しかも話は短いです。超短いです。大切なことなので二回言いました。
遅れた理由は活動報告にて。
「ふー!やっと着いたわね、東京!」
僕らが電車に乗って始発駅を出て時間。僕らを乗せた列車は後数分で終点の上野に到着するという放送が流れたので、デッキに集合している。会長は物凄い楽しそうだ。まだ初日だっていうのに。というか朝からテンション高すぎる。少しは僕たちにテンションを合わせてほしい。会長と違って僕たちはまだトップギアじゃ無いのだ。今から会長に合わせてたら夜はやばいことになってる。主に体力的な意味で。
「それで、アカちゃん?これからの予定はどうなってるの?」
「うーん・・・取り敢えず今日は特に予定は無いわね。富士見書房さんのところに行くのは明日だから」
「そういえば、その明日の事聞いてませんでしたね。何やるんですか?」
「秘密!サプライズは最後まで内緒だからいいんじゃない!」
「当事者相手にサプライズってどうなんだよ・・・」
「まあ、どうこう言っても教えてもらえなさそうだし・・・諦めるしかないか・・・」
せめて面倒な事でなければいいのだが・・・淡い期待で終わりそうな予感しかしない。というか、多分、いや、ほぼ間違いなく面倒事だろう。だって会長だし。
そんな話をしていたら電車の窓からホームが見えてきた。そして、そのまま低いスピードで上野の駅に入っていく。しばらくすると完全に停車し、ドアが開いた。
「よしっ!それじゃあ、生徒会東京進出の第一歩!張り切って行きましょう!」
会長の掛け声と共に電車からホームへと降り立つ。
(・・・2年ぶりだな)
僕は降り立ったホームに立ちながらそんな事を思う。僕は、2年前の頃と比べて少しは変われているのだろうか。そして、またこのホームに立つ時。その時僕はどんなことを思うんだろう。
初夏の風を感じながら、僕等生徒会の東京の物語は本格的に始まった。
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「さあ、着いたわよ、東京!」
会長は声を張り上げて宣言する。しかし
「・・・うう、暑い・・・」
直ぐに東京の夏の暑さに負けてトーンダウンする。まあ、無理もない。今日は一段と暑いみたいだし。去年は向こうで夏を過ごしたが、向こうの夏は東京の秋みたいな気温だったからな。
他の皆も暑そうにしている。特に真冬ちゃんはちょっと辛そうだ。僕はあらかじめ買っておいた水の入ったペットボトルを取り出し真冬ちゃんに渡しながら会長に話しかける。
「東京の夏はこんなもんですよ、会長。あ、これ飲む?真冬ちゃん」
「ふえ?い、いいんですか?」
「いいよ別に。真冬ちゃん暑いのには慣れてなさそうだし、倒れたら大変だからね」
僕は笑いながら真冬ちゃんにそう言う。真冬ちゃんは少し顔を赤くした後、うつむいて「あ、ありがとうございます・・・」と答えた。ふむ、やっぱりこの気温は真冬ちゃんには良くないかな?ならさっさと移動しよう。そこらへんの建物に入れば冷房かかってるから多少は楽になるだろうし。
「さて、これからですけどどうするんですか、会長?」
鍵が会長に尋ねる。車内では今日は一日中フリーだと言っていたが・・・。
「うーん・・・私はどこでもいいんだけど・・・。皆はどこか行きたいところは?」
会長が逆に皆に尋ねるが、皆どうやら特に行きたい場所は無いらしい。そう思っていると、会長が
「楠木ならこの辺の事詳しいでしょ?この辺で観光出来そうな所教えて?」
と僕に丸投げしてきた。まあ、確かに僕はこのメンバーの中で一番詳しいが・・・。何も丸投げしてこなくても。まあ、仕方ない。
さて、どうするか・・・。
僕は少し考えたあと、口を開いた。
「そうですね・・・」
さて、どこに行こうか・・・。
ここにして欲しい!とかあったら感想にでも書いていただければ、自分がその場所について知っていれば話に使うかもしれません。(高坂は神奈川県民なので、東京の細かい地理は分かりませんので・・・。)