ではスタート!
ローラの泳ぎの練習の後、一同は早歩きで急ぎつつ帰ろうとする
「ローラが泳げて良かったね〜!」
「最終的にビート板無しで泳げればもっと良いがな」
「楽勝よ!」
「早いとこ戻って帰る準備しないとね〜」
まなつが後ろ向きで歩いてると、丁度曲がり角に差し掛かった時
「まなつ危ない!」
「え?」
まなつが正面に振り返った時にはもう遅かった
偶々歩いていた3人の人達とぶつかってしまった
「あぶっ!?」
「うわっ!?」
「きゃあ!?」
「オヨッ!?」
4人が尻餅を突いてしまう
まなつがぶつかったのは、自分達と年の近い男の子と女の子2人だった
「いたた…あ、ごめん!大丈夫!?」
「うん大丈夫だよ!」
マゼンタのツインテールしてる女の子をまなつが起こす
「ちゃんと前を見て歩くルン!」
「ごめんなさい!」
「そんなに怒るなよ。こっちも気を付ければ良かっただけの事」
「ルン…」
青緑の髪色をしてる女の子が怒るも、一緒に居た男の子に宥められて意気消沈する
「お互い謝って、何も無かった。それで良いか?」
「ああ、わたし達が悪いのにすまないな」
「気にしないで。僕達はこれで」
男の子は2人を連れて歩いて行った
「まなつ次は気を付けなさいよ」
「全くだ。今回は良かったものの」
////////
「それにしてもさっきの女の子、一人だけ頭から変な物付けてたね!」
「うん可愛いかった!」
道中、先程ぶつかった人達の話で盛り上がっているまなつとさんご
「また会えないかな〜」
「それは無理だと思う。わたし達、もうあおぞら市に帰らないと行けないから」
「それにしてもいっぱい思い出作ったな」
「そうだな。洞窟での探検に島の人達と交流」
「わたしが泳げた事も忘れないでよね。他には……」
「ヤラネーダ!!」
「そうそうヤラネーダも……」
全員足を止めて上を見上げるとヤラネーダが立っていた
「ヤラネーダ!!」
「「「「「「うわぁぁ!!」」」」」」
突然の事で帝達は一斉に逃げ出した
「何でこんな所にヤラネーダが居るのよ!?」
「俺に聞くな!」
「取り敢えず皆んな変身だよ!」
「「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」」
「「「「「レッツメイク!キャッチ!」」」」」
「ときめく常夏!キュアサマー!」
「きらめく宝石!キュアコーラル!」
「ひらめく果実!キュアパパイア!」
「はためく翼!キュアフラミンゴ!」
「ゆらめく大海原!キュアラメール!」
「前方注意だよ!」
「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」
「フェスティバルスタート!」
『PUPPET!』
「ヤラネーダ!」
扇風機を媒体としてるヤラネーダ。風を巻き起こして近付けさせない様にしてくる
「凄い風!」
『ぺけ!』
コーラルが壁を作って、風の影響を無くそうとしたのだがそれが甘かった
「え…うわぁぁ!!」
「あー!コーラルが飛んでっちゃったよ!」
シールドが捲り上がり、そのまま彼方へと吹き飛んで行った
「この!」
「やあ!」
フラミンゴが走り出し、パパイアがビームで目潰しを仕掛けるが
「うわっ!!」
「嘘…あうっ!?」
フラミンゴも風の壁に阻まれ、パパイアはビームを返されて自分に受けてしまった
「帝どうにかならない?」
「吹き飛ばされたらPUPPETでも踏ん張れない」
「じゃあどうすればいいのよ!?」
3人が策を考えてる間にもヤラネーダは次の攻撃へと移す
両手の扇風機をこちらに向けて、一気に竜巻きを放った
「早く逃げるぞ!」
しかし口では言うがもう間に合わない
もうダメかと思われたが
「「「うわっ!?」」」
3人は誰かに手を引かれて竜巻きによる攻撃から逃げ出せれた
「一体誰が…って貴女はさっきの!」
「オヨ、危機一髪だったルン」
「貴女大丈夫?」
「う、うん」
「男ならしっかりしたらどうだ?」
「なっ!?いきなり現れて何だよ!!」
帝達を助け出したのは、先程ぶつかった3人組みの男女達だった
「ならば名乗らせて貰おう!僕達3人はアンタ達と同じ」
「「プリキュア だよ(ルン)!!」」
「「「えぇ!?」」」
「「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」」
「
「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」
「全てを包み込む母なる惑星!キュアアース!」
「本当にプリキュア だ!トロピカってる〜!!」
「行くよ!スター!ミルキー!」
「「うん(ルン)!」」
アースが正面から仕掛けるがこの戦法だと、先程のパパイアとフラミンゴの二の舞い
「ヤラネーダ!」
「風で吹き飛ばすつもりか。吹き飛ばされる〜〜……な〜んちゃって!」
アースはその場で這い蹲り、両の指先だけで踏ん張る
「フフ、甘いよ甘い!まるでキャラメルの様に甘ちゃんだよ!」
「キュアアース……絶対馬鹿ね」
「男がプリキュア って…ハン!あんなチンピラほっとこうぜ」
「トロピカってる〜!」
「「「キュアアースだよ!誰も突っ込まないの!?」」」
「全部聞こえてるぞテメェら!!ぶち殺したろか!!」
後方で騒ぐ帝達の声が聴こえてた様で、アースは自分に対する事なので激しく怒っていた
「ミルキー行くよ!」
「ルン!」
スターはヤラネーダ側面から左頭部を、ミルキーは右足をスライディングで転倒させた
「プリキュア !スター・パンチ!」
「プリキュア !ミルキー・ショック!」
「プリキュア !アース・スラッシュ!」
追撃と言わんばかりに、三人一斉に技を放つ
大きな爆発音と共にヤラネーダは完全に地に伏せてしまっていた
「やったね!イエ〜イ!」
「ルン!」
「大した事無かったな」
三人はハイタッチして盛り上がっていた
「ヤラネーダ!!」
「わぁ〜元気〜!」
「WAO!」
「落ち着き過ぎルン!」
未だに健全なヤラネーダが立ち上がり、スター達に手を伸ばそうとする時
「【這い蹲れ】」
その言葉が聞いたヤラネーダが、地面深くに減り込み動きを封じられた
「──調子に乗るのもそこまでだ。油断するな。最後は任せたぞ」
「オーライ!」
「パフュームシャイニーリング!」
「シャボンフォーム!」
「アクアチャージ!」
「プリキュア!オーシャンバブルシャワー!」
「ビクトリー!」
////////
「助けたつもりが助けられちゃったね!」
そう呑気に言うのは、キュアスターこと「星奈ひかる」
「それでも、アレくらいなら何とかなったルン」
そしてキュアミルキーこと「羽衣ララ」
「それにしても、アンタやけに口悪いな。中学一年生なら、ちゃんと年上を敬まって敬語で話さないと」
最後に男の子だがプリキュア のひとり、キュアアースこと「星空流星」
この三人は、観光目的で南乃島に訪れていたのだ
「ちょっと待て、キュアアースって女じゃなかったか?」
「遂にパンドラの箱を開けちまった様だな。ぶっ飛ばしてやるこっち来い!!」
「わたし達はそろそろ行くルン。宿泊先の所に挨拶しないといけないルン」
「えぇ〜、プリキュア 同士もっとお話ししましょうよ〜」
「それじゃあルン」
ララがひかると流星を連れて去ろうとした時
「ララさんの触手って可愛いですね!」
「もう一時間だけ付き合ってあげるルン」
「切り替え早!?」
さんごが何とかララを引き止める事に成功した
「まあでも、そろそろわたし達行かないとね…」
「そうだな。こっちも引き止めて悪かったな」
「わたし達も帰りの準備があるから、言う程時間無い」
「それにプリキュア 同士なら、いつかまた会えるんじゃない?知らないけど」
「じゃあまた!行こうララ、流星君!」
こうして彼女達とは別れた
これがスター☆トゥインクルプリキュア との、初めての出会いだった
前々作の主人公は、多分自分が書いた中で一番感情豊かだと思ってる。
まぁそんな訳で、ヒープリに続きスタプリとの唐突コラボでした
ここまでの拝読ありがとうございました!