日本神話の神殺し   作:ホムヒカ

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村雨と新たな町での最初の夜

 家を飛び出した私とヒカリは家の屋根の上を走りながら目的地に向かっていた。

 

「美夜、そろそろ目的地よ」

「分かってるよ」

 そう言って、私は腰に付いているケースから一枚の札を手に取った。

 

「来て、村雨」

 私がそう言って札を前に投げると、札から水が吹き出し一本の刀が目の前に現れた。

 私はそれを左手で掴み、地面に着地した。

 

「この辺、だよね....」

「えぇ」

 ヒカリにそう聞くと、ヒカリも聖杯の剣を手に持っていた。すると、少し離れた所から

 女の子の叫び声が聞こえてきた。

 

「あっちか....」

 私は叫び声が聞こえた方向に向かって走り出した。そして、着いた先は廃工場で、私は

 村雨を鞘から抜き閉じられていた扉を真っ二つに斬り裂いた。

 

「な、何だ!?」

 廃工場の中に入ると、そこに気絶しているは女子高生が一人と悪魔らしき男がいた。

 

「悪魔ね。....日の本の平和を脅かす愚か者よ。ここで死になさい」

 そう言って、私は悪魔を睨みつけると村雨を悪魔に向けた。その瞬間、村雨から冷気が

 放出し、廃工場内の温度を下げた。

 

「っ!? な、何だその刀は! 貴様、神器持ちか!」

「お前に話す事はない」

「....っ! 人間の分際で....悪魔である俺に逆らうのか!」

 そう叫びながら悪魔は近くにいた女の子を人質にしようとしたのか腕を伸ばしたのだが、

 その場には既に女の子はいなくなっていた。

 

「ど、どこに行った!?」

「ここよ」

 すると、私の背後からヒカリの声が聞こえてきた。見ると、ヒカリの腕の中には悪魔の

 近くにいた女の子がいた。

 

「い、いつの間に....!」

「ありがとうヒカリ」

「どういたしまして。それよりもあんな雑魚、さっさと殺っちゃいなさい」

「分かってるよ」

 そう言って、私は刀を一度納刀し居合の構えを取った。

 

「人の話しを無視してんじゃねぇぇぇぇ!」

 そう叫びながら悪魔は私達に向かって飛んできた。それと同時に私は地面を蹴って

 悪魔の懐に入り込んだ。そして、村雨を高速で抜刀して悪魔の首を斬った。

 

「(全く斬った感じがしなかった....!)」

 そう思いながら私が地面に着地して刀を見ると、刀身から水が溢れ出ており、血で汚れた

 部分を洗い落としていた。そして、首を斬り落とした悪魔は肉体が粉々になって

 消滅していた。

 

「(これが、あらゆる魔を祓う妖刀....)」

 私は一度村雨の刀身を見ると、村雨を納刀してこの場から消滅させた。そして、私は

 ヒカリの元に向かった。

 

「その刀、なかなか良い斬れ味をしてるわね」

「うん。流石は妖刀って言われているだけはあるよ」

「みたいね。....それで、この子はどうするの?」

 ヒカリは腕の中にいる女の子を見てそう聞いてきた。

 

「....とりあえず、家まで運んであげよっか。学校指定のカバンがあるから生徒手帳が

 入ってるはず....」

 そう言って、私は近くにあったカバンの中を見て生徒手帳を探した。そして生徒手帳を

 開いて女の子の住所を見た。

 

「ヒカリ、場所は分かったから送ってあげよ」

「そ。じゃあその場所まで案内して」

「了解」

 私は女の子の荷物を持つと、家の屋根に跳んで住所の所に走り出した。

 

 〜〜〜〜

 

「「ただいま」」

 女の子を家の前まで運んだ私達は家に帰ってきていた。

 

「あ、二人ともおかえりなさい!」

 玄関に入った瞬間、ホムラが玄関の方に走ってきた。

 

「二人とも、ケガはしていない?」

「うん」

「あんな雑魚じゃケガなんて絶対しないわよ」

 そう言いながらヒカリはネックレスを外して元の姿に戻った。

 

「ホムラ、出前は?」

「さっき来ましたよ。二人とも、早く手を洗って食べましょう」

「そう。なら早く食べるわよ美夜」

 ヒカリはそう言って靴を脱いで洗面所に向かっていった。

 

「相変わらず早いなぁ....」

「ふふふ。美夜ちゃん、お疲れ様。美夜ちゃんも早く手を洗ってお寿司を食べましょう」

「うん」

 

 〜〜〜〜

 

「ふぅ....」

「はぁ〜〜....」

「良い湯ねぇ〜〜」

 お寿司を食べ終わった私は家の中に作られている温泉に入っていた。

 

「天照も随分と太っ腹ねぇ....わざわざ温泉を作ってくれるなんて」

 ヒカリは安らいだ顔をしながらそう呟いた。

 

「ママに二人からのリクエストは言っておいたからね。....まぁ、まさか温泉まで作って

 くれるとは思わなかったけどね」

 私はそう言いながら二人の方を見た。二人の前には、私には無いものが浮いていた。

 

「(....見慣れてるけど、やっぱり少し落ち込むなぁ)」はぁ

 すると、ため息をついた事に気づいたのかホムラが近づいてきた。

 

「美夜ちゃん、どうかしたんですか?」

「いや....二人の胸を見てると色々と思うことがあってね....」

 そう言いながら私は自分の胸を触った。すると、ホムラは私の背後に回り私の胸を

 鷲掴みしてきた。

 

「ホ、ホムラ!?」

「別に私とヒカリちゃんは美夜ちゃんの胸が小さくても気にしませんよ」

「で、でも....胸が大きかったらホムラやヒカリを甘えさせてあげれるし....」

「....嬉しい事を言ってくれますね。でも....」

 そう言うと、ホムラは私の胸を揉み始めた。

 

「ひゃっ! ホ、ホムラ何して....!?」

「子供の美夜ちゃんがそんな事を気にするのはいけません。だから、今ここで美夜ちゃんは

 甘やかされる側って事を理解してもらいます」

 ホムラはそう言いながら私の頭を自分の胸を押しつけながら胸を揉んできた。すると、

 さっきまで静かに温泉に浸かっていたヒカリがこっちにやってきた。

 

「アンタ達、二人だけで何楽しそうな事やってるのよ」

「今、美夜ちゃんは甘えさせられる側っていうのを身体に教え込んでいるんですよ」

「へぇ....なら、私も参加しようかしら」

 そう言って、ヒカリは私の前に座り私の顔に自分の胸を押しつけてきた。

 

「んん!?」

「(や、柔らかい....)」

 私の身体全身は、女の子の柔らかい肌に包まれていた。

 

「ほら、身体の力を抜いて私達に身を任せなさい」

「美夜ちゃんは、私達に甘えてれば良いんです。だから今は....」

 

「「私達に身を任せて、気持ちよく(なりなさい)なってください」」

 その言葉を聞き、私は首を縦に振るしかなかった。

 

 

 

 

 

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