は全部知っている様だ
「紫苑ちゃんが言っていた通り元気な子達ね」
「す、すみません!ひなた貴女も謝りなさい!」
「ちょ、ちゆちー!?」
われ先にちゆが謝り、ひなたの頭を下げさせて強引に謝罪させる
「いいのよ。娘の友達も元気な子達ばかりだから。騒がしいのは歓迎よ」
2階へと続く階段を上がると、そこでは4人の少女達──まなつ達が座って待っていた
////////
ようやくご対面したまなつ達とのどか達
お互いに止まった様に動かずに様子を見ている。
そして最初に動いたのは勿論
「わたし夏海まなつ!宜しく!!」
素早い動きでのどかに詰め寄り、手を握って挨拶する
「わ、わたし花寺のどか。宜しくね」
それからお互いに挨拶を済ませて、仲良く交流を深める
「ねぇねぇ!このコスメ試しても良い?」
「あ、それならコレとの組み合わせはどうかな?」
「のどか先輩!のどか先輩!」
「ふわぁ〜!」
(わたしが先輩!なんか良い響き!)
「知識増やすなら本が一番」
「はい。では一冊読ませて頂きます」
「お前も苦労してんだな。涙目拭けよ」
「そうなんですよ〜っ…うぅ…さっきも迷子になっていて心配で心配でもう」
各々で仲を深めれていて、蓮花は笑顔で頷いていた
「あれ?そういえば紫苑さんは?」
「紫苑お姉ちゃんなら、従兄弟でわたし達の友達の帝君って男の子を迎えに行ったの。なんでも、警察に捕まったって…」
「え、そうなの…その子本当に大丈夫なの?」
「大丈夫だ、それが平常運転だからな。あでも、警察に捕まったって話は初めてかもな」
「本当に本当に大丈夫なんですか?」
誰かも分からない帝の事が心配過ぎるちゆ。それとは逆のあすか
信頼のつもりで何も言わないのか、それとも日頃の行いで自業自得と思ってるのか
そんな帝の話をしてると、迎えに行った紫苑が帰って来た
「皆んなただいま。全く、馬鹿だ馬鹿だと思っていたけどここまで馬鹿だと笑えるわ」
「欲望に忠実だと言って欲しいな」
紫苑ときて帝が頭を出すと、のどかとひなたは固まった
「あ」
「「あぁぁ〜〜ッッ!!」」
「あら、何処かで会ったの?」
「蓮兄この子だよ!さっき言ってた最っ底な事をして捕まった!」
「失敬な。そんな事より胸揉ませろ」
ひなたはささっと蓮花の背中に隠れ、猫の様に毛を逆立てて威嚇をし始める
「ちょっと君、失礼なのは君の方だよ」
ちゆが帝を注意して気を惹こうとする。帝もちゆの存在に気付いた
「…名前は?」
「ちゆ、だけどぉッ!?」
帝はちゆの手を握り、おでこがくっ付きそうな程顔を近付く
「俺と共に過ごさないか?」
「……」
「俺と共にぱぴゅん!?」
ちゆは、無言且つジト目で帝の頬を叩き倒す
「ちゆ、あまり乱暴はいけませんよ。大丈夫ですか?」
倒れた先にはアスミが居た。失礼とも言える帝に、優しく手を差し伸べるアスミ。
そんなアスミを手を両手でギュッと握って懲りずに口説く
「なんて綺麗な女性。その可憐なる姿を、俺だけに見せてくれ。そして愛ある交わりを今夜でも」
「……」
「一緒にSE…ごはんッ!?」
言い切る前にアスミは笑顔で、ちゆとは反対の頬を叩いた
「すみません。何か不穏な気配を察知しましたので」
「くそぉ…」
「帝君頑張れ!」
「いや励ますなよ……ん?」
あすかが頭を抱えてると、少し大きな揺れが起こり机の上のコスメが幾つか床に落ちる
「…ねぇまなつ」
みのりは窓を見てまなつを呼んだ
「どうやらあとまわしの魔女ね」
珍しくも今まで黙ってたローラが答える
「どうする?」
「適当に撒きましょう」
「雑ね」
まなつの適当さにローラは口を溢した
まなつは皆んなの方へ振り向き、目配せでヤラネーダの出現を知らせる
「ごめんなさいのどか先輩!少し此処で待ってて下さい!」
「あ、ちょ!」
////////
街ではヤラネーダがやる気パワーを奪って暴れていた
「あとまわしの魔女の使い達は居ない様ね。皆んな!」
「それよりもさぁ、のどか先輩とラブなホテルに行けるにはどうしたらいいか知恵を貸して──」
こんな時でもふざける帝にあすかは後頭部を殴り、みのりは両目を潰し、ローラは溝に一発拳を叩き込んだ
「ぐおぉぉ…痛みの情報量がハンパない…」
「あはは…皆んな変身するよ〜」
さんごが苦笑いしながらも、変身する様に促す
「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」
「「「「レッツメイク!」」」」
「ときめく常夏!キュアサマー!」
「きらめく宝石!キュアコーラル!」
「ひらめく果実!キュアパパイア!」
「はためく翼!キュアフラミンゴ!」
「友達たくさん!」
「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」
「ルーレットスタート!」
『DEFENCE!』
「「「ハァァァッ!!」」」
「ヤラネーダ!」
サマー、パパイア、フラミンゴと同時攻撃を仕掛けたのだが、上手く避けられカウンターを貰い逆にダメージを負ってしまう
「ヤラネーダ!」
「ッ!」
『ぺけ!』
追撃するヤラネーダを帝とコーラルが盾で防いではいるものの、なんとかギリギリを保っている
「「せ〜のっ!」」
強引に押し込んでヤラネーダを離れさせたがそれで精一杯だ
「案外手強いぞ」
「ルーレットやり直してもいいけど、最近運が無いからなぁ…」
「ヤラネーダ!」
「うわぁ!来るゥゥゥ!」
呑気に話してる間にも、ヤラネーダが襲い掛かって来る
ローラは身を屈めて目を瞑ると、ヤラネーダの攻撃が何かに阻まれて弾かれた
「またこの怪物?」
「紫苑お姉ちゃん!」
白い髪を靡かせ、翠色の剣を持って紫苑が現れた
「少し苦戦してる様だから私
「私、
「紫苑さん!」
紫苑に駆け付けるのはのどか達だった
「皆んな変身だよ!」
「「「「スタート!」」」」
「「「「プリキュア ・オペレーション!」」」」
「「重なる二つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
「「交わる二つの流れ!」」
「キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「「溶け合う二つの光!」」
「キュアスパークル!」
「ニャ!」
「「時を経て繋がる二つの風!」」
「キュアアース!」
「ワン!」
「「「地球をお手当!」」」
「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」
「えぇぇ!?のどか先輩がプリキュア !?」
「あれ?もしかして貴女まなつちゃん?」
「サプラ〜〜イズ!!」
この反応を待ってたと言わんばかりに紫苑は大声を上げて歓喜する
「天道さん、こういうのは先に言って下さい。お互い知っていれば対処も早いです」
「紫姉っていつもそうだよね〜」
「サプライズは嬉しいですが、状況を考えてからお願いします」
「なんか皆んな辛辣だね」
フォンテーヌ達からすれば少し面倒なサプライズ。冷たい言葉に紫苑は少し拗ねてしまった
「ヤラネーダ!」
「グレース来るラビ!」
「実りのエレメント!」
放つ光弾がヤラネーダを簡単に弾け飛ばした
「背中は任せたよ!」
「ああ、背中は任せろ……どんなパンツしてるんだろう」
「グレース、背中がとても恐ろしいラビ!!」
帝達も前線で戦おうとするが、紫苑に肩を掴まれて引き戻される
「その前に傷を治してあげる。
翠の風が帝達の体を包み込み、先程まで受けたダメージを回復させてゆく
「スパークル行くわよ!」
「OK!」
「氷のエレメント!」
「雷のエレメント!」
肩を合わせながら放つエレメントの攻撃。
氷のつぶてに雷が纏われ、連続でヤラネーダにダメージを与える
「ヤラ…」
「空気のエレメント!」
アースウィンディハープを奏で、ヤラネーダを空気の泡に閉じ込めた
「蓮花お願いします!」
アースが上空に呼び掛けると、蓮花が急降下しながら剣を喚び出す
「来い!
紫苑と同じく白い髪の長髪となり、無かった筈の左腕が蒼いオーラで作り上げられていた
「覚醒剣!──蒼穹無限!」
地面に降り立つすれ違いざまでヤラネーダを斬り伏せた
「ローラちゃん今だよ」
「ええ、分かってるわ!」
「マーメイドアクアポット!サーチ!」
「やる気パワーカムバック!」
「サマー!皆んな!」
「よし!グレース達が頑張ってくれた分わたし達も!!」
回復を終えてサマー達は一斉に駆け出した
「ハートカルテットリング!」
「とびだせ!元気なハート!」
「やさしいハート!」
「かしこいハート!」
「燃え立つハート!」
「ハートドキドキ」
「「「ドッキング!」」」
「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」
「「「「ビクトリー!」」」」
////////
「共通の話題ってプリキュア の事だったんですね!!」
「サプライズどうだった?」
「トロピカってます!!!」
浄化を終えた一同はPretty Holicへ戻り、お互いの事情を隠さず全て話し合った
「ねぇのどか先輩、もう一度プリキュア になって下さいよ〜」
「ダメラビ。帝は何するか分からないラビ」
「そうよね〜、人間は危険極まりないわ。ラビリン、貴女とは良い友達になれそうね」
「ラビリンも同じ気持ちラビ」
ローラとラビリンはお互いに熱い握手をして、気持ちをひとつにしていた
「一緒に人間を叩きのめすわよ!」
「こちらこそ宜しくラビ!」
「俺何かしたか?」
「「したペエ(ニャ)」」
皆んなの様子を、まなつとのどかは見渡して話していた
「わたし、皆んなと会えて良かったよ」
「わたしもですよ。のどか先輩!」
「何?」
「また遊びましょう!」
「うん!」
予定よりかなりの量を書いちゃった!
前作とのコラボ回は恒例行事なので、来年はトロ組が先輩として出す予定ですわ